今回もオリキャラが出ます。
行ってらっしゃい。
視点:あずさ
チュンチュン……
皆さん、おはようございます。平家あずさです。
現在早朝五時。わたしは早朝トレーニングの真最中です。
普段は朝に弱いわたしですが、時々目が覚めちゃうことってあるよね。そんな時、あなたはどうしますか? わたしは今のようにトレーニングを行っています。
いやぁ、トレーニングは大切だよねぇ。いつ何が起こっても平気なように。
ジョギングに始まり、筋力トレーニング、シャドー格闘技、板割りにバット割りにブロック砕き、岩石砕きに巨木倒しなどなど、定番のトレーニングをこなしていきます。
中でも一番辛いのが、木を倒すのではなく引き抜く訓練。倒すのは殴れば簡単だけど、引き抜くには結構技術がいるんだよねぇ。わたしの場合は、まず木を殴って貫いて、そうして手を突っ込んだ状態のまま引っ張り上げます。昔は両手だったけど、今では片手で抜けます。これを片手で五本ずつ、計十本。
ちなみに今の目標は、木を貫かずに片手で握って引っこ抜くことです。持つところが広いから握り締めるのが難しいんだよね。
わたしってまだまだ握力弱いなぁ。リンゴや自然石は握り潰せるけど、木を握ることもできないんだから。もっともっと鍛えないと。
そんなことを考えてるうちに、十本目の木を引き抜き終わっちゃった。ちなみに引き抜いた後はちゃんと元に戻します。自然は大切にしないとね。
いやぁ良い汗掻いたぁ~。水浴びしようっと。
森の中にちょうどいい滝壺があるんだよね。こんな時間に人はいないから服とか脱いじゃっても大丈夫だし。あ、でもこの間お猿は見たけど。まあ……お猿なら良いや。
バシャ
あれ? 滝以外の音だ。滝壺に何かいる? 魚かお猿でも泳いでるのかな?
バシャ
違う。音の大きさからして、少なくともお猿や魚よりずっと大きな物が水を叩いてる。多分人間だね。人の肌が水を叩いた時ってこんな音するもん。
けど、わたし以外にこんな所に来る人なんて、誰なんだろう。
そう思いながら、わたしはゆっくり滝壺に近づいて、岩に隠れながら眺めます。姿は見えないけど、気泡が昇ってるから、水中に潜ってるみたい。でも、わたしだけの穴場だと思ってたのに、ちょっとだけショック。
なんて思ってる時に、気泡は段々大きくなっていく。そして……
バシャ
「ふぅ……」
て、梓くんじゃん!!
梓くんはこっちの岸まで泳いで、地に足を着いて川から上がりました……
って!! 全裸!!
「ぶはぁ……!!」
は、鼻血が……ばっちり見ちゃったよ~!!//////
「おや、あずささん」
しかもばれたし!!
「どうして隠れているのですか?」
どうしてって//////
「あ、あ、あ、梓くん、まず服を着てもらえる?//////」
「服ですか? 分かりました」
何だかよく分かってないって声出してるし。うぅ~、梓くんには羞恥心て物が無いの?
そう思いつつ、もう一回チラッと……
「ぶはぁ……!!」
まだ着てない! また見ちゃった! かなり綺麗な体してるよ!!
……それにしても、梓くんて、やっぱり体が細いなぁ。無駄な贅肉どころか、目立つような筋肉はほとんど付いてないし、肌なんて真っ白な上に滑々。男子と女子じゃ体の構造が違うけど、女子って言われても全然違和感無いや。多分わたしよりも細い……
何だか悔しい……
一応あれから時々お弁当を作って梓くんに渡してる。そしたらちゃんと食べてはくれるけど、やっぱり普段の食生活は変わってないみたい。
けど、あんなにほっそりして綺麗な体なのに……意外と大っきかったな//////
「着替えました」
!!
その声で、わたしはゆっくりと岩から出た。
おぉ! いつもの着物じゃなくて、かなり動きやすそうな浴衣着てる。まあ私もジャージだし、当然か。
「どうしたのですか? お鼻が真っ赤ですよ」
「なっ、何でもないよ! それより、随分早起きだね。お散歩?」
「いえ。毎朝行っている訓練後の水浴びです」
「訓練?」
そう聞き返すと、梓くんは森の奥の方を指差した。そこには普通に気が並んで立ってる。と思ったけど……
「あれ?」
何か変だな。何か分からないから、近づいてみる。
何か、真ん中に線が入ってる? そう思いつつ、その木を触ってみると……
バキバキバキ……
ズンッ!!
「えぇ!?」
木が、縦に割れた!?
いや、割れたんじゃない! 綺麗に斬られてるよ!!
それに気付かなかったけど、普通に立ってるようで、縦に割れてる木は一本や二本じゃない!!
「一日に五百本の木を斬る。それが訓練です」
「五百本!?」
「ええ。木を斬るために移動することで速度を、斬る際に踏み込みを入れることで足腰と脚力を、木を斬ることで抜刀の素早さ、腕力、肩の力を、それぞれ鍛えることができます。木を斬るという動作には、鍛えるべき部分を鍛えるための要素が全て詰まっているのです」
「へぇ、すごい!」
「やはり訓練はしておかないと。いつ何が起こっても平気なように」
おぉ! わたしと同じ意見だね。
「実はわたしもトレーニングが終わった所なんだ」
「ほぉ、あずささんも早朝の訓練を?」
「うん。もっとも早起きは苦手だから、目が覚めた日だけなんだけどね」
その話しに、梓くんは笑った。もう、気にしてるんだから笑わないでよ!
「どのようなトレーニングを?」
「えっとね、普通に走ったり筋力トレーニングだったり、岩を砕いたり木を殴り倒したり、木を片手で引っこ抜いたり」
「木を、片手でですか!? どうやって!?」
そ、そんなに驚くことなの?
「えっとね……じゃあ見せてあげる」
えっと、この辺に適当な木は……あった。
「見てて」
まず思いっきり殴って貫いて、そのまま上に向かって引っ張って、持ち上げて、と……
「簡単でしょ」
そう言いつつ、抜いた木を思いっきり上に投げる。
って、いけない! 梓くんの方に……大丈夫だね。
梓くんは平然と刀を取り出して(本当にどこに持ってたのかな?)木を真っ二つに斬っちゃった。うわ、相変わらず抜き身が全然見えないや。
「なるほど。これだけの訓練をしているからあれほど強いのですね。私が勝てない訳です」
あははははは、うふふふふふ……
……え?
「え? 何で? 梓くんの方が強いよ」
「またそんなご謙遜を……」
「謙遜なんかじゃないよ! 梓くんこそ、わたしに気を遣うことなんて無いよ!」
「……私には分かります。あの夜のことは、覚えていますよね」
あの夜……わたし達が初めて会った、女子寮でのことだね。
「あの闘いで、十代さん達に止められる直前、わたし達はお互いに向かい合いましたよね」
「うん」
「あの時は頭に血が昇っていましたが、あの後すぐに分かりました。私の刃が届く前に、私はあなたに砕かれていたと。あの闘いに負けていたのは私でした」
いや、違うって!!
「逆だよ! あのまま打ちあってたら、私の拳が届く前に間違い無く真っ二つにされてたよ! あのまま続けてたら負けてたのはわたしだよ!!」
「……」
「……」
『ぷっ、あははははははは……!』
二人で話しながら、最後にはそうやって大爆笑しちゃった。
「お互いに、相手が自分よりも強いと認め合っていたのですね」
「本当はどっちが強いか分からないのにね」
「ただ私は、もうあずささんとは闘いたくはありませんが」
「私もだよ。もうわたし達友達だしね」
「ええ」
やっぱり梓くんと話してると楽しいよ。
梓くんとずっと一緒にいたいなぁ。
視点:梓
さて、今日も無事に授業が終わりました。
「梓ー」
この声は、十代さん。振り返ると、翔さんと共にこちらに歩いてきました。
「この後何かあるのか?」
「いえ、特に予定はありませんが」
いつも誰かに話し掛けられて開くお茶会も、今日はありません。
「じゃあ、この後俺達の部屋に来ないか?」
「十代さんのお部屋ですか? そういえば、私の方から出向いたことは一度もありませんでしたね」
「ああ。お前の部屋は何度か行ったことあるし、たまには俺の部屋にも来いよ」
「分かりました。では、お土産を持って参りますね」
「私も行きますわ!!」
突然そんな声が響き、ももえさんがやってきました。そして、否応無しに翔さんの手を取ります。
「私もお邪魔させて下さい、翔君/////」
「は、はあ……どうぞ……」
みんなで着物を着た日以来、ももえさんは翔さんに対して随分積極的になっています。翔さんのことを随分気に入ってしまったようですね。ただ、翔さんはあまり嬉しそうではありませんが。
「おぉ! わたしも行っていい?」
!! あ、あずささん、一体どこから////
「あら、私もいいかしら」
明日香さんまでいたのですか。ジュンコさんもいますが、ほとんどついでといった感じですね。
「いいぜ。みんな来い」
「では、お土産を取りに戻ってすぐに参ります」
「別にそんなに気を遣わなくてもいいって」
「いいえ、せっかく皆さんで集まるのですから」
そんなふうに会話して、私は一旦皆さんと離れました。しかし同じ学園の寮とはいえ、他人の家に行くなど、考えてみると初めての経験ですね。
……
…………
………………
さて、お土産を持ち、オシリスレッドにやってきました。なるほど、話には聞いていましたが……その、大変趣があります。
「返せ!!」
な、何ですか!?
視点:外
「返せよ!! 俺のカード返せよ!!」
「バカか!お前みたいなゴミが持ってていいカードじゃねえんだよ。こんなカードを持って生意気起してねーで、屑カードをかき集めてカード遊びするのがお似合いなんだよレッドのゴミは!!」
一人のオシリスレッドの生徒を、五人ものオベリスクブルー生徒が取り囲んでいた。
「おい! 何やってるんだ!!」
十代が部屋からその生徒に向かって叫んだ。そして、明日香やあずさ、翔達と共に部屋から出てきて、彼らの前に立った。
「お前ら、自分が何やってるのか分かってるのか!?」
「分かってるさ。せっかくのレアカードをゴミが持つせいでゴミにならないよう回収してやってるんだ。こいつの言う大事なカードを有効活用してやるって言ってるんだぜ。感謝はされても文句を言われる筋合いは無えよ」
「てんめぇ……!!」
いつの間にか、部屋からレッドの生徒達が次々と顔を出していたが、五人は気にしていない。
「……ちょうど良い。お前のカードもよこせ。お前確か、イエローに昇格できたのを断ってたよな。レッドのゴミの分際で、そんなこと許されるって思ってるのか? 罰としてカード全部置いて行けよ」
「何なんスか、その訳の分からない理屈は!?」
「さっきから言ってること無茶苦茶なんだなぁ!!」
「うるさい!! いいからカードをよこせ!!」
そんな叫びと同時に、五人が一斉に十代ら七人を取り囲んでしまった。
「あなた達、自分のしていることが恥ずかしくないの!?」
明日香が叫ぶが、男子達は卑しく笑うだけ。
「ちょうど良い。前々からお前のことも気に食わなかったんだよなぁ」
五人の中心に立っている、鉄パイプを持った男子が、静かにその重低音の声を発した。
「何が一年のクイーンだよ。できる奴もできない奴も、女子は全員ブルーに入る癖に、そんな吹き溜りみたいな場所で一番になったからって、粋がってんじゃねーぞ」
「な、吹き溜りですって!?」
「喋るなよゴミが。ケガさせねーからカード出せや。でないとその顔潰すぞ」
徐々に、口調から表情から、冷たい物に変わっていく。
直前までは単純に人間を見下している顔をしていたのが、現在は見下すどころか、同じ人間としてすら見ていない。彼の言う通り、ゴミを見ている目。
「そんなに俺のカードが欲しいなら、俺と決闘しろ!」
ゴッ!
「ぐっ!!」
『十代(兄貴)!!』
十代が叫んだ直後、男子は手に持っていた鉄パイプで十代の腹を殴った。
「ゴミの癖に人間様に口聞いてんじゃねえよ。何で俺がお前みたいなゴミと遊んでやらないといけないんだ? あ?」
十代はその痛みに顔を歪め、地にひざを着く。明日香も続いてにひざを着き、十代に寄り添った。そしてそんな二人を、男子は変わらず冷たい目と顔で、後の四人は卑しく笑いながら見ていた。
「あんた、よくも……」
当然、それだけのことをされて、あずさが黙っていられるわけが無い。
(まずいわ!! あずさがキレた!!)
「何だ? 何か文句があるのか?」
その問いに、あずさは応えない。応える代わりに、
ドゴォッ!!
黄色の手甲を着け、地面を本気で殴った。その瞬間地震が巻き起こり、あずさを中心に地面が陥没し、その場にいた生徒全員が倒れた。
「口で言ってもダメ。決闘で決めようとしたら暴力。だったら
それは、梓と対峙した時に一度だけ見せた姿。梓の凶王化と同じ、あずさのキレた姿。
「……やっちまったなぁ」
だが、男子は尻餅を着きながらも全く堪えておらず、脅えてすらいなかった。ただ笑いながらゆっくりと立ち上がり、服に着いた土をはらう。
「言っとくが、俺は
「ふざけろ!! そんなバカな話が本気で通ると思ってんの!! こっちにはレッドの被害者だっているんだよ!! どうせ今回が初めてじゃないんでしょう!?」
あずさがレッド生達を見ながら叫んだ。
『……』
だが、レッド生徒は全員、顔を背ける。
「え、みんな、何で?」
あずさの顔が疑問に染まる。そして、男子は変わらず、笑っている。
「そりゃあ全員、ゴミ掃除はされたくないだろうからな」
「ゴミ掃除?」
「……俺が一言親父に頼めば、お前達ゴミ共を全員、家庭崩壊させることなんて訳無いんだぜ」
「は?」
「……佐倉財閥。聞いたこと無い?」
「!!」
あずさの顔が、同時にそこにいる全員の顔が驚愕を浮かばせた。
『佐倉財閥』は、かの『万丈目グループ』に並ぶ大企業である。だが知名度だけで言えば、万丈目グループを遥かに凌ぐ。それは、この場にいる全員を黙らせるには十分過ぎた。
「分かったか? 佐倉さんにとってはお前達全員、本当のゴミなんだよ。俺達を潰せるもんなら潰してみろよ。その前に、一生生き地獄を見せてやるけどな! お前達じゃない。お前達の家族に、だけどな! あはははは!!」
「……」
取巻きの一人が叫んだが、それを、佐倉は冷めた目で見ていることに誰も気付いていない。
あずさも、明日香に十代達も全員が怒りに震えるが、何もできずにいた。
間違っている。それは分かっているのに、佐倉以上の力が無いばかりに、何もできない。
佐倉は、なぜかうんざりした様子で、一言話した。
「安心しろ。俺は優しいから、お前達全員カードを全部渡せば許してやる」
その言葉に、全員の顔がわずかにだが緩んだ。
だが、
「だが、お前はダメだ」
あずさを指差し、卑しく笑う。
「お前は俺に手を出したからな。カードを全部渡して、俺達全員の相手をさせて、そのうえで退学だ」
「!?」
そんな佐倉の言葉に、あずさの顔が一気に青白く変わる。
「当然だろう? ゴミが人間様に手を出したんだ。これでも全然足りないくらいなんだ。だがまあ顔や体はマシな方だし、これで許してやるんだから感謝しろよなぁ。ククク……」
ポン
佐倉が笑った時だった。突然後ろから、佐倉の肩に手が置かれた。
「もしよろしければ、私と決闘して下さいませんか?」
『梓(さん)!!』
視点:佐倉
ほぉ、誰かと思ったら、今年期待の美人君、水瀬梓か。
「俺と決闘?」
ふざけたことを。
「お前、自分が何言ってるのか分かってる?」
「もちろん。あなたにとって、私はゴミなのでしょう?」
何だ。分かってんのか。
「だったら触るんじゃねえ。体が腐るだろうが。それに、誰がお前と決闘なんか……」
カラン……
言い切る前に、足元からそんな音が聞こえた。見てみると、ずっと手に持っていたはずの鉄パイプが、縦に真っ二つになっている。
ジャキ
「……」
その時、理由が分かった。鉄パイプは斬られたんだ。こいつ、水瀬梓は俺の首筋に刀を宛がう。
「断ると言うのなら、私はここで貴様を殺す」
……ほぉ。
「てめぇ! 自分が何言ってるのか分かってるのか!?」
四人の取巻きの一人が叫んだ。だが、こいつの表情は変わらない。
「私はゴミだ。なら、たかがゴミが人間を殺した所で罪は問えまい」
「ふざけるな!! 自分が何言ってるのか分かってるのか!?」
二回目。他に掛ける言葉は無いのか?
「貴様らを
こいつ、本気か? 本気で俺のことを……
……くくく、面白いなぁ。今まで威勢ばかりが立派なゴミばかり見てきたが、こんな奴もいたんだなぁ。
「そうだな。俺も命は惜しい。受けてやるよ。その決闘」
そう笑って言ってやると、水瀬梓は刀を鞘に納めた。
「これ以上こいつを怒らせるのは怖いし、さっきの話は無しにしてやるよ」
さっき地面を殴った女子にそう言ってやると、緊張が解けたように地面にひざを着く。
まったく、最近のゴミはこれだからダメなんだよ。
ゴミでも粋がるっていうなら、最後まで毅然と抵抗してみろってんだ。何の抵抗も無しに、ちょっと力を示せばすぐに心までゴミになりやがって。これだから掃除したくなるんだ。
俺達は互いに向かい合い、決闘を行う姿勢を作った。そしてその周りを、取巻きのゴミ共と、他のゴミ共が取り囲む。
「私が勝てば、私の持つカードは全てあなたの物だ。そして、アカデミアを去りましょう」
『梓(さん)(くん)!!』
その目に嘘は無いようだ。ふふ、本当に面白い。ゴミにしておくには勿体ない覚悟を持ってやがる。
「良いだろう。お前が勝てば、ゴミ共から奪ったカードは全部返してやるよ」
『佐倉さん!?』
取巻きのゴミ共が叫んでいるが、いちいち気にしない。四人とも、勝手に俺に付いて、好き勝手してただけだからな。
「当然、俺も退学の条件は同じだ。もちろん、この決闘では不正はしないと約束する」
「……」
「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」
さっきから俺の顔をジッと見てる。だが、それは単純に、対戦相手や仇を見る顔とは違う。
「私の勘違いなら謝罪しますが、あなたは明らかに、あの四人とは違う。なぜあのようなマネを?」
何だ、そんなことか。
「さあ、何でだろうな」
それだけ応えて、決闘ディスクを構える。水瀬梓も構えた。
『決闘!!』
お疲れ様です。
ちなみに梓の言っていた、木を斬ることでのトレーニング効果ですが、適当です。
一応その辺誤解しないでね。大海にも効果のほどは分からん。
決闘は次回。
ほんじゃ待ってて。