学戦都市アスタリスク 黒白の剣と凛姫   作:Aike

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主要登場人物紹介です。


登場人物1 (1章時点) *ネタバレ注意

双月悠(そうげつ・ゆう)

 

所属:星導館学園 中等部3年

年齢・性別:15、男

 

序列:序列外

二つ名:無し

 

所持武装

直剣型・純星煌式武装(オーガルクス) 絶煌の魔剣(ヴォルグ=ドラス)

*形状:両刃直剣。カラーリングは紫陽花色

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは真紅

*刀身:両刃タイプ。カラーリングは漆黒

*能力

「万物の絶断」。森羅万象、質量の有無、物理性・概念性を問わず、所有者が対象としたあらゆるものを絶ち、切断する。原理的には「実体がある」ものは当然ながら、「魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)純星煌式武装(オーガルクス)の能力」といったエネルギー的な対象、そして「亡霊」のような概念的対象などに対しても絶対的優位に立てる。

 

直剣型・純星煌式武装(オーガルクス) 聖閃の魔剣(グロリア=フラム)

*形状:両刃直剣。カラーリングは蒼色

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは黄金

*刀身:両刃タイプ。カラーリングは純白

*能力

任意の範囲に結界障壁を展開し、所有者と周囲の味方を魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)純星煌式武装(オーガルクス)の能力影響から守る

 

 

孤児院出身の少年。生家は代々続く古流剣術「双月流」の本家で、実の両親に幼い頃から稽古を受けていた事もあり、その実力は超一流。並の星脈世代(ジェネステラ)を遥かに凌駕する凄まじい身体能力と強靭な肉体を持ち、莫大な量の星辰力(プラーナ)と天性の武術の才能を持っている。

特に、彼が正式に会得している二刀剣術と体術、そして彼の戦闘技能の根幹である剣速と反応速度では現状、星導館序列1位で実姉である双月光やガラードワース序列1位のアーネストですら及ばない。

両親が共に魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義を掲げる統合企業財体の下部組織の暴走に巻き込まれて亡くなったため、9歳の時、身の安全のため孤児院に入所した。その孤児院でシルヴィアと実里に出会い、精神的にも環境的にも救われる。

それをきっかけにシルヴィアとはお互いに好き合うようになり、実里に応援される。が、12歳になる年の春にシルヴィアと実里が統合企業財体のスカウトでアスタリスクへ移住する事になり、二人とは分かたれる事になった。

アスタリスクに来たのは彼女達との約束を守るためであり、星導館に入学したのは、孤児院に入った時には既にアスタリスクへ来ていた実の姉が紹介したからである。

 

彼が持っている二振りの純星煌式武装(オーガルクス)は両親の形見であり、生前両親が愛用していた物であるため個人所有。よほどの相手でない限りはこの二つを使う事はなく、基本的にはブレード型煌式武装(ルークス)を使う。

発動形態時の形状はどちらも両刃の長刀身が生成されるタイプで、白濾の魔剣(レイ=グラムス)に形状としては最も近い。加えて、その長刀身を発振器として黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)のようなエネルギー刃を発生させる事も可能。

どちらも開発者は不明だが、両親の話では星導館の装備局に勤めていた技術者の友人が独自開発し二人に譲った物。

代償は「所有者は大切なものを守るために生きねばならない」/「所有者は大切なものを勝手に投げ出してはならない」という、所有者が生きていく中で守らねばならない誓約。

 

 

シルヴィア・リューネハイム

 

所属:クインヴェール女学園 中等部3年

年齢・性別:15、女

 

序列:クインヴェール女学園 第1位

二つ名:戦律の魔女(シグルド=リーヴァ)

 

所持武装

銃剣一体型・煌式武装(ルークス) フォールクヴァング

*形状:上部にブレード型、下部に銃砲型の連結式。カラーリングはピンクと白のツートン

*コア:マナダイト。カラーリングは緑

*ブレード部刀身:両刃タイプ。カラーリングはピンク

 

クインヴェール女学院の生徒会長であり、序列1位。クインヴェールが誇る「世界の歌姫」。

悠、実里とは孤児院時代からの仲であり、幼馴染み。彼らとは四六時中一緒におり、よく歌を聞いてもらったりしていた。悠にとっては精神的にも環境的にも救ってくれた存在。彼とは恋仲にあり、彼との約束を今でも守り続けている。

一度離れ離れになった事で関係が一時絶たれたが、第6話にて悠と再会し、再び連絡を取り合う位には関係修復は進んだ。

統合企業財体のスカウトによって、本編の3年前に悠とは分かたれている。その後はアスタリスクに移住してクインヴェール女学園に入学した。

一度やると決めたことは多少強引にでもやり通す。公私は弁えているが、悠の前だと公とはかけ離れたキャラに変わるためギャップが酷い。

基本的に誠実、かつ真っ直ぐな性格であり、生徒会長としての人望は群を抜いて高いが、悠の前では素の彼女が目立つ。

所持武装は彼女が装備局にオーダーメイドで開発させた特注品であり、完全オリジナルの逸品。出力も通常の煌式武装(ルークス)では比較にならないほどであり、かつブレード型煌式武装(ルークス)と銃砲型煌式武装(ルークス)を連結・分離させる事で近/遠距離戦闘の両面に対応できる。

 

 

高原実里(たかはら・みのり)

 

所属:クインヴェール女学園 中等部3年

年齢・性別:15、女

 

序列:クインヴェール女学園 第2位

二つ名:選神天嶺(ブレス=フィラス)

 

所持武装

指輪型・純星煌式武装(オーガルクス) 人形師の万能鋼糸(ワイア・オブ・ドールマスター)

*形状:指輪型。カラーリングは銀色

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは黄色

*能力:所有者の星辰力(プラーナ)を糸状にし、様々な武器を持った人形を造り出して自在に操作、攻撃に用いる。

 

悠やシルヴィアと同じ孤児院出身の少女。彼らとは幼馴染みであり、悠にとっては精神的・環境的に支えてくれた存在。両親は共に病死している。

純星煌式武装・人形師の万能鋼糸(ワイア・オブ・ドールマスター)の適合者になった事でシルヴィアと共にアスタリスクへ移住する事になり、クインヴェール女学園へ入学している。学園内では生徒会長補佐の役職にある。

シルヴィアと悠の仲を応援しており、悠と離れ離れになった事で余り元気のない彼女を心配していた。

普段は優しいが、怒ると怖い。通常時でも、過去の事情もあり悠相手だとかなり酷い言い様である。

所持武装である純星煌式武装(オーガルクス)はクインヴェール女学園・装備局からの貸与品。星辰力(プラーナ)を糸状に編み上げ、それを元に様々な武装を持つ人形を創り出し攻撃に転用する。

 

 

双月光(そうげつ・ひかり)

 

所属:星導館学園 高等部3年

年齢・性別:18、女

 

序列:星導館学院 第1位

二つ名:凛花繚乱

 

所持武装

細剣型・純星煌式武装(オーガルクス) 鐵花の魔剣(ブレイヴ=スレイス)

*形状:レイピア型。柄は銀に金色の装飾を持つツートン

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは銀色

*刀身:両刃タイプ。カラーリングは藍色

*能力:所有者の全感覚の拡張

 

悠の実姉であり、星導館学園内で最強の序列1位。双月流の使い手であり、双月流の後継ぎ。

両親が亡くなり、悠が孤児院に入る事になった際には既に星導館学院に入学しており、悠がアスタリスクに来る際に当時の生徒会長に紹介をして彼を星導館に引き入れた。

ブラコン気味であり、何処からともなく現れては姉馬鹿っぷりを発揮するが、悠の抱える事情を知ってからは若干真面目になった・・・かと思えば、すさまじい過保護っぷりを発揮するように。

使用している純星煌式武装・鐵花の魔剣(ブレイヴ=スレイス)は銀河関係者である叔母が学生時代に使っていた物を譲渡されている。

所持武装である純星煌式武装(オーガルクス)は叔母の学生時代、一般技術者であった友人が個人的に彼女に譲った物であり、個人所有となっている。能力は所有者の感覚拡張。代償はそもそもとして、感覚拡張により痛覚も鋭敏になっているためか、そのデメリットが代償扱いになっている。

 

 

ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト

 

所属:星導館学園 中等部3年

年齢・性別:15、女

 

所持武装

細剣型煌式武装(ルークス) アスペラ・スピーナ

*形状:レイピア型。カラーリングは白桃色

*コア:マナダイト。カラーリングは緑

*刀身:両刃タイプ。カラーリングはピンク

 

能力:自由自在、かつ多彩な形での炎の操作

 

序列:序列外➡17位(3話)

二つ名:無し➡華焔の魔女(グリューエン=ローゼ)

 

悠の友人で、リーゼルタニアの王女。祖国にある孤児院を立て直すためにアスタリスクに来た。場所は違えど孤児院出身である悠には親近感を覚えている。悠と友人になれたのもそれがあったから。

悠が抱えている並々ならぬ事情を察してか、悠を以前にも増して気遣うようになった。

*原作とは性格が違い、大分軟化しています。

 

 

夜吹英士郎

 

所属:星導館学園 中等部3年

性別・年齢:男、15

 

悠の友人であり、新聞部所属。悠に個人的な興味を持ち、日常生活を共に過ごす中で友人となった。

情報の売り渡しについてはしっかりとしているが、対価に要求してくるのが学食のおかず位なため、どちらかと言えば良い奴な方。たまにデマを流して遊んでいたりする。

《影星》の一人で、落星雨(インペルディア)以前から御神体であるウルム=マナダイトの影響で常人離れした身体能力と技能を有する夜吹の一族(ナイトエミット)の出身。現当主である夜吹憮塵斎の実子であり、実姉に夜吹影花。現在は一族の在り方に嫌気が差して里を出奔している。

悠の力となるため、影星の一員として魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義者を追っている。

 

 

双月美晴(第5話から登場)

 

所属:統合企業財体・銀河 幹部

性別・年齢:女、45

 

悠の実母である双月美咲、伯父である双月刀牙の姉。仲の良い姉妹、姉弟であり、悠の実父である双月孝弘との関係も良好であった。

二人が魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義者の暴走に巻き込まれて亡くなった際に悠を安全のため孤児院に入れ、銀河の幹部を上手く理由をつけて説得し、二人を殺害した団体とその上部にいた統合企業財体を壊滅させた。

銀河の幹部に漏れず、統合企業財体の利益を基準に物事を考える。が、銀河の幹部としては珍しく財体の利益を絶対視せず、私的な物事との釣り合いををとるタイプ。

 

 

ペトラ・キヴィレフト(第9話から登場)

 

所属:統合企業財体・W&W 幹部

性別・年齢:女、40

 

クインヴェール女学園理事長であり、シルヴィアのプロデューサー。シルヴィアに歌の才能を、実里に星脈世代(ジェネステラ)としての類希な才能を見いだし、クインヴェールへスカウトした張本人。それ故に、シルヴィアと悠の仲を裂いてしまった事に対して負い目を感じており、シルヴィアの突発的な行動に関しても悠関連のものについては黙認している。

仕事に真面目な人間であるため堅物と思われがちだが、その実クインヴェールの生徒をかなり気にかけている。

クインヴェールのOGであり、学生時代は美咲の同級生であまり友人がいなかった彼女にとっては無二の親友だった。

 

*話の展開上、相手の感情を重視するように性格改編をしています。

 

 

水無月栞(第10話から登場)

 

性別・年齢:40、女

 

悠・シルヴィア・実里の3人がかつて入所していた孤児院の院長兼経営者であり、剣也の義理の母親。悠達の恩人第一号であり、悠達の事は、大切な友人達の子供である事もあり、特に気にかけている。

思いやりに溢れ、かつ周りに気配りが出来る人物であり、孤児院近辺の住民達とも良い関係を築けている。

彼女自身も星脈世代(ジェネステラ)であり、かつてはシルヴィアと悠の母親と共にクインヴェール女学園に通っていた。

 

 

双月塔牙(第12話から登場)

 

性別・年齢:40、男

 

悠の実母である双月美咲、伯母である美晴とは姉弟関係であり、悠にとっては母方の伯父にあたる。

双月流本家の生まれであり、そのまま大成していれば双月流の当主を継ぐはずであったが、18歳の時、分家筋の策略によって同期の分家出身である門下生達との立ち合いの際に首の骨を骨折。以降、立ち合いで傷つく事に恐怖を覚えるようになってしまった結果、双月流当主の座を望めなくなった。

その後、経緯は不明だが魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義者達に協力し、悠を殺害しようと画策している。

 

 

月峰敬(15話から登場)

 

性別・年齢:38、男

 

悠の生家である双月本家の流れを汲む分家・月峰家の次男。月峰家の現当主は兄の月峰孝之。武術に向くような体ではなかったため、家を出て六花第一病院の医師として勤務している。重症を負ったシルヴィア達の主治医を務めた。

 

 

月峰恵子(15話から登場)

 

性別・年齢:37、女

 

敬の妻であり、夫と同じく六花第一病院に勤務している看護師。夫と共に、重症を負ったシルヴィア達の担当を務めた。

 

 

水無月剣也(第16話より登場)

 

性別・年齢:15、男

所属:レヴォルフ黒学院 中等部3年

 

所持武装

大剣型・純星煌式武装(オーガルクス) 滅塵の斬剣(デス・フォルス)

*形状:大剣型。カラーリングは黒

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは赤黒

*刀身:両刃タイプ。カラーリングは赤

 

序列:レヴォルフ黒学院 序列2位

二つ名:暴斬者(デストロイア)

 

悠やシルヴィア達と同じ孤児院出身で、現在はレヴォルフの学生。栞の義理の息子であり、悠が来る2年前、シルヴィアや実里と同時期に孤児院に入所してきた。

日々の態度や言動は粗雑で荒いが、根は友人思い。悠本人は彼の表面的な接し方から余り良い印象を持っていないが、剣也の方は悠に対して同情を覚えており、孤児院時代からずっと、彼を奮い立たせるためにあえて悪らしく振る舞っている。

所有する純星煌式武装(オーガルクス)はレヴォルフ黒学院の装備局からの貸与品。能力は不明だが、かつての所有者が覇潰の血鎌(グラヴィシーズ)を破ったという記録がある事から純星煌式武装(オーガルクス)の中でもかなり強力な物である事は間違いない。

能力は現在不明だが、代償として「常に悪として振る舞う」事が所有者には求められる。また、所有者の在り方によって刃の形状を変える性質があり、剣也の場合は、本来敵に向いている片刃が自身にも向いている両刃のものへと変化している。

レヴォルフ黒学院の序列2位であり、暴力的な戦い方や決闘毎に対戦相手が大怪我をする事から暴斬者(デストロイア)の二つ名を持つ。

 

 

マディアス・メサ(第19話から登場)

 

性別・年齢:男、30半ば

所属:統合企業財閥体・銀河 幹部

 

数年前から星舞祭(フェスタ)運営委員長の席を任されている男性。星導館のOBであり、悠達星導館の学生から見て先輩にあたる。

かつてある女性と共に鳳凰星舞祭(フェニクス)に出場し、優勝の願いで銀河の幹部入りを果たした過去を持つ。

 

 

アーネスト・フェアクロフ(第19話から登場)

 

所属:聖ガラードワース学園 高等部3年

性別・年齢:18、男

 

所持武装

直剣型・純星煌式武装(オーガルクス) 白瀘の魔剣(レイ=グラムス)

*形状:直剣型。カラーリングは白

*コア:ウルム=マナダイト。カラーリングは水色。

*刀身:両刃タイプ。カラーリングは白

 

序列:聖ガラードワース学園 序列1位

二つ名:聖騎士(ペンドラゴン)

 

ガラードワースの序列1位にして、「アスタリスク最高の剣士」と称される青年であり、五代目の「剣聖」。『四色の魔剣』の一振りである白瀘の魔剣(レイ=グラムス)の所有者。

白瀘の魔剣(レイ=グラムス)の代償として常に高潔、かつ私心を捨て、全ての行動において正義と秩序の代行者であらねばならないのだが、アーネストはその意図を汲み取り、ある程度だが自分の行動に融通を利かせる事が出来る。

入学直後に白瀘の魔剣(レイ=グラムス)に認められ、前々回と前回の鷲獅子星舞祭(グリプス)を制覇している。

前回の鷲獅子星舞祭(グリプス)では双月光と刃を交えており、「素晴らしい剣技の持ち主であり、まるで彼女自身が剣の様だった」と評している。

また、光の弟である悠にも剣士として興味を持っており、悠が自身と同様に内なる鬼気を制する者だと見抜いている。

 

 

レティシア・ブランシャール

 

所属:聖ガラードワース学園 中等部3年

年齢・性別:15、女

 

能力:天戒翼(エイル・ド・アンジュ)

 

序列:聖ガラードワース学園 序列2位

二つ名:光翼の魔女(グロリアーラ)/聖女

 

聖ガラードワース学園の生徒会副会長、かつ序列2位にして、ガラードワース学園の生徒会メンバーにより構成されるチーム・ランスロットの一翼を担う魔女《ストレガ》。

星導館学園・生徒会長のクローディアやユリスとは旧知の仲。プライドが高く上品な立ち居振舞いだが、クローディアの事になると年頃の少女らしく素が現れる。

前回の鷲獅子星舞祭(グリプス)ではチームとしてこそ勝利したものの、クローディアに校章を破壊されている。

 

 

 

故人

 

双月美咲

 

性別・年齢:女、享年37

2つ名:剣戟の魔女(ブレイド=ダンス)

純星煌式武装:聖閃の魔剣(グロリア=フラム)

 

双月流本家の生まれであり、美晴は姉、刀牙は弟にあたる。光と悠の実母でもあり、夫であり光と悠の実父である孝弘には当主としてしっかりしてもらうために厳しく接していた反面、二人にはとても優しかった。その在り方、大切なものに対する優しい心は確かに二人に受け継がれている。

クインヴェール女学園のOGでもあり、魔女(ストレガ)でありながら純星煌式武装(オーガルクス)を扱えた。当時の序列は2位であり、剣戟の魔女(ブレイド=ダンス)の2つ名で知られた魔女(ストレガ)。悠が一時期入所していた孤児院の経営者である栞、息子の想い人であるシルヴィアの母親、ペトラとは同期の友人だった。

悠が9歳の時、双月流の門下生だった10歳の少女を魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義の統合企業財体の手から守ろうとして殺害された。現在、墓碑は双月本家がある東海の地方都市に存在する大規模霊園内にある。

 

 

双月孝弘

 

性別・年齢:男、享年37

2つ名:嵐絶剣

純星煌式武装:絶煌の魔剣(ヴォルグ=ドラス)

 

旧姓、真田孝弘。反星脈世代(ジェネステラ)思想を持つ古流剣術「真田絶流」本家の出身であり、独学で剣の腕を磨いてきた。星導館学園のOBであり、当時の序列は3位。「嵐絶剣」の2つ名で知られた。

美咲の夫であり、光と悠の実父。妻の美咲には頭が上がらなかったが、光と悠には父親として、剣の師匠として厳しくも優しく接していた。彼が独力で鍛え上げてきた、剣に対する心構えや剣の技術は確かに二人に受け継がれている。

美咲とは王竜星舞祭(リンドブルス)で剣を打ち合わせたのが初めての出逢い。彼女の流麗さと苛烈さを兼ね備えた剣に惹かれ、美咲の弟子として一緒の時間を過ごす中で今度は美咲が孝弘の人となりに惹かれる形で恋人同士に。23歳の時に美咲が学園を中退し、双月本家に戻るのを機に孝弘を紹介。孝弘が1年後に大学部を卒業し、反星脈世代(ジェネステラ)思想の実家と縁を切り、双月本家の婿養子として入って夫婦となった。

悠が9歳の時、双月流の門下生だった10歳の少女を魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)至上主義者の統合企業財体の手から守ろうとして殺害された。現在、墓碑は双月本家がある東海の地方都市に存在する大規模霊園内にある。




この人物紹介は章ごとに作る予定です。あと、話の展開により追記していきます。

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