君の名は。~After Story~   作:水無月さつき

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〜糸守〜
真実と決意


瀧くんは実家から車に乗り、半ばパニックだった私の元へ直ぐさま駆け付けてくれて、動揺する私たち姉妹を冷静に落ち着かせてくれた。

 

連絡を受けて不安そうにそわそわしていた四葉も、瀧くんの冷静な対応を見て幾分か気が紛れた様だ。勿論、瀧くんが来てくれて何より安心したのが私だった事は言うまでもない。

 

そうして、そのまま私たち姉妹を連れて、東京からお祖母ちゃんの住まう糸守の隣町までの長距離を、碌に休憩も取らずに車を走らせてくれた。

 

何から何まで瀧くんには感謝の言葉しか出ないけれど、それよりも今はまずお祖母ちゃんの容態を確認しないと……

 

私と四葉宛に同時に届いた父からのメール。そこには短く、

母が倒れた。追って連絡を入れる

と書かれていた。だが、一向に父から連絡が来る様子はなく、私と四葉は幾度と無く電話を入れていた。今一度私は父に電話する。しかし、またしても呼び出し音が虚しく繰り返されるだけだった。

全く、この緊急時に、あの馬鹿父は一体何をやってるんよ??

 

仕方がないので、私たちは一度、現在父とお祖母ちゃんが住まう住宅へと足を運んだ。ひょっとすると、父が何かしらの置き手紙などを残しているかもしれない。先ほどから四葉が繰り返し父へ連絡を入れているが、一向に出る気配がない様だ。どうも電源を切っているらしい。

 

私は持っていた合鍵で住み慣れた木造建て屋とは趣の異なる馴染みのないマンションの一室の扉の鍵を開け、中へ足を踏み入れた。後ろから四葉も追ってくる。瀧くんは直ぐに車を出せる様に、外で待機してくれている。

 

玄関から直進しリビングへ入るも、特に置き手紙などは見当たらなかった。仕方がない。こうなったら近場の病院に手当たり次第に電話をかけるしか無さそうだ。

 

「四葉! この辺りの病院の電話番号を調べて。私が電話をかけるから」

 

「うん、分かった。ちょっと待って」

 

「おや、三葉に四葉。そんなに焦って、どないしたんさ?」

 

「どうしたって、お祖母ちゃんが倒れたんよ! 一刻も早く、容態を確認しないと」

 

「ほぅ……そりゃ、大変やのぅ。で、誰が倒れたって?」

 

「「……え?」」

 

私たちが振り向くと、そこには見間違えようもなく、お祖母ちゃんが立っていた。それを確認して、私は思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。四葉も状況が飲み込めないのか、口を半開きにして馬鹿みたいな表情をしていた。

 

「え? え? ど、どういうこと……お祖母ちゃん、倒れたんじゃ……」

 

「ああ、そりゃあ、ちょっと貧血で倒れてしもたが、こうしてぴんぴんしとるでな。しかし、一体誰がそんなこと言うたんや?」

 

私はスマホで父からのメールをお祖母ちゃんに見せる。すると、見る見るうちにお祖母ちゃんの機嫌が悪くなるのが分かった。

 

「あの馬鹿義息子(むすこ)が。おおごとにしよってからに……。自分の娘達に無駄な心配掛けさせるとは、全くどもならんの」

 

「ほ、本当に大丈夫なの?」

 

四葉が恐る恐るという様子でそう尋ねる。確かに元気そうに見えるが、実際に倒れたというのはやはり不安だ。

 

「そないに心配せんでも大丈夫やて。それよか、わしは、お前さん達の方が心配だわね。わざわざ東京から急いできたんかね。大変やったやろうて。ほら、なんもあらせんが、お茶でも出したるから、ゆっくりしてきんさい」

 

「……なんだ、ほんとに大丈夫なんね? 本当に心配したんだから。良かった……。あ、それなら、瀧くんも呼んできてあげないと!! ずっと待って貰ってるんよ」

 

「……ほう、瀧くんとな?」

 

と、ここで私は安堵のあまり口を滑らした事に気づいた。普段からあまり表情が読めないお祖母ちゃんだが、相変わらずよく分からない表情で何かを見透かすようにこちらの表情を伺ってくる。

 

そこに待ってましたと話をややこしくする気満々の小娘が、意気揚々と声高らかにしゃしゃり出てくる。

 

「はいはーい。やっぱり気になる? 気になるよね? そうだよねぇ。あのね、あのね、瀧くんってのはお姉ちゃんのね……」

 

 

―――

 

「……で、これはどういうことなんだ?」

 

俺は、いまだかつてない疑問の渦に巻き込まれ、頭がフリーズしていた。

 

「ほっほっほ。これが三葉の運命の人か。ふむ、良い目をしておる。少し昔にも同じ目をした者を見た事があった気がするで。なぁ、三葉?」

 

「な、何のことよ? というか、運命の人とか、重いし恥ずかしいからやめて欲しいんやけど。ほら、瀧くんも困っとるで」

 

「えー、とか言いながらお姉ちゃん、満更でもなさそうな顔しとるよ。顔赤くしちゃってわかりやすいねえ」

 

……状況を整理しよう。俺は倒れたと聞いていた三葉の祖母を含む宮水一家に囲まれて質問責めに合っていた。本当に質問したいのはこっちだ、と突っ込みたいのは山々であったが、そこを何とか堪えて、俺は彼女達と会話を交わしていたのだが……

 

「わしも若い時はの、そりゃあ熱い恋をしたもんや。もうろくに覚えてないがのぉ」

 

「えー、お祖母ちゃんもー? ええなぁ、私もお姉ちゃんと瀧さんみたいに熱々の恋して見たいわぁ」

 

「もう、熱々だなんて、そんなこと言われたら恥ずかしいんよ」

 

完全にアウェーである。お祖母さんは昔話を淡々と語り、それを聞いた四葉が姉を揶揄い、揶揄われた三葉が満更でも無さそうにくねくねする。それが延々と繰り返されている。

 

「あ、あのぉ、それで結局お祖母さんは大丈夫なんですよね?」

 

「そりゃよく見てみない。こうしてぴんぴんしとるでな。心配してくれたみたいで、ありがとなぁ」

 

「ま、それなら良かったです。お祖母さんが倒れたって聞いた時、三葉さんも四葉ちゃんも本気で心配してましたし。本当に何ともなくて良かった」

 

俺が心の底から思った事をそう伝えると、お祖母さんは何を思ったか、ニッコリと笑って立ち上がり三葉に何やら耳打ちして部屋を出て行ってしまった。

 

三葉はというと、えっ、えっ? と口に出しながらオロオロしている。かと思ったら、

 

「ちょ、ちょっとお祖母ちゃんと二人で話してくるんよ」

 

と言い残し、部屋を飛び出して行った。

 

「……どうしたんだ、一体?」

 

「さあ? ただ、お姉ちゃんのあの様子からして只事ではなさそうですね……」

 

そんな風に四葉と顔を見合わせながら彼是考えていたのだが、やがて十分程度経って三葉だけ部屋に戻ってきた。何故かその顔が真っ赤になっている。

 

「い、一体何の話をしたんだ?」

 

「え、な、何でもないんよ、何でも。瀧くんは知らなくていい話。そ、それでお祖母ちゃんが瀧くんともお話ししたいって」

 

「え?」

 

「だから瀧くんと二人でお話ししたいんだって。向こうの座敷の部屋に来てって言ってたんよ」

 

聞き間違えかと思って聞き直したのだがどうやら本当の事らしい。まさかいきなり面談まがいな事が始まるなど露ほども考えていなかったので、幾分か焦りが生じる。

冷静になってみると、俺は今、彼女の実家に来ているのだ。大事に育てた孫娘が男を連れて来たら、積もる話も一つや二つあるだろう。

 

急にその実感が湧いてきて俺は思わず身震いする。そんな俺の気を知ってか知らずか(恐らく前者だと思うが)、

 

「おや。これはお祖母ちゃんのテストですね? 父が母と結婚する時も、お祖母ちゃんは厳しかったらしいですし、大丈夫ですかねぇ」

 

などと、どんぴしゃな煽りを入れてくる辺りが、流石四葉といった所か。

 

「だ、大丈夫なんよ! というか、多分試すとかそんな話じゃないと思うし……。まあ、とにかく一度二人で話して欲しいんよ」

 

「お、おう。まあ頑張ってくる?」

 

「なんで疑問形?」

 

とまあ、こんな感じで三葉に促されるまま、俺は三葉のお祖母ちゃんの待つ部屋へ単身乗り込んだのだが……

 

「さて、立花瀧くんやったね。お前さんに少しばかり話とかなあかんことがある。他でも無い三葉のことさね」

 

お座敷のテーブルを挟んでピシッと正座しているお祖母ちゃんの視線に晒され、俺は思わず物怖じしそうになる。

 

そんな俺の心情を察したのか、お祖母ちゃんは、

 

「なに、そう気構えなくともええさね。別にとって食やあせん。それに、お前さんと三葉の事について彼是口出す気もないさね。ただな、それでもお前さんに話しとかんとあかんことがあるんやさ。まあ、兎に角座りんさい」

 

と、朗らかな笑みを浮かべつつ俺が座るように促してくる。

実際、このまま突っ立っていても拉致があかないので、俺は言う通りにお祖母ちゃんとテーブルを挟んで向き合う形で置いてあった座布団の上に正座した。

 

「それで、お話とは……?」

 

「お前さん、糸守の事は知っとる?」

 

「それは勿論。八年前に起きた彗星災害のこと、奇跡的に死者が一人もいなかったこと、そして、三葉が当時その村に住んでいたこと」

 

ティアマト彗星が地球に大接近した五年前、突如彗星が割れてそのかけらがその地へ降り注いだ。当時の俺はまだ中学生で、ただただその美しい眺めに心奪われた事を覚えている。そして、糸守町。未曾有の彗星災害にも関わらず死者が出なかったと言う奇跡に、その当時のワイドショーは暫くこの話題で持ちきりだった。けれども、当時の俺は全く興味がなくて、この話が下火になるにつれ徐々に俺の記憶から薄れていった。

 

当時の俺にとって糸守の話は、映画やドラマと何も変わらない、所詮現実味のないテレビ越しの数あるお話の一つに過ぎなかった。しかし、それがある日、何故かこの話に無性に心惹かれるようになった。それがいつで、何がきっかけだったかも覚えていない。ただ、何かを探し求める様に無我夢中で糸守の話を探し求めたということは朧げながら覚えている。

 

「ほうか、それなら話は早いね。ほなら、あの彗星災害について広まっとる噂についても知っとるんかね?」

 

「噂ですか? 有名な所だと国家陰謀論だとか、町長大予言者説とかですかね」

 

あれ程大きな大災害にも関わらず死者が一人も出なかったという特異性から、マスメディアは彼是と無責任な噂を並べ立てた。例えば彗星が落下することは天文学者らによって予見されていたが、混乱を避けるため閣僚達は黙殺した、とか。当時の内閣に不満を持った有力政治家がスキャンダルによる内閣支持率の下落を目論み、マスコミにリークしたところその情報が回りまわって糸守まで広まった、とか。

 

或いは、その日彗星が落ちる前に町長が避難命令を出しており、町長の遍歴が学者から神主を経て町長という極めて変わったものであったことから、実は町長は彗星の落下を予知していた、とか。酷いものでは町長は未来からやって来たタイムリーパーだというゴシップ誌すらあった。

 

「そうやねぇ。あの件については、そりゃもうある事ない事マスコミが囃し立ててくれたんよ。おかげであの馬鹿義息子がいろいろ苦労してな。いい気味やわ」

 

「……お祖母さんの息子さんというと?」

 

「そうや。三葉と四葉の父親やなぁ。入婿として宮水家に来たんやけどな、はっきり言ってええ父親ではなかったわ。お前さんもひょっとしたら見た事あるんやないかなぁ。一時期噂の町長としてメディアに引っ張りだこやったからのぉ」

 

……そうだ、思い出した。宮水町長。三葉と出会った時から、宮水という苗字を何処かで聞いた事があると思っていたのだが、あの宮水町長の娘だったのか。

 

「三葉さんと"お父さん"は、あまり良い関係では無かったのですか?」

 

「ほっほっほっ、"お義父さん"か。もうすっかりその気やねぇ」

 

「えっ、あっ、すいません。そんなつもりじゃ」

 

「ええんやさ。あの()ももうすっかりその気やでな。お前さんにもちゃんとこちらの家庭の事情を話しとかなあかん。あの娘らはな、早くに母親を亡くしとる。それがきっかけで父親は家を出てしもて、大きくなるまでわしが一人で育ててきたんや」

 

お祖母ちゃんは語る。三葉の母親である二葉さんのこと。父親の俊樹さんのこと。そして三葉や四葉が小さかった頃のこと。俺はこれまで三葉とお互いの家庭の事情について詳しく話をした事がなかった。小さい頃に母親も父親もいなくなるなんて、きっと人知れぬ苦労もあったに違いない。ただ、意外とその事実に対して驚きは無く、お祖母さんの告げる昔の話はすっと頭に入ってきた。

 

「彗星の一件は、間違いなく不幸な出来事やった。やけどな、わしはふと思うんや。あの一件は、歪んでしもたわしら家族がやり直す、いい機会やったんやないかって。うちの馬鹿義息子もあの一件以来丸なって、大分自分の娘達の事を思いやるようになったでの。それにマスコミから彼是と騒ぎ立てられて、いいお灸になったっちゅうもんやさ」

 

なんでも、彗星の一件以降、少しずつではあるが離れ離れになった家族が元に戻りつつあるらしい。お祖母ちゃんとお父さんは一緒に暮らすようになったらしく、険悪だった三葉とお父さんの仲も徐々にではあるが改善したらしい。今では適度にメール等でやり取りする仲だそうだ。

 

「やけど、一つだけ、一つだけあの彗星が引き裂いたもんがあった。なあ、お前さん。お前さんは”ムスビ”って知っとる?」

 

ムスビ。人と人との繋がり。俺と三葉、三葉と四葉、四葉とお祖母ちゃん。そんな風に巡り巡ってみんなは繋がってる。

 

「よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それがムスビ。人と人との出会いには深い意味がある。例え、出会った事が無くとも、離れ離れになろうとも、このムスビがある限り、人と人は繋がっとる。せやけどな、三葉はそのムスビを失ってしもた。一番太く、強固なムスビを、あの子は糸守の彗星に奪われてしもたんや」

 

「それって……」

 

「これから言うことは他言無用やでな。あの彗星の日、皆を救ったのは他でもない三葉や。わしら糸守の巫女はな、幼い時不思議な夢を見る。何でかはよう分からんし、夢の記憶も残っとらん。ムスビを司る氏神様に仕える巫女やで、きっとそれもムスビなんやろなぁ。三葉はその夢で、彗星が落ちる事を予見しとった」

 

初めて聞く話だった。どんなメディアにも取り上げられていない話。糸守の大勢の人々を救ったのはあの三葉だったという突拍子も無い話。普通なら衝撃的な物語。けれども、その話に驚きは無かった。寧ろ、今まで調べても調べても取れなかった心の中のしこりすっと解れていく。

 

「あの馬鹿義息子が矢面に立って必死に三葉を守ったでな。これまでの贖罪とでも思ったのかのぉ。まあ、おかげで三葉はマスコミの追求から守られた訳やし、ちょっとばかしは町長という役職も役に立ったっちゅうもんや」

 

「それで、三葉さんはどうなったんですか?」

 

「三葉は糸守のみんなを救ってくれた。せやけど、代わりに最も大切にしていたムスビを失ってしもたんやと、わしは思っとる。正直な、わしにもはっきりした事は分からん。彗星が落ちる前の事ははっきりとは思い出せんし、三葉があの日何をしたんかも、靄がかかったように思い出せん。ただ、三葉の説得で義息子が動いたと言う事は紛れも無い事実や。そして、その後三葉が心の底から笑わなくなったことも。あの一件以降、三葉はよく寂しげな顔をして右手を見つめておった。三葉のあんな姿を、わしはもう二度と見とうない」

そう言い終わるや否や、お祖母ちゃんは急に身体を屈め激しく咳込み始める。

 

「だ、大丈夫ですか? やっぱり倒れたって本当なんじゃ?」

 

「心配せんでいいんやよ。さっきのは本当に何ともないんじゃ。じゃがの、わしももういい歳や。いつお迎えが来るか分からんでな。やけど、わしはずっと悔やんどった。若い三葉に糸守の重荷を背負わせてしもた事を。三葉がその事でずっと悩んどる事を。だから、三葉がお前さんと心の底から笑い合う姿を見て、わしはほっとしとるんよ。探しとった人が、漸く見つかったんやなあって」

 

お祖母ちゃんはテーブルから少し下がり、正座のままピシッと姿勢を正した。そうしてゆっくりと頭を下げた。

 

「三葉をよろしく頼むでな」

 

俺もお祖母ちゃんに習って少し身を引き、姿勢を正して頭を下げる。

 

「必ず、必ず幸せにしてみせます」

 

心から、心からそう思う。まだ三葉にプロポーズなんて出来てないし、付き合って数ヶ月だけれど、俺は彼女を幸せにする義務がある。改めて、強く強くそう思った。

 

そうして俺とお祖母ちゃんは同時に頭をあげる。

 

「ちゃんと三葉が幸せになるとこ、お祖母ちゃんにも見てもらわないとな」

 

「ほほほ、こりゃ長生きせんといかんねぇ」

 

そうしてお座敷に俺たちの笑い声が響きあったのだった。




お久しぶりです。
水無月さつきです。

投稿が非常に遅れてしまい(14日と365日……)誠に誠に申し訳ありませんでした。

正直モチベーションが低く、このまま消えようと思ったりもしたのですが、未だにご覧下さる方々や感想をくださる方がいらっしゃって、楽しみにしてますと言ってくださる以上、書き上げねば失礼だと気合いを入れ直しました……
お読み下さる方々には感謝するばかりです。

次回投稿が次いつになるかも確約できませんが、完結できるよう頑張ります。

今後ともよろしくお願いします。

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