魔法少年リリカル良太!?   作:高町 優希

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6話

 

 

ーアースラー

 

 

スバル「ふん♪」

 

 

機動六課は拠点をアースラに移した。

 

 

スバル「荷物はこれで…アレ?こんなキャリーケースあったっけ?」

 

 

カシュ

 

 

ティアナ「スバル~、片付け終わった?」

 

 

スバル「えっと…」ゴトゴト

 

 

スバル、ティアナ「……」

 

 

するとキャリーケースが音を立てた。

 

 

ティアナ「アンタ何入れて来たのよ?」

 

 

スバル「それが覚えないの」

 

 

ティアナ「それって…」

 

 

スバル「開けて見るね」

 

 

二人はデバイスを何時でも機動出来るようにしてキャリーケースを開けた。

 

 

良太「パンパカパーン」

 

 

スバル「良太!?」

 

 

ティアナ「何で!?」

 

 

良太「病室のベットは寝にくい」

 

 

スバル「そんな理由!?」

 

 

良太「……」

 

 

良太はスバルの手を引くとベットに寝転んだ。

 

 

良太「快適」

 

 

スバル「要するに一人じゃ寝れないと?アイナさんに頼めばいいのに」

 

 

良太「自分には好みがある」

 

 

スバル「それで私?」

 

 

良太「お姉さんの次に」

 

 

スバル「どうしようティア?」

 

 

ティアナ「送り返すしかないでしょ?」

 

 

良太「ここに居させてくれないなら…」

 

 

スバル「くれないなら?」

 

 

良太「……」バッ!

 

 

良太は服を脱いだ。

 

 

ティアナ「服を脱いでどうするの?」

 

 

トコトコ

 

 

良太「すぅ…ちかんだー!」

 

 

スバル、ティアナ「ちょっと待てーい!」

 

 

ヴィータ「何処だ!こんなときに不届きな野郎は!」

 

 

良太「……」ビシッ!

 

 

良太は二人を指差した。

 

 

スバル、ティアナ「ちょっ!?」

 

 

良太「痛くしないからちょっとだけって言われて脱がされた」

 

 

ヴィータ「お前らこの非常時に…」

 

 

ティアナ「ヴィータ副隊長!誤解です!」

 

 

スバル「冤罪です!」

 

 

ヴィータ「証拠を目の前にしてか?」

 

 

すでに服を着てない良太がいた。

 

 

ティアナ「話を!」

 

 

ヴィータ「ゆっくり聞いてやるよ?尋問室でな。良太、服を着ていいぞ」

 

 

良太「ヴィータお姉さん許してあげて」

 

 

ヴィータ「あ?そうもいかねえだろ?」

 

 

良太「被害は自分だけ。ここは穏便に」

 

 

ヴィータ「わかった。お前ら、良太に感謝するんだぞ」

 

 

ヴィータは去って行った。

 

 

良太「…居させてくれる?」

 

 

スバル「うぅ…わかったよ」

 

 

ティアナ「何で私まで…」

 

 

末恐ろしい良太だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

 

良太「……」

 

 

良太がスバルの部屋で大人しくしていると警報が鳴り響いた。

 

 

良太「……」トコトコ!

 

 

良太は艦橋に向かうと外から中をこっそり覗いた。

 

 

良太「……」

 

 

するとモニターの一角でスバルとギンガが戦ってる姿が映った。

 

 

良太「お姉さん…」

 

 

良太はこっそり転送装置に入ると…

 

 

シュン!

 

 

スバルとギンガの下に向かった。

 

 

良太「お姉さん!」

 

 

ギンガ「……」ギュィーン

 

 

スバル「危ない!」

 

 

ギンガはリボルバーナックルで良太を攻撃しようした。

 

 

良太「お姉さん!」

 

 

スバル「駄目だよ…完全に意識がない」

 

 

良太「なら、無理矢理起こす!」

 

 

ベルト巻くと…

 

 

良太「変身」

 

 

黄色のボタンを押して黄色い仮面ライダーになった同時に紙吹雪がちらついた。

 

 

良太「俺の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとき」

 

 

良太は電ガッシャーをアックスモードにした。

 

 

ギンガ「……」ギュィーン

 

 

良太「ふっ」ガキィン

 

 

良太はギンガのリボルバーナックルをアックスで防いだ。

 

 

良太「お姉さん!目を覚まして」

 

 

ギンガ「……」ギュィーン

 

 

良太「ふっ!グハッ!?」ガキィン!バキッ

 

 

良太がアックスで防いだがギンガは右手で攻撃してきた。

 

 

良太「うぅ」

 

 

良太は立ち上がることが出来なかった。まだ本来なら病院で寝ていなければいけないレベルなのだから。

 

 

スバル「ギン姉!やめて!良太だよ!」

 

 

ギンガ「……」

 

 

良太「お姉さん…」

 

 

良太はやっとの思いで立ち上がる。

 

 

ギンガ「……」ギュィーン

 

 

スバル「ギン姉!駄目だよ!それ以上やったら良太が!」

 

 

良太「……」

 

 

良太は意識が朦朧として立っているので精一杯だった。

 

 

ギンガ「……」ギュィーン…バキッ!

 

 

そして遂に左フックが良太の頭を捉えてしまった。

 

 

良太「……」カシャン

 

 

そして良太の変身が解け、頭から血を流していた。

 

 

ギンガ「りょ…う…た…くん?うぅ」

 

 

スバル「ごめん、ギン姉!ディバイン、バスター!」

 

 

ギンガが苦しみ出した瞬間、勝機と思いスバルはギンガに魔法を撃ち込んだ。

 

 

ドサッ

 

 

スバル「良太!」

 

 

良太「……」

 

 

良太はぐったりして動かなかった。

 

 

スバル「こちらスターズ03!救護班を!早く!」

 

 

スバルは通信で救護班を急かした。

 

 

シャマル「スバル!」

 

 

スバル「シャマル先生!良太が…良太が!」

 

 

シャマル「動かさないで…酷い」

 

 

良太の体は傷口が開きあちこちから血が流れていた。

 

 

バリバリバリバリ!

 

 

そして救護班が到着すると良太とギンガを搬送した。

 

 

シャマル「私も行きます」

 

 

シャマルは救護班と共に病院に急行した。

 

 

 

 


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