ブレイブルーに転生したので気楽に生きてみる。   作:生徒会長月光

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今回から遂に妖怪側と人間たちの戦争に突入します。果たしてどんな結末を迎えるのか?


そして最後の方に少しだけ伏線を入れました。それでは第15話始まります。


第15話 妖怪大戦争 前編

祐希サイド

 月移住計画当日。最初に都市の要人たちをロケットで月に運びそこから後に、民間人を乗せる予定となっている。

 

 

そして俺とココノエは都市の外にいる。元々月には行かず空間の歪みを正せば、居なくなるとは予め月読と永琳には伝えてある。

 

 

そして俺らの前には目測で1万はいるであろう妖怪たちがいる。

 

 

 妖怪は畏れを糧にして存在している。だからこそ人間がいなくなれば、妖怪たちは存在を保てなくなる可能性がある。

 

それを本能で悟っているのかロケットの発射日に、こうして総力戦にうってでたのであろう。

 

対するこちらはロケットを防衛する都市の兵士300人と、最新の兵器であるレーザー兵器などを持っているが数の暴力の前だと心許ないが、そこら辺は俺とココノエでカバーをするとしよう。

 

そして永琳は最後のロケットに乗ると言って聞かなかった。

 

 本来は最初のロケットに乗るはずなのに最後まで、残った兵士が怪我をしたら治療をする回復役で残っている。

 

なので俺は永琳に2ndギアの機殼弓(カウリングアロー)月天弓(げってんきゅう)を渡した。

 

弓には月読の名を彫りさらに永琳は月読の加護を受けているので2ndギアの概念空間を発生させると、月光を収束させて矢にして打ち出すことが可能である。

 

まだ機能はあるがそれはお楽しみとしておく。

 

 

 最後のロケットは今から1時間後に発射される。その間に出来るだけ数を減らし適度に、減ったら兵士たちを引き上げさせロケットに乗せなければいけない。勿論永琳もだ。

 

 

 

 永「ねぇ、祐希、ココノエ私たちが引き上げたあと、本当に二人だけであの妖怪たちを相手にするの?貴方たちもやることがあるのだから、私たちが待避したら逃げても良いのよ。」

 

 祐「雑魚妖怪ならいくらいたとしても、俺たちは平気さ。それにもし俺たちが逃げたら永琳たちが無事にロケットで飛び立てなくなる可能性があるんだ。だから逃げはしない。」

 

 コ「その通りだ。それにいざとなれば都市の防衛機能を全てこちらに回して迎撃すれば良いだけだ。

 

それに祐希が負けるところが想像できないからな。余程のことがなければ無事ですむ。」

 

 

 永「ありがとう。二人とも、私も引き上げる前までは援護するわ。」

 

 祐「頼むぜ。っと奴ら普通に正面突破する気らしいな。なら最初から飛ばすとしよう。

 

都市の連中は右側を頼む。こっちは正面と左側をやる。」

 

 

と言い祐希は左側に行く。正面はココノエと永琳に任せた。

 

 

「お前たち妖怪には恨みはないがこれから旅立とうとする友のためだ。悪く思うな。

 万象一切灰塵と為せ、流刃若火。」

 

 

 

 始解した流刃若火の炎が左側に陣取っていた妖怪たちに次々と襲い掛かる。

 

 

前方にいた妖怪たちは何が起きたか判らずに焼き尽くされそれを見た後方の妖怪たちは炎から逃れようとしたがそこを祐希は追撃する。

 

 

流刃若火の炎が後方の妖怪たちを囲み逃げられないように包み込んでいき、完全なドーム状の炎が形成される。

 

 

 祐「城郭炎上。数が多いから一々相手をするわけにはいけないからな。閉じ込めさせてもらった。さて都市の防衛軍のほうに加勢にいくか。」

 

 

 その頃のココノエ&永琳

 

 

 さて祐希から中央を任されたがどうしたものか。

 

 

コ「如何せん数が多いな。これだと幾ら倒してもキリがなさそうだな。」

 

 

永「そうみたいだけど、やらなければ都市の民間人たちがロケットに無事に乗りきれなくなるわ。」

 

 

コ「ならさっさと片付けるとしよう。」

 

 

永「そうしましょう。なら作戦とかは考えてるかしら?この数相手だと消耗戦になるから私たちが不利になるわよ。」

 

 

コ「なに心配するな。こんなこともあろうかと祐希から色々なものをもらっておいた。」

 

 

永「あら、それは頼りになるわね。どんなものなの?」

 

 

コ「あぁまずはかえんだまという投げて相手にぶつければあっという間に爆発する。さて投げて威力を確認するとしよう。たーまやー」

 

 

と言いココノエが投げつけると前方の妖怪の腹にめり込みながら爆発する。そして煙が晴れると妖怪の数が40程減っていた。

 

 

 

コ「思ったより火力が少ないな。では次のこの、こおりだまを使ってみるか。」とまたもココノエは投げつけると今度は爆発せずに周囲を氷付けにしていた。これで漸く中央の妖怪の数が3割りほど減った。

 

 

コ「フム、こっちのほうが使い勝手は良いな。……というよりも永琳、私が動いているのだからお前も何かしないか?」

 

 

永「ごめんなさいね。何か楽しそうにしていたから。なら私も祐希にもらった月天弓を使ってみましょう。」と2ndギアの概念空間を展開し、弓の弦を左腕の肘に固定してそのまま月の光を収束させ放つ。

 

 

 矢はそのまま妖怪の頭を貫くと永琳は、次に月の光を収束させ5本ぐらいの矢を作り放つ。そうして流れ作業のように繰り返し相手の妖怪が6割りほど減った頃に、中央の妖怪たちが引き始めた。撤退かと思えば後ろから他の妖怪よりもでかいのが出てきた。

 

 

コ「今度は奴らのボスが出てきたということか?随分とでかいな。」

 

 

永「あの妖怪は…鬼ね。鬼は力が強くて殆どの攻撃が通じない。だけど真っ正面からしか突っ込んでこないから避け損ねなければ私たちでも倒すことが出来るわ。」

 

 

コ「鬼か。丁度良い。昔採ったサンプルよりも鮮度も良いし、それなりに力も持ってるから捕まえて解剖するとしよう。」

 

 

永「解剖の前にまずは倒さないといけないわよ。」

 

 

 

コ「私を誰だと思っている。あの程度なら問題はないぞ。だが確実にサンプルを採るのなら少し手伝ってもらうとしよう。メタグロス頼むぞ。」と言い腰につけているベルトに固定化されているボールから繰り出す。

 

 

「メタァ」コ「メタグロス悪いがあのでかいのを捕まえるのに手を貸してもらうぞ。まずはラスターカノンだ。」

 

 

「メェタッァー」と銀色の光線を鬼へと放つ。鬼はそれを受け止めるが後ろへと後退する。

 

 

コ「フム、ラッキーだな。奴の耐久が今ので下がった。

それにしても祐希が私の眼鏡を改造して相手のステータスが上がったのか下がったのか見分けられるようになったから戦いやすくなったものだ。

 

 

さてあとは彼方がどうでるかだな。」

 

 

永「あの鬼を後退させるほどの光線すごいわね。私は援護で良いわよね。」

 

 

コ「あぁ頼んだぞ。」こうして中央の戦いも激化する。

 

 

 ~都市防衛軍~

 

 こちらも都市製のレーザー兵器や一部の高官たちは永琳が造った[[rb:事象兵器> アークエネミー]]を用いて戦う。

 

 

その威力は凄まじく妖怪たちの半分を削る勢いで攻撃していた。防衛軍の士気も上がりこのまま行けるかと思うなかそれは突然現れた。

 

 

 残りの妖怪たちの半分が突如として消えた。いや呑まれたと言うべきだろう。闇に。

「何だか楽しそうにしてるじゃない。私も混ぜてもらおうかしら?」その声の出所にありったけのレーザーを放つ。

 

 

「あらこんなもので私に傷を付けられるとでも思ったのかしら?」

 

 

そして事象兵器を持った高官はある者は蛇のような鎖を放ち、ある者は具象化した兵器を放ち、ある者は冷気を帯びた剣で斬りかかる。それら全ては闇に呑まれ妖怪、ルーミアの力へと変換される。

 

 

 ル「その程度かしら.今度はこっちの番ね。簡単に死なないでちょうだいね。」と言い大剣を生み出し振るった。

 

 

その瞬間、兵士の3分の1が吹き飛ばされる。次いで前線で戦っていた高官たちに斬りかかる。

 

 

冷気を帯びた剣を持った者は、冷気を凝縮し弓の形にして打ち出すも避けられその隙を突かれて真っ二つにされる。

 

 そして後ろから迫る蛇のような鎖を闇で覆い、呑み込み鎖を放った所有者を斬撃を飛ばし殺す。

 

 

そして最後に残った高官も超電磁砲やミサイルに爆弾など、あらゆる兵器を具象化するも、能力で防がれたり剣で相殺され、そうしてルーミアの能力の餌食となった。

 

 

高官が死んだことにより命令系統に支障が出て防衛軍はパニックに陥る。

 

 

 ル「これ以上は期待できそうにないわね。全員食べちゃいましょう。」

 

 

と言い行動しようとした時、私に向かって炎が迫ってきた。

 

 

いつもと同じように闇で防ごうとしたが一瞬の攻防の末私の闇が押し負けた。私は何とか炎を回避し、炎の出所を見るとそこには前に会った人間、祐希がいた。

 

 

祐「全防衛軍に告ぐ。急いでロケットへと撤退しろ。そしてすぐに此処を離れろ。」

 

 

「しかし祐希殿まだ我々は戦えます。」

 

 

祐「バカ野郎お前たちは無駄死にする気か?お前たちにはまだ家族が、帰るべき場所がある。ここで死ぬべきじゃない。わかったならさっさと行け。」

 

 

「祐希殿。すいません。全軍撤退!!!!それでは祐希殿、御武運を。」

 

 

祐「律儀に待ってくれて悪いな。」

 

 

ル「それはそうよ。あんな弱い奴らよりもあなたの方を食べた方が満足するんですもの」

 

 

祐「さて悪いがルーミアお前はここで倒させてもらうぞ。」

 

 

ル「あら貴方に私を......闇その物になれる私を倒すことができるかしら?」

 

 

祐「なら証明しようじゃないか。お前を倒してな。」

 

 

そしてその刹那闇と炎がぶつかり合う。

 

 

奪う力と生み出す力、果たして軍配はどちらに上がるのか?

 

 

ココノエ&永琳V.S鬼  戦闘中盤

 

 

祐希V.Sルーミア    戦闘開始

 

 

 

 

 ロケット発射まで残り38分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ????

 さぁ人間という、塵を掃除し[[rb:滅日 > ほろび]]を始めるとしよう。

 

 

幸い此処には高濃度の障気もある。充分に全てを滅ぼすことが出来る。地上を殲滅したあとは次は月かのう滑稽だのう。

 

 

死を免れたいと月に逃げたにもかかわらず追ってくる死の恐怖に歪む塵の顔が目に浮かぶ。

 

 

全ての存在に等しく死を与えなければのう。

 

 

????サイドアウト




今回も読んでくださりありがとうございます。


BLAZBLUE最新作が発売されもうラグナたちの活躍を見れなくなると思うと寂しいものです。

今回はスーファミ時代のマリオRPGのアイテムかえんだまとこおりだまを出しました。あの当時は安定してダメージを与えられるので重宝してました。

これからもポーション系なども出していこうと思います。そして次回か次々回にて、多分古代編を終わらせて暗黒大戦へと移っていきます。


暗黒大戦ではラグナたちを活躍させられるように頑張りたいと思います。そしてラグナの手持ちを活動報告の方でアンケートしているので良かったら参加していただけると嬉しいです。


そして溜めていたストックがなくなりましたので次回以降は書けたら随時投稿という形になります。

不定期になりますが次回も遅くならないうちに投稿したいと思います。それでは今回も読んでくださりありがとうございました。

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