プリスパーサのネタ帳がどっか行ったのを探してました。
これでプリスパーサも進められますね。
ぜひ見ていってください!
前回のあらすじ。
農さんが鹿に突進されたよ!
雑すぎじゃろっ!
だって他になんかありましたっけ?
もう忘れましたよ…。(半ギレ
「任藤 桂馬サン、アナタに話があります。」
ワタシは刑務所にいた。
目の前には任藤 天の実の父親【任藤 桂馬(じんどう けいま)】がいた。
今回は彼に話があって来た。
ゼロデイのこと、天社長のこと…。
~CR電脳救命センター~
盗まれたガシャットは残り3つか、だいぶ順調だな。
俺、憐花、そして農さんがレベルアップしていった。
残すガシャットは【デリシャスクッキング】【バクドキホラー】【ドラゴペナトールZ】。
次は誰がレベルアップする?チラチラ やっぱいくら仲間でも対抗心に火が着いちゃうよね。
でもなぁ、最近全っ然バグスターも現れないし、楽しいこともない。
CRに拾われたから小児科の仕事もないし。てか給料は?出んの?
無償で働かされてんの俺。ヤバくね?
「農さん、なんか面白いことないですかね?」
「そんなこと言われてものう。」
あ~ダメだ。暇すぎる。遊びたいよ~。
溶けるぅ、居なくなる~。
ハッ!!
ゲームスコープから急患の知らせが鳴り響く!
急患つっても患者いないよな。
でもまぁ、この音を聞きたかったんだよ俺は!
「んじゃ、行ってきまーす!」
「ま、待ってくれ。ワシも行くぞぉ。」
~風見公園~
着いたぞ。バグスターはと。
お、居た居た。
そこには前回まで戦っていた、頭にガシャットが刺さったバグスターがいた。
「おっし、いきますか!」
「おう!」
俺としっかり着いてきた農さんは変身し、バグスターに立ち向かう。
「うおぉぉ!」『ガシャコンバスター!』
俺はガシャコンバスターを手に取り、バグスターを斬った。
攻撃を受けのけ反ったバグスターに畳み掛けるように農さんが相手を殴る。
そこに宝さんが駆けつけてきた。レベル1で。
「え、どうして。」
「ワタシも仮面ライダーだ、君たちばかりに迷惑はかけれないヨ。」
農さんは知っていたかのような反応をしている。
この二人なんかあるのか?まあいい。
宝さんはバグスターに向かって行ったが、返り討ちにあってしまう。
おいおい、邪魔しに来たのかよ。
俺は宝さんをカバーするようにバグスターに斬りかかる。
が、レベル3の黒いプリスパーサが割って入ってきた。
まずいな、ならこっちもレベル3だ!
丁度そこにいるバグスターのガシャットを頂くか。
「宝さん、レベルアップしてください!」
「ワカッタ!」
宝さんはベルトのレバーを開いてレベルアップする。
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『爆走!独走!激走!暴走!爆走バイク!』
宝さんがレベル2になると、俺は宝さんに乗ってエンジンを吹かす。
「お前ら覚悟しろ!」
俺はガシャコンバスターをバスターモードにして敵に向かって発進する。
バグスターを斬り、Uターンして斬りを繰り返して弱らせる。
良い感じに弱ってきたな。キメワザだ!
ガシャコンバスターにフォルティガシャットをセットしてトリガーを押す。
『フォルティ!クリティカルフィニッシュ!』
バグスターに向かって発進して、バグスターの周りをドリフトで回転しながら斬りつける!
『会心の一発!』
バグスターはGreat!の文字と共に爆発しガシャットが飛んでいく。
運良く農さんがキャッチしていた。
「取り返したぞ!」
「じゃあ、それをこっちに!」
農さんが投げてくれたガシャットをベルトに挿そうとすると。
「そのガシャット、ワタシに使ってくれないか?」
俺の見せ場が、まぁいいか。
「え、あぁ。はい。」
ガシャットを起動する。
『デリシャスクッキング!』
ゲーム画面からフライパンとフライ返しの腕をしたキャラクターが出てきた。
降りてガシャットを宝さんのベルトにセットして、レバーを開く。
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『クック!クック!オーバークック!デリシャスクッキング!』
宝さんは分裂したキャラクターと合体していく。
するとキャラクターのパーツは宝さんの腕となり足となり、人型になった。
「フゥ、やっと人型になりましたヨ。」
おぉ!なかなかカッコい…え。
右腕にはフライパン、左腕にはフライ返し、頭には小さくコック帽。え、ダサ。
「サテサテ、どう料理しようカ!」
宝さんは黒いプリスパーサに走っていき、フライパンとフライ返しで連続Hit!させる。
「そろそろ正体を見させてもらいますヨ!」
キメワザスロットにデリシャスクッキングを挿してボタンを押す。
『ガシャット!キメワザ!』
もう一度!
『デリシャス!クリティカルストライク!』
黒いプリスパーサの足元から巨大な鍋が出現し、ヤツを覆う。
そして空中に現れた食材たちを、宝さんは切ったりそのまま入れたりし始めた。
「コレでメインディッシュだ!」
宝さんが叫ぶと、鍋の下から炎がゴォと吹き出し鍋ごと爆発した。
「サァ、顔を拝見しましょうカ、ゲーマコーポレーションCEO任藤天!」
「なに。天、社長・・・?」
確かに宝さんは任藤天の名前を口にした。
まさか、黒いプリスパーサの正体が?!
そして煙が晴れ、中から出てきたのは。
「誰だ?お前。」
「?!」
中から出てきたのは天社長ではなく、黒い服を見に纏った男だった。
宝さんも農さんも驚いているようで、男が喋り出す。
「楽しかったぜ善人。ホントにお前には驚かされるよ。だがしかーし。」
男は指を振り、にこやかに言う。
「まだまだこの程度じゃないだろ。折角仮面ライダーの適合者になったんだ。もっと楽しもうぜ。」
「誰なんだお前、適合者ってなんだ、なんで俺のこと知ってるんだ?」
「じゃ、また遊ぼうぜ。」
そう一言残し男は消えていった・・・。
俺たちは変身を解除して、沈黙を貫いたのは俺だった。
「宝さん。なぜ黒いプリスパーサの正体が天社長なんて嘘をついたんですか。」
「そ、それは…。」
「それにアンタ、農さんとなにかしてますよね。」
宝さんも農さんも黙ったままだったが、俺たちはこの場を後にした。
一体どういうことなんだ?
~ゲーマコーポレーション・社長室~
「ダガー、少しお喋りがすぎるぞ。」
「まぁ、いいじゃないか。もっと面白くなるんだ。」
「計画に支障はない。順調に事は進んでいる。」
「だが天。そのプロトガシャット、それは底知れない力がある。それを使い続ける意味は分かっているのか?」
「ふふ、そんなことは分かっているよ。今日のところはいいだろう、私は帰るよ。」
そして私は会社を出ていった。
誰も居ない社長社長に一人の男の姿が。
「これがプロトガシャットか、これを使えば俺は新たな力が手に入る。」
男は大笑いし、プロトガシャットを握りしめた。
see you next game・・・
次回!仮面ライダープリスパーサ!
「社長さん、やってくれましたね。」
「だから無茶すんなって言ったんだ!」
「ドラゴペナトールZ!」
次回!「DRAGONを討ち取れ!」
で、ゲームスタート!
いかがでしたでしょうか。
デリシャスクッキングは宝さんのレベル3用ガシャットでした。
後書きも書くことほとんどないんですが、新しくTwitterに小説用のアカウントを作りまして、「taka@半魚人」「@taka93164630」と検索してくださると出てくるかと思います。
こちらでは小説の更新報告や裏話、設定など僕の連載している小説関連を呟いていこうと思っています。
気になった方はフォローなどしてくださるとうれしいです。
それではまた次回お会いいたしましょう!