世界は、本とペンで出来ている。
今や、人々の常識となりつつある言葉だ。人は必ず、自分だけの『本とペン』を持っている。赤子でも、100歳を超える老人でも。
人は自身の本に書き込む。目次によって左右される運命は、本へ人が書き込むことによって左右する。
普通の高校生、元葉真は『本』を持てなかった。
でも、彼には特殊な力があった。
ある日、少年はある少女と出会う。
――――そこから、物語は始まった。
今や、人々の常識となりつつある言葉だ。人は必ず、自分だけの『本とペン』を持っている。赤子でも、100歳を超える老人でも。
人は自身の本に書き込む。目次によって左右される運命は、本へ人が書き込むことによって左右する。
普通の高校生、元葉真は『本』を持てなかった。
でも、彼には特殊な力があった。
ある日、少年はある少女と出会う。
――――そこから、物語は始まった。
プロローグ「本とペンで出来た世界」 | |
一章「本とペンの出会い」 | |
「登校時間」 | |
「紡文栞」 | |
「二人の共通点」 |