英霊の力を持って異世界からくるそうですよ?   作:松江陸

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第1章 YES!ウサギが呼びました!
第1話 初の夢幻召喚(インストール)


「「「「ウワァーーーーーーーーーーーーーー」」」」

 

俺、三神直樹は女神に転生されて、今俺は上空約3000mから落ちている。

 

「どうする⁈このままだと、下の湖に落ちて全身濡れちまう。そうだ!さっそく特典のサーヴァントの力を使って…いや待て、俺使い方知らねーー」

 

ノリツッコミしながらも、何かないかとポッケの中を探していると、入れた覚えがない1枚の手紙があった。

 

「うん?何だこれ。入れた覚えがないのだが。なになに『三神直樹さんへ、女神より』だと、まさか、サーヴァントの力の使い方が書いてあるかも」

 

そこで俺は、さっそくその手紙を読んでみる事にした。

 

『拝啓

久しぶりですね、三神さん。三神さんがこの手紙を読んでいるということは、サーヴァントの力を使わなければならない状況ということですね。ならばさっそく教えましょう‼︎まず、左脚を見て下さい。』

 

左脚?さっそく見てみると、カードケースがあった。まだ手紙が続いてるので読んでみる。

 

『そこに、カードケースがあると思います。このカードケースの中に、10枚のカードがあります。それぞれ、セイバー、ランサー、キャスター、バーサーカー、アサシン、ライダー、アーチャーそしてエクストラのカードです。そのカードを使い、サーヴァントの力が使えます』

 

それって、クラスカードみたいだな。パクったのかな女神

 

『例えば、ランサーのクーフーリンが使いたい場合、まずランサーのカードを持ち「夢幻召喚(インストール)ランサー」と叫んで下さい。まぁ叫ばなくてもいいんですが』

 

いいんかい。

 

『ここからが重要です。心の中または、しゃべってもいいですが、夢幻召喚(インストール)したいサーヴァント今はクーフーリンですが、そのサーヴァントの真名を言ってください。そうすると、そのサーヴァントの力が使えます。あと、注意事項で』

 

まだ、手紙の続きがあるみたいだが、もうすぐで湖に落ちてしまうから続きはあと‼︎さっそくガードケースから、キャスターのガードを取り出してみる。

 

「よしっ、ならさっそく使いますか」

「夢幻召喚(インストール)キャスター‼︎」

 

ー真名は、メディア‼︎ー

 

そして、俺は、キャスターになった。なったには、なったんだが相変わらず落ちている。

 

「っていうか、力の使い方とか分からねぇーし」

 

と、叫んでいるといきなり頭の中にキャスター、メディアの知識が流れてきた。その中には空を飛ぶ知識が含まれていた。

 

「よし、さっそく空を飛びますかっ‼︎」

 

知識の通りにやってみると本当に空を飛べた。

 

「おっ、本当に空を飛べた。このまま自分だけ助かるのも気が引けるし全員は助けれない、よし」

 

俺は、近くにいたお嬢様風の女の子を助けにそこへ飛んだ。

 

「ちょっと、ごめんよ」

「キャァ」

「あ、あまり喋らない方がいいよ。舌噛むから」

 

注意事項をいってから、お嬢様抱っこして近くの地面まで飛んだ。その時、草むらの所でうさ耳が見えたが今は無視しよう。そして、近くの地面にその子を降ろした。

 

「はい、どうぞ」

「あら、ありがとう」

 

そして、その子といっしょに他の落ちた2人と1匹の元へ向かった。

 

「本当信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」

「となりに同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

 

それは、おかしいだろう。

 

「いや、石の中に呼び出されては動けないだろ?」

「俺は問題ない」

「めっちゃ身勝手だな」

 

そんな事を言っていると猫を抱えた子が、服を絞りながら

 

「ここ・・・・・・どこだろ?」

「さあな。まぁ、世界の果てっぽいものが見たし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」

 

よくこの状況で、そこまで見ているな。まぁ俺も草むらの所に、うさ耳を見たが。多分この3人を呼んだやつだろうな。と、考えていると

 

「間違いないだろうが、確認するぜ。もしかしてお前たちにも変な手紙が?」

 

手紙?俺はそんな物貰ってないが…

 

「そうだけど、オマエはやめて訂正して。ー私は久遠飛鳥よ。これからは、気を付けて。そこの猫を抱き抱えている貴女は?」

「・・・・・・春日部耀。以下同文」

「ありがとう春日部さん。そして貴方は?」

「高圧的な自己紹介をありがとうよ。見たまんま野蛮で凶悪な逆廻十六夜だ」

「そう、よろしく十六夜君。最後にさっきまでいかにも魔術師みたいな服装をしていた貴方は?」

 

そう言われて初めて元の姿になっているのが分かった。

 

「俺の名前は、三神直樹だ。よろしく3人とも」

「よろしくな、直樹。そういえば、なんでさっきは助けてくれなかったんだ?」

「…それには激しく同意。おかげで全身ビッショ濡れ」

 

うっ、さっそくそこを突っ込まれるとは。

 

「すまんすまん、1人が限界で近くにいたお嬢様しか助けれなかったんだ。許せ」

 

と、そんな事をしゃべっていたが、なかなかこの3人を呼んだ人がこない。だんだん3人がイライラして来たのが、わかる。

 

「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だとらちが、あかないからこうなったら、そこに隠れている奴にでも話を聞くか?」

 

そう言って、十六夜が指をさしたとこの草むらが揺れた。

 

 




どうでしたか?登場させたいサーヴァント募集中です‼︎
ご意見、ご感想をお待ちしています。あと、誰か、アンケートのやり方を教えてください。お願いします。m(._.)m

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