死の支配者と英雄の王の邂逅   作:霞梳卯狩

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たぶん誰も見てない

早めに投稿するといったな

アレは嘘だ


ラッキースケベ?

(なんだったんだ、私はどうすれば・・・)

 

ギルガメッシュの言った言葉は間違ってはいない

だが自分がどうすべきかがわからなかった

 

一対一ならなにか教えてもらえるのではとギルガメッシュのいる部屋に向かっているアインズは悩んでいた

これからの自分たちのすべきことにも、アルベドたちとの接し方にも

 

「英雄王よ少しばかり話が」

 

迂闊だったと言うべきかこれも狙われていたのか全力でAUOを殴りたい気持ちと自らの前の状態をどうすべきかでアインズは固まってしまった

 

「す、すまない・・・今服を着る」

 

下着姿の岸波白野がこちらを見て顔を赤らめていたのだった

 

「す、すまん!」

 

瞬間解凍した思考でドアを閉めてドアに凭れ掛かる

 

(うひぉぇぁあああああ、どうしようこれAUO見てるんなら出てこい!ぶん殴ってやる!)

 

先ほどのこととといい今の出来事といい今日は精神沈静が多発する日である

 

「もう大丈夫だ、ギルに用事だったか?」

 

「あ、ああ・・・」

 

「ギルなら『雑種共に本当の酒とは何かを教えてやる』とかなんとかでバーにいると思う」

 

「そうか、お前は自分の下着姿を見られてもあまり騒がないのだな」

 

「ん?あぁ、こちらこそ貧相なものを見せてしまってすまない」

 

「いや、どちらかと言えば綺麗なのではないか?いや、そうではなく普通なら『キャー!』とか『エッチー!』とかそういうリアクションが出るものだと思っていたからな」

 

「私は、ほら、いつも一緒にいるのが・・・」

 

「苦労しているんだな・・・」

 

「もう慣れたよ、ところで王様に相談というと先ほどのこととこれからのことについてだろう?」

 

突然の本題と内容の的確さに一瞬、心でも読まれたかと思ったが目の前の少女があの英雄王が唯一隣に置くNPCであるということを思い出し持ち直す

 

「あぁ、アルベドのこともだがこれからのことについてもな」

 

「王様のことだからさっきのこと以上の話はしてもらえないと思う、あぁ見えて女性についてはあんなんだから、でもこれからのことだけど『アインズの好きにするがいい、我も好きにやる』だって」

 

(それに悩んでるから相談がしたいんだよ!っていうか読んでたな!?)

 

「私は自分がNPCだと知っているし設定なんていくらでも弄れる事も知っている」

 

「そう創られたからか?」

 

「いや、あの人がいつも話してくれてたから」

 

『貴様はあくまでも模造品にしか過ぎぬ、いくらでも作り替えの利く量産品よ』

 

「でも」

 

『だが、あの時の貴様はそれでもなお自らを奮い立たせ前に進み続けることを選んだ。貴様にも、その心が受け継がれていると我は信じる』

 

「あの人らしくないけれど、あの時の、私はあの人の隣に立ち続けたいと思った気持ちは贋物じゃない」

 

「そうか・・・」

 

(わかっているつもりだった。だけど、俺はそれを受け止めていなかったんだろうか)

 

「だからといってアインズさんにどうしろとは言えないけれど、アルベドさんの、モモンガさんへの気持ちは設定以上に本物だと私は思う」

 

「そうか、お前と話せてよかった。ギルガメッシュさんはバーにいるんだな?」

 

「うん、そのはず」

 

「では、失礼した」

 

自分を愛する者への気持ちの答え方は分からないが

 

 

逃げずに受け止められるようにしようと気持ちを固めながら

 

 

あととりあえずギルガメッシュは一発殴ろうという気持ちを胸にモモンガはバーへと向かうのであった

 

「フハハハハハハハッ!よいぞ雑種!赦す!我自慢の酒の味が分かる貴様、実に良い」

 

「ぎ、ギルガメッシュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

 

 

 

 

 




岸波は真面目な話をしていますがイチゴ柄パンツです



















しかも上下不揃い

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