魔法少年リリカル良太!?   作:高町 優希

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第13話

 

 

 

ギンガ「良太~♪ご飯だよ~♪」

 

 

トテトテ!

 

 

シュバ!

 

 

即座に自分の席に座る良太。

 

 

ディエチ「はい。今日は唐揚げだよ」

 

 

ディエチは唐揚げの山を良太の前に置いた。食べきれないのは百も承知で見て楽しませている。

 

 

ギンガ達「いただきます」

 

 

良太「サクサク熱々」

 

 

ギンガ「今日は一人でお留守番だったでしょ?何してたの?」

 

 

良太「最近使ってなかった異空間の物入れの整理」

 

 

ウェンディ「何か出てきたんすか?」

 

 

良太「懐かしのが出てきた」コトッ

 

 

チンク「これはカードか?」

 

 

良太「ゼロノスに変身するカード」

 

 

ディエチ「ゼロノス?」

 

 

良太「電王の対のベルト」

 

 

ノーヴェ「ふーん」

 

 

良太「電王より強力」

 

 

ウェンディ「何でこっちをつかわないんすか?」

 

 

良太「このカードを一枚使用するごとに、カードの持ち主の命を削る」

 

 

ギンガ「全部使いきると?」

 

 

良太「世界から消える」

 

 

ギンガ「没収します」

 

 

ギンガはカードを取り上げた。

 

 

良太「別に構わない。自分には扱えないし。電王で十分」

 

 

ギンガ「他に危ない物は持ってない?」

 

 

良太「…ない」

 

 

ギンガ「嘘つくと明日のハンバーグは無しだよ?」

 

 

良太「まだ持ってる」

 

 

良太は完全に胃袋を征服されていた。

 

 

ギンガ「後で出してね?」

 

 

良太「了解」

 

 

とりあえず先にご飯を済ませる事になった。

 

 

ギンガ「さて、良太?この際だから危ないものは全部渡してね」

 

 

良太「了解」

 

 

良太は自分で危険度が高いと思う物を片っ端からだした。

 

 

チンク「流石に爆弾の材料は驚きだな」

 

 

良太「こんなもの」

 

 

ディエチ「他に危ない物はない?」

 

 

良太「判断に迷う」

 

 

ギンガ「教えてくれる?判断するから」

 

 

良太「外」

 

 

良太が玄関先に出ると…

 

 

パチン♪

 

 

ブィーン

 

 

良太が指を鳴らすと電バードが来た。

 

 

ノーヴェ「でもちっちぇな」

 

 

良太「自分専用機」

 

 

ギンガ「ねぇ良太?こんだけの物をどこで手に入れたの」

 

 

良太「気がつくと持ってた」

 

 

ギンガ「このバイクはどうしようかしら?」

 

 

良太「これは手元にないと困る」

 

 

ギンガ「気をつけて運転するんだよ?」

 

 

良太「了解」

 

 

ギンガ「他に危ない物は?」

 

 

良太「ない」

 

 

ギンガ「じゃあお家入ろ」

 

 

良太を先頭に家に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

良太「旅行?」

 

 

ギンガ「そう。なのはさん達とのオフトレーニング」

 

 

良太「ふーん」

 

 

ギンガ「今度の休みから行くからね?」

 

 

良太「了解」

 

 

そして休み当日…

 

 

良太「……」きらきら

 

 

ルーテシア「ギンガさん、こんにちは~」

 

 

ギンガ「ルーテシア、久しぶり。良太」

 

 

良太「……」ひょこ

 

 

良太は一度ギンガの後ろに隠れ、頭を横から出した。

 

 

ギンガ「大丈夫、優しい子だよ」

 

 

ルーテシア「初めまして、ルーテシア・アルピーノです」

 

 

ルーテシアは屈んで挨拶した。

 

 

良太「…良太。良太・ナカジマ」

 

 

ルーテシア「良太君か~♪よしよし。いい子だね~♪」

 

 

ルーテシアは満足すると立ち上がった。 

 

 

ギンガ「全員揃ったね」

 

 

なのは「なら大人組はオフトレーニング、子ども達は川原で水遊びかな?」

 

 

ヴィヴィオ達「おー!」

 

 

ノーヴェ「アタシが引率します」

 

 

良太「……」トテトテ

 

 

良太はギンガに付いていくが…

 

 

ギンガ「良太?まだ良太には危ないから川原で遊んでて」

 

 

良太「……了解」

 

 

渋々納得して良太は水着に着替えて川原で遊んだ。

 

 

良太「……」ゆらゆら

 

 

ヴィヴィオ「がぉ~♪」

 

 

良太「……きゃー」

 

 

ヴィヴィオ「うぅ、その気づかいが辛い」

 

 

リオ「ほらグラグラ」

 

 

良太「危険」

 

 

リオが浮き輪を揺らすと危険と訴えた。

 

 

ノーヴェ「おーい、そろそろ上がるぞ~」

 

 

ヴィヴィオ達「はーい♪」

 

 

ヴィヴィオ達は良太の浮き輪を引っ張って岸に上がった。

 

 

じゅー♪

 

 

メガーヌ「はーい♪みんな~♪沢山食べてね~♪」

 

 

良太「はふ♪」

 

 

良太は大きな串を貰いバーベキューを楽しんでいた。

 

 

スバル「ほら、良太~♪こっちも焼けたよ~」

 

 

良太は食べきると新しい串を貰いに行くを繰り返した。結果…

 

 

良太「う~…」

 

 

ギンガ「調子に乗るから」

 

 

お腹を抑えて苦しんでいた。

 

 

良太「た、食べれる時に食べないと死ぬ…」

 

 

ギンガ「その癖抜けてなかったんだ…」

 

 

ちょっとさみしいギンガだった。

 

 

 

 


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