コードギアス~私が目指すのんびりライフの為に~   作:チェリオ

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第107話 「皇帝」

 神根島の遺跡を用いてアーカーシャの剣へと至ったシャルル・ジ・ブリタニア。

 借り物の肉体(アーニャ)を遺跡前に放置し、精神を移して元の姿を現したマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア。

 今まさに計画の最終段階に踏み入れた二人は後よりここに入って来た来客たちに視線を向ける。

 

 ゼロの装束を身にまとい、仮面だけを脇に抱えているルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。

 協力者で不老不死のコードを持つC.C.。

 シャルルの兄で不老不死のコードを奪われたV.V.。

 そして神聖ブリタニア帝国第一皇子にして現皇帝に反旗を翻したオデュッセウス・ウ・ブリタニア。

 

 「Cの世界に居る筈の兄さんと会話が出来ない事からもしかしたらと思ってはいたが…。貴様が手を貸していたとはな」

 「あらあら、C.C.を後から連れて来るって言うのはこういう事だったのね」

 「ゼェ…ハァ…ど、どちらも……ふぅ…嘘は……ゴホッ…嘘はついて……ゲホッゲホッ!」

 「兄上、少し休んでいてください」

 

 まともに息も出来ていないオデュッセウスは心配するルルーシュに言われるがまま腰をその場に降ろしてぐったりと休む。

 ルルーシュを中心に並んだC.C.にV.V.を見て疑問符を浮かべる。

 何故、協力者である筈のC.C.が悲し気な視線をこちらに向けているのか? 

 何故、V.V.は不安げな視線を向け、口を閉ざしているのか?

 疑問を浮かべるが疑問を述べる前にルルーシュが遮るように前に出る。

 

 「母さん…久しぶりですね」

 「驚かないって事はオデュッセウスから聞いたのだろうけど、こうも反応が無いと少し悲しいわね」

 「かなり驚かされましたよ。兄上が色々(・・)教えてくれましたので」

 「ではこの計画がどのようなものかも知らされたのかしら?」

 「あぁ、詳しくな」

 

 冷ややかな視線。

 原作では純粋に母親として慕っていた筈なのだが、今のルルーシュにはそのような感情は一切見受けられない。

 何故ならばオデュッセウスより聞かされていたからだ。

 マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアはルルーシュとナナリーを愛すべき子供という認識を一切持ってはいない。

 ギアス適正を高めて計画に利用するべく手を加えたり、近親婚をさせてギアス適正を高めようとしたり、子供というよりこの計画の予備パーツという認識であった。

 ナナリーが触れて相手の思考を読んだりできるのは埋め込まれたC.C.の遺伝子によるもので、これをナナリーに施術させたのも能力が開花するように五感の一つである視覚を封じるようにシャルルを上手く言い包めたのもマリアンヌであった。

 アニメでは語られなかった小説版の設定であったがギアスユーザーでもないのに触って相手の真意を探る能力など一般的にあり得ない。そう考えれば小説版の設定の方が正しいと思うのが自然だろう。

 それらを詳しく話されたルルーシュは信じたくない気持ちもあったが、兄上が嘘をつく理由も思い当たらずに逆に理由に微かながら納得する所もあり、気持ち的には信じたくないが思考が兄上が正しいと判断したからにはそう信じている。

 

 「それでぇ貴様は何をしに来たのだ」

 「愚問だな。お前たちを止めに来たに決まってるだろう」

 「くははは、何を言い出すかと思えば…貴様に何が出来るというのだ?」

 「C.C.何をしているの?さっさと計画を実行するわよ」

 「すまないマリアンヌ。私はこちら側だ」

 

 その言葉に驚愕を隠せない二人は戸惑う。

 ルルーシュとナナリーを日本に放り出した頃より微妙に非協力的なところもあったが基本的に当初より計画に関わっていた同志と思い込んでいただけに衝撃は大きかった。

 

 「オデュッセウスから色々聞いたよ。お前たちがやって来たこと。やろうとしている事を」

 「V.V.が母さんを殺し、架空の事件に仕立て上げる。その嘘の目撃者の為にナナリーに偽りの記憶を!目を見えなくしたな!」

 「仕方がなかったのよ。ナナリーを守るためにもね」

 「嘘をつくな!貴方はナナリーの目を塞ぐための理由が欲しかっただけだろう!」

 「どういう事だマリアンヌ?」

 「計画が終わればすべて解かるわ。だから―――」

 「その計画を本当に進める気かいシャルル」

 「勿論ですよ兄さん。その為に今まで進めてきたんじゃないですか」

 「ボクはオデュッセウスさん(・・)の肩を持つよ」

 「さん?」

 「…ハァ…ハァ…あ!伯父上様は記憶失ってますから」

 「シャルル。周りを犠牲にして行くやり方ではあの頃ボクらを苦しめた連中と変わらないじゃないか」

 「違いますよ兄さん。奴らは何も生み出さなかった」

 「私たちは世界を真の平等な世界に出来るのよ。嘘のない平和な世界に。人は本当の意味で分かり合えるのよ。これはとても素敵なことよ」

 「死者も生者も一纏めにした世界で平等?違うな、間違っているぞ。分かり合うのではなく無理やり分かり合うように繋げるんだろう!お前たちの考えを押し付けるな!」

 「それがどうした?人が人として生きていく以上何かしら周りに押し付けながら生きて行くものだ。それとも貴様は周りばかり気にして我を隠し通しているとでもいう気か?ゼロという仮面を被って世界を巻き込んだ貴様が」

 「確かに生きて行く以上多少なりとも迷惑はかけるさ。でもシャルルがやっている事はやり過ぎなんだって今のボクなら分かるんだ」

 「私を殺してでも計画を遂行しようとした人物のセリフとは思えないわね」

 「け、けどボクはシャルル!君達を否定する」

 「私も否定しよう。計画を練っていた頃は純粋に嘘のない世界の事を語ったな。だが、こうして時をかけて出来上がったものはなんだ?自分達に都合の良い自分達に優しい世界。どうしてこうも歪んでしまったか…」

 「結局は嘘ばかりだな。嘘のない世界を目指し、嘘を吐かれると実の兄にも容赦なく手にかけるほどの怒りを抱く癖に自身の事となると嘘を振りまく。矛盾ここに極まれりだな」

 

 C.C.にV.V.、そしてルルーシュの三人の鋭い視線がシャルルとマリアンヌに向けられる。

 マリアンヌは憎たらしそうに睨み返すが、シャルルの方はというと俯いて肩を震わし始めた。

 不思議に思い眉を潜めていると突如として顔を上げて大きく笑い始めた。

 

 「フハハハハ、幾ら吠えようと無駄な事。もはや我らが計画は何人にも止められぬ」

 

 勝者の余裕を見せつけるシャルルにルルーシュは睨みを利かせる。

 が、ふっとほくそ笑むと横にずれて、ようやく息を整えたオデュッセウスが前に出やすく道を譲った。

 怒りも不安も含まぬ真剣な面立ちでしっかりと瞳を見つめ、力強く一歩ずつ踏みしめながらシャルルの前へと出た。

 

 「言い辛い事なのですが父上―――もう止めましたよ」

 「なに?―――ッ!?」

 

 アーカーシャの剣と名付けられた遺跡の周りに酷いノイズが走る。

 異常を知らせるノイズは雷のように駆け抜け、辺りを照らしつつ消え去って行く。それも幾度も幾度も…。

 予期せぬ光景にシャルルもマリアンヌも今までの余裕は消え去り、焦りに不安、恐怖の色を濃く顔に出した。

 一体何をされたのかも、何が起こったのかも解からずに、呆然と立ち尽くすしかない。

 唯一解かっている事と言えばオデュッセウスが何かをしたという事だけだった。

 

 「貴様!一体何をしたのだ!」

 「Cの世界と繋がったらアーカーシャの剣をどうこうは難しいので、土台を崩させて頂きました」

 「土台?土台って何の事よ」

 「簡単な事ですよ。ここ以外のギアス関連の遺跡を爆破させて頂きました」

 「爆破ですって!?そんな事をしたら…」

 「はい。アーカーシャの剣は遺跡を繋げることで創り出されたシステム。全世界に散らばる遺跡の内ここ以外を完全に破壊。もはや機能は損なわれ維持だけで精一杯でしょう」

 「馬鹿な…何故貴様がそのような事まで知っている!?兄さんから聞いたのか!」

 

 V.V.を見つめるも今のV.V.にはそれらの記憶はなく、問うても無駄な事である。

 されど可能性があるとしたらそれぐらいしか思い浮かばない。

 自身は話したことは無く、マリアンヌに視線を向けるが首を横に振り否定される。この事を知っているのは自身とマリアンヌを除けばV.V.だけ。

 だからシャルルがV.V.を睨んだのも当然と言える。

 彼がこの世界を見た転生者と知らなければ当然の答えだった。

 

 「私がどうやって知ったなんて無意味ですよ。言っても信じて貰える話ではありませんし。それに事実が覆る訳ではないんですから」

 「クッ…何故!何故貴様は儂の邪魔をする!」

 「嫌だからに決まっているでしょう。父上がそうしたいと我が道を押し付けるように私はこの世界を守るために我侭を押し通しているのです。

 あと言いたいんですけど父上は矛盾しています。策謀渦巻く皇族間の争いで母親を亡くした事でそういう思想に至ったのだと推測しますが、だったらなぜ自身の子供である私達にも争わせて同じような事をさせるのですか?そして無駄に自分の優しさを押し付ける。何故ルルーシュとナナリーに本当の事を話さなかった?言えば良いじゃないですか母親を失い後ろ盾がないお前たちでは皇族間の争いに巻き込まれたらひとたまりもないから遠くへ逃がしたのだと!そしてその次は計画がおおよそつまったから別に死んでもCの世界で会えるしねって二人が居る日本に進軍して危険に晒したり…一体何がしたいんですか」

 「違うのよオデュッセウス。あの時は――」

 「違わないでしょう!貴方達は子供を身勝手に競い争わせ、突き放し、殺そうとしたんです!それが事実!それ以外は我が身可愛さに吐く嘘でしょうが!!」

 「オデュッセウス!!」

 

 鬼のような形相を浮かべたシャルルがマリアンヌを押しのけ、オデュッセウスに殴り掛かる。

 怒り任せの大振りの一撃を呆気なく躱し、反撃と言わんばかりに拳を構える。

 繰り出された拳は顎狙い。咄嗟に顔を両腕でガードするが、オデュッセウスの拳はその手前で通り過ぎる。

 振り抜いた腕の勢いを活かして片足を軸にその場でくるりと周って蹴りを繰り出した。

 

 フェイントを入れたオデュッセウスの回し蹴りはシャルルの腹部――――より下、両足の付け根の中央へと直撃した。

 

 今まで聞いた事のないような素っ頓狂な奇声を上げて蹲るシャルルに対し、オデュッセウスは腕を組んでふんすと見下ろす。

 

 「そもそも人類を一つの集合体にして生者も死者も一纏めにしようなんて計画が上手くいった試しなんてないんです。巨大な人造人間に搭乗する少年も恋人をカギ爪の男に殺された男性も否定して崩壊させたんですから!!」

 「……貴方…なにを言っているの?」

 「私もなにを言おうとしていたか分からなくなってきました!」

 「兄上、少し落ち着きましょうか」

 

 ヒートアップし過ぎて混乱状態に陥っているオデュッセウスは深呼吸を繰り返し多少落ち着かせる。

 蹲って痛みに耐えようと必死なシャルルは何とか苦悶に浮かぶ顔を上げてオデュッセウスを睨みつける。

 計画は頓挫し、C.C.とV.V.と敵対する形になり、絶対的絶望の中に放り込まれたというのに、苦悶に歪みつつも未だ鋭い眼光は光を失ってはいなかった。

 だからこそなのか相手の真意を探ろうとオデュッセウスを捉えて離さなかった。 

 

 「こんな嘘だらけの世界を守って何になる…」

 「それ他人に嘘を強いるギアス(記憶改竄)を発現させた父上が言いますか」

 

 コード所有者との契約により発現するギアスには所有者より契約される側の要素が大きく関わる。

 まず重要なのはギアスの適正である。

 この適性が高ければ高い程なんのデメリットもなく求めるギアスを得て使用することが可能となり、逆に低いとロロのように発動中心臓が停止したりとデメリットを抱え、願いと異なるギアスを得てしまうのだ。

 次に重要なのはその本人の願い。

 愛されたい願いを持てば愛されるギアスを。

 他人の心を知りたいのなら知るギアスを。

 ゆえに記憶改竄というギアスを得たのはシャルルの望み。

 つまり自身が与えた()の記憶の元、相手に意図しない嘘の中で生活を強いる。

 これが嘘を憎しみ、嘘を嫌い、嘘を無くそうとしている人物が手にしたギアスなのだから矛盾と言わず何というのか…。

 

 「父上もマリアンヌ様も難しく考え込み過ぎなんですよ。

  そんな世界が――いや、世間や関わりが嫌だったのなら静かに暮らせば良かったんですよ。

  父上に伯父上、それにマリアンヌ様で人里離れた地でひっそりと。

  その日その日を苦しみ、楽しみ、笑いながら人生を過ごせば良かったんですよ」

 「そういう選択肢もあったのね。でも私たちはこの道を選んだの。後悔はないわ。あるのは貴方に警戒をしなかった事実のみ。だから聞かせて欲しいの。

  貴方が邪魔をした理由を。

  貴方が何を夢見て、何を望んでいるのかを」

 

 ゆっくりと立ち上がるシャルルの前に立ち、真剣な眼差しで見つめるマリアンヌに

 

 「人は平等ではない―――父上のお言葉でしたよね。

  私はこれを聞いた時心の底から強く同意しました。

  脚が早い者、腕っぷしが強い者、頭が良い者。人の数だけ個性があり、性格や思想があり、他者との違いが存在する。

  だからこそ私は良いと思っています。

  汚い面や嫌な面も多々ありますがそれだけではないでしょう。

  自身が人と違うからこそ相手を求め、知り、欲する。

  違うからこそ分かり合おうとするし、愛し合えるんです。

  父上もマリアンヌ様もそうだったように」

 「儂と――」

 「―――私が…」

 「確かに計画を望む同志ってのもあったでしょうけどそれ以上に惹かれ合った事もあったのでは?」

 

 思い当たる節はある。

 決して不快では無かった日々。

 嘘だらけの世界で味わった喜びも…。

 

 愛している――否、愛していた(捨ててしまった)子を見つめ大きく息をつく。

 もはや打てる手はない。

 遺跡の大半を失い、不老不死のコード所有者のC.C.との敵対。さらに物理的にも戦力的にも劣勢に立たされた状況を打開する方法など思い浮かぶ筈も無かった。

 ここまで為す術がなければ悔しさなどより清々しさまで感じてしまう。

 

 「あー…私の夢を聞かれましたけど大したものではありませんよ。

  静かな時間を好いた相手と過ごし、のんびりとして生きて行く…そんな感じの事しか…」

 「フハハハハハハ、良かろう!貴様の好きにせよ」

 「父上…様?」

 「儂らの負けだ」

 

 豪快に笑い、まるでどうにでもしろと言わんばかりにその場に座り込んだ。

 同じくマリアンヌも穏やかに受け入れてシャルルの隣に腰を下ろす。

 事態に頭が追い付くのに数十秒。

 ようやく…ようやく父上を止めれたのかと理解したオデュッセウスはホッと胸を撫でおろして安堵した。

 計画を止めなければいけないと分かっておきながら、殺してでも止める覚悟だけは出来なかった。

 もしここで諦めて貰えないのであれば最終手段として父上様のコードを奪う手段しかなかったのだが、不老不死になどなりたくない自身としては本当に良かったよ。

 何でも暴走したギアスを自由自在に操れるようになれば達成人となり、コードを略奪できるんだとか。

 しても不老不死になるとか絶対に嫌なんですけど。

 誰が好き好んで先に弟妹を見送る側に回りたいと思いますか。

 

 「しかしこれで終わりでは問題が残ります兄上。現状ブリタニアは世界の敵のまま…ならばやる事は一つ」

 「言わんとすることは分かった。敗者として勝者に従ってやろう」

 「・・・・・・ん?」

 

 何か二人だけで話して納得しているんだけど…。

 あれ?なんで二人共こちらを見つめるの?

 ちょっと嫌な予感しかしないんだけど………。

 

 

 

 

 

 

 一週間後…。

 神聖ブリタニア帝国 帝都ペンドラゴン。

 皇帝陛下が腰かける玉座の間にはブリタニアを代表する多くの貴族達に、シュナイゼルを除く(・・)皇族たちが集まり、皇帝の到着を待っていた。

 貴族たちの中には険しい表情を浮かべる者も多くいたが皇族内は本当に穏やかな雰囲気に包まれていた。

 いつも凛とした表情しか公で出さないギネヴィアがわくわくしたような笑みを浮かべるほどに。

 

 「皇帝陛下、ご入来!」

 

 入り口で警備に立つ衛兵の声に全員が改めて姿勢を正す。

 入場を知らせる音楽が鳴り響き、入り口が大きく開かれる。

 並ぶ貴族・皇族達より高い中央の通路を灰色(・・)のマントを羽織った人物が悠々と歩き、玉座の前で振り返る。

 

 神聖ブリタニア帝国第99代皇帝、オデュッセウス・ウ・ブリタニア。

 そして後ろを追従し、玉座の斜め後方に控える姫騎士―――否、ユーフェミア・リ・ブリタニア。

 色々な視線をその身に受け、優し気な笑みを浮かべたまま玉座に腰かけたオデュッセウスは心より思う。

 

 …どうしてこうなったし。私はのんびりしたいだけなのに……と。




 読んで下さった皆さま。
 本当にありがとうございます。
 また感想やメッセージ、誤字報告をして下さった皆さま。
 誠にありがとうございます。
 2016年十月九日よりスタートしたこの作品ももう二年が経過し、残すところあとニ、三か月(順調にいけば)で完結というところまで来ました。
 これも読んで下さる方がおり、感想やメッセージで応援、誤字報告で助けて頂いたおかげです。
 感謝するばかりです。
 また来年もこののんびりライフを宜しくお願い致します。

 では、皆さま良いお年を迎えられますよう。
 そして幸多き年である事を祈って。

 また次回。

 次回投稿予定は一月十三日(早ければ六日に)です。

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