イリヤさんの魔法少女戦記
作者:イリヤスフィール親衛隊
原作:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
タグ:ガールズラブ Fate/kaleidliner プリズマ☆イリヤ Fate/staynight イリヤさんとイリヤちゃん 独自解釈 独自設定
『このマジカルルビーちゃんと契約して魔法少女になっちゃってください~!』
第五次聖杯戦争が衛宮士郎を勝者として終決してから既に一年と半年。冬木のセカンドオーナーである遠坂凛が衛宮士郎とそのサーヴァントであるセイバーと共にイギリスの時計塔へと留学し、残された者たちはそのことに一抹の寂しさを覚えながらも、平穏で安寧の日常を日々謳歌していた。
そんなある日、突然イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの前に現れたマジカルルビーを名乗るステッキ。その正体は魔法使いである宝石翁ゼルレッチが第二魔法により作り出した、人工天然精霊を宿すカレイドステッキと呼ばれる破格の性能を持つ愉快型魔術礼装だった。第二魔法そのものを扱えるというカレイドステッキ・ルビーは願いを叶えるかわりに魔法少女に為ってほしいという旨の契約をイリヤへと持ちかける。
『え?どうしてこんな契約を持ちかけるのか、ですって?イヤですね~!ルビーちゃんの行動原理なんていつでもどこでもひとつですよ~?』
―――きっとオモシロオカシイことになるからです!
気まぐれ。暇潰し。お遊び。戯れ。愉快。愉悦。これは性格の破綻した娯楽至上主義のステッキと、元最強のマスターであるひとりの魔術師の少女の物語。
『さあ!行きますよ~?イリヤさん!わたしたちの魔法少女を始めましょう!』
※旧タイトル『魔法少女戦記プリズマ★ホロウナイト』
プリズマ☆イリヤ編 | |
【ルビー】『【ルビー】ちゃんと契約して魔法少女になっちゃってください!』 | |
イリヤ「かっこいいかも……」 | |
凛「あんたたちの存在って本当に魔術師泣かせよね……」 | |
【イリヤ】「よーし、ソイツ殺すわ♪」 | |
凛「なんであんたが遠坂家の家訓知ってんのよ……」 | |
【イリヤ】「安心しなさい。お義姉ちゃんが手ずからインドウを渡してあげるから……」 | |
美遊「あの人なら心配ないと思う、けど…………」 | |
【イリヤ】「甘いわね。そういうの、心の贅肉なんじゃなかった?」 | |
番外編 | |
― 冬木のホワイトクリスマス ― 【イリヤ】「だ、大丈夫……これは、カップラーメンじゃないから」 |