もしもセイバーのマスターがソードアートオンラインに異世界転移したら?   作:雪希絵

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どうも皆様

最近『コロロ』にハマった雪希絵です

あの食感がたまらないです

さて、やって参りました更新日!

前回の展開からお分かりの通り、作者の欲望全開です!

それでは、ごゆっくりどうぞ!


セクハラ地獄

「お風呂?別に、それくらいならいいけど……」

「よっしゃー!」

「り、リツカちゃん……?」

 

なんだそんなことかと快く了承したアスナは、急激にテンションの上がった立香に面食らう。

 

素早く脱衣所へと向かい、立香は早速装備を解除する。

 

「それじゃあ、私とリツカちゃん先に入るから、マシュちゃんとアルトリアちゃんは少し待っててね」

「分かりました」

「ご武運を」

「……? う、うん。いってくるね」

 

パタリと脱衣所の扉が閉じ、マシュとアルトリアは顔を見合わせる。

 

「……大丈夫でしょうか、アスナさん」

 

マシュが不安そうな表情で呟く。

 

「何が起こっても、私たちに出来ることなどありません。信じて待ちましょう」

「……はい」

 

神妙な面持ちで頷き合う二人に、キリトはポリポリと頬を掻き、

 

「えっと……これお風呂の話だよな?」

 

と、一人不思議そうにしているのだった。

 

───────────────────────

 

「さて、早く入っちゃおっか?」

「私もう既に全裸だけどね」

「ちょ、ちょっとリツカちゃん!そういうことハッキリ言葉にしないの!はしたないでしょ!」

「えー、いいじゃん」

 

全く気にする様子のない立香に、アスナはため息をつきながら装備を解除する。

 

騎士風の白い服が一気に外れると、アスナの肢体が露わになる。

 

「じー………」

「り、リツカちゃん……?」

 

強烈な視線を感じ、そちらを見ると、皿のように目を丸くしてアスナを凝視する立香の姿があった。

 

「あ、あんまり見られると恥ずかしいんだけど……」

「ああ、お気になさらず」

「気になるよ!」

 

まったくもう、と呟きながら、やや気まずそうに下着も解除し、手早くタオルを巻き付ける。

 

残念そうにしながら、立香もそれに習う。

 

「はいどーん!」

 

勢い良く扉を開き、風呂場に突入する。

 

「お、結構広いね」

「うん。お風呂は大事なものだから、広めのところを買ったんだ」

「まあ、女の子にとっては死活問題だからねー」

 

しみじみそう言い、うんうんと頷く。

 

「とりあえず、身体洗ってさっぱりしてから湯船に浸かろうか」

「OK」

 

ハラリ、とタオルが落ちる。

 

現れたのは、言葉も出ない程の見事なスタイル。

 

日本人離れした、すらりと伸びた手脚。

 

大き過ぎず、小さ過ぎず、アスナのために完璧に調整されたようなバスト。

 

健康的な美肌と、湿気でそれに張り付く長い茶髪。

 

一人の美神とも言えるような、最高のプロポーションだった。

 

「……ほぇー…………」

「り、リツカちゃん?」

 

思わず見とれる立香。

 

しばし、動くことを忘れる程だった。

 

「身体冷えちゃうよ?SAOでは風邪とか引かないけど」

「あー、ごめんごめん」

 

立香もタオルを捨て去り、早速身体を洗い始めた。

 

アスナはシャンプーを手に取り、慣れた手つきで髪を洗う。

 

「アスナいいなー、長くて綺麗な髪で。私も伸ばそうかな」

「たしかに、結構似合いそうだね。試しにカスタマイズしてみたら?」

「うん、今度やってみる」

 

手早く身体を洗い終え、お湯で泡を流す。

 

ゲーム内のため汚れがつくことはないが、気分というものは大事である。

 

アスナも、シャワーで髪の泡を流している。

 

そんなアスナの立ち姿を、立香は再びじっと見つめる。

 

「……やっぱり超綺麗」

 

呟き、フラフラとその背中に近づき、

 

「きゃあっ!?」

 

不意にアスナに抱きついた。

 

「うーわ、肌も綺麗だねー」

 

そう言いながら、スルスルと身体に手を這わせる。

 

「げ、ゲームなんだからそんなの当然……って、どこ触ってるの!?」

「いやもう、決まってるでしょ。そんなの」

 

腰の辺りから手のひらは上へ上へ登り、適度な大きさを持つアスナの胸へと伸びていく。

 

そして、躊躇うことなくすくい上げるように揉み始めた。

 

「はぅ……!ちょ、ちょっと、リツカちゃん……!」

「柔らかー。しかも結構大きいし」

「う……ぁ……き、聞いてる!?リツカちゃん!?」

 

アスナの悲鳴にも似た訴えも虚しく、立香は止まらない。

 

片手は胸に触れたまま、もう片方は太ももの方に伸びる。

 

「リツカちゃん……く、くすぐったい……!きゃぅ!?」

「……なんか妙な気分になってきた」

 

あまりにも可愛らしい悲鳴に、立香の方も余裕がなくなってきた。

 

触られているアスナの方も、力が抜けてきている。

 

「り、リツカ……ちゃん……ふぁ……ほ、本当にやめ……あぅ……!」

「……うん、そろそろやめないと本当に危ないことになりそう」

 

散々揉みしだいた胸から手を離し、同時に太ももからも手を離す。

 

途端、アスナはぐったりと座り込んでしまった。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……。リツカちゃん!冗談でもやり過ぎだよ!」

「あはは、ごめんごめん……。途中から歯止めが利かなくなってきちゃって……」

「理由になってない!」

 

両腕で身体を抱くように抑え、息も荒く肩を上下させる。

 

「いやー、アスナが可愛かったから、つい……」

「褒められても嬉しくない!あんな身体中触られて……」

「これからは自重するから、許して?」

 

両手を合わせ、誠心誠意謝る立香。

 

ちなみに、もう二度とやらないとは言っていない。

 

「……もう。わかった、今回は許してあげる」

「ありがと!」

 

ため息をつきながらも許してくれたアスナに、立香は抱きつきながらお礼を言う。

 

「それじゃ、湯船浸かろ?大丈夫、もう触らないから!」

「はいはい」

 

調子のいい立香に呆れながら、アスナはその隣に座って湯船に浸かった。




お読みいただきありがとうございました!

……これ健全ですよね?

R18じゃないですよね?

それでは、また来週お会いしましょう!

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