新訳:ペルソナ4~迷いの先に光あれ~   作:四季の夢

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FF15を買いました。……アップデート遅いわ!( ゚Д゚)


第二十五話:黒の力 死の降臨 VSクマの影

 同日

 

 現在:特出し丸久座【最上フロア】

 

 悠達・洸夜とクマの影との戦いは序盤から全力の戦いであった。

 クマの影は広範囲の属性技や巨大な腕で薙ぎ払うなど、その力をフルに活用して悠達を苦しめるが、そこはりせの能力の見せ所。

 的確に攻撃範囲を解析し、悠達を的確にサポートしてクマの影と対等以上の戦いを見せていた。

 

『マハブフーラ!!』

 

 クマの影の口から巨大な氷が広範囲に放たれ、それは悠達を的確に呑み込もうとする。

 

「させない! そこの人は後ろに避けて! そこの人は真横に! 他の人は動かない!」

 

 りせはヒミコの能力を駆使して悠達をサポートし、悠達はそれに従った行動で攻撃を回避に成功した。

 

「助かる……!」

 

 悠はりせへ礼をし、りせもそれに対し任せろと言う様にVサインで応え、今度は悠達が攻勢に出る番となる。

 

「行けよジライヤ!」

 

「舞いなさい――コノハナサクヤ!」

 

 ジライヤは手裏剣形状のガルを乱れ撃ちし、コノハナサクヤはアギラオでクマの影の周りを包み込んだ。

 徐々にダメージを与えるが、それは確実にダメージを与えており、クマの影は攻撃を払う様に腕で薙ぎ払う。

 

『小賢しい!!』

 

 薙ぎ払いでガルとアギラオを吹き飛ばすが、それは大きな隙となっている事にクマの影は気付かない。

 

「今だよ! 隙が出来てる!」

 

「よし! 行くよ完二君!」

 

「ウッス!」

 

 りせの探知で絶好のタイミングでクマの影へ接近する千枝と完二の二人に、洸夜も手助けを行う。

 

「……ムラサキシキブ!」

 

 召喚された平安の歌人、ムラサキシキブは洸夜の持つペルソナの中でもサポートスキルがかなり充実された仮面だ。

 洸夜の指示に従いムラサキシキブは滾る赤き光、マハタルカジャを二人に浴びせた。

 

「すご!? なんか力が漲る……!」

 

「よっしゃ! 行くぜオラァァ!!」

 

 漲る力に二人の力は更に入り、トモエとタケミカヅチがクマの影へ近接攻撃を仕掛けようと武器を振るい上げた。

 だが、クマの影も馬鹿正直に攻撃を受ける気がある筈がなく、その腕で再び薙ぎ払おうとする。

 

『させん……!』

 

「こっちもだ。――トウテツ!」

 

 クマの影の動きを呼んだ悠が既にクマの影の懐で待機しており、塔のアルカナを持つ体は牛か羊、曲がった角に人と虎の牙爪、人の顔などを持つ仮面、トウテツを召喚した。

 トウテツは振り上げるクマの影の腕を見上げると、その口を大きく開けて多数の斬撃を吐き出した。

 

『マインドスライス!』

 

 トウテツのマインドスライスはその巨大故に回避する事はクマの影には出来ず、クマの影の腕へ全てが突き刺さり、そのダメージは千枝と完二の攻撃を助けるのに十分であった。 

 

「私は右! 完二くんは左! ――トモエ!」

 

「ウッス!――タケミカヅチ!」

 

『疾風斬!・剛殺斬!』

 

 更に二人がバラバラに分かれた事により、クマの影が攻撃を防ぐ術は完全に消え、二人の攻撃を左右から受けたクマの影はその身体を大きく揺らす。

 

『グオォォォ……!』

 

 ダメージが蓄積し始めたクマの影の動きは確実に鈍くなり始めており、陽介と雪子が追撃を行う。

 

『ガルーラ!』

 

『アギラオ!』

 

 陽介と雪子がクマの影へに向かって風と炎の属性攻撃を放つが、クマの影も意地を見せる。

 クマの影は二人の攻撃に対して手に力を込め、陽介達の攻撃ごと二人目掛けて腕を振り下ろした。

 

『嘗めるな……ヒートウェイブ!』

 

 クマの影の攻撃は糸も容易く陽介達の攻撃を相殺し、その攻撃の余波が悠達へと流れた。

 

「ぐわぁぁっ!」

 

「きゃあっ!」

 

「固まってたら駄目! アイツの攻撃は基本的に広範囲の技が多いの! だから、闇雲に固まってたら危険だよ!」

 

 陽介と雪子は受け身を取り、りせがすぐに注意を促し、その間にも悠は攻撃を仕掛けた。

 

「マカミ!」

 

『アギラオ!』

 

 悠は身体が長身の獣型のペルソナを召喚し、マカミは炎を吐いてクマの影は炎に顔を包まれた。

 

『グオッ! ――そのチカラ、ジャマだな。……愚者の囁き』

 

 ペルソナ能力に目をつけたクマの影の瞳が怪しく輝いた瞬間、クマの影から放たれる黒い霧が悠や後方にいるりせを包み込む。

 そして、その霧の正体に悠達はすぐ知る事になった。

 

「なっ!? ペルソナが……!」

 

「な、何だよコレ! ペルソナが……出せねぇ!」

 

 突如、ペルソナが消えてしまう悠達。もう一度召喚しようとするが、それと同時にまるで何かに押さえ付けられている様な感覚によって悠達はペルソナ召喚が叶わなかった。

 

「そんな、コレじゃあ皆をサポート出来ない……!」

 

『そんな必要はないぞムスメ……キサマ等は全員死ぬのだからな。虚無への導き』

 

「しまった……!」

 

 悠は相手の攻撃に気付くが既に攻撃は撃つだけの状態。

 そして、クマの影の攻撃が放たれ様とした。……時だった。

 

「させるか……!」

 

 りせよりも後方で控えていた洸夜が動く。

 ムラサキシキブをバッと横からクマの影の目の前に飛び出させ、ムラサキシキブは両手を前に出して翳した。

 

『メギドラ』

 

 一瞬、何かが光ったと思った瞬間、クマの影が巨大な爆発に呑み込まれ、その衝撃の凄まじさにクマの影は大きく仰け反った。

 

『グォォ……ォォ……!』

 

「まだだ……ムラサキシキブ!」

 

『アムリタ』

 

 ムラサキシキブが放った優しい光を浴びた悠達。その光を浴びた事で胸の中の突っ掛かりが取れた感覚を覚え、ペルソナを召喚しようとすると仮面達は今度すぐにその姿を現した。 

 

「治ってる……」

 

「良かった……」

 

 悠やりせは安心し、他のメンバー達も安心しながらそのままクマの影へ視線を戻すと、メギドラでもトドメにはならなかったらしく、クマの影は意識がまだあった。

 だが、ダメージがない訳ではなく、既に虫の息だ。

 

『馬鹿な……死を与えられるのは……私……なのか……! 私が……!』

 

「そういう事だ……これで終わりだ」

 

 悠はそう言ってイザナギを召喚し、クマの影へ大剣へ向けた。

 

(決着だ……)

 

 洸夜も決着を疑わなかった。既にクマの影はボロボロであり、まともに動く事も出来ないだろう。

 体を休めたかった洸夜は少しだけ瞳を閉じようとしてる間にも、クマの影の恨み言は続いていた。

 

『死を……私に……貴様らが……!』

 

 クマの影は血走った眼で悠達を睨みつけたその時だった。

 

”死の絆ヲ……望ムか……?”

 

「ッ!――ガァァァァァッ!!?」

 

「アァァァァァァァァッ!!?」

 

 突如、頭の中が締め付けられるような痛みを覚えた洸夜と悠は頭を抑え、その場で叫び声をあげる。

 宿主の異常にペルソナ達も存在を保つことが出来なくなり仮面はその姿を消し、異変に気付いた陽介達は驚きながら、それぞれが二人へ駆け寄った。

 

「相棒!?」

 

「鳴上君!!」

 

「洸夜さん!?」

 

「大丈夫ッスか!?」

 

 陽介と千枝は悠へ、雪子と完二は洸夜の下へ向かい、りせはヒミコを召喚したまま困惑したまま待機している。

 いや、立ち尽くしていた。ヒミコを通じて見える目の前の光景に。

 

「なに……これ……」

 

 りせにだけ見えていた。ヒミコを通じ、洸夜からは巨大な黒い靄が噴出しており、悠とクマの影には互いに繋がっている黒い線の様なものが。

 そして悠の頭の中には声が響き渡っていた。

 

”要らヌのナラば……真に欲スるモノに絆を……与えヨ……!”

 

(頭が……!)

 

 頭が割れそうに痛い。まるで脳を直に掴まれて無理矢理に話されている様だ。少なくとも悠はそれ故に意味ある言葉をいう事が出来なかった。

 

『これは……!!』

 

 異変を感じたのはクマの影もだが、徐々に変化が起きる。

 クマの影から肉眼で見える程の黒いウネウネとしたものが現れ、クマの影の左目の下には涙の様なメイクが出現した。

 そんなクマの影の変化が終わったと同時に洸夜と悠も落ち着きを取り戻すが、目は血走り、呼吸も二人共乱れていた。

 

「ハァ……ハァ……!」

 

「今のは……!」

 

 洸夜も悠も、そして陽介達も今はクマの影へ視線を奪われてしまった。先程よりも不気味さが増している。背筋に嫌な汗が全員に流れる程に。

 しかしその中で洸夜だけが一人、事態の危険性に気付いていた。

 

(まさか……こんな事が起こるとは……! 築いたのか……負の絆を……!)

 

 拳を握り絞め、歯を食い縛りながら洸夜は無理矢理立ち上がり、全員を止めようとしたがそれよりも先にクマの影が動く。

 

『……ウルトラチャージ』

 

「ッ!――させるか!」

 

 クマの影が腕に力を溜めた事で攻撃が来ると判断し、陽介は阻止しようとジライヤを突撃させた。攻撃は悠と洸夜、そしてりせを除く三人もペルソナを召喚して参加し、共に出したが、我に返ったりせは止めようと叫んだ。

 

「駄目ぇっ!!」

 

 りせに分かっていた。既に目の前のシャドウが先程とは別物、いや別格である事を。

 しかし、それは間に合う事はなかった。陽介達がりせの言葉に気付いた瞬間、それは放たれてしまったからだ。

 

『魔手ニヒル』

 

 瞬間、強風と爆音が辺りを包み込んだと認識した悠と洸夜、そしてりせが次に見た光景は陽介達四人がボロボロで倒れているというものだった。

 

「皆……!」

 

「そ、そんな……!」

 

 悠とりせが目の前の光景の衝撃によって言葉を失いかけたが、二人にはそんな暇など存在しない。

 

『……怒り……憎しみ……』

 

 ブツブツと何やら呟いているクマの影だが、その言動とは裏腹に右手を振り上げて攻撃を行おうとしていたのだ。

 その事実に真っ先に気付いたのは洸夜だけだった。

 

「悠! りせ!」

 

 動けない体に強烈な鞭を打ち、刀を抜刀しながら洸夜は二人の前へ立った。

 刀を構え、盾の様にクマの影へ向ける洸夜だが、その瞬間に自分の体が宙を舞った事に気付き、その後に強烈な衝撃と痛みが洸夜を襲った。

 

「――ガッ!」

 

 擬音の様な声しか出す事が許されず、ギリギリの受け身を取りながら地面に叩き落とされた洸夜がその瞬間に見たのは、腕を振り払ったクマの影の姿。

 それでようやく洸夜は自分が薙ぎ払われたのだと理解し、兄のその状態に悠は我に返る。

 

「兄さん!!?――イザナギィィィィ!!」

 

 主の叫びに応え、イザナギは召喚と共に大剣をクマの影へと振り落とす。

 

『孤独……悲しみ……復讐……』

 

 クマの影は大剣を左手で掴んで攻撃を防ぎ、そのままイザナギを押し潰そうとするが悠も負けてはいない。

 

「イザナギ!」

 

『……!』

 

 悠の叫びに応えたイザナギは大剣からジオンガを放ち、強烈な電撃をクマの影へ浴びせる。 

 ゼロ距離での電撃により、クマの影の体や腕が焦げ、そして抉れたりするがクマの影のリアクションは何もなかった。

 

『妬み……恨み……』

 

「効いていないのか……!」

 

 ジオンガを受けたクマの影の肉体は間違いなくダメージを受けているのが見て取れた。だが、にも関わらずクマの影の動きは鈍くなる事はなく、機械の様に忠実に悠達へ攻撃を行い続ける。

 そんな狂気とも言えるクマの影を、りせはヒミコを通じて既に普通ではない事を知った。

 

「このシャドウ……既に意思はないの? 力だけが暴走してる……」

 

 りせはあまりの事に言葉を失いそうになる。

 【危険】・【異常】・【解析不能】等とヒミコからも危険を知らせる情報しか入ってこない程に異常なのだ。

 

(けど……私は逃げる訳にはいかない!)

 

 ここで自分がヒミコを解けば誰が目の前の人達を守るというのか。りせは決してヒミコを解かないという強い意志を抱き、その意志にヒミコが応えた。

 ヒミコは更に力を強め、そのお陰でクマの影の情報の一握りを手にする事が出来た。のだが……。

 

「これって……あのシャドウの()()()()?」

 

 唯一りせが引っ張り出した情報、それはクマの影のアルカナだった。そのアルカナでは先程までの【月】ではなく……。

 

「道……化――」

 

「前を見ろ!!」

 

「ッ!?」

 

 洸夜の叫びにりせが我に返った瞬間、目の前にクマの影の腕が迫っていた。

 

「イザナギ!!」

 

 間一髪、イザナギがクマの影の腕を受け止めたが、徐々に押されて行く。

 

「まずい……」

 

 悠も劣勢になっている事に気付いている。だが他の仲間は既に戦闘不能状態。

 洸夜も既に戦える状態ではない。……だが、洸夜にとって()の危機だけは見過ごす事は出来ないものだった。

 洸夜は腹這いになりながら、ペルソナ全書を強く握り絞める。

 

(……『湊』……俺に力を貸してくれ……)

 

 洸夜は心の中でそう呟き、蒼白き光を肉体から発しながら弟に仇なすクマの影を睨んだ瞬間、その時は訪れた。

 

『復讐……後悔……死――!!?』

 

 クマの影が初めて動きを止める。いや、悶絶していた。

 何故なら……自分の胸を一本の腕が背後から貫いていたからだ。

 

「これは……」

 

「何かが……いる……?」

 

 悠とりせが困惑すると共にクマの影は前のめりに倒れると、クマの影を貫いた存在がその姿を顕にした事で洸夜がその仮面の名を呼んだ。

 

「タナトス……」

 

 トラバサミの様な顔、刀の様な細い刃、背後に連なる棺と鎖。嘗て『有里 湊』と共にいた者ならば見た事がある筈の仮面。それが悠達の目の前のいる。

 だが、それはあくまで『有里 湊』と『デス』のタナトスの姿だ。目の前のタナトスは『湊』と過ごした事で築いた絆、その片鱗を受けて洸夜が生み出したタナトス。

 所謂、鳴上 洸夜産のタナトスである。それ故に有里 湊(原産)のタナトスとは容姿が多少は変わっている。

 顔の左目の下に涙のメイク、周りに連なる棺も枠は棺だが中身は各アルカナが描かれているステンドグラスだ。

 そして、一番の違いはアルカナであったが、それに気付く事は洸夜ですら分からない。

 

『死……死!!!』

 

『――!』

 

 タナトスは奇襲の様に突然、起き上がって腕を薙ぎ払って来たクマの影の右腕を片腕で止め、もう片方の腕でも掴むとそのまま()()()

 

「ひっ!」

 

 目の前で起きた反撃と言う名の惨劇にりせは恐怖し、悠は言葉を失った。勿論、洸夜も言葉を失っていた。

 タナトスのアルカナを洸夜が分からない理由、それがこれだ。今のタナトスは洸夜の意志で動いておらず、所謂オート操作だ。

 生み出したのは洸夜だが、洸夜はタナトスの存在を維持しているだけに過ぎないのだ。

 

『マ……ハ……ブフーラ……!』

 

 片腕が裂けてもクマの影は攻撃を止めず、マハブフーラをタナトスへ放つ。

 タナトスには対氷スキルはない。タナトスにはこの攻撃は通るのだ。――本来ならば。

 

『――』

 

 マハブフーラが迫る瞬間、タナトスが背負う棺の枠のアルカナのステンドグラス、その中の魔術師のステンドグラスが輝いた。

 

『道化師の戯れ』

 

 『道化師の戯れ』を唱えると同時にタナトスの肉体が青色に変化し、片腕でマハブフーラを受け止めてそのまま氷を握り潰した。

 

『ヒート……ウェ――』

 

『ヴォォォォォォォォォッ!!!』

 

 突如、発生したタナトスの咆哮がクマの影の全てを許さない。咆哮だけで部屋中に亀裂が走り、その衝撃にクマの影の動きが止まる。衝撃が強すぎて動けなかったのだ。

 悠とりせも同じあったが、クマの影はいち早く動く事が可能となり、タナトスへ口を開けて呑み込もうとし接近した瞬間、決着がついた。

 

『――』

 

 沈黙して動きを止めたクマの影。そして空間には肉を突き刺した様な生々しい音だけがそれぞれの耳に届く。

 だが誰も何の音かは聞かない。目の前を見れば分かるからだ。タナトスが特に変わった動きをする訳ではなく、ただ右腕を前に出して手に持った刀でクマの影の額を突き刺したという事実を。

 

『……』

 

 タナトスは無言で刀を荒々しくクマの影から引き抜くと、クマの影は消滅しクマ?がその姿を現すと同時にタナトスは蜃気楼の様にその場から姿を消す。

 

「終わったのか……?」

 

「……うん」

 

 悠は文字通り、嵐が過ぎ去った様な虚しさの様な感覚を抱くが目の前の光景を何度見ても戦いは終わっていた。

 その光景を見て洸夜は徐々に目を閉じていた。タナトスを召喚した事で最後の一滴まで力を使い果たしてしまったのだ。もう意識も保てない。

 だが、気を失う洸夜は最後に悠の無事を確認すると多少の安心感を覚えたが、気を失う陽介達の姿を見て最後に心の中で呟いた。

 

(悠、すまない……)

 

 その言葉を最後に洸夜は気を失い、己の罪を胸に抱きながら眠りに就いた。

 

 

 

END




洸夜のタナトス

アルカナ:道化師

物火氷雷風光闇
無----弱反

【説明】
洸夜の『彼』との絆によって生まれたペルソナ。外見はタナトスだが、外見だけであり中身は洸夜の力によって構成されている為、デスとの関係性は全くない。
本来のタナトスと一部容姿が違い、左目の下の涙のメイク、棺がアルカナのイラストのステンドグラスとなっている。

【特殊スキル】

『道化師の戯れ』
己のアルカナを変化させ、新たな姿となって力を得る。














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