インフィニット・オンライン ~孤高の剣士~ 作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス
どうも、おはこんばにちは
プログレッシブやっぱ面白いっス
視点:キズメル
字数:七千
ではどうぞ
ここ最近、我ら《
人族の冒険者が大きく移動を開始した話もそこそこ巷を賑やかしたが、元来森に生きる私達の興味は、すぐに他種族から自らの種族に関係するものへ移った。無論それは、自分達の存亡の危機に関係しているからでもある。
黒エルフを脅かす存在の名は《妖魔王》。
遥か昔、我らが聖地《聖大樹の森》に災厄を呼び寄せ、多くの命を奪ったという伝説の存在。当初はその存在を訝しんでいたのが殆どだったが、森を警邏する者達の被害報告が挙がってからは実在が確信された。
その被害とは、”石化”だった。
まるで石膏像として作られたかのような被害者の成れの果て。その表情は様々で、立ち向かおうとする毅然とした顔、恐怖に竦み歪んだ顔などで石になった者達は悲惨なありさまだ。世の中には体を石にする毒を持つヘビなどいると聞くが、妖魔王に関しては呪いの類。それを解呪する術を私達は持っていなかった。
解呪する方法はただ一つ。元凶である妖魔王を倒し、呪いの元を断つのみとされた。
黒エルフ全てが石化させられるのが先か。妖魔王を倒すのが先か。
そんな生存競争を繰り広げている最中――私は、彼らに出会った。
「パターンを掴む、二人は出来るだけ距離を取れ!!」
森の中で出会った三人の人族。剣を二本携えて最前に立った黒衣の剣士は、中性的ながら鋭い声音で後ろの人族二人にそう指示を出し、まっすぐ駆け出す。
妖魔王の眷属――禍々しい枯れ木の魔物に、黒衣の剣士が斬りかかる。
それで狙いを定めたか、眷属が揺らめかせていた枝を鋭く突き出した。左右交互に鋭く繰り出される刺突を軽やかに躱し、時に剣で弾き、互角の応酬を繰り広げる。その間に眷属の行動を分析し、二人の少女に口頭で伝えていた。
――強いな、あの人族の子供は……
戦場でありながら、私の思考は戦いそのものから外れていた。
自分の部下二人は、それぞれ単独で森の警邏を任せられると認められる実力を持っている。元来なら一人で行う警邏を二人で組んで行っているのは、妖魔王の襲撃を警戒しての事だった。
つまり実力者が二人いたという事。
そんな二人を圧倒した黒衣の子供の実力はおそらく私よりも数段高い。私が倒されなかったのは年齢による身体能力の差に起因している。同程度の年齢であったなら、きっと押し切られていた。私とて、エンジュ騎士団所属の近衛騎士を叙任することが認められるほど訓練を積んだつもりだが、あの応酬には下手に割り込めそうにない。
……ふと、疑問。
私はなぜあの子供をそこまで高く評価しているのか、という己への問い。
一度も会った事ない、それも他種族の者を高く評価する事は
――いや……初めてではない……?
人族の剣士の戦う様を見たのも、刃を交えたのも今日が初めてだ。だから『極めて稀』などという思考はあり得ない筈だ。
一度も無いというのにあったかのように表現するのは、矛盾しているのだから……
「――殿、キズメル殿!」
肩を揺すられ、私の意識が現実に引き戻された。
気付けば眼前には、部下の男二人が私を妖魔王の眷属から庇うように盾を構えて立ちっていた。肩越しに向けられた横顔には、私を案じる色が見える。
戦闘中にも関わらず、いつのまにか思考の海に流され始めていたらしい。
「キズメル殿、人族が妖魔王の眷属を相手取っている間に我々は撤退しましょう!」
「そうです、早くこの場から離れるべきです!」
口々に撤退を進言してくる部下達。
そうなるのも無理はない。彼らにとって、あの眷属の魔物は恐ろしいものに見えている筈だ。いつ石化させられるかもわからない、それが解けるかもハッキリしていない中での警邏任務に対し、大きな不安を抱えていた事だろう。
だから私は、その進言を咎めなかった。
「――お前達は先に撤退しろ」
その代わりに指示を出す。
途端、男二人がギョッと眼を剝く。
「キズメル殿、なにを?!」
「
騎士としての自負心か、あるいは騎士の中でも最優秀とされる近衛騎士を喪う訳にはいかないという責任感か、二人が私を説得しに掛かる。
それらに、私は頭を振った。
「ヤツを此処で倒さなければ我らの野営地も遠からず襲われる。誰かが残るべきであり、それに適しているのは私だ」
部下に言い聞かせるように伝える。しかし、部下の二人は納得した素振りが無い。しかし、と反論しようと判断材料を探している。
その様子に苦い顔になりそうなのを堪え、表情を固めたまま続ける。
「酷な事を聞くようだが……お前達に、アレを倒せる確信があるか?」
その問いに、二人は揃って表情を歪め、黙り込んだ。予想した通り、彼らは本当に殿――足止め目的の犠牲になるつもりでいたのだ。
その沈黙こそ、二人の思考を雄弁に語っていた。
「ならば猶更退避すべきだ」
「……ですが、キズメル殿を犠牲にする訳には……」
男の片割れが、まだ反論してくる。
そこでふと、私は気付いた事があった。どうやら彼らには、私が二人を救うために足止めしようと名乗り出ているように見えているのだと。
思わず苦笑が漏れる。
いきなり笑い出した私に、訝しげな眼を剥ける二人。そんな二人に私は語り掛けた。
「ああ、すまない。どうやら我々の間に認識の差異があったらしいと気付いてな」
「と、言いますと……?」
「確かに、役割としては殿になる訳だが……――――別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
自然と、普段口にしない強気な言葉が出ていた。
同族からの訝しげ、且つ信じられないものを見たかのような視線も気にならないほど、今の私の気分は昂揚しているらしい。
それは、騎士として高みを目指す意欲を刺激されたからか。
――あるいは、脳裏をチリチリと疼かせる別の何かか。
判別は付かなかったが、自身の士気が高い事は悪い事ではないと一度問題を横に置く。女王陛下に賜った剣の感触をいま一度確かめた後、部下達の前に出る。
「で、でしたら、お供させて下さい!」
「せめてキズメル殿の盾には……!」
慌てた様子で、前に出た私の更に前へと移動する男達。どうやら私が撤退しない限り二人も撤退するつもりはないらしい。しかもこの位置取りを見るに、私が接近すると彼らを危険に晒す可能性も高くなる。
また振り出しか、とやや眉を顰めた、その時。
「黒エルフの人達、逃げて!」
短剣使いらしき金髪の人族が注意を向けてきた。
ハッと三人揃って前に意識を剥ければ、人族の剣士が相手取っていた眷属がこちらに距離を詰めてきているのが見えた。その後ろから黒衣の剣士が連撃を叩き込むも、それに意識を向ける様子はない。
ただまっすぐ、こちら目掛けて突進してきている――!
『モロオオォォォォ……!』
「コイツ、いきなり狙いを……?!」
「キズメル殿、下がって下さい!」
一息に距離を詰めてきた妖魔王の眷属が、黒々と禍々しい色の枝を幾つも突き出してくる。それを見た部下達が盾を翳し、私を庇った。
結果から言えば、数瞬で迫った攻撃は私に当たらなかった。
だが――その代わり、私を庇って前に出ていた二人が揃って攻撃を受けてしまった。盾からはみ出ていた肩や脚に一撃ずつ受け、負傷した二人は、傷口から徐々に灰色へと変じ始めていた。
石化の呪いだ。
「命令に背き、申し訳ありません」
「後は、任せまし……」
最後の一言を言い切る前に、二人は完全に石になってしまった。纏った装備すらも石に変えてしまっているのが恐ろしい。唯一の救いは、二人の表情がどこか誇らしげである事かもしれない。
とは言え――それを、喜ぶべきでないのは確かだ。
呆気なく二人の騎士を石に変えた禍々しい枯れ木の魔物は、上部に二つある
嗤っているのだ。
この妖魔は、騎士の誇りに従って行動し、役目を果たした者の覚悟を嘲った。
「――私は騎士だ、
高揚は無い。この戦いに犠牲が出た以上、これ以上の身勝手は赦されるべきではないだろう。人族に気を取られ、撤退の機を逃した私の責任なのだ。
緩んでいた気を引き締め直す。
「彼らを嗤う者は、誰であろうと決して赦さん!」
怒気を孕んだ声を上げ、真っ向から妖魔と相対す。
――隣に、人族の剣士が並んだ
黒髪、黒目、黒衣の人族。まるで同胞のようだが、肌の色は
それでも――この人族は、強い。
そして、どうしてか信用出来るとも感じていた。
「人族、すまないが手を貸してくれ。あの妖魔を討ち、我が
「わかった」
即決だった。黒衣の人族はこちらを詮索する事も、非難する事も無く、すぐ頷いてみせたのだ。
それは眼前に妖魔がいる事への警戒心故か。
――あるいはそれ以外か
どちらでもよかった。
「俺が正面を支える」
「では、私が側面から突こう」
「じゃあ私達と反対側からお願い。私、フィリア。よろしくね」
「プレミアです。よろしくお願いします」
「俺はキリカだ」
素早く近づいてきた金髪の人族、黒髪の人族の少女達が名乗っていく。これなら名乗り返すのが礼儀だろうと、妖魔を警戒しながら口を開く。
「私の事は、キズメルと呼んでくれ。よろしく頼む」
そう言い切ったのを皮切りに妖魔が動き出す。私達も呼応するように戦闘を開始した。
結論から言えば、妖魔はものの数分で呆気なく倒れ、その身を構成する魔素を大気に散らす事となった。大した苦戦もせずに得た勝利。
犠牲もなしに得た勝利の実感を、私はまだ覚えないでいた。
妖魔一体に対し、黒エルフに複数存在する騎士団は数人で当たらせる事を厳命されている。無論攻撃を一度でも喰らえば石化の呪いに蝕まれ、石になってしまうからだ。だから重装備を纏った戦士二~三人を前衛の壁役とし、軽装の騎士が側面から攻める事を定石としていた。それでも犠牲が出る可能性は高い。
しかし人族には、どうやら妖魔の呪いが効かないらしく、正面で妖魔を相手取った剣士をはじめ、三人の人族は被弾を物ともせず立ち向かった。
おそらく呪いを受けない事がこの戦いを勝利に導いた最大の要因である。
「お疲れ、みんな。怪我はないか」
「はい、ありません。ピンピンしてます」
「私もないよ。キズメルは?」
「そなたらのお陰で大事ない」
戦闘を終え、他の敵影がない事を確認した私達は互いを労った。どちらかと言えば、私はあまり活躍出来ていないのだが。
「本当に……そなたらが居たお陰で、今の妖魔は倒せたと言っても過言ではない」
「いや、それは大げさじゃ……」
金髪の人族――フィリアが謙遜するように手を振るが、私は頭を振り、その考えを否定する。
「いや、おそらくあの妖魔に力を与えている存在……妖魔王に、我ら黒エルフは太刀打ち出来ない。そなたらが石化の呪いを受けていないのがその証拠だ」
「……どういう事?」
フィリアが首を傾げる。黒エルフの間で伝わる伝説を知らない者からすれば、この話は分かる筈もないだろう。妖魔王自体、人族の間では伝わっていない可能性もある。
故に私は、まず妖魔王がどんな存在か、いま黒エルフが直面している危機について三人に語った。
話を全て聞き終えた後、キリカとフィリアは納得の表情を浮かべたので理解できたらしい。残る一人の少女プレミアは、どこか判然としない微妙な表情だが。
「なるほど……じゃあ妖魔王を倒すのは、黒エルフの人達だけじゃ凄く難しいって訳だ。被弾無しで強い敵を倒さなきゃいけないって訳だもんね」
「うむ、大雑把に言えばその通りだ」
伝説はともかく、現状を総括すればそうなる。私はフィリアの言葉に頷いた。
そこで、でも、と彼女は疑問顔になった。
「それと、私達が妖魔王の呪いを受けない事って、何か関係あるの?」
「――聖大樹とやらが関係してるんじゃないか」
彼女の疑問には、私よりも先に隣に立つ少年キリカが答えた。
「そなたは聖大樹を知っているのか」
「というより、エルフ族の特性を知ってると言った方が正しい。エルフ族が森と共に生きているのは聖大樹の加護が無い森の外では生きていくのが苦しいからだろう? つまり聖大樹がエルフ族の生命線な訳だ……石になった騎士二人が過敏だったのは、正に生命線たる聖大樹を守る事に等しい行いだったからだろう」
そう言いながら、キリカは視線を切り、虚空を見やった。彼が見た先は鬱蒼とした樹海が広がるばかりだが、その方向にはつい先ほどまで死闘を繰り広げる事になった妖魔がいた。彼の視線は、それを指す意図を含んでいるのだ。
「さっきの妖魔は枯れ木の魔物だった。多分、聖大樹の天敵が妖魔王なんだ。だから人族にとってはただの魔物でも、エルフ族からすれば天敵そのもので、呪いも効いてしまう……違うか?」
どうだ、とキリカが見上げてきた。
確信めいた光を帯びるその眼に重なるものを抱きながら、私は頷いた。
「確証は無いが、おそらくはそうだと思う……しかしキリカ、そなた、どこで黒エルフの欠点を知ったのだ? 人族と黒エルフは交流が絶えて久しく、また我らも遠方に旅する事はまず無いのだが……」
それは純粋な疑問だった。
別に機密事項というわけではない。知られれば確かに困った事にはなるだろうが、黒エルフも、そして森エルフも排他的な思想が基本となっており、人族との交流は遥か昔から途絶えている。
更にこのオルドローブ大森林は湿地帯という事もあり、エルフ族にとって生命線に等しい木と水の二つの環境因子が揃っている。こっそり人族の街へ繰り出す者も稀に居るというが、そんな奇特な者も、この大森林から住まいを移そうとはしない。木と水の片方が欠けた時、我らは途轍もない虚脱感に襲われ、徐々に衰弱してしまうからだ。
そうならないための加護が聖大樹より授けられているエルフ族は、いがみ合いこそすれ、それぞれの聖大樹を崇め、自然を大切にする事を肝に銘じて生きている。
我らはその信仰と共に生きているからこそ森の民と言われるが、同時に森から離れて暮らせない種族でもあるのだ。
だがまさか人族の子供がその事実を知っているとは予想外だった。
驚き混じりに投げかけた問いに、キリカはふと、虚空を見上げた。
「……昔、黒エルフに世話になった事があるんだ。その時に教えてもらった」
――彼の目は、遠くを見ていた。
昔、というのがどれほど前なのかは分からない。人族の寿命、彼の容姿から分かる年齢から推測するに、せいぜい二、三年前ほどだろう。それでも彼にとってはとても遠い過去のように思える事柄らしい。
彼の表情は、どこか寂しそうに見えた。
……もしかしたら、彼と出会った『黒エルフ』はもうこの世にいないのかもしれない。
「……すまない。不躾な問いだったようだ」
そう謝罪すると、遠くを見ていた黒い瞳が私を見据えた。
「どうしてキズメルが謝るんだ?」
「そなたの顔を見て分かった。おそらくだが……そなたと出会った黒エルフは、故人なのだろう?」
「っ……」
踏み込み過ぎたかとも思ったが、その点を明確にしておかなければ私の謝罪の真意も伝わらないため、正直に告げる。当たっていたのか、彼が僅かに目を瞠った。
数瞬言葉に詰まった彼は、少ししてからゆっくりと息を吐きだした。
まるで、何かに折り合いを付けるかのように長く息を吐いた後、彼は静かに笑みを浮かべた。
「ああ、そうだ。
「……そうか」
どうやら死別したというよりは、互いの道のために分かれ、そのあとは出会っていないという形に近いようだ。彼は相手の黒エルフが死んだ事は知っているようだが、それも仕方ない事だと割り切れているらしい。
強い子だと、素直に感心する。
「まだ幼いというのに、そなたは強いのだな」
笑みを零しながら言う。我ながら珍しい、手放しの称賛だった。
「――――」
それに、それまで強く微笑んでいたキリカが目を見開き、驚きを露わにした。
「む……気に障ったか?」
「――……いや……嬉しい事を言ってくれるなと、思っただけだよ」
息を呑んでいたキリカの反応は思った以上に鈍かったが、あまり踏み込まない方がいいだろうと判断し、言及は避けた。
彼の表情が驚きから――どこか、泣きそうな顔へ変わったように見えたからかもしれない。
NPCキャラ視点はちっとばかし難しいってばよ……(ヴァフス然り)
・妖魔王
漫画版ホロリアに登場
禍々しい枯れ木の親玉ポジション。聖大樹を狙い、黒エルフを存亡の危機に瀕させている元凶
漫画版では聖大樹に取り付き済みだが、本作ではまだキリカ達がいる森に手先を送り出したばかりらしい
・聖大樹
森エルフ、黒エルフに一本ずつ存在する偉大な樹
聖大樹がある森の中では自在に動ける反面、範囲外――特に水もない乾いた土地ではひどく弱体化するデメリットも背負う加護を与える。また樹木を伐採するといった自然を破壊する行為全般が禁忌になる
プログレ小説では、この禁忌の部分の穴を突いて森エルフが襲撃を仕掛けるなどが描写されていた
・キズメル
原作プログレッシブ2巻から登場
背丈は原作キリトよりちょっと高め(170~175cm)
エンジュ騎士団所属。女王から剣を直接賜った近衛騎士の一人のため超強い
ややキリカに対してシンパシーのようなものを感じており、全体的に物腰が柔らかめ
ゲーム・ホロリアではアスナのキャライベントで登場。全てのイベントクリアで仲間になる黒エルフの女騎士。武器種は曲刀だが、プログレ版では片手剣スキルも扱えるような描写がある
・キリカ
黒エルフと共に戦った剣士
かつて”黒エルフの女騎士”を生存させ、共に戦った経験と記憶がある。当時(第三~九層)は【ビーター】全盛期のため、アルゴ以外のプレイヤーとの意図的な接触を断っていた
その間に唯一、キリトがパーティーを組んで肩を並べた相手が件の黒エルフ
絶大な信用を寄せていたプレイヤーがアルゴなら、NPCの場合は件の黒エルフになる
『SAOで一度もパーティー組んだ事ない』とは言ったけど、クエストで一時参入はあり得るし『NPCと組んだ事ない』とまでは言ってないからこれはセウト()
・フィリア
短剣使いの人族
ALOではスプリガンなので黒髪だが、SA:OではSAO同様、金髪。厳密に言えば金色に見えなくもない橙色の髪
SAO生還者の一人なのでキリカの雰囲気でなんとなく色々察している
・プレミア
無垢なNPCの少女
SAO生還者じゃないし、生死の観念含めて難しい事はまだよく分からないので、キズメルとキリカが何の話をしているか分からずぼうっとしている
地味に中ボス戦からの連戦をこなすなど適応力が高い
では、次話にてお会いしましょう