ブレイブルーに転生したので気楽に生きてみる。 作:生徒会長月光
祐希サイド
俺は今恐竜のいた時代まで時間移動俗にいうタイムスリップをした。そうだて辺りを見渡せばまだ、恐竜の姿を多数確認することができたので無事に恐竜時代には来れたこととなる。
コ「祐希。タイムスリップした原理を聞くのはまた今度にするんだが、これからどうするんた?こんなに大昔ならばまだ人は存在していないと思うのだが。」
祐「そうだな。ひとまずここら辺を探索して安全そうなところで情報を整理しよう。」そして俺たちは周辺を見ていき、2時間程調べたので少し休息をとることにした。
改めて判ったことはここではどうやら恐竜の他にも妖怪といった存在がいて力の多いものほど自分より弱いものたちを支配して群れを作っているということで単純な弱肉強食の世界ということが判った。
そして驚いたことにこの時代に既に人が存在していたということだ。何故判ったかというと妖怪が俺たちを襲ってきたときに、この近くに人間がいることや都市があることを聞いてもいないのに喋ってくれたからである。
その妖怪は流刃若火ですぐに塵にした。理由はココノエを猫の妖怪だと思ったのか簡潔に言うとそんな奴より自分のが相応しいとか抜かすので「ココノエのことをロクに知らない奴なんかに俺のココノエを渡すとでも思っているのか(怒)」
と言い一太刀のもとに消え去ってもらった。そのあとココノエが顔を真っ赤にしていたのでさっきの奴のことは気にするなと言うがココノエは別に気にしていないそうであった。(因みにこの言葉をいった祐希本人は無自覚に言っていたので、見方によっては俺の嫁に何をすると言う発言に聞こえなくもない笑)
そんなことがあり、ひとまず休息を取っていると「キャァーーーーーー」と近場から悲鳴が聞こえたので、悲鳴が聞こえた場所にすぐ行くとでかい妖怪が女性を潰そうと足を掲げているのが見えたので瞬歩で一気に距離を詰めて、ガキン
斬魄刀で受け止める。祐「もう大丈夫だぞ。少し待っててくれ。すぐに片付ける。」
と言い俺は斬魄刀氷輪丸を始解する。パキィン
そして相手を氷漬けにすると同時に「破道の六十三 雷吼炮」
チュドーンと木っ端微塵に吹き飛ばした。そうして襲われていた女性のもとに行く。女性は怪我をしていたようだがココノエが応急処置で治療をしていたようである。
「俺は出雲祐希。そっちのはココノエって言う。怪我は大丈夫か?何だってあんなところにいたんだ?」
???「えぇ手当てをしてもらったから平気よ。あそこにいたのはここから少しいったところに薬草が生えていて薬を作るのにそれが必要だったのよ。
ここ最近は妖怪も少なかったから一人で平気と思っていたら運悪く襲われてしまってね。本当に助かったわ。早く薬草を取っていかないと私の住む都市の門が閉まってしまうからそろそろ行かないと。」と女性は言うがさっき襲われたときに足を痛めたようで歩きづらそうにしていた。
祐「俺も一緒についていこう。その方が早くその薬草も取りに行けるし場所を教えてくれればその都市にも護衛として送っていこう。ココノエもそれで良いか?」
コ「別に構わないぞ。あとその都市に私たちも入ることはできるか?この周辺で変わったことがないかを調べたいのだが。」
「それぐらいなら大丈夫よ。私のことを助けてくれた恩人といえば中には入れるわ。でもココノエさんの格好を衛兵が見ると少し不味いかもしれないわ。」
さっきもココノエは猫の妖怪だと間違われたのであり得ない話ではないと思い、俺は影を司る程度の能力で影の中にあるモンスターボールを取り出しポケモンをだす。
祐「ならココノエはメタモンに顔を変身させてもらえば大丈夫だ。尻尾は俺の着てる羽織を着ればある程度は隠せる。」と言いココノエに羽織を着せる。
「それなら大丈夫そうだわ。早速薬草を取りに行きましょう。」
祐「わかった。ところであんたの名前を聞いてなかったんだけど教えてくれるか?」「そうだったわね。私は八意永琳。都市で薬師をしているわ。」
こうして俺たちはタイムスリップした先で都市に住んでいるという八意永琳に出会ったこの出会いが何を意味するのかはまだ誰も知らないことである。
祐希サイドアウト
サクラサイド
私は今セリカと名乗る少女とともに傷だらけで倒れていた青年を近くの山小屋で休ませている。
スタークさんたちはあのあとここら一体を調べたらしくそれによるとこの周辺には人の姿がなく町も遠いところにあるとのことである。
今は二人とも山小屋で休んでいて私が皆の分の食事を簡単に作り手渡す。スタークさんは祐希さんからもらったバックから紅茶のもとを出して皆の分を注いでくれた。スタークさんの入れる紅茶は料理上手なソーナンスも美味しいというぐらいである。
一通り食べ終わった所でセリカに何故こんなところにいたのかを聞いてみると、
セ「私の父さんがね。生きてるかもしれないから会いに行こうと思ったの。知ってるかもしれないけど6年前に日本に黒き獣っていうのが現れてその時、黒き獣を倒そうとあちこちの国が核を日本に撃ち込んだの。それでも黒き獣は倒せなかった。
その時、まだ父さんは日本に居たみたいでそれでもう死んじゃってると思ってたんだけど、ニュースで日本で生存者が見つかったって聞いてもしかしたら父さんもまだ生きてるかもしれない。そう思って、お姉ちゃんに内緒で一人で住んでる町を飛び出してきたの。」
ス「そうだったのか。だけどなお嬢ちゃんその父親が死んでたらどうするんだ?
その生き残っていた奴なんて運が良かっただけかもしれないだろ。それにお嬢ちゃんの姉ちゃんだって心配してるんじゃないのか?」
セ「確かにそうかもしれません。でももしかしたら生きてるかもしれないしだから会いにいって怪我をしてたら治してあげてまた一緒に暮らしたいんです。だって父さんは私の家族だから。」
サ「その心意気は立派よ。でもセリカ一人で向かうリスクを考えれば今すぐにでも引き返すべきだわ。セリカが死んだらお姉さんだって悲しむわ」
セ「うっ……それは……そうだけど、でも」
サ「だから私たちも付いていくわ。」
セ「えっ…でもサクラちゃんたちも行くところがあるんじゃ?」
ス「確かに行くところがあるがそんな急いでいくわけでもないからな。多少寄り道しても平気だ。サクラが言わなかったら俺も言おうと思っていたところだしな。」
サ「一緒にセリカのお父さんを探しに
行きましょう。」
セ「ありがとうサクラちゃん!!!!!!!!」とセリカは感極まったのかサクラに抱きつく
サ「もう急に抱きつかないの。ビックリしたわ。そうと決まれば早速行動しないといけないけど、怪我してた人がまだ目を覚ましてないからもう少しここにいましょう。」
とサクラはセリカに言うと祐希からもらった2丁拳銃の説明書を読む。
因みにスタークはリリネットに珍しく良いこというじゃんと言われ珍しくとは
失礼な。と言いリリネットに拳骨を落としリリネットがいつも通りの反応をする前に、
青年「どこだ、ここ?」と声がしてその方を向くと倒れていた青年が起き上がっていた。
セ「あ、気がついたんだ。何処か痛いところとかない?気分は悪くない?」
青年「嫌特には。……つーかお前誰だ?
それと俺は何でこんなところに
寝ているんだ?」
セ「私は、セリカ=A=マーキュリー。お兄さんこの小屋の周りのでかい木に寄り掛かる形で倒れてたの。結構怪我とか服も汚れてたからここまで運んで治療したの。」
青年「そうだったのか。何だか悪いな。
あんたが運んでくれたのか?」
セ「私とそこにいるサクラちゃんの二人で運んだの。そっちの人がサクラちゃんだよ。所でお兄さんの名前は?」とセリカが訪ねるが、青年からの返事がないので、どうしたか訪ねようとしたが
青年「サクラ!?まさか姐さんなのか?それにスタークとリリネットまで何だってこんなところにいるんだ!?」と言う。
サクラはにとってみれば目の前の青年に会うのは初めてで自分の名前を知っていることに驚き何故なのか聞こうとしたら青年が
青年「俺だ。ラグナだ。覚えてないのか!?」
と言い私とスタークさん、リリネットさんは驚愕したと同時に自分達の名前を知っていることに納得した。
こうして私たちは本来はあり得ないはずの成長したラグナと出会った。この出会いが何を意味するのかは後々にわかることだが今のサクラたちには知るよしもなかった。
サクラサイドアウト
何とか今回も投稿できま古代編では祐希たちは都市の薬師である永琳に出会いました。古代編では祐希たちと最も関わるキャラとなっていきます。
サクラたちはセリカと行動を共にすることになりました。そして青年ことラグナも参戦しました。自分としてはブレイブルーはラグセリが一番良いと思っているのでラグナのヒロインはブレイブルーからはセリカとなっています。
もしかしたら後々他の作品からヒロインを出すかもしれません。次回は祐希たちは都市に入るまでサクラたちはラグナとの話し合いをして漸く目的地に向かいます。そこで発覚するセリカの弱点とは!?それでは今回も読んでくださりありがとうございました。