短編集   作:亜亜亜 無常也 (d16)

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そんなわけで第二弾。拍手ーーー。

えっ、そんなものはない?まあいいか

ちなみに前の続編ではなく、別物です

例えるなら、前のが主人公が赤王様召喚で、今回はキャス狐召喚といったところです

相手鯖に変わりはありませんが、主人公の性格が違います。

ちなみにストーリーが序盤は違います

後、この後どんな相手が出るかを書いてます

それではどーぞ


Fate/EXTRA(サーヴァント総入れ替え 第二弾)

『ふむ……君も駄目か───』

 

『そろそろ刻限だ。君を最後の候補とし、その落選をもって、今回の予選を終了しよう』

 

『──さらばだ。安らかに消滅したまえ』

 

 言い放たれる死刑宣告。だが……

 

「えー、ヤダ。だが断るって言ったほうがいいかな」

 

 まったく動じないフードの少年。ところがそこへ、現れたのは……

 

 人形人形人形人形人形人形ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大量の人形。当然の如く敵だ

 

「多いねえ、やばいなあ」

 

 1体、いや……数体までならどうにかなったかもしれない。だがここまで多いとなると無理だろう。当然の如くこの命風前の灯。

 

 だが……

 

「まだだ」

 

『ふむ』

 

 少年はあきらめない。絶対にあきらめない。

 

『キミはさあ、たぶんブレーキのない車か、ブレーキが壊れた車だね』

 

 親友にこう言われた俺だ。だから何もあきらめない!!

 

 

 

 

『ほう、そのあきらめの悪さ、気に入った』

 

 声が響く。クリアなソプラノの声。

 

『騎士の風上にも置けず、英雄というにはおこがましい。こんな私だが、あなたに手を貸そう。

 力をこめろ、手を伸ばせ』

 

 手を伸ばす。届け届け届け!

 

 

 すると……

 

 

 迫る人形軍団。だが突如、その軍団が切り刻まれた。

 

 ある物は真っ二つ、またある物は四肢を絶たれ、ある物は上半身と下半身が泣き別れした。

 

 崩れゆく人形達。そこに人形以外のヒトガタが立っていた。

 

 

 そこにいたのは……

 

 

 それは少女だった。

 

 くすんだプラチナ色の髪を肩まで伸ばしている。服装はドレスと鎧が合体したような黒ずんだ紫の服を纏っている。瞳はクリアブルー。

 そして、その手には剣を持っている。両手に一本ずつ。合計二本。

 

 その戦い方は荒々しいの一言につきる。だがその動きは洗練されてもいる。

 

 

 

(可愛いな。綺麗だな)

 

 そんなこと場違いなことを思っていると、

 

「問おう、あなたが私のマスターか?」

 

 縦に頷く。

 

「そうか。私は()()()()だ。ところで、あなたの名前を聞いてもいいだろうか?」

 

「俺は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで始まったこの主従。だがこの二人前途多難で……

 

 

「すまない、私の真名は()()言えない。」

 

 真名を言わぬセイバー。さらに……

 

「君はセイバーではないな」

 

 敵のサーヴァントよりもたらされたクラス詐称疑惑。それに加え……

 

「私は()()使えない、いや違うな。使いたくないのだ」

 

 宝具すら使おうとしないサーヴァント

 

 

 そんな二人に追い討ちをかけるように立ちはだかる強敵達

 

 

「いくぞ、我が炎受けてみろ」ーーいずれ蘇る王。竜殺しすら倒したセイバー

 

「余を退屈させてくれるなよ」ーー偉大なる皇帝。不可能を可能にするアーチャー

 

「ハハハハハハ」ーー毒の枢機卿。政治家にして軍人のランサー

 

「うむ、なかなかだな」太陽落とせし鉄の王。あの神王とも渡り合ったライダー

 

「真名見破ったくらいで俺に、■■■■■■に勝てると思ってるのか?」ーー知略家であり戦士。流浪の大英雄アサシン

 

「では」「物語を」「「読み上げよう!」」ーー物語集めた文学者。二人の兄弟キャスター

 

「■■■■■■!!!」ーー神の鍛えた剣と肉体を持つ戦士。最強の幻想殺しバーサーカー

 

 

 

 

 だが……。

 

「いくわよライダー」「ハハッ、いいだろう」ーー赤と白の主従。ハッカーと開闢の王ライダー

 

「バーサーカー」「…アア-」ーー少女と師の主従。ホムンクルスと神の化身であるバーサーカー

 

 協力してくれるものはいる。

 

 

 

 

 そして、遂に……

 

 

「■■■■■ですって!?まさかあなたは……」

「そうだ。私は■■■■」

 

 

「その■、まさか権能なの?」

 

 

「わたしは()()を完全には使えない。あの騎士の方が上手く使えるだろう。だから……どうなっても知らんぞ」

 

 

 

 

 7つの戦いをくぐり抜けた主従。最後に立ちはだかるは……

 

「本来なら、私にもサーヴァントがいたが、「彼女」は私から契約を切ってしまったし、「彼」は……、まあ色々あってね、彼()いなくなってしまった。だから新しい英雄と契約したのだよ」

 

「現れよ、セイヴァー。■■■」

 

 

 

「…………」ーー遥か遥か遥か未来の王。世界を救う救世主セイヴァー

 

 

 

「いくぞ、最後の戦いだ■■■■。気張れよ」

 

「ああ、マスター」

 

 

 

 

 最後の戦いが始まる。

 

 

 

 そして、戦いは終わり……

 

「終わったな」

 

「ああ」

 

「不謹慎かもしれないが楽しかった」

 

「右に同じ。楽しかったな」

 

「最後に一ついいだろうか?」

 

「俺も一つ言いたい」

 

「じゃあ、いっしょに言おう」

 

「ん」

 

「「せーの!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fate/EXTRA alternative another

 

いずれ公開したいな




今回登場したサーヴァントは分かりましたか?たぶん分かった人もいるでしょうね。

特に主人公の召喚したセイバー?は感づく人多いと思います。

前回のEXTRAにでたサーヴァントも出てます。気づきましたか?

分かったら気軽に感想欄にどうぞ

追記ですが、■は伏字です。バレたらつまらないですし。


 

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