徹夜でやってしまった。
キッツいっスね!
まぁ、ボク的には構わないのですがね。
今回は憐花回です、是非最後まで見てってくださいね!
では、本編どうぞ!
前回のあらすじ。
え~と、ガシャットが盗まれて、え~。
もう!遅いよ善人!
それじゃあお願いするわ。
てことで、今回はポッピーがやるよ!
ゲーマコーポレーション社長から直々に
六つのガシャットが盗まれたことを聞いた私たち。
だからガシャットを探すことになったの。
そして善人は、謎のバグスターに挿してあったガシャットを取り返し、
黒いプリスパーサを撃退することができたよ! 疲れたぁ(ボソ
~CR~
「善人、この前はお疲れ様!」
「あぁ。」
「この調子でヨロシクね!」
「あぁ。」
「どうしたの?機嫌悪いけど。」
たく、ど直球だなコイツ。
普通は訊かねぇだろ、んなこと。
「だってよぉ。毎日雨なんざ降られたら腹もたつぜ!」
俺の怒りが爆発寸前だった。
「こんな日ばっかで毎日出勤だぜ?サイアクだろ!」
「なんで、雨楽しいじゃん。」
何言ってんだコイツ。雨が楽しいだ?訳わかんねぇ。
「お前は気楽で良いよなぁ。つうか、お前家持ってんのに帰んねぇの?」
「というよりも、お前には出勤という文字が···。」
俺が愚痴を吐いていたらドアが開いて、院長と憐花が入ってきた。
「で、安羅木くん。雨の日の何がサイアクだって?」
「あ、あぁ。雨の日でも出勤なんてご苦労だなぁと。」
「嘘つくならもう少しマシにしたら?」
うげ、バレてたのかよ。俺の迫真の演技が見破られた。
憐花が俺を横目で見ながら溜め息をついた。
「おいおい、人に向かって溜め息はねぇだろ。」
何だ憐花のやつ、元気ないな。
「みんな!急患だよ!」
ポッピーが俺らに知らしてくれた。
「んじゃ行くか!」
いざ着いてみると、ココは···。
前に俺がワンツースロットを使った場所だ。
急患で呼ばれたはいいが、肝心の患者がおらん。
少し歩き回ってると、黒いプリスパーサが現れた!
「てめぇ!」
ベルトを腰に巻き、ガシャットを構えると。
「お前の相手はコイツだ。」
「!?」
すると、この前の頭にガシャットが挿してあったヤツが出てきた。
そこに、憐花と農さんが合流した。
「なんじゃ、コイツは。」
「この前言ったやつですよ。」
「バグスターなの?」
「それは分からん。」
ヤツの頭にはクリーム色のガシャットが挿してあった。
見たことないゲームだな。
「憐花、あのゲーム知ってるか?」
「あれは【ドレスアップクローズ】女の子に人気の着せ替えゲームよ。」
俺が反応しようとしたら、
「それと、自分の知らないのを聞く癖、直したほうがいいんじゃない?」
「お、おぉ。」
くそコイツ、追い討ちをかけるように。
「まぁ、とやかく言ってねーで、行くか!」
俺たちはガシャットのボタンを押す。
『フォルティアクションZ!』
『ホップステップリズム!』
『タガヤスアグリカル!』
「「「 変身! 」」」
一斉にレバーを開く。
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『フォルティジャンプ!フォルティキック!フォルティフォルティアクションZ!』
『ホップ!ステップ!ジャンピング!ホップステップリ・ズ・ム!』
『タガヤス!ウエル!ソダツ!シュウカク!タ・ガ・ヤ・ス!アグリカル!』
おっし、変身完了!
前のに似てるが油断はできねぇな。
バグスター(?)は農さんにビームのようなものを放った!
「農さん、危ない!」
憐花は農さんを庇って、倒れこんだ。
おいおい、まだ変身したばっかだぞ。
「農さん、退きましょう!」
「あ、あぁ。」
憐花の変身を解除し、抱えながらCRへ戻った。
~CR~
「ハァ、ハァ。」
フゥ、きっちーな。
取り合えず憐花を椅子に座らせた。
まだ起きねーか。
って、何でだ?なんでコイツ···。
私は、暗闇に立っていた。
目の前には···。っ!
「お母、さん···。」
暗闇の中、お母さんは私に言った。
「憐花。ワタシが死んだのは誰のせいでもない、誰を責める必要もないの。」
「お母さん、どういうこと?ねぇ。」
遠ざかるお母さんを追いかける。
「待って。待ってよー!」
そしてまた、目の前が暗くなって・・・。
バッと体を起こして目を覚ます。
「はぁ、はぁ。」
額に汗をかいて息を切らした私に。
「憐花ーっ!!」
ポッピーが泣きそうな声で抱きついてきた。
「ちょ、ちょっとポッピー?」
「憐花ぁ。」
ポッピーが涙ぐみながらコチラに向き直った。
「もう、泣かないの。」
「だってぇ。」
そこに、善人が入ってきた。
「ん、起きたか憐花。」
「お陰さまでね。」
「ハッ!よく言うぜ。運ばれたくせに。」
善人は目を輝かせ求めていた。
「あ、ありがとう···善人。」
「ははは、素直でよろしい。」
善人はニッコリしながら生意気に言った。
「それはそうと憐花、脱がねぇのかソレ。まぁ、似合ってんじゃないか?ww」
善人は私の服を指差した。
「え?」
ナニコレ。自分で見てもよくわかんない。
ソレを見てポッピーが全身鏡を持ってきた。
「え?」
えぇぇーっ!ちょっと何これ!
ななな何で私、メイド服着てるの!?
自分を見てると、段々赤面してきた。
あまりの恥ずかしさにしゃがみこんだ。
見上げると、善人がニヤァと笑っていた。
「ぜ、善人!わかって運んできたの!?」
「いや、気付いたのはココに来てから。」
「なんで、脱がしてくれないのよ!」
動揺のあまり、変なことを口走ってしまった。
「おいおい問題発言だねぇ。男の俺がお前の裸を見ろと。」
「バ、バカァ···。」
憐花はポッピーと着替えに入った。
はぁ、人騒がせなヤツだな。
「善人ー!」
ポッピーが俺の名前を叫ぶ。
俺は渋々、憐花たちの場所へ向かった。
「何だ。」
「この服ね、脱げないの。」
「それ、俺に言うか?」
憐花は少し涙目になっていた。
あーあ、メンドくせぇ。
「わーたよ。俺がヤツをぶっ倒してきてやるよ。」
「えっ。」
憐花が驚いた表情で見つめる。
「待ってろよ。」
俺はそう言い、病院を後にした。
俺は街中を探し回った。
最後に居そうな場所へ行くと。
人がヤツに襲われていた。
「ちっ。」
ガシャットを構え一気に変身する。
「変身!」
『フォルティジャンプ!フォルティキック!フォルティフォルティアクションZ!』
「おぉらぁぁあ!」
俺は相手にドロップキックをお見舞いした。
「早く逃げろ!」「は、はいっ!」
襲われていた人を逃がし、戦う準備はできた。
「行くぞ怪物。」
俺は走り出して、相手に殴りかかった。
しかし、受け止められて押し倒された。
「ぐあっ!」
俺が少し立てないでいると。
「善人!」
憐花があの姿のままやってきた。
「お前、待ってろって言ったろ!」
「私、人の指図ってあまり受けないのよ。」
コイツ···。
「そ、それに。仲間がピンチなら尚更でしょ。」
『ホップステップリズム!』
憐花はガシャットをベルトにセットしレバーを開く。
「変身!」
『ホップ!ステップ!ジャンピング!ホップステップリ・ズ・ム!』
更に、ガシャットをキメワザスロットにセットする。
『ガシャット!キメワザ!』
もう一度ボタンを押した。
『ホップステップ!クリティカルストライク!』
レカルカはバグスター(?)にキックして、ガシャットを奪い返した。
そこに、黒いプリスパーサ現れた。
「良い実験体ね。」
レカルカはドレスアップクローズをベルトにセットする。
「3ソーン!」
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『アガッチャ!自由に着せ替えドレスアップ!カッコよく!かわいく!ドレスアップ!クローズ!』
レカルカの姿が変化し、服を着たようになった。
「善人に出来たのよ。私にも出来るわ!この力を使いこなす!」
黒いプリスパーサはクイクイと挑発してきた。
『ガシャコンムジーク!』
レカルカは武器を取りだし、ガシャットをセットする。
『ガシャット!キメワザ!』
「はぁぁあ!」
『ドレスアップ!クリティカルフィニッシュ!』
レカルカがムジークを弾くと、アクセサリーのようなものがヤツに飛んで行く!
ドォォォォン。という大きな音がなった。
爆発の煙が晴れるとヤツの姿はなかった。
~CR~
「それにしても、疲れたなぁ。」
「そうね。」
「憐花のメイド、可愛かったな~。」
「ちょっとポッピー!」
憐花はまた赤面している。
「何だ、憐花はメイド服を着てたのか、見たかった。」
「うわっ!院長!」
いつの間にか秋斗院長が居た。
「や、やめてよ、お父さん。」
「んだよ憐花。案外、満更でもないとか?」
「それは···。」
憐花は少し考えて。
「そうかも、しれないわね。」
「やっぱりか!ハッハッハ!」
俺が大声で笑ってると、
(似合ってるって言われたし。)
憐花が何か呟いていた。
「何か言ったか?」
「いいえ、なんでもないわよ。」
そう言った憐花は、クスッと笑った。
お母さん、私。
この過去のこともっと知りたい。
だから、これから探してみるよ。
see you next gama···
次回!仮面ライダープリスパーサ!
「今度は、儂の番じゃろ?」
「農さんっ!」
「ペッツグロー!」
次回!「心をGROW、いざ進まん!」
で、ゲームスタート!
いやぁ、今回は憐花がメッチャ可愛い回でしたね。
自分で書いてて、可愛いと思いながら書いてました。
次回は遂に農さん回です。
是非見ていってください!
それでは!