この作品は『クラスカードを持って、異世界からくるそうですよ』のリメイクです。こちらも、早めに投稿できるよう頑張りま。
俺こと、三神直樹は気付いたら真っ白な空間にいた。
「ここは、何処だ?確かさっきまで、あいつといっしょにいたはずなんだが」
俺がそんな事を呟いたら、後ろから声が聞こえてきた。
「ここは、死後の世界ですよ。三神直樹さん」
誰だ?何処にいるんだ?
「ここですよ。あなたの後ろです」
その声の通り、後ろを向きと、其処には、さっきまでいなかった女性がいた。その、女性は、なんか神々しい感じがしている。そう、まるで神のようだ。
「いえ、まるでではなく、まじの神なんですよ。生と死を司さります」
まじの神‼︎そんな事より、今、生と死を司るって、まさか俺は・・・
「その通りです。あなたは、死んでしまったのです」
「嘘だろ⁈俺は、死んだ記憶が無いんだけど」
確かに俺は、死んだ記憶が無い。いきなり死んだといわれても、納得がいかない。
「記憶が抜けているようですね。ゆっくりと思い出してください」
言われた通りに、最後の記憶から、思い出してみる。
いつも通り、今日も幼馴染の月詠マナと、フェイトの話をして帰っている。
「やっぱり、スカサハ師匠は最強ダネ。直君」
「たしかに。でも俺はやっぱり、ジャックちゃんかな」
俺は、マナの影響で、フェイトにハマった。ここ最近は、アニメの話より、フェイトグランドオーダーの話で、盛り上がっている。
「それでね、それでね、スカサハ師匠がね・・・・」
マナが話しかけた時、車が、凄い勢いで突っ込んで来た。俺はとっさに、
「マナ、危ない‼︎」
「きゃっ」
キキキキキーーーーーーーーっグシャン。
俺は、マナを庇って車に轢かれた。
「そうだ、俺は、マナを庇って」
「はい、そしてあなたは、死んでしまったのです」
そうだ。じゃあ、マナはどうなったんだ?
「マナさんは、無事ですよ」
「そうか、それは、良かった」
「はい、やっと自分が死んだのを、理解しましたね」
「あぁ、死んだのは、理解できた。でも、わざわざそんな事で神がいるのが理解でき無いんだが?」
「はい、それは謝罪の為です」
謝罪?何でまた。まさか…
「はい、其のまさかです。本来ならば、あの時間に、車が事故を起こすのは、ありえないのです。なのに、事故が起こり、そしてあなたは死んでしまった。原因は、不明です。本当にすみません」
と、女神が謝って来た。
「なので、あなたはこれから、異世界に転生してもらいます。今回は、こちらの不手際なんで、何か1つ特典を用意しますので、何がよろしいですか」
まじかっ!転生できるのか。特典も貰えるし、そうだな…
「なら、フェイトの、全サーヴァントの能力が欲しいな」
「分かりました。それで、よろしいですね」
「あぁ、お願いする」
「では、この丸い模様の所まで、来てください」
俺は、その通りに丸い模様の所の上に立った。すると、天井?から一本の紐が垂れてきた。
「おい、まさか…」
「では、良き異世界世界を楽しんでください」
ガチャ
「ウワァーーーーーーーーーーーーーー」
そして、俺の異世界世界が、始まった。
「やれやれ、変装は疲れるね。それでも舞台は整ったよ。僕はハッピーエンドが好きだからね。後は君しだいたよ****君」
「ウワァーーーーーーーーーーーーーー」
今、俺は、上空を、ダイビングしている。もちろん、パラシュートは無しだ。
「転生して、さっそく、生命の危機⁈嫌過ぎるぞ」
そう言いながらも、何か無いか探していると…
「うん?俺以外にも、パラシュート無しのダイビングをしている奴らがいる?誰だろう?」
そして、よく目を凝らして見ていると、其の3人の特徴が見えてきた。
1人は、いかにもお嬢様みたいで、今の状況に驚いているが、何かに、期待している目をしている。
2人目は、パラシュート無しダイビングをしているのに、顔色ひとつ変えず三毛猫を抱えている。ちなみに、三毛猫は、とても驚いている。
最後は、いかにも不良少年みたいで、今の状況が面白いのか、笑っている。
この3人と、1匹は、初めて見たはずなのに何処かで見た事があり、何処で見たか思い出していると、すぐに思い出した。
「あいつら、問題児たちが、異世界からくるそうですよ?の、主人公たちじゃん。まさか…」
そう、俺が、転生したのは『箱庭』だった。
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