鬼と楽園   作:maou0719

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いつの間にか年が明けていました‥
ほんとサボってすいません(><)
また頑張りますで
見てください(^^)


第6話

妖怪の山‥自然が多くて本当に良いところだ

小鳥のさえずり‥木々の揺れる音‥もしここにいられるのであれば一生いたい

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて思ってしまう

そんなこと許されるはずないのに

 

 

俺は鬼だ

 

人を食らい、妖怪を食らう

 

ただの化け物

 

体は大きく、少し強く地面を叩けば大地が揺れ大きな穴が開く

 

そう‥いま目の間にいる妖怪の頭を少し強く握ってみれば

 

まるでトマトのようにぐちゃぐちゃになり赤い果汁を出すだろう‥

 

 

 

どんなに内面が優しかろうが、俺は鬼だ

 

皆俺を恐れ逃げ惑う

俺に関わった者はみんな俺のそばから離れていく

あいつだって‥俺が殺したようなもんだ‥

(鬼さん‥)

時々‥俺に語りかけてくる

どこにいるの?鬼さん?って

怖いよ‥辛いよ‥助けてって

 

だから俺はいつもこう答える

 

 

 

すまないと‥

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥優‥さん」

 

 

 

「優鬼‥さん‥」

 

 

「優鬼さん!」

うっ、なんだ?

 

「大丈夫ですか?優鬼さんなんかすごい怖い顔してましたけど」

あ、え俺‥そうか‥また

 

「そんなに私の家来たくないなら無理しなくても‥」

「!!そんな事はないぞ、すまない少し考え事をしていてな」

 

また俺は自分の世界に入り込んでしまったな

俺というやつは本当に馬鹿野郎だ

 

「本当ですか?無理してるのであれば‥」

「大丈夫だ!それより早く行こう文の家がどんなのかとても楽しみだ」

「わ、わかりました!なら早く行きましょう!」

 

よかった‥やはり女は笑っている方が素敵だな

 

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

「そこの鬼!」

文よ‥

「ここは妖怪の山です!あなたみたいなよそ者が来てはいけないところなのです!いますぐここを去りなさい!」

 

助けてくれ‥

 

 

時はさかのぼって1時間前

 

「あやや‥あの‥ちょっと待ここで待っててくれませんか?」

「む?どうした?何かあったか」

「いや〜あの〜」

(言えない‥家の中に堂々と私のパンツとか干してるのでしまいに行きますなんて‥口が裂けても言えない‥)

「すぐに帰って来ますから!」

 

?どうしたのだろうか

やはり今になって俺を家に呼んだのが間違いだと思ったのか

まぁそれはそうか

俺みたいなやつが家に来たら何されるかわかったもんじゃないからな

 

 

しかしどうしたものか‥

このままここにいても仕方ないのか

だか文にはここで待っていろと言われたしな

 

‥‥?

 

あれは‥白い‥女の子?文と同じ天狗か‥いや頭に犬耳みたいのをつけているな

 

む?こっちに気がついたのか?

 

近づいてしてないか?

 

 

 

「聞いているのですか!?早くここから立ち去らないと‥」

文どこにいるんだ‥はやく帰って来てくれ!

 

 

「あや?誰か私のこと呼びましたかな?‥うー気のせいですね!それより早く掃除をしないと!こんな汚いところに優鬼さんを呼べません!ついでにお酒も用意しときましょう」

 

(お酒に酔った優鬼さん‥そのまま2人で‥)

 

「文‥とっても綺麗だ」「優鬼さん‥」

(あや〜我ながら完璧な作戦です!)

 

そうと決まれば善は急げ!!

「待っててください!優鬼さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつも短くて空いません
これが自分の精一杯です‥(T-T)

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