バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~   作:shin-Ex-

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第89話!

投稿遅れてすみません(汗)

やっぱりキャラが多いと難しくて・・・・

「まあ確かにこの章は今までで一番登場キャラが多いもんな」

まあなんとか頑張りますが・・・・

それと今回とうとう女性陣の水着のお披露目なんですが・・・・発表はあとがきに回させてもらいます。

「理由はテンポを重視させるためだね」

読者の皆様、どうかご了承を・・・

「それじゃあ本編にいくか」

「本編どうぞ」


第89話

side 響

 

「・・・・・はあ」

 

俺は目の前の光景を見て呆れて思わずため息を吐いてしまった。

 

今俺の目に映っているのは・・・・

 

「あ、明久!しっかりしろ!」

 

「秀吉!気をしっかり持って!」

 

「康太クン!いくらなんでも鼻血出すぎだよ!」

 

想い人の水着姿を見て倒れこむほどに興奮したアキ、ヒデ、コウのバカ3人と介抱する妹紅、輝夜、愛子の3人の姿であった。

 

「■◇♠¥(妹紅。凄く似合ってるよ)」

 

「+✖※○(輝夜・・・・おぬしは最高じゃ)」

 

「×△$‡(・・・・・・我が生涯に一片の悔いなし)」

 

バカ3人はそれぞれいい笑顔でサムズアップした。ただ妙な言語でしゃべっているから傍から見たら何を言っているのかはわからないであろう(俺はわかるが)。

 

というかアキとコウはともかくヒデまでこうなるとは・・・・・それほど輝夜に想いを寄せているということか。

 

「あいつら・・・・・何をやっているんだよ?」

 

「全くだな。いくらなんでも興奮しすぎだろう」

 

ユウとユーリは呆れたように冷静に言い放つ。

 

だが・・・・・

 

「そう言いつつ二人共・・・・視線が自分たちの彼女に向かっていますよ」

 

冷静に見えるのはポーズだけであった。実際はトーマの言うとおり雄二は翔子に、ユーリはアリスに視線が釘付けになっている。

 

・・・・・まあかく言うトーマも空をガン見しているのだが。

 

「・・・・・雄二。この水着似合ってる?」

 

ユウからの視線に気がついた翔子が尋ねる。

 

「お、おう・・・・・似合ってるぞ」

 

ユウは頬を赤らめてシドロモドロに答える。

 

「・・・・・そう。よかった」

 

翔子は本当に嬉しそうに頬笑みを浮かべる。ユウと付き合い始めてからああいう笑顔をよく見るようになったな。間違いなくユウのおかげなんだろうが・・・・・俺にとって翔子は初恋の相手だから少し複雑だな。

 

「ね、ねえユーリ・・・・私の水着だけど・・・・・」

 

今度はアリスがユーリに尋ねる。ただ明らかに恥ずかしそうだ。

 

「おう・・・・・まあいいんじゃねえか?」

 

ユーリはぶっきらぼうに答えた。ただまあアリスの頭を優しく撫でながら言っているので内心では凄く似合っていると思っているのだろうな。

 

「そ、そう・・・・・ありがと///」

 

そしてアリスもそのことはよくわかっているのだろう。赤かった頬をさらに赤らめて恥ずかしそうに・・・・・嬉しそうに俯いた。

 

「どう融麻?似合ってる?」

 

今度はこっちか。空は見せびらかすように融麻の前に立って笑顔で尋ねる。

 

「ええ。よく似合ってますよソラ」

 

「えへへ~♪ありがと!」

 

「おっと」

 

融麻が褒めると空は勢いよく融麻に抱きついた。

 

こいつらは相変わらずのバカップルっぷりだな・・・・多分このメンバーの中じゃ一番スキンシップが多いぞ。

 

・・・・・・正直少し羨ましく思うが。

 

「響様」

 

「ん?」

 

俺が皆のいちゃつきっぷりを眺めていると咲夜が声をかけてきた。

 

言うまでもないだろうが・・・・・もちろん咲夜も水着姿だ。

 

「お待たせしてしまって申し訳ありません」

 

「いや、気にするな。女の子は男よりも時間がかかるのは仕方がないことだからな」

 

「ありがとうございます。それにしても・・・・・予想はしていましたが皆見事にいちゃついていますね」

 

「まあある意味仕方がないことだと思うぞ?特に男連中は好きな子の水着姿が見れたんだからな。テンションが上がるに決まっている」

 

まあだとしてもアキ、ヒデ、コウの3人みたいに日本語忘れるってとこまでいくと多少引くが。

 

「そうですね」

 

「・・・・・俺もそうだしな」

 

「え?」

 

「その・・・・だから・・・・俺も咲夜の水着姿見て少し・・・・・テンション上がってる」

 

俺は少し気恥ずかしくなって咲夜から顔を背けながら言った。多分少し顔が赤くなっているだろう。

 

「響様・・・・・似合っていますか?」

 

「え?」

 

「私のこの水着・・・・・似合っていますか?」

 

咲夜は俺に上目遣い気味に・・・・・そしてどこかいたずらっぽい笑顔を浮かべながら聞いてきた。

 

「・・・・・ああ。似合ってるよ」

 

俺はできうる限り平静を保ちながら言った。だが実はこの言葉は少し間違っていたりする。

 

似合っているのではなくて・・・・・似合いすぎているのだ。惚れた色目も含まれているのであろうがはっきり言って咲夜の水着姿はここに居る誰よりも似合っているし可愛い。

 

「フフッ♪ありがとうございます響様」

 

そんな俺の心境を知ってか知らずか、咲夜は満足そうな表情をした。

 

なんというか・・・・・咲夜の主としての威厳がないような気もするがまあいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 羽羅

 

「全くあいつらは・・・・ただでさえ暑いというのにさらに暑くしてくれるな」

 

俺は目の前で熱い青春を繰り広げている奴らを見ながら言う。

 

「あ、あの羽羅・・・・・暑いのでしたら放してくれませんか?」

 

俺の腕の中に居る華扇が恥ずかしそうにしながら抗議してきた(現在羽羅さんは華扇さんを後ろから抱きしめています by主)

 

「ハハハッ!悪いが俺はできないな。なにせ華扇があまりに可愛いからな」

 

「なっ!?何を言っているんですかあなたは!」

 

スパンッ!

 

「痛っ!!」

 

華扇は顔を真っ赤にしながら腕を振りほどき、どこかから出したハリセンでしばいてきた。相変わらず華扇のハリセンは効くな。

 

「すごいですお姉ちゃん!そのハリセンどこから出したんですか?」

 

一部始終を目撃していた萃香の友達の――――確か葉月だったか?――――が華扇に尋ねてきた。

 

まあ聞きたくなる気持ちはわからないでもない。

 

ただ・・・・

 

「え、えっと・・・・それはですね・・・・」

 

華扇は視線を泳がせながら口ごもっていた。

 

残念ながらハリセンについては完全に華扇だけの秘密となっているのだ。俺も何度も尋ねたが結局教えてくれなかったからな。

 

「羽羅・・・・・お前大丈夫か?」

 

ハリセンでしばかれた頭を抑えていた俺に蒼牙が尋ねてくる。すぐ隣には美鈴も居た。

 

「ああ。慣れているからな」

 

「な、慣れている・・・・ですか」

 

美鈴は呆れたように苦笑いを浮かべている。まあ当然と言えば当然の反応か。なにせハリセンでしばかれるのに慣れているなど普通ではありえんからな。

 

「羽羅・・・・それだとしょっちゅう私がハリセンでしばいているように聞こえるのですが?」

 

「いや、実際しょっちゅうしばかれているのだが・・・・・」

 

それこそ最近は2,3日に1度のペースでだな。

 

「まさか・・・・自覚ないのか?」

 

「え?それはその・・・・アハハハ(汗)」

 

華扇は誤魔化すように乾いた笑い声を出した。

 

・・・・・まさか本当に自覚していなかったのか?まあ原因作る俺が突っ込むのもアレなのだが・・・・

 

「と、というより・・・・・あなたたちはああならないのか?」

 

華扇は話を変えようと未だにお暑い雰囲気を醸し出している連中を指差しながら二人に尋ねた。

 

「ああ。俺は美鈴の水着姿は見慣れているからな」

 

「見慣れている?」

 

「ああ。美鈴とは昔から夏になるとよくプールに行っていたからな」

 

「私もよく見せていたので今更という感じですね」

 

蒼牙と美鈴はなんでもないといった様子で笑顔を浮かべて言った。

 

水着を見慣れるって・・・・・どんだけこいつらプール行ってるんだ?

 

「あの・・・・ちょっといいかな?」

 

森近さんが声をかけてきた。

 

「差し出がましいようだけどそろそろ掃除を始めたほうがいいんじゃないかい?このままじゃあ皆の遊ぶ時間が減ってしまうし」

 

そういえばそもそもは響と明久、融麻の観察処分者の仕事であるプール掃除が一応の主題だったな。・・・・確かに森近さんの言う通りだ。このままじゃあ下手したらプールに入らずに一日が終わってしまう勢いだ。主に向こうで青春している奴らが原因で。

 

「霖之助さんの言うとおりね。このままじゃあ不毛だわ。私は向こうの連中に話してくるからあなた達は準備を進めて頂戴」

 

森近さんの近くに居た優子が提案してきた。

 

「わかった。それじゃあお願いするね優子さん」

 

「はい」

 

優子は森近さんに返事を返して響達のところに向かった。

 

というか優子と森近さん名前で呼び合ってるのか・・・・・おおよその事情は皆から聞いていたがこれは結構上手くいっているのかもしれないな。

 

(と、それよりも今は掃除の準備をするのが先決だな。遊ぶ時間が減るのは勘弁だ)

 

俺達は掃除の準備をするために用具を取りに行った。




あとがき座談会のコーナー!INバカテス!!

今回はゲストなしで進めていきます。

「早速女性陣の水着発表に入ろう」

「ちなみに発表は東方キャラの水着だけでバカテスキャラは原作と同じ水着を着ているから発表しないよ」

それではどうぞ!



咲夜:フリルつき、深い青色のビキニ、ミニスカのメイドみたいなタイプ、パレオ付き
妹紅:赤と白の2色のついたフリルビキニ
輝夜:黒地に月をあしらった柄の競泳水着
空:白に黄緑色のドットが入ったビキニ
華扇:桃色に薔薇の花をあしらった柄のビキニ
アリス:青のビキニにパレオを巻いた物
萃香:白のスク水
チルノ:水色に白のストライプ柄の水着
リチル:緑色に黄色のストライプ柄の水着
慧音:青いビキニで中心に赤いリボン
永琳:赤と青のツートンカラーの競泳着
美鈴:緑に金色の中華風のラインが入ったビキニ



以上です!

「協力してくれたティピロス(灰人間)さん、天草 天さん、澪刹弥凪さん。本当にありがとうな」

「ちなみに主は皆の水着姿をイメージして・・・・・軽く悶絶していたようだよ」

だって可愛すぎでしょ!美しすぎでしょ!悶絶するなと言われても無理ですよ!

「うん。気持ちはよくわかるよ」

「アキ日本語を喪失してたもんな・・・・まあ俺も咲夜の水着姿に結構ドギマギしていたが」

そうでしょうそうでしょう!当然ですよね!好きな人の水着姿なんですから!

「ところで主、次回からの展開はどうなるんだ?」

はい。次回からは何組かキャラを分断して話を進めていきます。まとめてはやはり難しいですからね。

「なるほど」

さて、今回はここまでにしましょう。

それでは・・・・・



「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」

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