今回は陽炎Lv1さんのリクエストにお応えして、「集会所上位ティガレックス単体狩猟クエストで回復薬縛り」です。なかなか大変でしたが、攻撃に当たらない立ち回り方を学べた気がします。
陽炎Lv1さん、リクエストありがとうございました。
こんなふうに、この小説ではたくさんのリクエストをお待ちしています。「○○をどんなふうに狩って」など、なるだけご期待に添えるよう頑張りますので、活動報告にぜひともリクエストをお願いします。
はっはっはァ!
みなさんこーんにーちはー
あれ?返事が聞こえないよ?
もう1度言ってみよう。
こーんにーちh…
GYAAAAAAAAAAA!
僕「あ、やっぱ死んだw」
説明しよう。小人は陽炎Lv1さんのリクエストに挑戦すべく回復薬を持たずにティガレックスに挑み、瞬殺されたのだ。
ちなみに装備は小手調べのつもりで、最近作ったEXレウスシリーズ一式と、これまた最近やっと作れた渾身一体の薙刀ヤマタである。
元からついていた匠とハンター生活はそのままに、ボマーをつけて、バットスキルであるスタミナ回復遅延を打ち消した装備である。
しかし、あまり強化が進んでいないため、防御が395しかない。
僕「やっぱもっと防御高くて弱点武器担がな無理かな…」
そんなことを言っていたら隣にいた妹に「当たり前やん」と馬鹿にするような目で見られた。
解せぬ。
テンテテテンテンテー
「ジンオウSシリーズー(間延びしたダミ声」
防御は430越え、元から付いている雷攻撃強化+1が雷属性を弱点とするティガレックスに好相性。
さらに武器は蒼の稲妻。
武器の効果で防御が450に達する。
これ以上の装備はない!そう確信しながら氷海へ赴く。
今回は回復薬縛りである。
少しのダメージが命取りとなり、そしてオトモによるささやかな回復が力になる…
〜少年移動中〜
エリア3に到着!
ポポさんがとても慌てておいでだね☆
今助けてあげるね!
とりあえず…
突撃!!
僕「あ、突進してきた」
グチュァ
僕「毎度毎度この音がリアルすぎると思うんだよな…とはいえもう喰らわないようにしないとって危な!」
回転攻撃を間一髪で回避。
そして吠える。
しばらくしてからジャンプ攻撃からの乗りに成功!
すると?
オトモ「シビレ罠設置100%ニャ!」
慌てる僕。幸い乗りダウンを取ることに成功。
尻尾をしばき回す。
激怒して二連続で吠えるティガレックス。
距離を取りながらシビレ罠に誘導。
そのタイミングでトリプルアップ状態が解除される。
僕「やっべ、赤エキスだけは確保しねえと…行け!オオシナト!」
オオシナト「防御は大事、黄色エキスですよ〜」
僕「ちょっと今欲しいのそれじゃないんだよな…もっかいお願いね…」
オオシナト「早さは正義、白エキスですよ〜」
僕「惜しい!せめて赤エキスがあれば火力が上がったのに…」
ティガレックス「カバチ…」
僕「え?なんか言った?今忙しいんだけど」
ティガレックス「何をカバチタレとるんじゃワレェ!イキがるんも大概にしとけや!」
GYAAAAAAAAAAAAAAAAA
あ、はいすみませんでした。
ところでその咆哮はどっかの災禍の鎧の真似なのかな?
ティガレックス「煩いわ!尻尾食らって黙っとれや!!」
僕「必殺☆綺麗な緊急回避!」
ティガレックス「ダニィ!?」
僕「からの尻尾尻尾ぉ!」
ティガレックス「や、やめろ、そんなに、やられたら」
ブヂッ!
ティガレックス「アッー!!」
僕「あのさ」
ティガレックス「なんやねん」
僕「微妙にソッチ方面に持っていくのやめて?」
ティガレックス「そんな事より…」
僕「ん?」
ティガレックス「尻尾クッソ痛いんじゃーーー!死に晒せーー」
僕の体力は、尻尾切断を代償に、削り切られてしまった。
狩場某所、BC
「小人復活!」
ティガレックスに突撃!
「ネコ式応援楽団とはボクらのことだニャ!」
体力値、スタミナがそれぞれ+50される。
よっしゃいけいけ!
〜10分後〜
二乙ですねワカリマセン
と、とりあえず突撃ィ!
〜さらに数分後〜
僕「あ、やばいHPほぼ残ってない、これ一撃くらったら死ぬ」
ティガレックス「ほんまに…しつこい…やっちゃのう…」
足引きずったよっしゃ!ということでペイントボールをぶつけて寝るのを待つ。
そして眠ったのを確認して向かう。
万全を期して、タル爆弾を仕掛ける前に支給品のシビレ罠をエリアのど真ん中に仕掛ける。
そしてティガレックスの頭のそばに大タル爆弾を一つ仕掛けた時だった。
スクアギル「ティガレックス兄貴を守れー!」
ザクッ
ティガレックス「ん?どうしたんや?」
僕「睡眠爆破失敗した!?ええい今からでも印弾使って着火して…スクアギル邪魔すぎるやろ!」
スクアギルに阻まれて大タル爆弾の着火に失敗した僕は破れかぶれになりながら猟虫を使って起爆した。
ティガレックス「痛っけどまだ死なへんでーーー」
僕「知ってるよ。鬼さんこっちら、手のなる方へ」
ティガレックス「チョーシこくんも大概にしいy…グヌッ!?でも、シビレ罠はそこの猫のんでだいぶ慣れたからな…死にゃせんで…」
僕「それも織り込み済みさ。行け、モンスターボール(捕獲用麻酔玉)」
ティガレックス「ね、眠たくなって…」
その後、エリア内のスクアギルを殲滅したのは言うまでもない。
今日のモンスター辞典
・ティガレックス
分類:飛竜種、竜盤目 竜脚亜目 レックス科
・原始的な骨格を色濃く残した飛竜の一種で、黄色い外殻に青の縞模様が特徴的で、非常に獰猛。
・既に絶滅した飛竜種の始祖である、ワイバーンレックスに極めて近い存在と考えられている。
・前脚は飛行よりも歩行に適した形状をしており、普段は後脚のみで歩くものの、戦闘時などは前脚も使った四足歩行で極めて速く走り、この時の速度は飛竜種の中でもトップレベルで最大時速50kmにもなるという。
・その最大の特徴は他の飛竜を圧倒するほどの大音量で放つ咆哮である。この咆哮は特殊な内部器官である、「大鳴き袋」と呼ばれるものが利用されていて、発した瞬間に衝撃波となって周辺のものを破壊するほどの威力がある。
・屈強で人間を辞めているように見えるハンターすら吹き飛ばす威力、遠くまで響くその咆哮からハンターズギルドでは「轟竜」と呼ばれている。
・獲物の数が少ない過酷な環境に身を置くため、一度見つけた獲物は執拗に狙い、確実に仕留めようとする。そして仕留められた獲物は血肉を貪られ、骨を砕かれるため、辺りは目も当てられない惨状と化す。
・興奮すると体の至るところの血管が充血し、赤い模様が浮かび上がる。肉質は軟らかくなってしまうものの、血流が良くなるため、元から早かったスピードがさらに早くなり、攻撃性も増すため、その状態の個体に攻撃を当てることは難しい。