鬼と楽園   作:maou0719

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第10話

私の名前は霧雨魔理沙ただの魔法使いだ

それなりに魔法も使えるし弾幕勝負だって…まぁ霊夢には敵わないが強幻想郷の中ではまぁ強いほうだ

 

私がここまで強くなっていったのも、数々の困難に立ち向かいどんなに強い敵でも後ろを向かずに正面からぶつかり合っていったからだぜ!

そして私は確信した

私に敵うやつはもうこの幻想郷にはいないと…(霊夢とか紫みたいな化け物を除いて)

 

さて、そんなわけで私の強さがみんなにわかってもらった上でいま私が置かれている状況を説明するぜ…

 

たすけてくれぇええぇえええぇええぇええぇ!!!!!

 

なんだよこの化け物!こんな奴今まで見たことないんだぜ!

紫は何してるんだよ!こんな奴幻想郷に入れちゃダメだろ!いやてか勝手に入ってきたのか?なら霊夢のせいか…なら仕方ないかってなるか!あいつサボりすぎだろ!結界の様子とか補強とかちゃんとしろよな!

 

と、とにかく落ち着くんだ…この前誰かが言ってた落ち着く方法

素数を数えよう

1.3.5.7.11.13.17.

 

よし、ちょっと落ち着いたぜ

すごいな素数って今度チルノにでも…あいつ⑨だから無理か

とにかくここであの化け物をなんとかしないと幻想郷がやばいんだぜ

本当は霊夢の所に行って二人で戦った方がいいが、この状況じゃ無理だよな

本当は戦いたくないけど、私一人でやるしかないんだぜ!

 

「お、おい!そこの化け物!この私に出会ってしまったのか運の尽きだぜ!ももももし、降参するなら今のうちなんだぜ?」

 

「……」

 

「ど、どうしたんだぜ?もしかしてあまりの私の強さに言葉も出ないのか?」

 

俺は今どうしたら良いのかわからない

どうな行動をとったら正解なのかわからない

目の前の女の子は涙目になりながら膝をガクガクと震えさせながらも俺を倒そうとしている

こういったときどうしたら良いのか…紫を呼ぶか?いや、それでは迷惑がかかってしまう、それに紫もいつも暇をしてるわけではないしこんなことで頻繁に呼んでしまうの迷惑になるだろう…

 

だがどうしたら良いか…

「聞いてるのか!あ、あんまり私を舐めてると痛い思いをしてもらう

ことになるんだぜ!」

私の18番!食らわせてやるぜ!!

 

恋符 マスタースパーク!!

 

一発で決める!

全力だァァアァアア!!!

 

「ハァハァ…どうだ?やったか…!?」

これは冗談きついぜ、やっぱ霊夢呼んだ方が良かったかもなハハッ…

 

久々に本気出しちまったから少し頭が…情けねぇぜ…

 

目の前の女の子が極太の光線を俺に食らわせて倒れてしまった

正直結構痛かったが

うーどうしたもんか…俺も便乗して倒れた方がいいのか?

いや、とりあえずこの子をこのままにしておくのはあまり良くないし

さっきの光線のせいで色んな妖怪がこっちにきている

今すぐにでも離れた方がいいな

 

「すまないな、怖がらせてしまって」

 

 

 

******

 

 

 

 

……ここは?私は確か倒れて…

 

「目が覚めたか?」

 

「お、お前は!…」

 

『あまり動くと「ここであったが100年目!成敗して…うぅ頭がー」

ほらそのまま寝とけ』

 

『どうして、私を看病して…もしかして、私を辱めようと…「どうしてそうなる」

 

「とにかく!私を看病して一体どういうことなんだぜ!まさか私を人質にこの幻想郷を…この悪魔!鬼め!」

 

「俺はそんなことはしない、それに悪魔でもない…鬼ではあるが、とにかく俺はこの幻想郷に何か危ない事をしようなど微塵も考えてない」

 

「…本当か?本当になんもしないのか?」

 

「何もしない、だがもしこの幻想郷にいて迷惑になりそうだったらすぐに俺はここを離れる、ここは俺には贅沢すぎるそれに俺がいたらせっかくの楽園が台無しだろう」

 

「随分とネガティブなやつなんだな、まぁそのなんだ悪かったんだぜ見た目で悪いやつだと思って攻撃しちまって」

 

「気にするな、もう慣れてる」

前の森でもこのようなことは何回もあった、だがあいつだけは…

 

「おい?大丈夫か?ぼうとしちまって」

 

『…すまない、ちょっと昔のことを思い出していた、それより名前はなんていうんだ?もし、答えたくないなら無理に答えなくても…「私の名前は霧雨魔理沙!ただの魔法使いなんだぜ!よろしくな!えっとー「…優鬼だ、よろしくな魔理沙」』

人間とこうして会話したのは何年振りだろうか、あいつ以外の人間と喋るのは…

 

 

 

だが優鬼はまだ知らない、これからまた新たな災難がやってくることを

 

 

 

 

「魔理沙のやつ何をしてるかわからないけど、全力でマスパなんて打って全く、面倒なことに巻き込まれてなきゃいいけど」

 

 

 

 

赤い巫女服の女の子が魔法の森に向かっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久々に書きました…
こんな駄文でも楽しみにしてくれていた方がいたら本当に申し訳ないないです。
久しぶりに書いたので優鬼がどんな感じで喋っていたのかどんな雰囲気だったかすっかり忘れてしまっていたので、今回の優鬼には少し違和感を感じるかもしれません。その時はすいません。
これからもちょくちょくですが、小説書いていけたらなと思っています。よければこれからもまた読んでいただけるとありがたいです!

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