第十二話できました~。
行ってらっしゃい。
視点:外
「ゆ~き~や こんこ あ~られ~や こんこ ふって~もふって~も ま~だふ~りや~まぬ ハ~ジメさんは はったけ~で や~さいみ~てま~わり カ~ナエさんは おっそば~で あっかく~なる~」
「梓さん!!」
「あはははは」
「……歌の意味はよく分からんが、何で歌うんだ?」
「特に意味はありません。ただ静かに歩いているだけという手も無いと思っただけです」
「……遠足じゃないぞ……」
(このやろぉ……)
現在、梓、ハジメ、カナエの三人は、ハジメとカナエの二人が前を歩き、その後ろに梓がついていくという形で、森を抜けた先にある山を登っていた。結界内の山とは一変、空からは雪が降り続け、地面にもまた大量の雪が積もり、三人が一歩踏み込めば、そこには深い足跡ができる。
それだけの極寒の地だが、三人とも特に困難も無く山を登り続け、むしろ梓の様子を見て分かるように、余裕さえ感じさせている。
「里を一歩出てびっくり仰天 腹パン飛行で戦闘血まみれ そんな常識をぶち壊したくて 雪山全速全身DAAAAA!!」
「アッホ~だな~あ~////」
「敵が~ おそらく 待っち~伏っせ~」
「アッホ~だな~あ~////」
「そんときゃ とことん あっそ~ぶっぜー!!」
「アホだなおまえ おんなを おっかけまわして ま~た ドジしてる~////」
「……梓ってラップもいけるのか。しかし聞いたのはガキの頃以来だがカナエの歌もうま……」
「////////////」
「そう言えば、お二人は歳はいくつなのですか?」
「歳? 俺もカナエも十六だが」
「ほぉ、見た目に反して私と同い年なのですね」
「見た目に反して……」
「妥当なところだと思いますが……」
ヒュッ
「っ!!」
突然、話していたカナエとハジメの間を、素早い何かが通り過ぎた。それは二人の間を高速で通り過ぎ、その先へと飛んでいく。そして……
ガッ
『グォオオオオオオオ!!』
それが地面に刺さった途端、大きな咆哮と共に地面が盛り上がった。そしてそれは、徐々に色を変化させ、地面とは全く別のものへと形を変えた。
「あれは!?」
緑色の皮膚、円状の厚く平べったい体から、四つの手足のようなものが生え、中心に口と、目のような器官が見える、異形な姿。
「『ゼクス』か!」
「どうやら地面に擬態できるようですね」
梓がしみじみ言っている間に、ハジメとカナエは武器を手に、構えた。
「必要ありません」
「なに?」
「なぜ?」
「簡単です」
「もう終わっております」
ズバズバズバ……
『!!』
ハジメもカナエも、『ゼクス』から決して目を離さなかったうえ、瞬きすらしていないと断言できる。だと言うのに気が付くと、直前まで無かったはずの、無数の手裏剣が、クナイが、ゼクスの体中に突き刺さり、絶命していた。
「バカな……」
「どうして……」
「気付きませんでしたか? 最初にクナイを投げた時、同時に左右へクナイや手裏剣を投げておきました。それがゼクスの元へ戻ってきただけです」
「あの一瞬でそんな……」
「しかし、飛び道具を扱ったのは初めてですが、中々良いものですね」
「……」
呆れるほどの強さ。呆れるしかない強さ。
そして同時に感じる、己の無力さ、不必要さ。
「お二人とも、落ち着いている場合ではありませんよ」
そんな二人の気を知ってか知らずか、梓は二人に呼び掛ける。
「まだ終わっていません」
『!?』
その言葉に、急いで振り返った時、既に『もう一体』が姿を現していた。ゼクスの口の中から現れた、赤とオレンジ色、一本の脚から二つに、腕か触覚かが別れ、やはり中心に目と口が見える、植物を思わせる形。
「『ヤガン』……」
「そう言えば、こいつらは共生の関係にあったな」
ヤガンを見ながら、梓は微笑みながら懐に手を入れる。だが、
「待て梓」
「?」
「俺が行く」
腰の刀に手を添え、ハジメが前へ出る。直前まで、梓の強さに一瞬で自信を喪失されていた。だが、いや、だからこそ、
「この先何があるか分からん。お前は頂上に着くまで休んでおけ」
レイジオンの時のように、これ以上引き下がるわけにはいかない。まして今は、梓を頂上まで案内すると共に、その護衛をも役割の一つ。そのためにも、梓の前で弱い姿を晒し続けるわけにはいかない。
「来い……」
巨大な『ヤガン』に、全力の闘志を纏った視線を向けながら、いつもと同じように、二本の刀を向ける。
嫌いでも、捨てたくても、ずっと共に戦い、戦っていくしか無かった刀を手に。
……
…………
………………
ハジメの手によりヤガンを難なく下した後、変わらぬ足取りで三人は山を登っていった。その途中、何体ものワーム達が行く手を遮ってはきた物の、大抵はハジメとカナエの手で事足り、梓が戦闘に参加する必要はほとんど無い。
問題はむしろ、二人だけで十分とは言え、その戦闘の数自体が尋常ではないこと。
なぜなら、その理由が……
「むかつくんだぜぇぇぇ!! かおがいいおとこはぁああ!! かおがいいおとこはぁあああ!! かおがいいおとこはぁああ!!」
(梓が歌っていい曲じゃない……)
「なりたいんだぜぇぇぇ!! かおがいいおとこにぃいい!! かおがいいおとこにぃいいい!! かおがいいおとこにぃいい!!」
(里一番の美人て言われてるくせに、それ以上どう良くなりたいと……)
そんなふうに、あまりにも梓が大声で熱唱するため、それに釣られたワーム達がどんどん湧いて出てきているのである。天気が猛吹雪だというならともかく、風は吹いてはいるが、せいぜい強風の一歩手前と言った程度。そこに単純に雪が降っているというだけの天気の中では、音はダイレクトに山全体に響く。そんな中での熱唱は、ワーム達にとって恰好の獲物への道標となっていた。
「……あのな、梓」
とうとう黙っていられなくなり、ハジメは梓を呼び止めた。
「はい?」
「歌うなとは言わん。お前がどんな歌をどんな時に歌おうがお前の自由だ。だがな、せめて今はもう少し声の音量を下げて欲しい」
「なぜですか?」
「なぜ……」
きょとんとした疑問の表情にハジメは頭を抱えたが、すぐに冷静になり、
「分からんか? あれだけでかい声で歌われたら、ワームが普通に襲ってくるだろうが」
「そうですよ」
「そうだろう……はぁ!?」
平然と笑顔で返したその返事に、思わずハジメは目を見開く。
「私は始めからそのつもりですが」
「そのつもりって、じゃあ、ただ静かに登る手は無いという言葉の意味は……」
「ええ。登りながらワームを倒していこうと考えまして」
『……』
純真無垢で偽りの無い、そして恐ろしい言葉に、二人は言葉を失う。
「お前……何のために?」
「次に登る人達のために、一つでも多くの脅威を無くしておくのは当然のことです」
「次に登る人達?」
「ええ。忘れましたか? 私達は、結界の外を誰しもが自由に歩ける場所に変えるためにここにいるのですよ」
『っ!』
二人もようやく理解したように目を見開いた。
梓は始めから、この世界の全ての脅威を無くすため、それらを否定するために行動していた。そのために結界の外へと出向き、わざわざ見つかり易い行動を取り、敵を屠っていったのだと。
「そうか……そうだな……」
「ええ。そうですよね……」
二人とも梓に言葉を返しながら、決意した。自分達がここに立つ意味、それを思い出した。
(それにしても、どんな困難も力ずくで解決、か……)
(何と言うか、梓さんらしい行動ですね……)
カ「イェーイェイェー!!」
梓「ウィア~ ザ ナース」
ハ「ウィアァァァァ ザ ナアアァアアアアアス!!」
梓「ウィア~ ザ アキタカ~」
ハ「ウィアァァァァ ザ アアアァキタカアアアアアス!!」
梓「びょお~いん~が みなと~なら~ かんじゃはふねえ~」
ハ「かんじゃはふねえぇえええ!!」
歩いていきながら、最初と同じようにハジメとカナエも梓から歌を習い、共に熱唱しながら登っていく。三人の旅路はそんな、一見遠足にも見える光景へと変化していた。
ハ「ウィア~ ザ アァキタカ~」
梓「ウィア~ ザ ワー……」
カ「アァキタァ~カァ~」
ハ「ウィア~ ザ アキタカァァァ!!」
カ「ウィア~ ザ アキタカァァァ!!」
梓「ウィア~ ザ アキタカァァァ!!」
梓「アアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
デデーン!!
ちょうど歌い終えた直後、そんな轟音を響かせながら、雪の中から新たなワームが姿を現した。
「全員、アウト」
梓の最後の台詞と共に、二人は武器を構えながら、呟く。
「アウトでええよ」
「アキタカて誰やねん!」
これから巨大な力に会いに行くとは思えないほど、明るく前向きな光景。
だがその実、先程から何匹もの歌に釣られたワームが現れては、ハジメとカナエの二人が対処していった。
里に生きる人達のため、梓一人でもどうとでもできる状況を、その梓を守るため、敢えてハジメとカナエの二人で解決している。あまりに矮小な儚い現実だが、自身の今の存在意義として縋るには、二人にとっては十分に魅力的な使命感だった。
……
…………
………………
「着きました」
揉めや歌えやの行動を繰り返し歩いているうちに、青梓の目的地である虎将の眠る山の頂上へと辿り着いた。
「それで、まずは何をすれば?」
「虎将の遺体を探す。そこに虎王もいる」
「ふむ。して、虎将とやらの遺体はどこに?」
「それなんですが……」
カナエが困惑したように声を出し、言い辛そうに答えた。
「彼らは普段は見えないのです」
「見えない?」
「ああ。ワームや魔轟神に攻撃されないよう、普通の生き物の視界に映らないようになっているんだ」
「なるほど。そうやって結界を守っているわけですか」
考えてみればそれほど不思議な話でも無い。
三人の遺体は『結界の柱』であるとアズサは言っていた。つまり、その場所から少しでも動いたなら、結界にも何らかの異変が起こる。仮に遺体が消失しようものなら、結界は消えるか、致命的なダメージを受けるとみてまず間違いあるまい。
そんなことにならないよう、普段は生物の視界に映らないことも納得の事実である。
「ということは、まずは彼らを探すことが問題ですね」
「ああ。どう探せばいいのか、見当もつかん」
「……」
「……よし」
ス……
「梓よ、そんなもの取り出して何をする気だお前は?」
梓は微笑と共に声を出したかと思うと、懐からいくつかの手裏剣やクナイを取り出した。
「見えないとはいえ、手当たり次第に投げていればきっと見つかります」
「バカかお前は!?」
「そんなことして遺体に何かあったらどうする気ですか!?」
「冗談です、冗談ですから」
必死な形相で迫る二人をたしなめながら、手に取った武器をしまう。
「なのでこれからお二人にお願いがあります」
「お願い?」
「雪玉を作りましょう」
「雪?」
「玉?」
二人が揃って声を出したのを無視しながら、梓はその場に跪き、積もった雪を握り込む。それを両手で押さえ、球型の物体へと変える。それを繰り返していった。
「ほら、お二人とも、ボォーっと見ていないで」
『……』
二人とも疑問に感じはしたが、何をしたいかは理解できたし、何より、梓の純粋な笑顔になぜか逆らうことができず、共に跪いて雪玉を作っていった。
合計で百個近くの雪玉が出来上がったところで、梓は立ち上がった。
「これだけあれば十分ですね」
また笑いながら、両手に持てるだけの雪玉を手に取り、雪玉に対して背中を向ける。
「では……」
真っ直ぐ立ったまま、両手を上げ、
シュバババッ
『な!!』
それは、雪玉とは思えない風切り音を響かせた。
手裏剣やクナイを投げた時に聞こえた音とは違う、鋭く強く、だが球形なだけに鈍く、なのに強烈な音。仮にぶつかれば、間違いなくタダでは済まない、砲撃音。
「おい、梓……」
「見つけました」
『はやっ!!』
「さあ、行きましょう」
「待て待て、何があるか分からないんだぞ」
「大丈夫ですよ。それに、仮に何かあるとしても、早く行くべきです」
「なぜだ?」
「その昔、強い人が言っておりました」
「何を?」
「『手が届くのに手を伸ばさなかったら、一生後悔する。それが嫌だから手を伸ばすんだ』」
「ああ……いやそれそういう意味の言葉なのか!?」
残された何気に良い台詞への違和感を残し、梓は雪玉を飛ばした方向へと走った。
「おい! 待て!」
「あぁ、この雪玉どうするんですか……」
「ここですね」
梓が立ち止まったのは、山の端に位置する、そして、何も無い空間。
「ここに遺体があるのか?」
「飛んでいった雪玉の様子からして、ここに見えない何かがあることは間違いないかと思われます」
「……」
「……」
視点:ハジメ
ここまで連れてきたが、相変わらずこいつは、顔や性格に似合わず戦いとなるとかなりのセンスを見せる。戦闘力だけじゃない。戦闘するための知識や判断力も持ち合わせていて、それが日常でも活かされているんだろうな。だから遺体も簡単に見つけられた。
「それでどうする? 見えない以上接触はできないよな」
「……」
梓は何も言わない。さすがの梓もお手上げか、そう思ったが、間違いだった。
梓は懐に手を入れて、クナイを一本取り出した。
「あの、梓さん……」
カナエの呼び掛けを無視しながら、梓はクナイを大きく振り上げた。
「梓さん!!」
「おいバカ!! やめろ!!」
梓は聞いていない。止める間もなく、虎将がいると言う場所へクナイを振り下ろした。
ガッキッ
聞こえたのはそんな、金属音だ。
「思った通りだ」
梓は笑ってる。
何だ? 何が起こってる……?
「お二人とも、離れて」
離れる?
疑問に感じた、その直後、梓の前に、徐々に何かが現れた。
「これは……」
段々、その全体像が見えてきた。巨大な爪、青白い毛、それらを備えた巨大な足。それが四本、そして尻尾、牙、目、顔……
「これが……」
間違いない、この圧倒的な力と迫力、これが……
「これが、虎王……」
「『ドゥローレン』……」
俺の隣のカナエも、恐怖に何もできなくなっているらしい。虎王を見ながら固まってる。
「離れて!!」
『!!』
梓の大声に、ようやく我に帰った。俺は急いでカナエの手を引いて、梓と、虎王から離れた。
視点:梓
「さて……」
お二人が逃げてくれた所で、私は虎王、ドゥローレンと向き合います。
「あなたの力を、頂戴したい」
虎王はこちらを無言で見つめているのみ。まだ怒っているのでしょうか。
虎将の遺体の近くにいるという話しを聞き、ピンときました。彼らはただ虎将のそばにいるだけではない。死してなお氷結界を守る彼らを守護する者。それが彼らということです。そう考えれば、私が虎将に対し何らかの危害を加えようものならきっと現れる。そう直感し、彼に攻撃しました。
そして、虎王の登場は、共に見えなかった虎将なる男をも登場させることになりました。
「ほう、彼が虎将ですか」
体中が氷漬けとなっていて損傷は見られませんが、それでも生きてはいないことは誰の目にも明らか。ですが、里の方を向きながら、仁王立ちで立つその姿には勇ましさを、しかし里をじっと見つめるその目には優しさを感じさせる、そんな男の姿です。
「あれは、『ライホウ』か……」
「虎将の中でも、敵の力を封じる力に長けた戦士……」
後ろから二人の声が聞こえました。ライホウさんという名前ですか……
「グオォォォォォォッォォ!!」
と、ライホウさんのことを考えている最中、突然虎王は咆哮しました。
「いよいよ、ですか?」
何かは分かりませんが、アズサ達の言っていた試練とやらが始まる。そう判断してもよろしいのでしょうか?
「それとも、怒り、ですか?」
どちらにせよ、私はこんな所で負けている場合ではありません。
「虎王の力、頂きます」
もう一度言った時、目の前に、真っ白な光が……
視点:カナエ
「消えた……?」
目の前の虎王が光ったと思ったら、虎王も、ライホウも、そして梓さんも、消えていました。
「いや……」
呆然としている私に、ハジメが話し掛けました。
「恐らくだが、まだそこにいる。さっきまでと同じ、見えなくなっただけだろう」
「では……」
「ああ。試練が始まったんだ。梓が、虎将になるための試練が……」
「……」
私達は虎王の力を知らない。しかし、もし今里にその力を手に入れることができる人がいるとすれば、それは梓さん達しかいない。それは分かります。
「何にしても、俺達は俺達の仕事をしないとな」
「……そうですね」
ハジメに返事を返しながら、私達は振り返りました。
人に近い体つきをした赤銅色の体に、不気味に歪んだ顔をこちらに向けている、巨大な人影。
「『プリンス』か。こいつも生き残っていたんだな……」
ハジメが『ワーム・プリンス』を見つめながら言いました。
近づいていたのは分かっていましたが、私達は三人とも、特に慌てることはありませんでした。
コウ、もとい『ワーム・キング』に比べれば、力はだいぶ落ちる。とはいえ、それでも力は測り知れません。
それでもここへ来るために、多くのワームを撃退してきました。その事実が、私達に自信を与えてくれています。
「もしかしたら……」
またハジメが話し掛けてきました。
「梓は始めから、俺達に力を着けるために、俺達を選んだのかもしれないな」
「……もしそれが本当なら、帰ってきた時、よくお礼を言わなければ」
「ああ」
会話をするも、決してプリンスから目は離しません。
「援護は任せる」
「では、時間稼ぎをよろしくお願いします」
そしてハジメは、刀を抜きプリンスへ。そして私は、力を念じつつ、杖をプリンスへ。
「ここから先は、一歩も通さん!!」
視点:梓
白い光に包まれたと思った瞬間、目の前には真っ白な空間が広がっております。それは空間的な白さと言うより、環境的な白さと言うべきか。周囲には、向こう側さえ白くそめるほどに多くの粉雪が降り、地面にはその雪が積もり、その空間全体を白く染めている。
そして、そんな私の前に、白ではなく、青の男が一人。
「あなたですか……」
それは、先程見た遺体と同じ形をした、と言うより、遺体であった本人が立ち、こちらを見つめている。
「ライホウさん、ですか……」
私を見つめるその目には、雪をも溶かすほどの熱の籠もった、強い闘志が見えました。
「なるほど。これが試練というわけですね……よろしい」
クナイを両手に持ち、ライホウさんへ向け、構えます。
「あなたを倒し、悪魔と龍をも倒してみせましょう」
お疲れ~。
一見楽しそうながら、その実恐ろしい力で他者を圧倒し、完膚なきまで叩きつぶす。
よく敵役のキャラで使われているとはいえ、やっぱ恐ろしいね色々と。
本人はその力がどの程度であるかも分かってるし、だからこそ相手をもてあそぶ余裕があるわけだね。
まあキャラ談義はこの辺にして、次回は対虎将戦と、対プリンス戦の模様をお送りいたします。
ん? 決闘? 気にするな。大海とて段々遊戯王じゃ無くなってきてるのは分かってる。
それを理解した上で、ちょっと待ってて。