頑張って書いていきたいと思います‼
今回はキャラ紹介と本編の少し前の話です。
暁霊斗(あかつきれいと)
誕生日 12月15日
彩海学園1年B組所属
古城と凪沙の血の繋がっていない兄弟。
第五真祖(ロストブラッド)であるが、眷獣を一体を残して全て封印している。また、真祖でありながら高い霊能力を持ち、獅子王機関に所属している。魔力と霊力の同時使用や、魔力を霊力に霊力を魔力に変換できる特異体質である。獅子王機関では第五真祖ということを隠している(本人は隠しているつもりだが、しっかりばれている)。機関での肩書きは剣凰(けんおう)で、剣巫と同等の位である。
使用武器
七式突撃霊魔機槍・正式採用型(シュネーヴァルツァー・タイプロスト)
七式突撃降魔機槍を霊斗が自ら改造したもので、霊力、魔力のどちらでも『神格振動波駆動術式』を使うことができる。過去の戦闘で一度壊れているが、獅子王機関三聖の支援を受け改良を加えて復活させることができた。
外見はシュネーヴァルツァーを薄い水色にした感じで、銘は『氷牙狼(ひょうがろう)』
・序章
その日、一人の少年が命を落とそうとしていた。
少年は4~5歳位の、まだ幼い顔立ちをしていた。
雪の降る夜、凍えながら少年は助けを求めた。
まだ死にたくない、死なない身体が欲しいと。
その時、声が聞こえた。
生きたいか、不老不死を望むか、と。
少年は答える。
生きたい、と。
声は笑う。
ならばお前にやろう、と。
声は少女の声になる。
そして、一つの光が少年の胸元に灯る。
呆然とする少年の元に人影が現れる。
人影は少年に手を差し伸べる。
少年はその手を取り、二人は歩き出す。
人影の帰るべき場所、少年の新しい家へと。
人影は名乗った。
「俺は暁牙城。坊主、名前は?」
「…………」
少年は自らの名前を名乗らなかった。
困った牙城はこう言った。
「……よし、わかった。お前の名前は今日から霊斗だ。暁霊斗。お前は今日から俺達の家族だ。」
「………。…霊、斗。僕の…名前?」
「そうだ。お前の名前だ。」
「霊斗、僕の名前。……。僕の名前は暁霊斗!」
少年、否、霊斗は嬉しそうに笑いながら牙城の方を見た。
「ははは、気に入ってもらえたようでなによりだぜ。あとな、霊斗。」
「何?牙城。」
「お前何歳だ?」
「5歳」
「なんだ、うちの馬鹿息子と同い年か。……霊斗。お前にはな、同い年の兄弟と、一つ下の妹がいるからな、仲良くするんだぞ。」
「うん!仲良くする!」
「そうかそうか、そりゃ良かった。…お、見えてきたぞ。」
彼らの目の前に伸びる道の先には長い石段があり、その頂上には神社が建っていた。
そして、この日少年―霊斗は真祖となり、また、暁家の一員となった。
今回は霊斗君の過去について少しふれました。
まだ拙い文章ですが、なるべく短い間隔で投稿しようと思います。
それではまた次回にお会いしましょう‼
2016年12月6日 霊斗の誕生日を設定しました!