ブレイブルーに転生したので気楽に生きてみる。   作:生徒会長月光

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結構早めに書けたので投稿します。今回はココノエサイドと祐希サイドの戦いが終わります。そして最後に立ちふさがる最凶の敵。それでは第16話始まります。


第16話 妖怪大戦争 中編 闇を照らす光

鬼と戦闘し始めて5分たつ。今はまだ此方が有利であるが先程から鬼の能力が上がり始めたのが気になる。永琳の攻撃も最初は避けられず受けていたが今は援護射撃を全て避けられメタグロスと戦っている。

 

 

コ「フム、奴は何かしらの条件で能力が上がるのかそれとも時間経過で上がるのか。どちらにせよ早めに決着をつけなければならないな。」ドスッ メタグロスが鬼の攻撃を諸に食らったものの倒れることはなかった。

 

 

しかしメタグロスにも疲れが見え始めておりこのままだと手に終えなくなると判断し次の手に出る。

 

 

コ「永琳奴の動きを一時的に停める。その間にデカイのを叩き込め。メタグロスサイコキネシスで奴の動きを停めろ。」「メェター」と鬼の動きをサイコキネシスで拘束して動けなくするが、力付くで解こうと体に力を入れていた。このままだとサイコキネシスを振り払えるだろう。だがその停まった瞬間に永琳が月天弓で狙いを定める。

 

 

永「知ってるかしら。月天弓には光を凝縮させて打ち出すけどそれ以外にも隠された機能があるのよ。それはねタ・メ・撃・ちよ。」

 

 

その瞬間今までの矢よりもデカイ矢が鬼へと降り注ぐ。月天弓の玄を肘で固定することによりより強力に力を蓄えられるようにしていて、それらを解放することにより速度、デカさ共に先程よりも桁違いの威力となった。

 

 

そうして鬼が怯んだ隙にココノエはメガネ組み込まれたものに触る。

 

 

コ「立ちはだかるものを鋼の拳で粉砕しろ。メタグロス、メガシンカ。」そしてメタグロスとココノエを繋ぐように光の線が現れメタグロスを包み込む。そして光が収まるとメガシンカを果たしたメタグロスがいた。

 

 

コ「メタグロス、コメットパンチだ。」

 

 

「メタ」そしてメガシンカしたことで腕を同時に4つ使えるようになり4つの腕に力を込めて鬼へと突撃する。

 

 

鬼はさっきまでと同じだと思い受け止めようとするもののメタグロスがメガシンカしたことによる特性鉄の拳によりパンチ系の技の威力が上がっているためドゴッ

 

 

鬼は受け止めきれず吹き飛ばされる。そこへ追撃に永琳が光の矢を放つ。

 

 

コ「これで終わりだ。メタグロス、アームハンマー+ジャイロボール」「メェタッー」と鬼へと向かう。鬼は最後の抵抗として妖力を全身に纏いメタグロスに襲いかかる。鬼の拳とメタグロスの拳がぶつかり合う。

 

 

力では鬼の方へと軍配は上がるがメタグロスはジャイロボールで回転してアームハンマーを撃っているため拮抗している。そして数度ぶつかり合うと、メタグロスの方が押し始める。

 

 

アームハンマーは素早さを下げるが今はジャイロボールを同時に発動しているためどんどんジャイロボールの威力が上がってきていた。

 

 

そしてジャイロボールが鬼を上空に吹き飛ばしメタグロスも一緒に飛ぶ。そして最後とばかりにコメットパンチを真上から叩き込む。ズドンと地面に激突し土煙が舞う。そして土煙が晴れるとメタグロスが立ち鬼が倒れていた。コ「良くやった。メタグロス。」とココノエが言うと「メタ」と返事をする。そしてメガシンカが解ける。

 

 

永「何とか倒せたわね。とてもタフな相手だったわ。」コ「そうだな。どれ」とココノエが鬼だったものに近付くと注射器と試験管を数本と細胞を保管するタイプの保存ケースを取りだし、細胞と血を抜き始める。ある程度サンプルを取ると

 

 

コ「ところで永琳お前ロケットに乗る時間は大丈夫なのか?」

永「そうね。あとロケット発射まで15分しかないわ。

 

 

そろそろ戻るわ。さすがに防衛軍も戻っていると思うから急ぐわ。ココノエ色々とお世話になったわ。それじゃあ元気でね。祐希にも宜しく言っておいて。」と言いロケットへと向かって走り出した。

 

 

コ「ふん。お前との時間は有意義だった。元気でやっていくと良い。さらばだ。」

 

 

ココノエ&永琳v.s鬼

 

 

ココノエ&永琳 WIN

 

 

ココノエサイドアウト

 

 

祐希サイド

 

ゴォォォォォ、ズズズズズッ、と炎と闇がぶつかり合う。祐希は流刃若火より無数の炎を生み出してはルーミアへとぶつけている。

 

 

それに対してルーミアは闇を凝縮させ盾を作りそれを防ぐ。しかも盾の形も外側に衝撃を逃がすように工夫しているため、当たりはするがルーミア本人にダメージはない。そうしてぶつかり合うこと数分、お互いが一度距離をとる。

 

 

ル「アハハハハッッやっぱり貴方は強いわ。大抵の奴はすぐに終わるから詰まらないのよね。こうやって満足して、戦えるなんて生まれて初めてだわ。」

 

 

祐「そりゃどうも。出来ればそのまま満足してロケットの奴等の事は諦めてくれないか」

 

 

ル「それとこれとは別よ。人間が居なくなれば私達妖怪は人間から得られる畏れを供給できなくなる。そうなれば私達妖怪は滅ぶわ。

だからこそ逃がすわけにはいかないのよ。」

 

 

祐「ハァ。俺にもあそこにいる奴等には世話になったからな。悪いが引くことはできない。」ル「なら戦うしかないわね。私は妖怪として存続するために。貴方は人を守るためという目的のために。」

 

 

その言葉を皮切りに戦いを再開した。ルーミアは炎の放たれる前に俺の懐に入り接近戦に持ち込む。ルーミアは近くならば自分も巻き込む可能性から大規模な炎を出せないと判断してのことだ。

 

 

そして大剣とは別に地上からも闇から作り出した無数の槍を投擲する。その数は100にも及ぶもので流石の祐希でもこれを受ければ只では済まないと思い、まずは槍に向かって流刃若火を振るう。そして槍が消え前を向くとそこにはルーミアがいなかった。すぐに気配を探ると背後からルーミアが迫っているのを感じた。

 

 

ル「闇剣の爆風(シュヴェルツェサープルブラスト)」ズサァァァァァ

 

 

背後から放たれたそれは風だ。

 

 

しかしそれは只の風ではなく闇の力の合わさったものである。それに対して祐希は流刃若火を鞘に戻しすぐさま抜刀する。

 

 

祐「流刃若火一つ目、撫斬り」シュオンッ

 

 

その刹那不可視にも近い速さで振りきられたそれはルーミアの放った技と激突する。

 

 

その技の直後今度は祐希がルーミアに接近戦を仕掛ける。しかしルーミアは闇を球体状に展開し、

 

 

ル「球体の闇棘(スフェールオプスキュリテシュタッヘル)」フォン、シュキキキィーン

 

 

此方に無数の棘として飛んできた。それをかわすが少しだけ服を掠める。その瞬間その部分を中心に闇が侵食し始めた。すぐさま闇に侵食された羽織を脱ぎ捨てる。そして羽織は数秒後には闇へと消えた。

 

ル「へぇ今の一瞬で何が起きたのか理解できたのね。この技は昔に都市の奴等にも使ったけれども掠っただけだからとそのままにして闇に呑まれたわ。」

 

 

祐「お前自身の能力を上乗せして放った一撃だ。警戒するに決まっているだろ。それに闇からなら何でも作れるというのは思った以上に随分と厄介だな。 どこから攻撃してくるのか判りにくいな。」

 

 

ル「そう思うのなら、そこを退いてくれないかしら?」

 

 

祐「悪いがそれはできないな。ここを退けば多くの人の命が失われる。そんな結末にはさせん!!!」

 

 

ル「なら良いわ。私の最強をもって貴方を倒させてもらうわ。」と言うと無数の闇が様々な形を作っていく。鳥や剣、斧、槍などに姿を替えさらには一際でかいドラゴンの姿が現れる。

 

 

ル「暗黒の創造(テネブルクレアシオン)今までに私が喰らったものを具現化したわ。強さはドラゴン以外ははっきり言って弱いけどドラゴンは私の力の半分が注がれているわ。そしてドラゴンを一瞬で倒さなければ何度でも甦るわ。勿論他の物もね。」

 

 

祐「なるほどな。確かに強力な技だな。これは骨がおれそうだ。」という。そしてまた流刃若火を振るうものの全てを焼き尽くすことは出来ず更に数は増えていく。更にルーミア自身も闇剣の爆風、球体の闇棘と技を放っていく。瞬歩でかわすもののいつ当たっても可笑しくない物量のため祐希は少し手札を切ることにした。

 

 

祐「流刃若火、終の目 紅蓮」そして襲いかかる闇に向かってズサッ

 

一閃する。そして斬った切り口から爆炎が上がり、3分の1が巻き込まれ消滅する。更に詠唱破棄で鬼道を放つ。「破道の八十八飛竜撃賊震天雷砲」フォォォン

 

 

ビームのように直進するそれはドラゴン以外を消滅させる。

 

 

最後に残ったドラゴンとルーミアに対して、「縛道の六十一 六杖光牢」と一時的にルーミアの動きを封じる。詠唱破棄で放ったもののためすぐに解けると思うがその一瞬でドラゴンを倒せる。そして瞬歩で接近し影を司る程度の能力で足を縫い付け逃げられないようにし、

 

 

流刃若火を振るいそれでも倒れなかった。

 

 

そこで祐希は流刃若火を納刀し、ドラゴンに再接近すると両の拳を突きだし

 

 

祐「これで終わりだ。双骨。」バキョッと

 

 

ドラゴンは砕け散った。後に残ったのは拘束を解いたルーミアだけとなった。

 

 

祐「さぁ後はお前だけだ。」

 

 

ル「まさか私の最強の技を破るなんて。それでも私は負けるわけにはいかないのよ。」

 

 

祐「そこまでして人を襲うのか?」

 

 

ル「そうよ。でなければ妖怪は...... 」

 

 

祐「言い方を変えよう。ルーミアお前のそれは妖怪としての意見だろう。ならばお前個人の意見としてはどうなんだ?」

ル「それは私は自分が消えないために。」

 

 

祐「ならなんでさっき俺に対して引くように言ったんだ?消えないためなら俺を殺して存在を食らえばいいのに。」そう言うとルーミアは沈黙する。

 

 

祐「答えは多分だがお前自身本当は殺そうと思ってなかったんじゃないか?だから引くように言った。」

 

 

ル「えぇそうよ!!私は貴方を殺したくなかった。だって初めて私の前から居なくならなかったから。私の力は生まれつき強力なものだった。

 

私の力を得ようとするもの、殺して奪おうとするもの、私を怖れるもの。様々な連中が寄ってきた。でも結局いつも私の周りには誰もいなかった。

 

強力すぎる能力のせいで、暴走して全て飲み込んだ。だから私は探した!!!自分を受け入れてくれて私の力でいなくならない者を。でも結果は残酷だった。

 

だから妖怪がダメなら人間でも良いと思って近付いたわ。でも人間もダメだった。私はもう諦めたわ。自分は一人で生きていくしかないと思って。でもある日に祐希貴方にあった。貴方は私を恐れずに向かってきた。

 

初めてだったわ。大抵の奴等は逃げていくから。そして興味をもったわ。貴方なら私を受け入れてくるんじゃないかって。でも貴方たち人間は月に逃げようとした。冗談じゃないわ。

 

折角受け入れてくれるかもしれない者に出逢えたのに。だから私は人間たちを逃がさないよう襲撃した。そうすれば貴方を引き止められると思って。」

 

 

ルーミアの話を聞いたこの時の祐希の心情としては(俺は都市に暮らしてた訳じゃないからロケットには乗らないし、用事が終わったら今度はサクラたちのいる時代に跳ばないといけないのは永琳と月読にしか話してなかったな。)である。

 

 

(そうか。ルーミアは唯、仲間いや、自分を理解してくれる者を探していたんだな。独りぼっちは寂しいからな。)

 

 

祐「そうか。その話を聞いてよくわかった。やはりお前はここで止めさせてもらう。」

 

 

ル「止められるものなら止めてみなさい。私が何百年もの間溜めた恨みを。」と言い闇を球体状のエネルギーに凝縮したレーザーを放とうとする。

 

 

祐「お前の闇はわかった。ならば俺はお前の闇を封じよう。」

 

ル「闇の終焉(ラ・ファンオプスキュリテ)」闇をそのまま凝縮した一撃は全てを飲み込むようであった。事実周りの地面や空間を飲み込むながら此方に進んでくる一撃に対して祐希、流刃若火を納刀し、居合いの構えで対応する。そして祐希に当たると思われた、その一撃を

 

 

祐「一刀流居合い 獅子炎斬」

 

 

ザシュッズァァァァァァァン

 

 

光線を真っ二つに斬り裂いた。斬り裂いたその先には涙を探したルーミアの姿が見えた。そうして祐希は自分の身体に雷を纏い両手の先と左肘の先に圧縮して鋭い刃物のように尖らせる。

 

 

祐「ウォォォォォォ雷刃十八連舞」

ザン、シュパッ祐希の技がルーミアへと決まり身体を空中に投げ出されるルーミア。そして地面に激突する前に、祐希がその身体をキャッチする。

 

 

ル「何で、私を殺さないの?今なら私を殺せるわよ。」

 

 

祐「俺は止めると言ったんだ。ルーミアを殺すために戦ったんじゃない。お前を救うために戦ったのさ。それにな泣いて助けを求めている奴をほおっておけなかったんだよ。」

 

 

この言葉を聞いたルーミアは祐希へと抱きつく。ル「本当はいやだった。妖怪だって人だって殺したくなかった。でも、私の本能は殺せと囁くの。

 

 

頭の中で何回も何回も。最初は抵抗していたけど、段々とその声に蝕まれて私は抗うことを諦めてしまった。こんな私に生きる意味なんて。」

 

 

祐「生まれてきたものには意味がある。どんな些細なことであっても生きているんだ。確かにルーミアは諦めてしまったかもしれない。

 

 

ならもう一度だけ頑張ってみないか?昔は一人だけだったが今度は俺もいる。そして俺の仲間もいる。だから一緒に頑張らないか?」

 

 

ル「本当に良いの?私が頑張って生きてみても。」

 

 

祐「良いんだよ。生きたって。まだお前が自分を信じられないなら

 

 

まずはその不安という幻想をぶち殺そう。そして俺を信じろ。」その言葉を聞いたルーミアは今までの溜まっていた感情を吐き出すかのように泣いた。祐希はルーミアの頭を自分の胸の前に持ってきて優しく撫でた。こうして祐希とルーミアの戦いはルーミアの心を開いた祐希の勝利で終わった。

 

 

祐希v.sルーミア 祐希WIN

 

 

ロケット発射まで残り15分

 

 

殆どの戦場での戦いが終わり後はロケットが発射するのを待つだけとなった。戦闘が終わった後泣いていたルーミアであるが今は泣き止んでいる。

 

 

ル「ねぇ祐希はロケットには乗らないのかしら?貴方も都市の人間なら早めに乗らなければならないんじゃないかしら?」

 

 

祐「あーその事なんだが実はな。」と祐希は月読に話したのと同じことを話す。

 

 

ル「それじゃあ祐希はその空間の歪みを消したら未来に帰ってしまうの?」

 

 

祐「あぁそうだ。だからルーミアとも一緒に居ることができないんだ。」

 

 

ル「なら私も祐希に付いていく。ここにいても死ぬのを待つことになるし。」

祐「でもなぁ。」

 

 

コ「連れていってやればいいじゃないか。」

 

 

祐「ココノエ良かった無事だったんだな。」

 

 

コ「あれぐらいじゃ私は死なんさ。それより付いていきたいなら一緒に連れて行けば良いだろう。」

 

 

祐「だか、ルーミアを連れていってタイムパラドックスを起こす可能性だってあるんだぞ。」

 

コ「その時は祐希が何とかすれば良いだろう。仮にも女を泣かせていたのだから責任は取るべきじゃないか?」

 

 

祐「なぁココノエ気のせいだと思いたいが何か怒ってるか?」

 

 

コ「当たり前だ。こっちは大変だったというのにそっちは何だか甘い雰囲気になっているし私の心配を返せ。」

 

 

ル「あのー結局私はどうすれば?」

 

 

祐「ハァー全くどうなっても知らないぞ。じゃあルーミアも一緒に行くか。」

 

 

ル「ありがとう。そっちの猫の貴女もありがとう。」

 

 

コ「私は何もしていないさ。」

 

 

ズドンッ。突然地面が揺れ出す。俺は咄嗟に二人を抱えると空中に飛び霊子を固めて空中に立つ。そして辺りを見渡すと各方面で地面から障気が溢れ出していた。

 

 

ピピピッピピピッと祐希の持つライブキャスターにツウシンガ入る。

祐「どうしたんだ永琳何かあったのか?」

 

 

永「祐希。大変なことがわかったの。実は今障気が凄い勢いで地表に溢れ出しているの。」

 

 

コ「なんだって!?どういうことだ?」

 

 

月「祐希わたしだ。聞こえるか?不味いことになった。」

 

 

祐「その声は月読か確か月に着いたんじゃ?」

 

 

月「遠隔操作して回線に割り込んだんだ。それより今地上にある方が顕現しようとしているのだとわかった。その神は私の親にあたる人で名をイザナミという。そして特徴的なのが死を操る力を持っている。

 

 

しかも本人は死そのもののため不死身のようなものだから殺すことも出来ない。祐希たちも早くそこから逃げるんだ。」

 

 

祐「その前に永琳たちはあとどれぐらいで向かうんだ?」

 

 

永「あと13分で発射するわ。」

 

 

祐「ならロケット発射までの時間を俺が稼ぐそして発射したらすぐに離脱する方向でいこう。」

 

 

永「無理よ。いくら貴方が強くても相手は神なのよ。勝てるはずがないわ。」

 

 

祐「永琳。例え負ける可能性が高くても、お前たちを助けるのを諦めることはないんだよ。それに俺は一人じゃない。だから信じてくれ。」

 

 

永「……絶対よ。ちゃんと生きて帰ってきて。私は信じて待ってるわ。」

 

 

それを最後に連絡は切れる。

 

 

祐「悪いな二人とも、巻き込んで。今回は相当危険な戦いになる。俺としてはどこか安全なところにいてほしいんだが。」

 

 

コ「バカをいうな。お前が言っただろう。一人ではないと。当然私はお前と共に戦うぞ。」ル「私も祐希の力になりたいから協力するわ。」

 

 

祐「わかった。それじゃあ行こう。」

 

 

そう言って障気の中心へと向かう祐希とその後ろを付いていくココノエとルーミア。

そうして中心へと辿り着く。

 

 

祐「ここが中心か。」

 

 

コ「だが肝心のイザナミがいないな。」

 

 

ル「隠れているのか。それとも何か別の理由があるのか分からないわね。」

 

 

????「人間と妖怪と獣が何のようだ?」

 

 

祐「!誰だ。何処にいる。」

 

 

????「そう喚くな。特別に姿を見せよう。」とそう言い障気が渦巻き始める。そしてその中心から人が現れる。その身に禍々しい力を張り巡らせながら。

 

 

????「余はイザナミ。この世の全てを死へと導くもの。其方らは何故ここへ来た?」

 

 

祐「ここに来たのは障気の拡散を止めにきたからだ。あんたの目的を聞きたいんだが。」

 

 

イ「神である余に向かってそのようなことを申すとはのぅ、無礼であるが特別に答えよう。この世の全てを死に包むそれだけである。」

 

 

コ「そんなことをすれば生物が生きていきなくなるのではないか?」

 

 

イ「余の存在は死だ。等しく全てに訪れるものである。全ての人間や妖怪という、塵を等しく平等に余の傘下へ入れるのだ。光栄なものだろう。」

 

 

祐「悪いが俺はお断りだな。そんな死者の国何かになったら詰まらないし停まったままの中を生きるなんて苦痛なだけだ。」

 

 

ル「そうよ。私たちは生きている。それをあんたの勝手な都合に私らを巻き込まないでちょうだい。」

 

 

イ「そうであるか。ならばまずは貴様たちから死を与えるとしよう。」

 

 

コ「生憎まだ終わってない研究もあるから死ぬのはお断りだな。」

 

 

ル「研究って今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」

 

 

コ「まぁ落ち着け。確かに勝ち目は薄そうに見えるがまだ絶望的と言える状況ではない。そうだろ。祐希。」

 

 

祐「まぁな。多分だがイザナミに効く武器はあるがそれを奴に当てられるかが問題だな。」

 

 

コ「それなら作戦はどうする?」

 

 

祐「俺とルーミアで撹乱と隙を作るからその隙にココノエは俺の作った対人外用の刀心渡で奴を斬る又は刺してくれ。」と言い妖刀心渡をポキッと3つに折る。

 

 

コ「おい、祐希何故折っているんだ。それじゃあ使い物に!こ、これは」

 

 

祐「心渡は元を媒介にして何本かに複製することができるのさ。只6本以上に分割すると効力が薄れるからそのつもりで頼む。」

そうして心渡を二人に其々渡す。

 

 

祐「隙があるならココノエじゃなくてもいいから奴を斬ってくれ。それじゃあいくぞ。」

 

 

イ「来るが良い。だか、貴様らでは余を殺すことはできぬ。精々余を楽しませてみよ。」

 

 

こうして始まった冥王イザナミとの戦い。果たして死を操るイザナミに対してどう戦うというのか。そして祐希たちはロケット発射迄の時間を稼げるのか?

 

 

祐希&ココノエ&ルーミアv.s冥王イザナミ

開戦

 

 

ロケット発射迄残り10分




今回も読んでくださりありがとうございます。前から書いてましたが特にルーミアの技を考えたりなど大変でした。


ルーミアの技の名前はフランス語から採りました。祐希は他作品の技を自分用にしたり、流刃若火でオリジナルの技を出しました。


総隊長の千年前の卍解が斬った相手を爆炎と共に焼き付くすとユーハバッハが言っていたのと一つ目があるなら終わりの終の目があっても可笑しくないと思い出してみました。完全に捏造です。更に雷刃十六連舞はフェアリーテイルのグレイの氷刃七連舞を参考にしています。


そして次回でイザナミ戦と空間の歪みを正して古代編が終わると思います。そこからは暗黒大戦へ移っていきます。


因みに永琳は祐希の側にルーミアが居ることは知らないです。居たことを知っていれば何かしろ言うと思います。心渡は化物語にて出てくる怪異に対して真価を発揮する刀ですがここでは祐希が改造して人間以外なら斬れる対人外用となっています。そして鬼の細胞は後々あるキャラへと受け継がれます。


BLAZBLUEを知ってる人なら察すると思います。さて次回は3人がイザナミと戦います。展開として卍解を出そうか迷うところです。


又はガイアメモリでの変身も捨てがたいです。変身するとしたら最強形態じゃないとイザナミと対等に戦えないと思うので卍解を出すかそれともガイアメモリを出すか活動報告の方でコメントもらえると助かります。


因みにガイアメモリの名はHERO(ヒーロー)


それには大抵の者を1撃で倒すことの出来る者の記憶が封じられています。
ヒントハゲ頭(大抵これで察すると思います)使うとしてもジョーカーの強化体になると思います。あれは身体強化を限界までしないと肉体の方が耐えられないと思うので。


そしてルーミアをヒロインにするかどうか活動報告の方でアンケートします。多くの人の参加をお待ちしています。


それでは次回も遅くならないよう投稿します。今回も読んでくださりありがとうございました。

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