ボッチな美少女は孤高のボッチを見て育つ   作:Iタク

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それなりに頑張りますので(っ´ω`c)


よろしくお願いします


ただ本音を綴っただけの日記
日記その_ 全てを諦め、決断した日


 この日記を書き始めてからもう1年はたつ頃でしょうか。日記を見返せば見返すほど自分という人間がよく分からなくなります。

 

 今回もいつもと同様、何もない普段の日常でした。いつも、というか、ここ最近になってこれが普通になってきたと言った方が正しいですね。昔の私なら今の自分を見てどう思うのでしょうか。悲しく嘆くのか、憐れむのか、激怒するのか、まあIFの話なんてするだけ無駄ですね。

 

 人と話さないからか、うまく言葉が浮かんでこなくなりました。人間の特長である言葉によるコミュニケーションをサボっているのです。こうなるのも無理はないでしょう。けれど、さすが私。日記など文字にする分には何も支障はありません。勉強のことに関しては母から厳しくされているので、そのことに関しては劣るわけにもいかないのですよ。

まあ、そんな母だから、今の私の現状にも気づかなかった…いえ、気づくことをしないでいてくれたのでしょうか。無駄に心配をかけたくないので、私にとっては好都合でした。

 

 しかし、それを言うと父にはとても心配をかけました。幼い頃から私の嘘にも絶対に気づいて叱ってくれましたね。けれど私は、それが嬉しかったのです。父だけは私のことをよく理解してくれました。よく聞く話で、息子は母を、娘は父を慕うと言いますが、その表現は言い得て妙ですね。私がこうやって生きているのも、父のおかげだと自覚しています。

 

 妹の───にも、色々と迷惑をかけてしまって…こんなお姉ちゃんでごめんね?もっとみんなに自慢出来るお姉ちゃんが欲しかったよね。私は───のことを自慢の妹だと主張できるよ。貴女は優しい、貴女は可愛い、貴女は天才。私なんかを見ないで、もっと上を目指すんだよ。

 

 さて、毎回何かあるごとに書くこの日記ですが、何もないと言っていたのに何故書いているのかと言うと、

 

 

 今日は私の、誕生日なのです。

 

 

 去年は楽しいパーティーがあったのが懐かしいなぁ…周りにはたくさんの“他人”で溢れていたよね。けど、ホントに楽しかった、嬉しかった、そんな感情を抱いたのは多分あれが最後だった。

 

 プレゼント、今年は何にしようか。それをここ数日考えていた。

 

 

 そして1つの考えにたどり着いた

 

 

 

 多分こんなことを言ったらものすごく怒られちゃうなぁ…いやだなぁ…

 

 

 けど、もう迷わない。

 

 

 私にはもうこれしかない。

 

 

 

 父さん、母さんには内緒だよ?

 

 

 

 

 父さんより母さんが怒った時の方がもっと怖かったんだから。

 

 

 ねぇ父さん、

 

 

 

 聞いてくれるよね?

 

 

 

 私が願う、

 

 

 

 

 

 “最後”のプレゼントを────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、えっと…………



本編はこんなにダークじゃないですので、気軽に見てくださいm(_ _)m

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