ブレイブルーに転生したので気楽に生きてみる。   作:生徒会長月光

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今回は研究所を破壊した後の話しとなっています。

少女は何を思い、決断するのか。

少女にとってのビギンズ・ナイトとなります。
それでは第3話始まります。


新たな日常 出逢いと決意
第3話 少女の選択。その手がつかむものは?


イブキドにあった研究所を焼き払った俺は、まず、ボールにメタグロスとワムナビも影へと仕舞い少女はソーナンスに担いでもらった。

 

 

そうして落ち着ける場所を探して最下層周辺を歩いていた。洞窟が見えたので一度そこで休もうと入っていった。

 

 

「さてと転生してからまだ一日目なのに、なんか疲れたな。まだこの子も起きないだろうから、目が覚める前に何か作るか。」

 

 

俺は影から料理の材料にラムのみとオレンのみを取り出して、他にも、消化の良いようにお粥を作ったりした………ソーナンスが

 

 

何故か俺は料理すると味は良いのだか見た目が例えるなら、紫色でいかにも毒が入ってるような感じになってしまう。一度ポケモン達に食べさせたところ、見た目が心臓に悪すぎたようで以来率先してソーナンスが作るようになった。

 

 

まさか師匠に飯を作っていた神補佐を飯が上手すぎて自信をなくさせるとは思わなかったが。それから俺は少女の顔をしっかり見てなかったと思い確認してみると、東方の十六夜咲夜を小さくした感じであると思った。

 

 

そして「そういえば研究所の資料だと魔導書が埋め込まれたってあったな。まさか魔素を取り込んでそれで時でも停めるのか?」少女が起きなければわからないことなので一先ず置いておこう。

 

 

「この子も実験で疲労があるよな。よし!」

 

 

俺は影から4thギアの草の獣を出して、概念空間を展開する。

 

     【植物は支配者である】

 

「この子の疲労をとってあげてくれ」と頼むと

 

 

「マカセテユウキ、ツカレトルノゴハンミタイナノダカラ」

 

 

 

この草の獣は熱を吸い取ることができてその応用で疲労も取ることができる優れた生物であり、例え一個体に異常があっても草の獣は集合意識の塊であるため、何事もないようにまた草の獣は増えるのである。

 

 

さらに効くかはわからないが影から秘伝の薬を取り出す。ゲームやってるときにこれ人間にも使えるよなと思っていたのは懐かしい記憶だ。

 

水に良く溶かしておき、あとで食事と一緒に摂らせようと思う。そして少女が起きるまで今日を振り返ってみた。

 

 

やはり最初から顔は隠すべきだったな。手配書に素顔が書かれていたら町に行けないし今度からは顔を隠しておこう。

 

 

戦闘は天鎖斬月は問題なかったが、流刃若火をもう少し使いこなせないといけないな。主に手加減とかの方面で。

 

 

そう考えていると、少女が何かにうなされているのが見えた。

 

 

「痛い。苦しい。ヤメテ」と言っている。相当苦しかったんだなと思うのと同時に何かしてあげられることがないかと考え子守唄のように何か歌おうとして前の人生だと良く歌った曲を思い出した。

 

 

「久しぶりにやるから歌えるかな。すぅーはぁーよし

 

 

ユーラリユールレリ~

 

 

少女サイド

 

薬をいっぱい打たれ体を弄られ、私の意志に反して続けられる悪夢、いつ終わるかわからない恐怖と痛みが日に大きくなりいつしか諦めていた自分がいた。またいつものように実験が始まるかと思ったが、歌が聞こえてきた。

 

 

誰かが歌っている?そしてその歌声は不思議と私の心にスッと入ってきて、今までのような痛みや恐怖ではなく、優しさや慈しむような暖かい気持ちになれた。そうして私は目が覚めた。

 

 

いつものような水槽ではなく何かに寄っ掛かるような姿勢だった。「オキタ?」いきなりの声に振り替えると何かがいた。

 

 

「えっと誰?」と私が聞くと、「クサノケモノ」と返事が返ってきた。そして「ユウキオキタ、オキタ」と誰かを呼んだと思ったら、目の前に知らない男の人が来た。

 

 

「目が覚めたみたいだね。俺は出雲祐希。この姿だと初めましてかな?」と言って次に仮面を被った姿になった。

 

 

それを見て私を助けてくれた人だとわかった。そして祐希さんは「今後のことで話さないといけないこともあると思うけど、今はご飯を食べよう。」

 

 

と食べ物を渡してくれた。私は大丈夫と言おうとしたがクゥ~とお腹の音がした。私は恥ずかしがって下を向いたけど、

 

 

祐希さんは笑いながら話はあとでもできるから今は食べた方が良いと言ってくれたので、その私の体調を考えてくれたであろうものを食べた。

 

 

今までこういったものを食べたことのなかった私はそれをすぐに食べてしまった。そしたら「まだおかわりはあるから食べると良い。」

 

 

とよそってくれた。

そうして食べてると、お水を渡されたのでそれを飲むと今まで痛んでいた体の内側の痛みが引いてきた。

 

 

私が体調の変化に驚いていると祐希さんは私の中にあった薬の成分を中和したといっていた。そうしてると後ろからソーナンスと声が聞こえたのでそっちをみると青い生物がいた。

 

 

祐希さんは「そうだ。紹介しよう。こいつはソーナンスっていうポケモンという生物だよ。そして君が食べてる食事を作ったのもソーナンスなんだよ。」というと、

 

 

「ソォーナンス!!」と言ったので、私はありがとうとお礼を言うとまた「ソォーナンス!!」と言った。多分どういたしましてと言ったんだと思う。

 

 

そうして私は食事を食べた。祐希さんはこれからどうするかの前に名前とかあるかと聞いてきた。

 

 

サクラサイドアウト

 

 

祐希サイド

 

 

少女に食事を食べさせ終わりこれからについて話そうと思ったがひとまず名前を聞いてみた。

 

 

「私は次元境界接触用素素No.7Q(キュー)と言います。」と言ったので、

 

 

 

それだとまるで作品のコードみたいなので、俺は、しっかりとした名前をつけようと考えて、少女に聞いてみた。

 

 

「前の人生と決別する感じで新しく名前をつけようと思うけどどうかな?」

 

 

少女はぜひお願いしますと言ってくれた。そうして考えて思い付いた名前を言ってみる。「サクラってどうかな。

 

 

何でこの名前にしたかと言うと何度散ってもその散った花の数だけまた美しく咲き誇れるようになってほしいからっていうのがあるんだけど嫌かな?」

 

 

少女は首を横に振りサクラが良いですと言ったので、

 

 

俺は「わかった。これから宜しく。サクラ」と言った。

 

 

 

サクラサイド

 

私を助けてくれただけでなく新しいスタートとばかりに名前もくれた。とても嬉しくて感謝の気持ちと、胸が熱くなるような感覚がした。

 

 

そして祐希さんはこれからどうしたいと言ってくれた。私はまだ祐希さん以外の人を信じることはできない。

 

 

でも今まで外を見たことがなかったことを言うと、

 

 

「ならこの世界を旅してみようか」と言い、まだ見たことのない未知のことに少し不安になっていると、祐希さんは俺が守ってやるから安心してくれと言って頭を撫でてくれた。

 

 

その言葉と頭にのせられた手の暖かさに安心した私は祐希さんと旅に出ることにした。

 

 

こうして私は憧れであり後に大切な人になる人と世界を旅することになり私にとって新たな人生の出発になった。後に完全で可憐で美しい従者と呼ばれるようになるのだか、今の私にはまだ想像できなかった。

 

 

 

サクラサイドアウト

 

 

 

???

 

 

 

イブキドにて謎の爆発があった。これは過去に起きたことのない事象である。イエスただの一度でもあそこはタケミカズチの砲撃以外での爆発は観測されたことはありません。早急に原因を突き止めなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すべては蒼へと回帰し、すべての生命もまた蒼へと還るために。

???サイドアウト




今回で少女との邂逅編は終わり次から少し時間が飛びます。
ファイアーエムブレムifのアクアの歌は結構好きなので、


一部出してみました。カムイを正気に戻したりタクミが闇にとり憑かれれそうになっても正気に戻せるなら不安を柔げられたりするだろうと思いました。


少女の名前を決めました。完全に捏造ですがこれからも原作を少しずつ改編していくと思います。それでは次回楽しみにして頂けると嬉しいです。

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