月と正義の魔法使い   作:ユーリ・クラウディア

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初めまして
ユーリ・クラウディアです
本人Fate/EXTRE未プレイなうえ、ネギまも小学生の時にちらっとアニメ見てたくらいでほとんど覚えてません!
なのでリソースは数多の他作品です。
矛盾・口調・そんな設定じゃない・性格ちがくね?ってことが多々ありますがあんま突っ込まんといてください。最悪作者の妄想乙って感じで納得してください。
その内原作読むなり、プレイするなりして改善するんで本とに勘弁してください。
今回のザビ子はアーチャールートでの記憶しかありません。アーチャー以外のサヴァも出す気ないです。言峰くらいは出してもいいかなと思ってますが、何分気分で書いてますんでどうなるかはかりません。え?ぷろっと?なにそれ美味しいの?
それでは、本編どうぞ。


物語の再開
1話


目が覚める、ボーっする頭が少しずつ覚醒していく。

 

「……!?」

 

おかしい!

私はあの後存在を消去されたはずだ、なのになぜ意識がある?

なのになぜ意識がある?

 

身体に手を当て自身の存在を更に確認していく。

そこで更なる違和感に気づく。

 

それは、身体が小さくなっていることだ。

 

「なんでさ…」

 

 

 

 

*********************

 

 

 

 

あれから、自身の置かれている状態をある程度確認した。

 

まずは身体、恐らく身体年齢6歳前後といったところで容姿に変わりは見受けられない。魔術については若干能力も低下しているようだが問題ない程度で使用可能。自身が6歳という状態を加味すると、今後の成長が期待できる分、多少劣化していようとも気にはならない。アーチャーとのパスは確認できていない、これはかなりショックだ。最高の相棒がいないのはかなり不安だし、何より一人は寂しい。取り敢えずこの件についてはどうしようもないのであまり考えないことにした。

 

そして今はここが何処なのか確認するため散策中だ。

今解っているのはここが武家屋敷に分類されるような建物で回りは塀で囲まれ、その向こう側には木々が生い茂っているのが見える。庭もあり、それなりの広さだ。

 

そうして建物内を散策していると、何かの物音が聞こえる。

イレギュラー続きで何が起こるか分からない今、確認するか、この場を離れるか少し悩んだが、情報が少なすぎる今、確認しないという選択肢は取りづらい。

 

慎重に音のするほうに行き、戸を開け中を覗くと…

 

 

「」

 

 

そこには上機嫌で料理をする白髪の男がいた。

 

何というか…

さっきまでの緊張が酷く馬鹿らしくなってきた。

 

そんな感傷に浸っていると向こうも此方に気づいたようだ。

 

「おや、ようやくお目覚めか、マスター」

 

毎度のことながら此奴は皮肉しか言えないのだろうか。

ただ、普段はそんな鬱陶しく思う皮肉も今回ばかりは心地よく思えた。

 

「うん、おはようアーチャー」

 

心なしか声が弾んでしまった気がするが気にしない気にしない

 

「もうすぐ出来上がる、少し待っていてくれマスター」

 

腰を下ろして辺りを見渡す

典型的な日本建築に近代様式をぶち込んだ、まるで漫画やアニメに出てきそうな建物だ。

そんな事を考えていると、準備ができたようだ。

 

「さあ、出来たぞマスター、現状確認は腹ごしらえをしてからでも遅くはあるまい。」

 

「いただきます。」

 

うん、いつ食べてもアーチャーの料理は美味しい。

黙々と食べている私を見てアーチャーは満足気な表情になっている。

 

そして、食事も終わり、アーチャーが入れてくれた紅茶を飲みながら人心地つくと、

 

「それじゃあ、現状確認をしましょうか。」

 

そう切り出した。

 

「ふむ、それでは、まずここが何処なのかだが、どうも違和感が有ってな、この家の外を君が寝ている間に散策してきた。」

 

どうやら私は相当長いこと寝ていたらしい。

 

「少し行った処から街が見えた所まではよかったのだが」

 

「だが?」

 

「常識ではありえないサイズの大樹があった…」

 

「へ?」

 

大樹…馬鹿でかい樹?

もったいぶるからどんな凄い事が在ったのかと思えばそんな事か。

 

「む、君は今そんな事、などと思っただろ」

 

おっと、顔に出たようだ

 

「まあいい、それでだ、それ以外にもかなり高度な結界が展開されていた。ここもその結界の内だ、それに此処はあまりにも魔力が濃い」

 

確かに言われて気が付いたが魔力が濃い。

 

「他にも色々あるが、取り敢えずそれは置いておく。それで出た結論はここは、平行世界、或いは並列世界ということだ。最悪法則が全く違う完全な異世界ということも考えられる。」

 

「.......」

 

異世界、か

 

「なるほど、OK、解ったわ、それでアーチャー、貴方の今の状態は?パスも繋がってない上に異世界ならムーンセルの魔力支援も受けてないってことだよね?大丈夫なの?」

 

実はこれが一番気になっていた

アーチャーは名を失おうとも英霊の一角に数えられる存在だ、そんな彼がなんの魔力支援もなしで現界できるとは思えない。それに…

 

「ああ、そのことだが、どうやら私は受肉しているようなのだ、見ての通り身体も若返っているしな。」

 

そう!なんとアーチャーも若返っているのだ!しかも子供に!

 

「先ほど投影してみたところ、身体年齢は10歳、若返りはしたが髪と肌の色はそのままだな。」

 

ん?そのまま?

 

「そのままってどゆこと?」

 

「おや、言ってなかったかね、私は本来日本人らしい黄色の肌と鉄の錆びたような赤い髪だったのだよ」

 

「へ~」

 

「まあ、このままでも全く問題ないのだが、ただ身長については少々リーチが短くて戦闘がやりづらくなるな」

 

「それは、仕方ないよ、私も少し魔術が劣化してるし」

 

「そうだな、しかし代わりと言っては何だが、記憶と名を完全に思い出したぞ、更に魔力回路の強度と魔力量が3倍になっている、さらに年齢が年齢だ、多少の伸びしろがあるようだ。」

 

「えっ!、名前思い出したの!?」

 

これにはかなり驚いた、信奉されていないが故に名が無かったアーチャーが摩耗した記憶も含め、名を思い出した。 これは普通に考えれば有り得ないことだ。

だが驚愕と同時にとても嬉しくも思う、名が無いのは酷く寂しいことだ。 分からないことがどれだけ辛いかは判っているつもりだ。

 

「じゃぁ『ブォン』…え?」

 

その時、居間に有るテレビがいきなり着いた。

そこに映し出されたのは…

 

 

 




あっれ全然すすまねーな
すいません全くネギま絡ませるとこまで行きませんでした

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