10 春雨のキチ笑顔講座
漣「は~るちゃん!敵を威嚇するコツ教えてちょ!」
春雨「威嚇する練習......?」
漣「ほら、アレヨ。レ級追っ払ったことあるんでしょ?」
春雨「あぁ、アレですカ。じゃぁ、私の後を真似して下さいネ」
漣「おっしゃバッチコイ!」
春雨「スウゥゥゥ............」
春雨「あァ......哀し
春雨「哀し
春雨「貴女......哀シミに溢レて
春雨「
春雨「んぐっ.........」
春雨「んギィぃ......ぐふっ......キヒッ............」
春雨「キヒャッ......クふふふ.........ふハっ.........はヒャはハ」
春雨「ンひゃぁァァァっはっはッはっハっはァァぁっはっひゃッはっハッハ!!!!」
「うエェぇぇェあぁァァっひゃっひャッヒャッ!!!!」
「アッヒャっヒャっひゃッひャひゃッヒゃっ!!!!」(グポーン
漣「」
漣(アカン)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
11 若葉のモニタリング作戦 その3
若葉「ふふふ......ふふっ、はははは」
若葉「うわぁぁぁはっはっはっ!!やったぁぁぁぁぁぁ!!!!」
若葉(おっと失敬、視聴者の諸君。若葉だ)
若葉(それよりも貴様ら。これを観てくれ。素晴らしいだろう?給金の全てをつぎ込み、この若葉は部屋を大小様々な大きさの58個のモニターで埋めた!!)
伊58「へっくち!」
若葉(このモニターはこの若葉の巧みなセッティングにより、この鎮守府のありとらゆる部屋、廊下、床に仕掛けられているカメラからの映像をリアルタイム中継する!!)
若葉(これさえあれば、あの、この若葉のウツギ観察の邪魔(ただの自分のヘマ)をしてきた球磨とやらにもこの若葉の覗きは止められん!!)
若葉(更に更にざ・ら゙・に゙ィ!!ウツギが外出しようものなら、夕張とやらに作らせた合計19個の自動操縦のドローンが奴を追跡してR・E・Cィィィイイ!!)
伊19「くしゅんっ!」
若葉「あぁ......素晴らしい......。涙と鼻水と涎と笑いが止まらんぞ............」
若葉「おっと満足している場合ではない。これらは実際に使ってこそ威力を発揮するぅぅ!!!!」
若葉「システム・起動ッッッ!!」ポチットナ
ウツギ『ん......んぅ、天龍、まだやるのか?』
天龍『おっ、なんだ?ここか?ここがいいのか?』ヒザマクラ
ウツギ『ひぅっ!?、耳掃除ぐらい自分でやるのに......』
天龍『いつも頑張ってるお前へのご褒美、サ♪』
若葉「」()
瞬間、若葉に電流走るッ......!!
若葉の脳内を駆け巡る脳内麻薬、ドーパミン、エンケファリン、β-エンドルフィン、これらの作用により、若葉は素晴らしい快楽に包まれた!!
しかし!あまりの幸福の情報量過多により若葉の脳はショート!!自然、ストレスを感じた際に分泌される、ノルアドレナリンが若葉の体を乗っとり、彼女は
あぁ!なんということか!!彼女は窓から外へフライアウェイ!!
若葉「無限の彼方へ」
若葉「さ あ ゆ く ぞ !」
ガッシャーン!!ドチャリ!!
ウワァァァクマネェェマタワカバガフッテキタ!!
シッカリシロォメヲアケロヨワカバァ!!
後日、若葉は全治二週間の大怪我をしたにもかかわらず、その顔は幸せそうな笑顔だったと言う。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
12 若葉軍団のモニタリング特大作戦
時雨「サザンカさん、準備完了しました!!」
若葉「よし......」
筑摩「すいません、遅れました......」
大井「いや、大丈夫。時間より五分速いから!」
千代田「全員集まったわね......作戦開始よ!!」
若葉(やぁ諸君。若葉だ)
若葉(ん?若葉が今何をしているかだって?んっふっふ......観ればわかるだろう?)
若葉(覗き大作戦さ!!!)
時雨(説明が足りなさすぎるから僕が説明するね)
時雨(いま僕らはここ、第一大湊警備府に居るんだ。何でかって言うと、ウツギさんたちが前にお世話になったっていう緒方提督から、お正月の宴会にご招待されたんだ)
時雨(そして。サザンカさんがここで意気投合した筑摩さん、大井さん、千代田さんにこう持ち掛けたんだ)
時雨(宴会で浮かれている今なら、お前らの恋人の隠し撮り写真取り放題だぞ? と)
時雨(それで触発された三人がとんでもない急ピッチで準備を進めて今に至る。こんなところかな)
筑摩「はい時雨ちゃん、提督のダッジヴァイパーの鍵!」
時雨「えっと車の鍵ですよね?」
大井「何を今更言ってるんですか!しっかり頼みますよ!!」
時雨「任せてください!!」
若葉「若葉、配置に着いた。どーぞ」
筑摩『筑摩、停電の準備は整いました!』
若葉(よし......時雨が車で壁をぶち破ってダイナミック入店。そして混乱が収まらぬうちに筑摩が停電を起こし、暗闇に怯えるウツギ達を激写......これだ!!)
大井「あっ......」
千代田「どうしたの大井?」
若葉「今更怖じ気づいたか?...んふふ.........」
大井「壁、発泡スチロールに交換しておいたんだけど......」
大井「あの子にどこの壁を交換したか言ってないんだけど......」
ドゴォォォォォオオオン!!!!グワッシャーン!!!!
若葉「時雨ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
『キサマラァァァァァ!!カンネンシロ!!オマエラノタクラミハバレテイルゾ!!』
筑摩『追っ手が......すいません、私はここまでです......』
筑摩『後は頼みました......皆さん......!!』
大井「そんなっ......筑摩!......筑摩ぁぁ!!」
千代田「二人の死は無駄にはしない!!」
若葉「突撃する!!」
球磨「もう観念しろクマ!!」
木曾「覗きは駄目だぜ」
若葉「ふふふ......まだだ!!まだ今回の若葉には強い味方が二人......」フリムキ
『お腹痛いんで帰ります 大井』
『姉とガキ使観に行くんで 千代田』
木曾「二人?お前一人だぞ」
若葉「」
若葉「ははっ......ははは.........ちくしょう......」
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ネタは書いてて楽しいッス(ツユクサ並感
(ここから当分ネタは挟みません)