とりあえず活動報告にも書きましたが陽炎さんには感謝です。
前話でUA200越えたと言いましたがもう700を越えてしまいました。それを確認した瞬間はこの小説がどこへ行くのか、作者も若干戦慄したものです。
お気に入りも5件まで増えていて本当に驚きました。これからもよろしくお願いします。
※サブタイトルは豚に真珠をもじりました。分かりづらくてすみません。
現段階で作れそうな武器は作り終え。
リオレウス希少種の討伐を諦めた頃。
僕は八つ当たりのために集会所の簡単そうなクエストを探していた。(!?)
そして一つのクエストに目が止まった。
「いいクエストがあんじゃーん♪」
そのクエストの名は「イーオスの親玉たち」である。
狩猟環境は安定、メインターゲットはドスイーオス2体の狩猟。
サブターゲットは竜の大粒ナミダ一つの納品である。
「ドスイーオス2体やろ?余裕で勝てるわww」
その油断が悲劇を生むことをまだ知らない僕はご飯を食べて出発する。
装備ジンオウsシリーズにシャドウウォーカーだったと思う。
「さてさてさーて」
某騎士団団長の口癖を真似しながら支給品ボックスから地図だけを取り出す。
上位クエストなので他のアイテムは少ししてから支給される。
「あ…」
そして気づいた。
「クーラードリンクじゃなくてホットドリンク持ってきたわ…」
全国のハンターさん、よくあることですよね。
「てか火山で体をホットにしてどうすんねんアホなん?焼け死にたいん?」
自分に自分でツッコミを入れないと自分のアホさ加減に呆れ果てて泣きそうだった。
しかもドスイーオスはエリア2とエリア8にいる。
どちらのエリアに行っても暑さでスリップダメージを受けてしまう。
こんなことならクシャルダオラ装備で来ればよかった…
暑さでやられてしまう前に仕留めてしまおうと覚悟を決めてベースキャンプからエリア1に飛び降りる。
ドスイーオス1「!」
アハハ、コンニチハ、ドスイーオスサン、オゲンキデスカ?
エリア2にいたドスイーオスが即行エリア1に移動してきた。
もしかしなくても餌認定されてる?
ヤダナーハンターサンハオイシクナイヨー
エリア1はそれほど暑くない設定なのか、暑さによるダメージは無い。
このエリアにこいつがいる間にサクッと殺っちまおう。
そう思った時だった。
ザッザッザッ
ドスイーオス2「!」
みなさんお揃いで、仲がよろしいようで何よりでございます。ええ。はい。
ドスイーオスは2体とも手下のイーオスを呼ぶ。
二つの群れから来ているからだろうか。
やたらと数が多い。
僕はAボタン攻撃も織り交ぜて周囲のイーオスを吹き飛ばしながらドスイーオスに攻撃する。
もはやどっちがどっちかよくわからん。
ドスイーオスが毒液を吐き出したのでかわすとその先でもう一体のドスイーオスの体当たりを食らった。
というかナチュラルに連携を取らないでいただきたいのだが。
そして吹き飛んだ先で毒液。
解毒しようと思ったその時だった。
「解毒薬、三個しかないやん…」
僕はパニックを起こした。
一乙した…
そしてそのタイミングでオトモは笛を吹き始め、支給品が届いた。
もうなんか遅すぎる気がするんだよ…
僕「フハハハハ、小人ふっかーつ!」
エリア1に行くとまたもドスイーオスが一体だけいた。
「クーラードリンクは支給品でとった。もう何も怖くないわ!」
ドスイーオス2「そうですか、じゃあ2体同時でもいいですね!」
そう言わんばかりにやってくる2体目のドスイーオス。
僕「あ、ちょっと困りますん。」
ドスイーオス×2「「知らんな」」
僕「ですよね〜」
ドスイーオス1「ちょっと流石に今のは効いたわ〜。一時退散させてもらおかなっと」
片方のドスイーオスが足を引きずった。
ドスイーオス2「ちょっと待てどこいくんだ。」
僕「よっしゃ一体減らそうそうしよう。」
ドスイーオス2「待てと言っているんだ聞こえないのか」
僕「早く眠らないかな〜っと」
ドスイーオス2「俺を!無視するな!」
ドスイーオスの、「たいあたり」。
しかし小人はかわした。
僕「よっしゃ寝たな今行くぞドスイーオスよ!」
ドスイーオス2「待っておくれよ〜」
僕「だが断る」
爆弾設置完了。
爆発圏内からの脱出完了。
武器の抜刀完了。
「照準良し!打てぇー!」
大タル爆弾G×2の威力によってドスイーオス1はあえなく撃沈した。
僕「フッ、汚い花火だ…」
そして場所は変わってエリア7。
ドスイーオス2「相方の仇だ!喰らえ!」
僕「あぁ、あなた一体くらいなら余裕で捌き切れるんで、大丈夫ですよ?」
ドスイーオス2「と、思うじゃん?」
僕「なん…だと…」
ドスイーオス2「フハハハハ、出でよ!我が眷属達よ!」
ドスイーオス2は大声で鳴いて仲間を呼んだ。
ドスイーオス2「ハッハッハ!皆のもの!かかれぇ!」
僕「グッ!だが吾を倒すには至らぬわ!」
ドスイーオス2「グヌヌヌヌ…」
僕「こちらも本気を出そうではないか…」
ドスイーオス2「何をする気だ…?」
僕「秘技!heyタクシー!」
僕はドスイーオスの背中に飛び乗った。
ドスイーオス2「や、やめろ、その武器は、伝説の「ハンターナイフ」!かの鎧竜の甲殻をも貫くという最強の武器ではないか!」
僕「ご名答。とりあえず倒れとけや。」
ドスイーオス2「ヾ(>y<;)ノうわぁぁ!」
乗りダウンを奪って頭部を集中的に攻撃する。
「よっしゃトサカ破壊〜♪」
落し物を拾う。
まさかの鳥竜玉が出た。
そして切り刻んで討伐に成功した。
余談ではあるがホットドリンクを使わずに討伐に成功した…
そして報酬確認画面。
一段目、二段目それぞれに鳥竜玉のアイコンが。
一回のクエストで3個も出た…
小人の鳥竜玉所持数が7個になった。やったね!
今日のモンスター辞典
・イーオス
分類:鳥竜種、竜盤目、鳥脚亜目、走竜下目、イーオス科
・毒々しい赤い色をした小型の鳥竜。
・火山地帯や沼地に多く生息しており、ドスイーオスと呼ばれる大型個体を中心とした群れで生活する。
・喉元に強い毒液を分泌する器官があり、牙を通して毒を流し込んだり、直接毒液を吐き出して攻撃する。
・あまりに強すぎる毒は場合によっては自らをも苦しめる諸刃の剣にもなり得るが、それをものともしない生命力がある。
・ドスイーオス
分類:イーオスと同じ。
・大型化して群れをまとめるようになったイーオス。
・時には飛竜並みの大きさにもなる。
・鼻先のコブが肥大してトサカのようになっている。
・イーオスの群れは統率力が高く、このドスイーオスを討伐してしまえば群れは散り散りになってしまう。