操虫棍使いの日常   作:初代小人

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どうもおはこんばんちは!小人です!
いよいよ明後日にモンハンXX狩猟解禁ですね!僕はワクワクしています!
そして!発売日の3/18にこの小説は完結します!
リクエストにお応えできなかったフィアル様には大変申し訳ありませんでした!
今まで応援してくださっていた読者の皆様!本当にありがとうございました!
四月辺りからXXの小説も書こうと思っておりますので、そちらの方も見ていただいたら嬉しく思います!
狩猟の描写があるのはモンハン4編では今回がラストです!
この回の終盤からシリアスが入り、次回完結です!
よかったらたまに読み返してくださったら本当に嬉しいです!
それではどうぞ!


盛者必衰

はいどうも、みんな大好きハンターランク100越えのモンスター(が)ハンターです。

 

 

 

あれ?名乗りの部分に何か混じった気がする。

変だな…

ま、いいや。

今回はですね。

探索に行こうと思います。

 

 

痛い痛い、やめて、石を投げないで

 

 

え?何?いつもグダグダハンティングな小人が探索なんかいったらグダグダの二乗で目も当てられんだろって?

 

 

 

…………返す言葉もございません

 

 

 

 

いやあの!アレですから!別に上位探索サバイバル耐久ゲームとかやるわけじゃありませんから!

別にやってもいいですが!

 

 

 

 

 

ゴホン!

 

今回やっていくのは。

イャンガルルガマラソンです。

 

 

そこ!露骨に嫌な顔をしない!

てか今誰と会話してんの!?これ!

 

 

???「私だ」

 

お前だったのか

 

???「また騙されたな」

 

全く気づかなかった

 

 

 

 

 

茶番はもういいって!

ほらもう集会所でずっと喋ってるやんか!

ほら行くよ!

 

 

 

 

 

はいどうも、未知の樹海からお届け、初代小人の、オールナイト探索です!

なんでオールナイトなのかって?

ラジオ番組に因んだんだよ!

 

 

まだイャンガルルガマラソンの目的を言ってませんでしたね。

 

モンハン4で唯一の氷属性操虫棍は、キリン亜種の素材を使うんですけれども。

前回クリアした千古不易を歌う王クリアしないとギルクエが派生しないんですよね…結局こんな時期に作るハメになっちゃいました…

 

え?ヤマタあるなら要らなくないかって?

シーッ!

 

 

 

はい、イャンガルルガに見つかりました。

携帯食料類もちゃんと回収しましたよ。

 

 

とりあえずバインドボイスの前に赤エキスを確保。

続いて黄色エキスも確保。

 

 

 

した迄はいい。

白エキス翼だけなの?足も白にしようよ!翼の位置が微妙に高いせいで取れやしない!

 

とりあえずマーキングして…猟虫発射!

 

 

 

羽ばたくなや!!!

 

 

 

ごらこのク〇ガルルガ!いい加減にしやがれや!

はよ白エキスよこせやゴラ!

 

 

ふぅ、やっと取れました。

ってあれ!?安心したらサマソされた!

大ダメージやんけ!

毒にもなったし…

ってあれ?ヤッベ…

 

 

解毒薬忘れた…

 

 

 

 

おわかりいただけただろうか

猟虫の労力を無駄遣いするような汚いプレイング。

モンスターに人権があれば確実に訴えられるレベルの低俗な言動。

そして初心者のようなミス。

 

いくらハンターランクが上がろうとも、プレイ時間が400時間を越えようとも、小人が下手くそであるという事実は、太陽が東から登るように、変わらないものなのである。

 

 

 

 

 

僕「ナレーションうるせぇ!」

自演乙

僕「メタ発言はよぜ!」

で、その後どうなったの?

 

僕「…しました…」

え?なんて?

 

 

僕「一乙しましたよ!畜生め!」

んで、「モンスターが逃げ出しそうだ」って出てるけど大丈夫なのか?

僕「え!?やばいそれは」

 

 

 

 

慌ててイャンガルルガを追いかけ始める僕。

無情にもイャンガルルガは飛び立ち、新天地を目指してどこかへと消えてしまった。

僕「クソッタレがーーー!」

 

 

おわかりいただけただろうか

 

 

400時間プレイし、ヤマタを担いでいる関わらず一乙した上標的を取り逃すプレイング。

読者の寒気を誘ってしまったことを、ここに心からお詫び申し上げよう。

 

 

 

 

僕「いいもん!落し物拾ったもん!拠点戻るよ!」

 

 

そしてギルクエは…

 

 

 

 

 

 

 

出なかった。

 

 

 

 

 

その日丸一日モンハンし、やっと出現したことをここに記すとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

キリン亜種を出現させ、力尽きた僕に、別のクエストをちょうど終わらせた狩友(男)が言った。

 

狩友(男)「小人、そろそろ帰る時間だ。」

僕「え?何を言って…」

狩友(男)「束の間だったけど、思ったより楽しかったぜ。もう当分こっちに来んじゃねえぞ?もしすぐに来やがったらタル爆で永久に吹き飛ばし続けてやるからな?」

 

 

 

狩友(男)はそう言って、僕の肩を強く押した。

そして、僕は、いつの間にか空いていた大きな穴の中に吸い込まれて行った。

小さくなっていく狩友(男)の、哀しそうな微笑みが、やけに脳裏にこびりついていた。

そして穴の中でいやに明瞭に、「起きて!起きて小人!」という女性の声が聞こえた。




今日のモンスター辞典


・キリン亜種

分類:古龍種、古龍目、幻獣亜目、キリン科


・バルバレギルドの管轄内である広大な「未知の樹海」とよばれる樹海で発見された幻獣キリンの亜種。
・原種の純白の姿とは真逆の漆黒の体躯を持ち、原種よりも目撃数が少なく、より稀少である。
・角を振りかざすだけで冷気を操る力を持ち、その影響でキリン亜種の周辺は常に冷気が満ちている。
・また、尾に付いた霜は、尻尾を素材として剥ぎ取った後も溶けることはないという。
・戦闘においてもこの能力は発揮され、外敵の足元から槍のような氷を発生させたりする。また、より強力な個体は、全モンスター内でも随一の冷気を用いて「絶対零度空間」と呼ばれる空間を作り、立ち入った者全てを氷漬けにしてしまうという極めて恐ろしい能力を持つ。その能力を用いて一夜にして国一つをまるごと氷に閉ざしたとも言われている。まあハンターが入ったとしてもダメージはない上に雪だるま状態になるだけなのだが

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