初作がチートなオリ主なので、今作はあまり強くないが頑張るオリ主なのでよろしくお願いします
俺は、無能力者だ
勉強NGで、運動神経ダメ、力もない、それにカッコよくもない
何の取り柄もなく、普通に生活している。
別に無能力者だろうが、ダメ人間だろうが、俺はもうどうでも良い
頭良くて、運動神経抜群でいても何が面白のか?皆からチヤホヤされて楽しいのか?そう思ってしまうくらいどうでも良い
それに俺は、人に興味がない。他人と関わることが嫌いだから、友達もいない
端から見たら、どうしようもない奴に見えるが、これが俺だ
自己紹介がまだだな、俺の名は、南条浩哉だ
「って誰に話してんだよ俺は」
薄暗い部屋で、ゲームしている俺は、語り部の様に自分を紹介していた
俺は、他人と関わることが嫌いな為、学校にも行ってなく、家に引き篭もってグータラしている毎日だ
両親は小さい時に死んで、姉と妹が居たが、2人は5年前に行方不明になって詳細不明だ。
だから、俺は別段寂しくもなく、1人で生活している
「にしても、やっぱアニメや漫画の主人公見たく、カッコ良く強ぇヒーローみたいに一度はなってみてぇな」
そんな厨二臭い事言っても慣れっこない。喧嘩もした事もなきゃ、武器だって使えない、無能力者の俺には、贅沢すぎる話だ
「まぁ、なれたらなれたで大変だろうしな。よし、久々に外出るか。今日はジャンプの発売日だし」
能天気に今を生きる俺は、コンビニに行き、ジャンプを読み、軽く飯を買い、家に戻る。引き篭もってグータラしている俺には、日差しや他人の視線が、嫌な為要件済ましたらすぐさま家に戻る
1日ジャージ姿の為他人の視線が余計に
「ふぅ〜、ヒキニートの俺には日差しや視線は慣れないな。まぁどうでも良いか、さぁてとゲームゲーム♪」
まぁ何度も言うが、これが俺だ。
こんな生活がダメだとわかっていても、ダメ人間にちゃんとしろっていう方が無理だ
「それにしても、やっぱりSAOのキリトはカッケ〜な、二刀流でバンバン敵を倒す。けどとあるの上条当麻も羨ましいよなぁ、幻想殺しとかチートだろう。」
アニメや漫画の主人公の力を羨ましく見ても、何にもならない。当たり前だ。フィクションを求めるのはできないから、どんなに頑張っても手に入らないからな
そんな当たり前な事考えてると一通の手紙が目の前に
「ん?手紙なんていつの間に⁇しかも俺宛だし、手紙出す仲なんていねーぞ俺?」
手紙に混乱する俺だが、一応中を確認した
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能を試すことを望むならば、家族を友人をざいさを世界の全てを捨てて我らの箱庭に来たれし』
「てこれ才能とかギフトとか俺みたいな無能力者には関係無い話だッつーの。第一異世界に行っても俺は、即死するパターンだからな、こんな手紙捨ててアニメ見よっと」
手紙を捨てアニメ見ようとした直後、俺は上空4000m程に飛ばされた
「マジかよ⁉︎ありえねーよ⁉︎マジで異世界送りの手紙だったよ⁉︎」
ありえない事に驚きながら俺は湖に落下した
「信じられないわ‼︎いきなり空に放り出すなんて、下手をしたら地面に激突して即死よ」
服を絞りながら、色々と愚痴る。お嬢様
「あぁ全くだ、場合によっちゃゲームオーバーコースだぜ」
学ランについた水滴を落とす。金髪不良少年
「んで、誰だよお前ら?」
「それは、こちらの台詞よ。目つきの悪い学生君」
「一応確認しとくが、お前らにもあの変な手紙が?」
「そうだけど、そのお前って呼び方を訂正して、私は久遠飛鳥よ。以後気おつけて、それで猫を抱えている貴女は?」
「……春日部耀。以下同文」
「そうよろしく春日部さん。で、野蛮で凶暴そうな貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ、見たんまま野蛮で凶暴そうな逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義者の三拍子揃ったダメ人間なので用法と容量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」
「取り扱い説明書をくれたら考えといてあげるわ。十六夜君」
「はは、マジかよ。今度作っとくから覚悟するんだな」
「で、最後にボーとしている貴方は?」
「あっあぁ、オリェ、俺は、南条浩哉でしゅ。よろしくお願いしゅます」
「「「…………」」」
「(しまった。今の噛んだところ気にしてるのか?他人と喋るの久々だからつい噛んでしまった。ここで何か言わないと一生弄られるし、暗い奴のレッテルを貼られてしまう)」
「え〜と…………以上です‼︎」
三人は一斉にずっこけてしまった。
「あっあれ⁇何かまずかったか?」
「ヤハハハ、中々の自己紹介だったぜ‼︎お前」
「…………面白い」
「中々のものだったわ。よろしく浩哉君」
一応好印象をもらった俺だが、自己紹介はこれにて終了した
茂みの中で4人を除くうさ耳を生やした少女
「(うあぁ、何やら一癖も二癖もある問題児ばかりですね)」
「で?呼び出されたのはいいが、何で誰もいねぇんだよ」
「そうね。説明の無いままでは動きようが無いもの」
「……この状況に対して落ち着きすぎているのもどうかと思うけど」
「まぁ、チュートリアル的なイベントがあるんじゃ無いかな?」
「(全くです。浩哉さん以外のお三方は、良くも悪くも適応するのが早すぎです。まぁ悩んでも仕方ないのです。これ以上不満が噴出する前に腹を括らなければ)」
「……仕方ねぇな。こうなったらそこに隠れてる奴にでも話を聞くか?」
逆廻の発言で物陰を見たらうさ耳を生やした少女が居たが、とりあえず俺は黙って話を聞いた
「あら、貴方も気づいていたの?」
「当然だ。隠れんぼじゃ負けなしだぜ。そっちのお前らも気づいてんじゃ無いのか?」
「風上に立たれたら嫌でもわかる」
「へぇ?面白いなお前」
マジかよ。三人は気づいていたのかよ。
「凄いな三人は、俺は全然気づかなかったよ」
「ふぅーん」
逆廻は怪しげに俺を見た
すると物陰からうさ耳を生やした少女が出てきた。
「ややや、やだなぁ皆様方。そんな狼のような顔で睨まれると黒ウサギは死んじゃいますよ。ええ、ええ古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心に免じてここは1つ穏便にお話を聞いてくれたら嬉しいでございますよ?」
「断る」
「却下」
「お断りします」
「ブババババ‼︎こっこいつはなんていやらしいチュートリアルなんだ」
俺は黒ウサギの姿を見て、鼻血をだし顔から湯気を立て立てながら倒れてしまった
「あっは、取り付く暇もありませんね。それより、最後の人は大丈夫ですか?」
「ヤハハハ、マジで面白れぇな浩哉」
「鼻から血を出しながら倒れるなんて、中々だわ浩哉君」
「漫画みたいなリアクションだったよ浩哉」
「何呑気な事言ってるんですか⁉︎大丈夫ですか浩哉さん⁉︎」
黒ウサギが心配して俺に駆け付けて来てくれた。ありがたい話だが、黒ウサギの胸が俺の顔に当たっており、膝枕までしてくれる状態だ
「もう俺、死んでもいいかも」
「諦めないでください。浩哉さん⁉︎」
黒ウサギが慌てて心配してくれてるが後ろ後ろ
「えい」
「ふぎゃ⁉︎」
春日部が黒ウサギのうさ耳を引っ張った
「ちょっとお待ちを触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きにかかるとは、一体どういった了見ですか?」
「好奇心の為せる業」
「自由にも程があります⁉︎」
「へぇ、このうさ耳本物なのか?」
「……じゃあ私も」
逆廻と久遠も興味を持ったらしく黒ウサギのうさ耳の引っ張りだし
黒ウサギは声にならない悲鳴が森の中木霊した
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「ありえない、ありえないのですよ。まさか話を聞いてもらうだけに小一時間も消費するなんて、学級崩壊とはきっとこのような状況言うに違いないのです」
「いいからさっさと話せ」
逆廻よ、もう少し柔らかく言えないのかよ。黒ウサギ涙目だよ
黒ウサギがなんか話し始めたが、さっきの鼻血のせいでまだフラフラするから少し寝よう
「…………ここから先は我々のコミュニティでお話させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」
「待てよ、俺からの質問がまだだぜ」
俺が黒ウサギの話を聞かず寝ていると終盤まで寝ていたらしい
「どういった質問ですか?ルールですか?ゲームそのものですか?」
「そんなものはどうでもいい、腹の底からどうでもいい俺が聞きたいのは一つだ」
逆廻がおれ達を見渡し言った
「この世界は……面白いか?」
「YES、ギフトゲームは人を超えた者たちの神魔の遊戯。下界より格段に面白いと黒ウサギが保証します」
話が進まねー
グダグダ感満載だわ