ネタがなかったんです勘弁してください…………。
これからも頑張りますのでどうか見捨てないで頂きたいです。
では本編をどうぞ。
無人島、浜辺
朝の出来事以来霊斗はずっと泣いている。
「うぅ……ぐすっ……」
「霊斗?まだ泣いているのですか?男の子が情けないですよ?」
「お前のせいだろ!なんで朝から……ぐすっ……ひぐっ……」
「そうですか、わたくしの裸では霊斗は興奮しませんか……」
「そうじゃないけどさぁ…………。なんて言うか、初めて見る女子の裸が自分の彼女じゃないっていうのがなんか……」
「?霊斗には付き合っている方がいるのですか?」
「ん?ああ、まあな……しばらく会ってないけどな……」
「そうですか。……先程は少しからかいすぎましたね、ごめんなさい」
「い、いや、別にそんな謝られても……しっかり見た訳でもないし……」
「では、これからも友達でいてくれますか?」
「ああ。王女と友達ってのも変な話だけどな」
「ふふっ、霊斗は面白い
「あんたには言われたくない台詞だな」
そう言って二人は笑った。
無人島の静かな一時であった。
時間戻ってティティスモール駅前。
古城は雪菜と共に那月を待っていた……の、だが。
「遅ぇよ!二時間もなにやってたんだよ!」
「なにって、アスタルテに夜店を堪能させてやっていたんだ。どっかの馬鹿が失踪してかなり落ち込んでいたからな」
「ああ、そうか…………。アスタルテ、楽しかったか?」
「はい。少し元気が出ました。本当は霊斗さんと一緒に回りたかったのですが……」
「そうか、なら霊斗が帰ってきたらデートにでも連れてって貰えばいいんじゃないか?」
「そうですね、それで妥協しましょう」
会話が一段落したところで那月が口を開く。
「さて、メールで送った資料は読んだか?」
「ああ、まあ一応は……''仮面憑き''だかの捕獲だろ」
「正確には''仮面憑き''を二体ともだ」
と、いつも通りの高圧的な態度で那月が答える。
そして、四人でエレベーターに乗り込む。
そこで古城がふと、疑問を口にする。
「でも、捕まえるってどうするんだ?」
「簡単な話だ。アスタルテとお前で打ち落とせ」
「打ち落とせって……まさか眷獣で?」
「他になにがある?拳で打ち落とすのか?」
「いや、眷獣で大丈夫っす」
そんな事を話しているうちに最上階へと到達した。
「に、しても凄まじいですね……」
雪菜が窓の外を見て呟く。
「同意。あれほどの破壊力を持った魔族が暴れれば私や雪菜さん、古城さん、南宮先生も気づくはずです」
アスタルテも困惑の表情でそう言った。
しかし、那月は窓の外を見ていた。
古城達がその視線を追うと、そこには二つの影が激しい空中戦を繰り広げていた。
「''仮面憑き''か!?」
「予想より早かったな。アスタルテ、公社の連中に、時間だ(ムスカ風)、と伝えろ」
「イェッサー」
アスタルテが無線機を取り出し連絡をした。
それが終わったのを確認して那月が言った。
「さっさと終わらせる。跳ぶぞ」
「え?跳ぶってまさか!ちょ、まっ―――!」
次の瞬間古城達は電波塔の骨組みの上にいた。
「おぉぉぉぉぉぉぉっ!?落ちるっ!」
古城は必死に鉄骨に捕まる。
「先輩!上です!」
古城は頭上を見上げた。
「なんだ……あれは……」
「まるで神憑りのような―――」
そう言うと雪菜は''雪霞狼''を取り出し構えた。
那月はそれを見て言った。
「
絃神島の夜戦が始まった。
うーん、久々に書いたので文がおかしいかもしれません。
……まぁいっか。
報告:霊斗の設定に追加をしました。出来れば見ていただけると嬉しいです。
また、質問回ですが、質問がほとんど来ないのでどっかの日常編の最後辺りになるかもです(やらないかも?)。
ではまた次回!