操虫棍使いの日常   作:初代小人

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お久しぶりです!いよいよXX発売が近くなってきましたね!体験版でエリアル操虫棍をプレイしてみましたがあれはすごい楽しいですね!何よりフットワークが段違い!これはハマりそうです
失礼しました。こんなツマラン話より本編を、ですよねわかってますよ。ではどうぞ


三十六計乗るに如かず

僕「狩友(男)よ」

狩友(男)「ん?唐突にどうした?」

僕「いつもありがとう」

狩友(男)「お、おう。」

僕「いつも世話になってるからな。こちらもお礼することにするよ。ピッケルと虫あみ持って集会所来て」

狩友(男)「OK。集会所来たよー!」

僕「ほな行こか〜」

 

 

 

〜少年達移動中〜

 

 

 

狩友(男)「いや、おい」

僕「ん?何?どうした?」

狩友(男)「どうして目の前にレベル77のゴア・マガラがいるんですかねぇ!?」

僕「だってギルクエだもの」

狩友(男)「やっぱりこいつのお礼なんか信用するんじゃなかったーー!」

僕「いや、お宝エリア出てるし歴戦の防具&武器回収がてらゴアチャレンジしようと思っただけだよ?他意はないよ?」

狩友(男)「おい目をあわせろ、逸らしてんじゃねえ」

 

 

僕「ま、まあリタイアしなければお宝は持って帰れるから。ね?ね?」

狩友(男)「やるだけやって見るか…」

 

 

そして時は動き出す…

 

 

 

狩友(男)「エリホス頂き!」

僕「とりあえずエキスぅ!」

 

 

そんな2人にゴア・マガラは咆哮する。

 

 

僕「所詮咆哮なんざ距離を取れば効果などない!そして咆哮が効かない位置からも猟虫は当てられる!」

狩友(男)「なんだただの変態か」

僕「ちょ、カッコよく決めたのに。いいもん!ハイパーモード!」

トリプルアップ状態になった僕はゴア・マガラの股下に潜り込む。

無防備な股下にいる外敵を感知したゴア・マガラはブレスを吐いたり激しく動いて僕を振り切ろうとするが、回転回避で位置取りは崩れない。

 

 

 

狩友(男)「このブレスって当たったら瀕死か即死だよな?」

僕「ま、そうだろうな」

狩友(男)「でもまあ」

僕「うん」

狩友(男)&僕「当たらなければどうという事は無い(よね)!」

 

 

僕「よし怯んだ!今のうちにジャンプ!ソイヤッ!」

空中で操虫棍を振り回し、背中を二回切る。

まだ乗るには至らない。

 

 

僕「あ、ハイパーモード切れる。エキス取らねば」

と、股下から一時的に離脱した僕に、ゴア・マガラはこの時を待っていたとばかりにブレスを吹き付ける。

それを避けるすべは僕にはない。

股下で少しづつ削られていた分のダメージもあって僕はBC送られることとなった。

 

 

狩友(男)「え、ちょい、俺も死にそうなんだが」

僕「肉食べて武器研いだら戻るからちょっと待ってて〜」

狩友(男)「畜生め!」

 

 

そうこう言いつつゴア・マガラの猛攻を僕が合流するまで耐え凌いだ狩友(男)。

僕が戻った瞬間ゴア・マガラは僕の方を向いた。

 

 

僕「なんでこっち見るのかなぁ?」

狩友(男)「挑発スキル付いてるからだよ!」

僕「挑発ほんまあかんて。ヘイトの溜まり方が異常。」

狩友(男)「こっちは狙われへんから楽やけどな」

 

 

そんなことを言いつつ股下ザクザクしていたらゴア・マガラが狂竜化した。

 

 

 

僕「ここからが勝負やねんなぁ」

狩友(男)「ん?」

僕「動き早くなって股下潜り込んでもあっという間に抜かれるし、1発1発威力上がるし。てか即死になるし」

狩友(男)「だろうと思った知ってた」

僕「でも策はある」

狩友(男)「お?」

 

 

数分後

僕「ゴア・マガラは3.4回ジャンプ攻撃当てたら乗れる!そしてそのタイミングで全火力を頭にぶつければ!」

 

グォヴ!と声を上げてゴア・マガラが怯む。

角は折れ、紫の光が点滅している。

 

 

狩友(男)「なんだやっぱり変態だったか」

僕「頭に攻撃を当てれば狂竜化解除出来る!ぶち込め!」

狩友(男)「スルーかよ…簡単そうに言うがそれが難しいんだよっと!」

僕「ぐぅれいと!解除完了!」

 

 

オトモ「今なら捕獲可能ニャ!」

僕「捕獲可能!あともう少し!気を抜かずに行くぞ!」

 

 

僕「股下股下ァ!」

狩友(男)「頭寄越せぇ!」

 

ダメ押しとばかりに狩友(男)がスタンを取る。

僕「ぐぅれいと!ナイススタン!どぅおりゃぁ!」

 

 

「メインターゲット達成!」

 

 

 

 

僕&狩友(男)「よっしゃぁあ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お・て、・・・こ・と!

 

 




今日のモンスター辞典

ゴア・マガラ



分類:???、古龍目、廻龍亜目、マガラ科


・広大な大陸の各地で稀に目撃される大型モンスター。
・神出鬼没で、目撃報告も少ないことから、その生態は極めて謎に包まれている。
・周りへ及ぼす影響は多大で、危険性は極めて高い。
・また、攻撃性も高く、航海中の大型船を襲撃したという報告が多数上がっており、ティガレックスに襲いかかる姿も確認されている。
・ギルドの研究の結果、極めて危険な性質を持つことが判明したので、ギルドでは「黒蝕竜」と通称されている。
・赤黒い鉤爪のついた巨大な一対の翼脚と呼ばれる黒い翼を持ち、それを用いて空中を鋭く飛ぶ様子が確認されている。
・その飛行能力は飛竜の中でも高く、嵐の海上を高速で突っ切ったり、滑空しながら細かく軌道修正して敵に突進するといった芸当が可能である。
・新陳代謝が異常に高いためか、常に鱗が生え変わっており、体を離れた鱗は鱗粉として宙を舞い、遠目からは黒いモヤのように見える。
・ゴア・マガラには目が存在せず、その代わりに発達したのが先述の鱗粉と考えられており、外敵などが近くにいることを確認すると、意図的に鱗粉を周囲に撒き散らすようになる。
・そしてこの鱗粉を吸い込んだ生物は神経、身体能力の異常、免疫力の低下といった症状が現れる。また、モンスターが鱗粉を吸った場合、そのモンスターは凶暴化する。このことからハンターズギルドではゴア・マガラの鱗粉を「狂竜ウイルス」と呼んでいる。
・そして周囲の鱗粉の密度が高くなり、ゴア・マガラの感知能力がピークに達した時、「狂竜化状態」と呼ばれる状態になり、翼脚を脚として使い、六本足で歩行するようになる。
・この状態のゴア・マガラは自身とその周辺一帯を自分のテリトリーと位置づけ、その中にいる者にはさらに激しい攻撃を加えるようになる。
・狂竜化状態にのみ展開する触角は外部からの攻撃に弱く、特に火を使った攻撃を受けると多大なダメージを受けてしまう。
・一定まで成長すると、黄金色の鱗を持つ古龍「シャガルマガラ」になる。
・シャガルマガラは罠などが効かず、古龍の血を採取できるなど古龍としての特徴が見られるのに対し、未成熟個体であるゴア・マガラは、罠が有効であるなど、古龍としての特徴が見られないため、明瞭な分類はされていない。

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