東京喰種 CINDERELLA GIRLS [完結]   作:瀬本製作所 小説部

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気づかれてはならない。



その正体に





Mask

金木Side

 

 

今日も卯月ちゃんはやって来ることないあんていく

彼女がいないあんていくは少々寂しい気持ちが生まれるが、

それは僕にとって安心を与えてくれる日でもある。

そんなある時だった。

 

「"マスク”..ですか?」

 

「そう、マスク。君も持っていた方がいいと思ってね。私たちも一つは持っているし」

 

 

今のところお客さんのいない店この時、店長から僕にマスクを作った方がいいんじゃないかと言われたのだ。

それは自分のマスクを持つことだった。

 

(...でも、マスクなんか着けたら僕...)

 

マスク...と聞くとあの風邪を引いた時に着ける白マスクが思い浮かぶ。

そうなると左目に眼帯で口にマスクとなってしまい、僕の顔は右目しか見えなくなる。

 

「トーカちゃん」

 

「なんスか、店長?」

 

「次の休み、カネキくんのマスク作りに付き合ってあげてくれないか?」

 

「はっ!?」

 

トーカちゃんが店長の言葉にとても嫌そうな驚き方をした。

 

「な、何で私が休日にわざわざこんな奴と...!」

 

「...」

 

トーカちゃんの発言に僕はしょんぼとしてしまった。

相変わらずきつく接する。 

まるで"凛ちゃん"のようにとても嫌そうな顔つきになっている。

 

「..カネキくん一人じゃ迷子になるだろうし...."ウタくん”と二人きりじゃ、彼も怖がっちゃうでしょ」

 

「..た、確かにそうですけど...」

 

「..でも別に、まだマスクは必要ないじゃないですか?」

 

今は必要だろうか?と僕の胸に疑問が生まれた。

そのマスクをどう使うかわからない。

普段使うものだろうか?

 

そう言うと店長は少々深刻そうな顔つきなった。

 

「....四方(よも)くんから聞いた話なんだけど...」

 

「"ヨモさん"からですか?」

 

『"捜査官"が二人ウチの区に...」

 

「....!!」

 

トーカちゃんは店長の言葉に、

まるで危険を察したのような顔つきであった。

 

(捜査官..?)

 

話していることはよく聞こえなかったが、

おそらく良い話ではないことがわかる。

 

「...わかりました」

 

トーカちゃんはそう言うとため息をつき、

僕の方に顔を向けて、

 

「眼帯!」

 

「っ!」

 

「土曜日4時半に新宿駅東口...遅刻したらぶっ殺す

 

トーカちゃんの顔は暗く、恐ろしい目つきで僕をじっと見る。

これは間違いなく遅刻したら殺されてしまうように思えた。

 

「...はい」

 

僕はそんな表情をしたトーカちゃんにすんなりと答えた。

こんな状況で他の言葉はあるだろうか?

 

 

 

そんな厳しい状況の中、

チャララっとお店の扉が開くベルの音がちょうど聞こえた。

 

 

 

「あ、い、いらっしゃ...」

 

僕はすぐさまドアの方に体の向きを変え、挨拶をしたのだが、

驚いて言葉が止まってしまった。

 

 

 

 

それは始めて出会うお客さんではなく、

 

 

黒髮ロングの女子高生、

 

 

 

"凛ちゃん"がやって来たのだ。

 

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

凛Side

 

 

(言わなきゃよかった...)

 

私は右手で少し頭を抱えていた。

どうしてって?それは今、後悔しているから。

なぜなら金木が働いている喫茶店に"加蓮"と"奈緒”を連れて来てしまったからだ。

 

「凛、結構いいところじゃん」

 

「結構おしゃれなところ行くんだな」

 

「ま、まぁね...」

 

私は怪しまれないよう作り笑顔で返した。

前回はカウンター席に座ったのだけど、

今回は私たちはテーブル席に座った。

私たちが金木が働いてる"あんていく"に行くことになった原因は、

加蓮が「どこかいい所ない?」と言う一言だ。

いつも私たちはファストフードのところで行くのだが、

今回はなぜか私に場所を選んで欲しいと加蓮から頼まれた。

そして今に至る。

 

(一体何考えてるんだろう、私...)

 

ちなみに加蓮と奈緒は同じ346プロのアイドルで、二人とも私より一つ下の仕事の後輩になっている。

別に二人は前から会っているから、後輩というと少し変に感じる。

加蓮とは私と同じ中学校にだけど、会った覚えがない。

何せ加蓮は学校は休みがちだった。

でも今は仲はいい友達。

奈緒は加蓮の親友で、その形で友達になった。

そんな後悔している私に追い討ちをかけるかのように"ある人"がやって来てしまった。

 

「こ、こんにちは...."凛ちゃん"」

 

金木が私たちが座っている席にやってきた。

しかも何で私の名前を言うの...?金木?

 

「あれ?どうして名前を知っているのですか?」

 

加蓮はすぐに気づき、金木に訪ねた。

 

「あ、そ、それは....と、友達だから..」

 

「友達ですか..!?」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

加蓮と奈緒はその事実にさらに食いついた。

 

「う、うん... そうだね.....それよりも注文を...」

 

「ああ、そうだったね。アタシはカフェオレで、奈緒は?」

 

「あたしはカプチーノ」

 

そして加蓮と奈緒が言い終わると二人は私の方に顔を向けた。

 

「え?私?」

 

ここに来るまで私は何を頼もうか考えてはなかった。

考えていたのはここに来た後悔と、金木の態度に対する苛立ち。

 

「..凛ちゃんは....ココアでいいかな?」

 

「...は?」

 

突然金木が私が注文していないのに、勝手に決めつけた。

 

「どうして勝手に決めつけるの?」

 

「い、いや...卯月ちゃんが凛ちゃんがチョコレートが好きだからと言ってたから..」

 

金木は私の言葉に完璧にヘタれていた。

なんで卯月言ったの?

 

「え?卯月ちゃんも来てるんですか?」

 

「そ、そうだね....一昨日ここに来たよ」

 

「へー意外ですね」

 

「ま、まぁ卯月ちゃんはあんまり...」

 

 

 

 

 

 

「"金木"」

 

 

 

 

 

すると私がそう言った瞬間、

周りが一瞬にして静かになった。

 

「さっさと行かないの?」

 

私は金木を睨むかのようにじっと見つめた。

私の中にあったのはあいつ(金木)に対する怒りでしかなかった。

 

「わ...わかりました...」

 

それを見た金木は震える声で言い、すぐにここから去った。

完全に私の顔を見てビビっていた。

 

「り、凛、そんなに金木さんにそんなに怒ることあるの?」

 

「凛、結構顔怖かったぞ....」

 

金木が私たちの前に立ち去った後、加蓮と奈緒は先ほどの私の行動に指摘をした。

今日は少しやりすぎたかもしれない。

 

「あ...ごめん...つい、あいつ(金木)の行動にカッとなって...」

 

「別にアタシたち謝ることじゃないけど....金木さんって凛より年上?」

 

「うん、確か...大学一年」

 

「「大学一年っ!?」」

 

加蓮と奈緒はその言葉に驚いた。

何せ高一の女子高校生が大学生の男と交流があると聞けば、それは驚く。

 

「と言うかそのぐらいの年って、だいたいアニメの話ぐらいしか聞かないぞ」

 

「まぁ、そうかな..?」

 

そういえば奈緒は結構アニメ好きであり、アニメに関してはよく知っている。

私はアニメに関してあんまり知らないけど。

 

「金木は頼りないところもあるし、ドジな部分もあって、なんか気に入らない」

 

「ふーん...」

 

私の話を聞いた加蓮は、少し良からぬ顔でこちらを見た。

何か企んでいるように見える...

 

「...なに?加蓮?」

 

「金木さんって"凛の彼氏"?」

 

「...はっ!?」

 

急に加蓮の口からとんでもない発言を耳にした。

私はその言葉に焦りと苛立ちが生まれた。

その時の私の驚きは奈緒に似ていたかもしれない。

 

「ど、どうしてそんなことを言うの!?」

 

「だって、結構仲よさそうだし」

 

「そ、そんなことないよ...」

 

でも金木とは短い仲とは言えず、

気がつけば出会ってもう6ヶ月になりそうだった。

最初の出会いは私の親がやっている花屋さんで、

その時に卯月に出会った。

でもあいつ(金木)とそんな関係とか私の頭にはまずない。

と言うかこれから"絶対"ない。

 

「おまたせしました」

 

そんな会話していると、話の話題の人物がやってきた。

タイミングが悪すぎる。

金木は私たちが頼んだメニューを持って来て、机に置いている時、加蓮が金木に声をかけた。

 

「あ、"凛の彼氏さん"」

 

加蓮がまるで私を揶揄うかのように金木を”私の彼氏扱い”をする。

絶対ないから

 

「彼氏じゃないよ..加蓮」

 

「あ...はい...?」

 

私が否定したのに対し、

金木はなぜか普通に応じていた。

何応じてるの..?金木?

 

「これ、食べる?」

 

「..え?」

 

加蓮が出したのは、先ほど立ち寄ったファストフードのポテトであった。

すると金木はなぜか驚いた様子でポテトを見ていた。

 

「な、何してるの加蓮!」

 

「あれじゃん、よくカップルがやるやつ」

 

「っ!?」

 

加蓮が今やろうとしていることは、

つまりアーンというやつだ。

 

「凛はやらないの?」

 

「..え?」

 

「やらないなら、アタシがやるよ?」

 

「....」

 

私は何もいう言葉がなく、言葉を探していた。

なぜってあいつ(金木)にそんなことするなんて考えられなかった。

金木とは"普通の友達関係"だから、

別に加蓮がやっても問題ない"はず"

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

やりたくない感情だけあるはずの私の胸に、

 

 

 

 

 

なぜか

 

 

 

 

"ある感情"が生まれた。

 

 

 

 

 

「....やるよ」

 

「おーやるんだね」

 

「...え?」

 

金木は私の言葉に驚いた様子になった。

..こっち見ないで

こちらは好きでやってるわけじゃないから

 

「ほら、口開いて」

 

私はポテトを手を取り、それを金木に向ける。

 

「...っ」

 

なぜか口を開こうとはしなかった。

私がアーンさせようとするから驚いているかもしれない。

まさかだと思うけど、"拒否"しているわけないよね?

 

「おーやるね」

 

「マジでやるの..?」

 

加蓮と奈緒はあいつ(金木)と私の光景に楽しんでいた。

このモヤモヤにきっと楽しんでいる。

さっさ動いて欲しいのだが、金木は動こうとはしなかった。

 

(...早くしろっ!)

 

そしてその思いは伝わったのか金木は覚悟を決め、唾を飲み込み。

 

「い...いただきます」

 

金木はそう言うとパクッとそのポテトを口にした。

 

「お、おいしい...ね...これ...」

 

金木はぎこちなく言うと、"手を顎に擦るかのように触った"。

 

「おー!本当にやったじゃん!!」

 

「ま、マジじゃん...!」

 

「.......」

 

それを見た加蓮と奈緒はテンションは上がっていた。

...こっちはもう最悪だけど...

私はあいつ(金木)に顔を向けることはなく、顔を伏せていた。

後悔に似た、いや嫌気、それに近い何かがあいつ(金木)の顔を見る気を伏せていた。

 

「.......?」

 

ふと金木に一瞬顔を見た時に、あることを気がついた。

それはだんだん金木の顔色が悪く見えのだ。

 

「...大丈夫?」

 

「いや..大丈夫だよ」

 

私は顔を向けずに言ったのだが、金木は大丈夫だと言った。

でも本人はそういうのだけど、体調が悪そうにしか見えなかった。

しばらく私たちがお店に出るまで、金木の顔色は変わることなかった。

それで試しにポテトを食べたのだけど、別になんの変哲も無い"普通のポテトの味"だ。

 

 

一体何があったんだろう?

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

金木Side

 

 

「どう?全部吐いた?」

 

「吐いたよ....うん」

 

僕は凛ちゃんたちが去った後すぐにトイレに向かい吐き出した。

まるで工場の排水に浸した練り固めたチョークを食べているみたいで気持ち悪かった。

 

「よくあんな状況で食えたな」

 

「さ、さすがに怪しまれない為に食べたよ...」

 

日々の食べる練習をしたおかげか、目の前では吐くことはなかった。

最初は飲み込むことすら難しかったのが、

今ではなんとか少量は行けるようになった。

 

先ほど凛ちゃんがアーンをしてくれるとは考えもしなかった。

あのきつく接するはずの彼女が、なぜあの行動をしたのが不思議で仕方なかった。

...その後、僕に何も言わなかったけれど

 

「全く...本当に卯月の言う通り、凛はアタシに"そっくり"だな」

 

「...え?」

 

「...なんでもない」

 

トーカちゃんはそういうと、背を向いた。

 

「じゃあ、今度の休日に頼むよ」

 

「え?休日..?」

 

「覚えてねぇのか、バカネキ」

 

トーカちゃんは僕の言葉に嫌な顔をし、その場から立ち去った。

これは僕が忘れていたのだけだけど、

やっぱりトーカちゃんは僕にきつく接するところは凛ちゃんに似ているよ...

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

凛Side

 

 

「いやー凛の紹介したお店、結構よかったよ」

 

「う、うん...それはよかった...」

 

私たちは20区駅に向かっていた。

とりあえず加蓮たちと別れたら、真っ先にメールで金木に文句を言う。

『あんたは本当に頼りない人間だ』とすぐに書きたい気分だ。

 

(...でも、加蓮の言ったことを思うとな...)

 

加蓮から"当たりが強い"と言われたため、よくよく考えて見れば金木に悪いことしちゃった。

なのでメールの内容は文句の内容ではなく、メールで謝ろうかな

 

 

 

 

 

 

いや、

 

 

 

 

 

 

 

"口"で言った方がいいや

 

 

 

 

 

 

 

照れ臭いけど

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、二人の会話は...

 

 

 

「そういえばさ、加蓮」

 

「ん?」

 

すると奈緒はあることに気がついた。

 

「あの金木って言う人...」

 

「....うん」

 

 

 

 

 

 

 

「なんかまるで黒○事で出てきたシ◯ルに似てなかったか?」

 

 

 

「あー、確かにそうだね。と言うか黒◯事とかなついね」

 

二人は金木をとあるアニメのキャラクターに似ているという話題を話していた。

 

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

金木Side

 

 

(遅いな...)

 

新宿駅にて僕はトーカちゃんと待っていたのだが....

集合が4時半にもかかわらず、

もう30分もの時間が遅れていた。

この前は怖い顔をして僕に言ったのだが、

言った本人が遅れるのは少しおかしい....

 

(来ないかな...?)

 

僕は周りを見渡すが、トーカちゃんの姿はない。

多くの人たがりがいるため、

まさかと思うけど人混みに流されたのかな?と少し頭によぎった。

 

 

 

 

そんな時だった。

 

 

 

 

「あれ?金木さんじゃん!」

 

 

 

 

 

すると聞き慣れた声が僕の後ろに耳にした。

その声のした方向に顔を向けると...

 

「み、未央ちゃん!?」

 

僕の目の前にやってきたのは"待っていた人物"ではなかった。

 

そこにいたのはアイドルであり、僕の友達であるショートカット女の子、

 

 

"未央ちゃん"であった。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

未央Side

 

 

「どーも金木さん!」

 

私は今、思いがけないことが起こった。

まさか新宿駅に金木さんとばったり会うだなんて想像はしなかった。

 

「こ、こんにちは...」

 

金木さんは驚いた様子で、ぎこちなく挨拶をした。

本当に驚いちゃってるね〜☆

 

「ど、どうして未央ちゃんがここに?」

 

「どうしてかって?それは金木さんに会いに...」

 

「...え?」

 

「なーんてね☆ただここに買い物をしに来ただけだよ」

 

「そ、そうなんだ...」

 

「金木さんは何しにここへ?」

 

「え..!?」

 

私が質問をした瞬間、金木さんは少し変な声が混じった驚き方をした。

 

「い、いや....友達と待ち合わせかな..?」

 

金木さんはそう言うと、右手で顎を触った。

 

「へー友達と待ち合わせなんだー!もしかして男友達?」

 

「うん...そうだね...待っているのだけど、来ないんだ」

 

「その友達は遅刻してるわけなんだ」

 

「ま、まぁね...」

 

金木さんはそのお友達を待っているんだね。

今日は私は仕事はないし、やるとこないので、

私はあることを提案した。

 

「じゃあ、金木さんとそのお友達と一緒に待つってどうですか?」

 

「...え!?」

 

金木さんは再び私の質問にとても驚いた。

少し考えたのだけど、そんなに驚くことかな?

 

「さ、さすがに大丈夫だよ...」

 

「えーいいじゃないですか?この未央ちゃんがその遅れた男友達を指導する!だなんていいと思わないですか?」

 

「それほど指導するほどやらなくてもいいよ...」

 

「えーダメなの?金木さん?」

 

「......」

 

金木さんの口は止まり、何か思い悩んでいるような様子で困った。

そんな姿を見た私は、あることを思いついた。

 

「じゃあ金木さん、今度また話さない?」

 

「え?」

 

「あれじゃん!今日が無理なら、また今度って言うことで」

 

「...ああ、それでいいね...」

 

金木さんはそう言うとどこかホッとした様子になった。

...どうしてだろうね?

 

「今日は長く話せなくて、ごめんね」

 

「あーいいですよ!別に今日じゃなくても話せますし!」

 

金木さんは私と違ってハキハキではなく内気だけど、

誰でも優しくてとても良い人だと私は思う。

 

「じゃあ、またね〜」

 

私は金木さんに別れを告げ、その場から立ち去った。

今日は新宿で何買おうかな〜?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば私はあることを思った。

 

 

 

 

 

 

 

なんで私と一緒に待つのが"いや"なんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

あっちの事情に関係するけど、

 

 

 

 

 

 

 

なんでダメだったんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は少し気になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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