まずいシリアル食ったら死んだ。 —Muv-Luv— 作:アストラ9
どうも。作者です。
今回はMTの補助資料となります。一応簡単な値段や特徴を記載しておいたので、ご活用ください。
因みに、武器と線で繋がっている『◯◯C』は弾薬費となります。
では、簡単な説明はこの辺で。分からない事があれば、感想までどうぞ。
本編、どうぞ。
☆MT☆
◯シャフター
⚪︎分類:逆関節型安価MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:シャフターマシンガン——5C
低誘導ミサイル——50C
『非常に安価な逆関節型MT。誘導性が低いミサイルとマシンガンを装備する。
MUMLUKよりも軽装甲、低AP、低火力である為生存するのは至難の技。だがその分安価である為、数を用意する事は簡単。
借金者や犯罪組織が主に使用する。』
前記のようにこの機体は非常に安価で、安い。その為少ない投資金でも容易に入手する事が可能である。
性能も当然低級なのだが……驚くなかれ、このMTの素材のさほどは、ACの物を流用して作られているのだ。
ならば何故安いのか。答えは単純である。ACとは言っても、廃棄行きへとなっていた
つまり、ACとは言っても旧式のもので、かつその大部分のパーツはギリギリのラインでその形を保っている。
その程度の力しかないからこそ、安いのである。
が、偶に高品質のパーツを流用している機体もあるので、侮れない。
是非一度、大量購入して宝探しをしてみて欲しい一品だ。
◯MUMLUK
⚪︎分類:逆関節型安価MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:MTライフルx2——10C
MTロケットx2——30C
『逆関節脚に平らな胴体を取り付けた非常に安価なMT。
安価である為非常に脆く、武装も貧弱ではあるが通常兵器相手には十分に通用する。
2連装MTライフルと6連装MTロケットを二門装備する』
前記のように、このMTは安価に戦力を増強する目的で造られたMTである。その為、武装や装甲を貧弱な程薄くしてある。
が、それでも通常兵器を相手にする程度であれば、十分な程の性能を発揮する。
装甲型戦車であればロケットを、装甲が薄い戦車やヘリなどに対してはライフルを使えば、容易に蹂躙できるだろう。
欠点は、遅い事と、集団行動を前提に造られている事、それと格上の相手にはめっぽう弱い事だ。
◯クアドルペッド
⚪︎分類:高機動四脚型MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:低出力パルスライフル——0C
『その軽堅な四脚によって高い機動性を有した四脚型MT。
非常に高いスピードで動き回り、かつ唯一の武装である3点バーストが可能なパルスライフルによって、高機動高火力機の名を冠する。
訓練を積まないとこの機体に耐える事はできない。』
上記の通り、非常に機動力が高いMT。その機動性は、二脚型ACの歩行を優に越す。ブースターなしの機体に対しては100%のアドバンテージを確保出来るだろう。
また、これはブースターなしでの機動である為、ブースターを積むと更に速くなる事を、考慮に入れておくといい。
武装はパルスライフルのみ。MT用に造られたパルスライフルで、ACの物とは出力や効率、パーツの丈夫さなど全てに置いて劣っている。
が、それでも使える事には変わりない。EN防御が低い相手を削るには十分だろう。
また、EN兵器である為、弾薬費が掛からないのも魅力的。弾数制限を解除すれば、長期戦にも耐えられるだろう。
◯レイヴンマスカー
⚪︎分類:二脚型汎用MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:ビームガンx2——0C
レーザーブレードx2——0C
『火星へと進出した
安価ではないが高価でもない為、ある程度の金が有れば比較的手に入れやすい。
武装はビームガンというレーザーライフルの劣化版とレーザーブレードの2つ。補助兵装としてレドームを装備する。
ある程度の性能を発揮する。』
上記の通り、AC2の世界で広く普及しているMT。
EN兵器で固められた武装群である為、実弾防御重視の兵器にはめっぽう強い。
が、ジェネレーターがオーバーフローしたり、EN防御重視の兵器が相手になると途端に劣勢になる。また、オーバーフローするとレドームが停止するのも弱点。
シャフターなどを扱う位だったらコレを使った方が絶対に良い。ACと同じようコックピットブロックは特に装甲が高められている為、生存率は高い。
ビームガンは正直言って、大した事はない。精々牽制程度が関の山。
だが、レーザーブレードは比較的威力が高いのか、斬りつけられればACですら装甲に響く。
このMTにはブースターがついていないので、遭遇したらまず距離を取って遠距離から撃破すると良い。
◯044FV450
⚪︎分類:狙撃特化型MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:スナイパーキャノン——100C
『狙撃特化型MT。その大型のスナイパーキャノンを、高い安定性を有する四脚によって支える。
高威力・高弾速・長射程と3拍子そろったそのスナイパーキャノンは非常に優秀な武装ではあるが、打つ前には機体の安定性を更に上げる為にアンカーを打ち込む必要がある。ない場合だと機体が軽すぎるため、反動で吹っ飛ばされてしまう。』
上記の通り、狙撃に特化されたMT。遠距離からの狙撃に高い適正を持つ。
弾道が中々ブレない為、命中率が非常に高い。スナイパーの名は伊達では無い。
運用するに当たって重要な事は、必ず護衛、前衛を用意する事。命中率と貫通力に全振りしている為、装甲と機動性が極端に低い。前衛が注意を惹きつけている所を一気にズガンッ、と撃ち込もう。
時代と共にスナイパーキャノンの弾薬代が安くなった為、コストパフォーマンスが非常に素晴らしいものに。正に低コスト高パフォーマンス兵器である。
◯インタールード
⚪︎分類:ボール型無人MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:内蔵型ショットガン——57C
フロート……と言うよりは浮遊機構を取り入れた無人タイプのMT。
耐久力はMUMLUK並だが、その脅威は攻撃力の高さと室内戦での異様な程の強さ。
ショットガンの為通路全体に弾をばら撒け、相手は回避が困難。更に浮遊・比較的小型という特徴から、数による弾幕が凄まじい。
しかも何処にしまっているのか、見た目に反して所持弾数も多い。基本的に集団行動の為、弾切れを待つのも絶望的である。
この集団に合った新人レイヴンは漏れなく、回避の大切さを知る事になる。
◯ローバスト
⚪︎分類:二脚型汎用MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:スナイパーライフル——50C
グレネード砲——400C
ガトリングガン——30C
(以上3つのどれかを一つ装備する)
比較的安価な、二脚型汎用MT・レイヴンマスカーの後継機。
ACに似た互換性機能を持ち、依頼や操縦者の特性に応じて換装が可能。現在は3種類の武器が使用できる。
レイヴンマスカーの後継機とだけあって、その本質は凄まじいの一言に限る。
グレネード砲はACのそれと同じ位の威力を持ち、硬直の追加効果もある。
スナイパーライフルは両手で支える事で、射撃時の安定性をその場で底上げすることが可能。
ガトリングガンによって制圧射撃が可能で、数を揃えれば弾幕を長時間張れる。
正に、傑作機と呼ぶべきMTだろう。
唯一の欠点は、武装が一つしか選択できない事により、長期戦が不利である事。部隊を組んで出かけよう。
◯ワイルドグース
⚪︎分類:逆関節型安価MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:小型ガトリングガン——8C
ロケット砲——30C
ワイルドグースは、「デイウォーカー」という逆関節型MTの後継機。
デイウォーカーに積んでいた余計な情報機器を省き、極限まで無駄な部位を削減したコスト重視の安価な機体。
通信もろくに出来ない、カメラは壊れやすい、反応が少し遅くなったなど、多少の不利を勝手強引に安くしたため、戦闘力の面でツケを払っている。
現在生産されている型では装甲が増加されている為、デイウォーカーの時より生存率は上昇した。が、機動性が更に悪化している為、逆に減ったという意見もある。
暗闇の中でも活動できるよう、大型のサーチライトを装備している。
◯エピオルニス
⚪︎分類:逆関節型MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:ガトリングガンx2——9C
MTミサイル——65C
エピオルニスは、「モア」という逆関節型安価MTの高級タイプで、装甲と武装面において強化が図られている。
ライフル砲をガトリングガンに、ロケット砲をミサイルに換装している為、他の安価型MTよりも高い戦闘力をほこる。
ガトリングガンの連射性能は対したことが無いが、ミサイルはそれなりの誘導性を持つ。また防御性能も高い為、射撃武器で相手をするとコストが嵩むと思われる。
近付いてブレード一閃。これでの対処を推奨する。
◯ブルーオプスリー
⚪︎分類:高機動可変型MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:ライフル砲——12C
レーザーキャノンx2——0C
高速飛行能力と、様々な地形に対応できる脚部タイプによる、汎用地形踏破能力を持つ。
武装はライフル砲とレーザーキャノン。飛行形態の時はレーザーキャノンは使えないという特徴があるが、機体前面部ならば使用自体は可能である。
この特性の為、奇襲戦法が最も適した機体と言える。
暗闇の上空を飛行し、敵基地へと到達。ライフル砲で主要な防御設備を破壊後、地上に降り立って、高威力のレーザーキャノンで蹂躙。これも一つの選択のうちにはいるだろう。
欠点は、低装甲による防御力の低さと、逆関節型によく見られる、旋回性能の低さである。
◯サイレントウォーカー
⚪︎分類:高機動高火力型MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:プラズマキャノン——0C
マシンガン——5C
フロート脚部に武器腕型のプラズマキャノン、そして近接防御用のマシンガンを装備した高機動機。
フロートによる高機動と、プラズマキャノンによる高火力、マシンガンによるミサイルの迎撃と設計の隙のない高級機……ではあるが、残念性能である。
まず、主力兵装であるプラズマキャノンは、その場にて静止してからでないと、射撃出来ないという点だ。
これによって、高機動性という良点を自ら潰している。
更にフロートという特性上、EN消費が大きい。よって、プラズマキャノンの連続撃ちによるジェネレーターのオーバーフローで、止まる的になる可能性も大である。
この機体を使いこなすならば、その機動性で撹乱した後、隙を見てプラズマキャノンを撃ち込む、といった奇襲戦法を多用することがになるだろう。
◯CR-MT98G
⚪︎高火力型四脚MT
⚪︎値段:
⚪︎武装:グレネードキャノンx2——360C
ナパーム投擲銃——180C
非常に高火力な兵器をこれでもかと言う積んだ機体。
重火器を積んでいる為機動性は低いが……それでも四脚の特徴は受け継いでおり、ホバー的な移動でスイスイと横移動が可能である。
この機体の全ての武装は、直接的な破壊力は勿論の事、衝撃力も、熱ダメージも高い。
その為、制圧射撃や、熱で殺す事も可能となっている。
欠点は、低い機動性と命中率、弾速だろうか。
それと、使えば使う程嵩んでいく"弾薬費"であろう。