英霊の力を持って異世界からくるそうですよ?   作:松江陸

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久しぶりです。松江陸です!お気に入り登録が70件を超えていました!ありがとございます。これからもよろしくお願いします。


第3話 ギフトの弱点

「「「箱庭?」」」

 

ああ、やっぱりここは箱庭だったんだ、俺は1人納得している。ならここは『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の世界だと。

 

「YES!皆様はお気づきかもしれませんが、貴方方たちは普通の人間では有りません」

 

随分とハッキリ仰いますね、黒ウサギ。以外に心にくるもんだな。

 

「その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその"恩恵"を用いて競いあう為のゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活できる為に造られたステージなのでございますよ!」

 

そう言い、黒ウサギは両手を広げて箱庭をアピールしている。それから、飛鳥の質問から始まりギフトゲーム、箱庭のルールなど黒ウサギは説明してくれたが、俺はそんな事を気にしていない。何故ならそんな事は後で聞けばいい、今はこの質問がしたくて仕方がないのだ。

 

「おい、黒ウサギ。t「待てよ。まだ俺が質問してないだろう」

 

見事に十六夜に被せられた。十六夜は俺から先に言わせろみたいな感じで見ている。仕方ない、今回は譲るとしよう。

 

「いいぜ、先に言えよ十六夜」

「ありがとな、直樹」

 

そのやりとりを聞いた黒ウサギが、

 

「・・・・・・どういった質問です?ルールですか?ゲームそのものですか?」

「そんなのはどうでもいい。本当にどうでもいいぜ、黒ウサギ。俺が聞きたいのはたった一つ、手紙に書いてあったことだけだ」

 

手紙に何が書かれていたんだろう?結構気になる。そして十六夜が何もかを見下すような視線で、

 

「この世界は・・・・・・・面白いか?」

 

まさか、十六夜と質問が、被るとは。他の3人は知らないが俺は2度の人生だ。だったら面白い方がいいに決まってる。

その十六夜の質問に黒ウサギは一瞬驚いたようだが気を取り直してこう言った。

 

「ーーーYES。『ギフトゲーム』は人を超えた者たちが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証します 」

 

その顔はとびっきりの笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

「直樹さんの質問はよろしいですか?」

「いや、いい。十六夜と同じ質問だったから」

「分かりました。なら、新たな同士候補である皆さんを何時までも野外に出しておくのも忍びない。ここから先は我らのコミュニティでお話させていただきますので、黒ウサギについてきてください!」

 

そう言い黒ウサギが歩いたので俺たちはついて行くことにした。あ、女神から貰った手紙の続きでも見よう。それに俺のギフトの弱点も分かったしな。

 

『注意事項ですが、まず1度夢幻召喚(インストール)したサーヴァントカードは24時間使えません。後夢幻召喚(インストール)出来るのは1日3回までです』

 

これは、重要な情報だな。気をつけて使わなければ。

 

『後、夢幻召喚(インストール)の下位に限定展開(インクルード)があります。限定展開(インクルード)は1日に5回使えますが、夢幻召喚(インストール)で使ったカードは使えません。逆も同じです。限定展開(インクルード)も夢幻召喚(インストール)と同じで、1度使ったら24時間使えません』

 

なるほど、そんな機能まであるのか。

 

『最後に、一部の英霊をサーヴァントカード化出来ませんでした。例えば、影の国の女王、世界最古の英霊などです。後、夢幻召喚(インストール)したときに出来る限り男性の姿になるようにしてますが、それが出来ない場合があります。その場合は、女性化します。それと、神性が高いサーヴァントは稀にサーヴァントカードから出て来る事があるので注意してください。その事を考えて良き異世界生活を送ってください』

 

なるほど、それは注意しなくては。此れには書かれてなかったが、俺はこのギフトの弱点が分かった。それは英霊の力を使う事は出来るが、使い熟す事は出来ないということだ。これに限っては場数を増やさねばならないだろう。それと、俺は『問題児』を詳しく知らない。これから何が起こるか分からない。まぁその方が楽しいのだが。そんな事を考えていたら、門みたいな所が見えてきた。




どうでしたか?後、アンケートについて自分の書き方が悪かったかもしれませんが、登場してほしいサーヴァントというのは、クラスカードとしてです。それを踏まえてアンケートに答えてください。アンケートはまだ募集してますので是非お答えください。ご意見ご感想をお待ちしています。

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