バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~   作:shin-Ex-

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・・・・・・

「「何か言うことはあるか?」」

・・・・・一言。本当に申し訳ありません。

「・・・・・まあいい。とりあえず本編にいけ。説教はトーマとユーセーに任せる」

・・・・・はい。

それでは本編どうぞ。

注) この小説はとんでもないミスのせいで修正を施しました。どうか私を罵ってください


第71話

noside

 

「遊星対融麻か・・・・・どっちが勝つかな?」

 

「わからないな。僕は二人とデュエルしたことないからデッキの内容もわからないんだよね。ねえにとり、空。二人ってどれぐらい強いの?」

 

「融麻は強いよ!私なかなか勝てないもん!」

 

「遊星もすごく強いぞ!しかも・・・・・・ドロー運がチートだし」

 

「「・・・・・本当にな」」

 

にとりの言葉に響と咲夜が力強く頷いた。

 

「そ、そこまでなのか・・・・・このデュエルどうなるんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遊星、このデュエル勝たせてもらいますよ。ソラが見てくれているのでカッコいいところを見せたいですからね」

 

「それは俺も同じだ。にとりにいいところを見せたい」

 

「ふふふ・・・・・ではいきますよ遊星!」

 

「こい融麻!」

 

「「デュエル!!」」

 

「私のターン、ドロー!」

 

先行は融麻だ。

 

「私は紋章獣レオを攻撃表示で召喚します」

 

融麻のフィールドに体のいたるところに黄金の装甲を身につけた獅子が現れる。

 

『紋章獣レオ』

効果モンスター

レベル4 地属性 獣族

攻2000 守1000

このカードを召喚したターンのエンドフェイズ時、このカードを破壊する。

また、このカードが墓地へ送られた時、

デッキから「紋章獣レオ」以外の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

「紋章獣レオ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「カードを一枚伏せてターンエンド。そしてエンドフェイズ時にレオの効果を発動。レオを破壊してデッキから紋章獣と名のついたモンスターを手札に加えます。私が手札に加えるのは紋章獣アンフィスバエナです」

 

レオは爆発して消滅し、融麻の手札に新たな紋章獣が加わった。

 

融麻 LP 8000

手札 5枚

モンスター なし

魔法・罠 伏せ×1

 

 

 

 

 

 

 

 

「へえ、融麻のデッキは紋章獣なんだ」

 

「あれはどんなデッキなんだ?」

 

「紋章獣は魔法・罠カードとのコンボでエクシーズモンスターを呼び出してビートダウンするデッキだよ」

 

妹紅の問いかけに一番融麻のデッキのことを理解している空が答えた。

 

「エクシーズ重視のデッキっていうことか・・・・・それは遊星のデッキとはある意味対極だな」

 

「対極?」

 

「見てればわかるぞ~」

 

「「・・・・・」」

 

「あれ?どうしたの響、咲夜?」

 

「いえ、その・・・・・」

 

「なんていうか・・・・・・トーマのデュエルを見るたびに思うんだが・・・・・」

 

「「トーマ(融麻)が紋章獣使ってるの見るとなんか違和感があるんだよ(あるのよ)」」

 

「それは・・・・・なんとなく僕もそんな気がする。なんでだろ?」

 

元となったキャラが原因ですね。わかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

遊星はデッキからカードを引く。

 

「俺は手札から魔法カード調律を発動する。その効果によってデッキからジャンク・シンクロンを手札に加えデッキトップからカードを一枚墓地に送る!」

 

『調律』

通常魔法

自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を

手札に加えてデッキをシャッフルする。

その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。

 

墓地に落ちたカード

ボルト・ヘッジホッグ

 

「(よし、ボルト・ヘッジホッグが落ちたか)ジャンク・シンクロンを攻撃表示で召喚!効果により墓地のボルト・ヘッジホッグを特殊召喚する!」

 

遊星のフィールドにオレンジ色の体にマフラーのようなものをつけた機械のモンスター、ジャンク・シンクロンが現れた。そしてそのジャンク・シンクロンの効果によって遊星の墓地からボルトが背中に刺さったネズミが呼び寄せられた。

 

『ジャンク・シンクロン』

チューナー(効果モンスター)

レベル3 闇属性 戦士族

攻1300 守 500

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の

レベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

『ボルト・ヘッジホッグ』

効果モンスター

星2/地属性/機械族/攻 800/守 800

自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、

自分フィールド上にチューナーが存在する場合、

このカードを墓地から特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚したこのカードは、

フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

 

「手札のドッペル・ウォーリアの効果発動!墓地からモンスターの特殊召喚に成功したことによって手札からこのカードを特殊召喚する!」

 

『ドッペル・ウォーリア』

効果モンスター

レベル2 闇属性 戦士族

攻 800 守 800

自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、

このカードを手札から特殊召喚する事ができる。

このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、

自分フィールド上に「ドッペル・トークン」

(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

 

「レベル2、ドッペル・ウォーリアにレベル3ジャンク・シンクロンをチューニング」

 

ジャンク・シンクロンが自分についているリコイルスターターを引っ張るとジャンク・シンクロンとドッペル・ウォーリアが自分のレベルと同じ数の光の玉に変化した。

 

「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!いでよ、ジャンク・ウォリアー!」

 

光の玉が直列に並ぶと眩い光が発生し、光が収まると中から青い色の戦士、ジャンク・ウォーリアが拳を突き出しながら現れた。

 

ジャンク・ウォリアー

シンクロ・効果モンスター

レベル5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、

このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する

レベル2以下のモンスターの攻撃力を合計した数値分アップする。

 

「シンクロ素材にされたドッペル・ウォーリアの効果発動!フィールドにドッペル・トークンを二体、攻撃表示で特殊召喚する!」

 

ドッペル・ウォーリアを小さくデフォルメしたようなモンスターが遊星のフィールドに現れる。

 

「ジャンク・ウォーリアの効果発動!フィールド上のレベル2以下のモンスターの攻撃力を自信の攻撃力に加える!パワー・オブ・フェローズ!」

 

遊星のフィールドのモンスターのエネルギーがジャンク・ウォーリアに注がれる。

 

ジャンク・ウォーリア

攻撃力 2300→3900

 

「バトルだ!ジャンク・ウォーリアでダイレクトアタック!スクラップ・フィスト!」

 

ジャンク・ウォーリアの拳が融麻に迫り来る。

 

「受けませんよ。罠カード発動!紋章変換!」

 

『紋章変換』

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

手札から「紋章獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、

バトルフェイズを終了する。

 

「私は手札から紋章獣ツインヘッド・イーグルを特殊召喚し、バトルフェイズを終了します」

 

『紋章獣ツインヘッド・イーグル』

効果モンスター

レベル4 風属性 鳥獣族

攻1200 守1400

墓地のこのカードをゲームから除外し、

自分フィールド上のエクシーズ素材の無いエクシーズモンスター1体と、

自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。

選択した墓地のモンスターを、

選択したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。

「紋章獣ツインヘッド・イーグル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

融麻のフィールドに青い鳥が現れた。そしてジャンク・ウォーリアは攻撃を止め、遊星のフィールドに戻っていく。

 

「(通らなかったか)カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

遊星 LP 8000

手札 3枚

モンスター ジャンク・ウォーリア(攻)

      ボルト・ヘッジホッグ(守)

      ドッペル・トークン(攻)×2

魔法・罠 伏せ×1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遊星のデッキはシンクロンなんだ」

 

「ああ。高速でシンクロ召喚してビートダウンするデッキだぞ~」

 

「なるほど・・・・それで融麻のデッキとはある意味対極っていうことか」

 

「シンクロ対エクシーズっていうことになるからね」

 

「どっちが勝つか・・・・・どうなるか楽しみだわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のターン、ドロー。私は手札から紋章獣ユニコーンを墓地に送り紋章獣アンフィスバエナを特殊召喚します」

 

『紋章獣アンフィスバエナ』

効果モンスター

レベル4 風属性 ドラゴン族

攻1700 守1100

自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の

「紋章獣」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

また、1ターンに1度、手札から

「紋章獣」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。

このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。

 

「そして手札から魔法カード、高等紋章術を発動します」

 

『高等紋章術』

通常魔法

自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。

選択したモンスター2体を特殊召喚し、

その2体のみを素材としてエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する。

 

「高等紋章術の効果で墓地からレオとユニコーンを特殊召喚。そしてそのままオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!奏でるは我が勝利の調!その一振りに抗うことなどできはしない!交響魔人マエストローク!」

 

融麻のフィールドに指揮棒を持った魔人が現れた

 

 

交響魔人マエストローク

エクシーズ・効果モンスター

ランク4 闇属性 悪魔族

攻1800 守2300

レベル4モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、

相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターを裏側守備表示にする。

また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが破壊される場合、

代わりにそのモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。

 

「ここでマエストロークか・・・・」

 

「マエストロークのモンスター効果を発動!オーバーレイユニットを一つ取り除きジャンク・ウォーリアの表示形式を裏側守備表示に変更します!」

 

マエストロークがタクトを振るうとジャンク・ウォーリアは反転し裏側守備表示になった。

 

「くっ・・・・・」

 

「バトルです。マエストロークでジャンク・ウォーリアを攻撃!」

 

マエストロークは手に持ったタクトを裏側表示のジャンク・ウォーリアに突き刺そうとする。

 

「断ち切らせはしない!罠カードくず鉄のかかし!」

 

鉄くずでできたかかしがマエストロークの前に現れて攻撃を阻んだ。

 

くず鉄のかかし

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。

発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。

 

 

 

「阻まれましたか・・・・・まあいいでしょう、アンフィスバエナでジャンク・ウォーリアに攻撃!」

 

アンフィスバエナがジャンク・ウォーリアに向かってブレスを放つ。そしてジャンク・ウォーリアは破壊される。

 

「次です。ツインヘッド・イーグルでボルト・ヘッジホッグに攻撃!」

 

ツインヘッド・イーグルの爪によってボルト・ヘッジホッグは破壊された。

 

「メイン2、私はアンフィスバエナとツインヘッド・イーグルでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!紋章の始祖よ!来りて我にその力を示せ!No.18 紋章祖プレイン・コート!」

 

『No.18 紋章祖プレイン・コート』

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/サイキック族/攻2200/守2200

レベル4モンスター×2

フィールド上に同名モンスターが2体以上存在する場合、

このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

その同名モンスターの内の1体を選び、それ以外の同名モンスターを全て破壊する。

この効果は相手ターンでも発動できる。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

相手はこの効果で選んだモンスターと同名のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。

また、このカードが墓地へ送られた場合、

デッキから「紋章獣」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る事ができる。

 

渦の中から出てきたのは三日月上の何かがついた石のような物体だった。

 

「エクシーズモンスターが二体か・・・・・」

 

「プレイン・コートの効果発動です。このカードのエクシーズ素材をひとつ取り除くことによってフィールドに存在する同名モンスターのうち一体を選択。選択したモンスター以外の同名モンスターを破壊します。私は遊星のフィールドのドッペル・トークンの一体を選択」

 

プレイン・コートの効果によって選択されなかったドッペル・トークンが破壊された。

 

「私はカードを1枚セットしてターンを終了します」

 

融麻 LP 8000

手札 1枚

モンスター 交響魔人マエストローク(攻)

      No.18 紋章祖プレイン・コート(攻)

魔法・罠 伏せ×1

 

 

 

 

 

 

「トーマは一気に攻め込んだな」

 

「そうだね。でも・・・・・」

 

「遊星のフィールドにはドッペル・トークンが残ってる」

 

「ドッペルトークンのレベルは1。シンクロ召喚の調整に使いやすいわね」

 

「次のターン・・・・遊星の反撃が始まるぞ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!俺は手札からワン・フォー・ワンを発動!手札のモンスターを一体墓地に送りデッキからチューニング・サポーターを特殊召喚する!」

 

『ワン・フォー・ワン』

通常魔法

手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。

手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

 

『チューニング・サポーター』

効果モンスター

レベル1 光属性 機械族

攻 100 守 300

このカードをシンクロ召喚に使用する場合、

このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。

このカードがシンクロモンスターの

シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、

自分はデッキからカードを1枚ドローする。

 

墓地の送ったカード

チューニング・サポータ

 

「手札からデブリ・ドラゴンを召喚!効果により墓地のチュ-ニング・サポータを特殊召喚する」

 

あるドラゴンを彷彿とさせる星屑の体を持つドラゴンが現れる。そして同時にチューニング・サポーターが墓地から特殊召喚される。

 

『デブリ・ドラゴン』

チューナー(効果モンスター)

レベル4 風属性 ドラゴン族

攻1000 守2000

このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を選択して

表側攻撃表示で特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

このカードをシンクロ素材とする場合、

ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、

他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。

 

「レベル1のチューニング・サポーター、レベル2扱いとしたチューニング・サポーターとレベル1のドッペル・ウォーリアにデブリ・ドラゴンをチューニング。集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!」

 

現れたのはドラゴンとは思えないほど美しい星屑体を持つ遊星のエースモンスター・・・・・スターダスト・ドラゴンだった。

 

『スターダスト・ドラゴン』

シンクロ・効果モンスター

レベル8 風属性 ドラゴン族

攻2500 守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ

魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、

このカードをリリースして発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、

この効果を発動するためにリリースした

このカードを墓地から特殊召喚できる。

 

「スターダスト・・・・・(まずいですね。これでは伏せてあるミラーフォースが・・・・)」

 

「シンクロ素材となった2体のチューニング・サポーターの効果を発動!デッキから二枚をドローする!そして手札を一枚墓地に送りクイック・シンクロンを特殊召喚!」

 

『クイック・シンクロン』

チューナー(効果モンスター)

レベル5 風属性 機械族

攻 700 守1400

このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。

このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりに

シンクロ素材とする事ができる。

このカードをシンクロ素材とする場合、

「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とするモンスターの

シンクロ召喚にしか使用できない。

 

墓地に送ったカード

レベル・スティーラー

 

「墓地のボルト・ヘッジホッグの効果発動!フィールドのチューナーが存在する時、墓地から特殊召喚できる!来いボルト・ヘッジホッグ」

 

遊星のフィールドにチューナーと素材が揃った。

 

「レベル2のボルト・ヘッジホッグにレベル5のクイック・シンクロンをチューニング。集いし怒りが忘我の戦士に鬼神を宿す。光さす道となれ!シンクロ召喚!吠えろ、ジャンク・バーサーカー!」

 

遊星のフィールドに赤い狂戦士が現れた。

 

『ジャンク・バーサーカー』

シンクロ・効果モンスター

レベル7 風属性 戦士族

攻2700 守1800

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

自分の墓地に存在する「ジャンク」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。

選択した相手モンスターの攻撃力は、除外したモンスターの攻撃力分ダウンする。

また、このカードが守備表示のモンスターを攻撃した場合、

ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

 

「これは・・・・・少々まずいですね」

 

「ジャンク・バーサーカーの効果発動!墓地のジャンク・シンクロンを除外してその攻撃力分相手モンスター一体の攻撃力をダウンさせる!俺はマエストロークを選択!パワー・ブレイク!」

 

バーサーカーは斧についている鎖付きの鉄球をマエストロークに巻きつけ、力を低下させた。

 

 

交響魔人マエストローク

攻撃力 1800→500

 

 

「バトルだ!ジャンク・バーサーカーでマエストロークに攻撃!」

 

バーサーカーはマエストロークを破壊しようと斧を大きく振りかぶった。

 

「くっ、罠カード発動!聖なるバリア-ミラーフォース-!」

 

「ならばスターダストの効果発動!スターダストをリリースしてミラーフォースの発動を無効にする!ヴィクテム・サンクチュアリ!」

 

スターダストは美しい光を撒き散らしながらミラーフォースの発動を無効して消えていった。

 

「攻撃を再開しろバーサーカー!クリティカル・ブレード!」

 

バーサーカーは斧でマエストロークを叩き斬った。

 

「マエストロークの効果発動!オーバーレイユニットを取り除き破壊を無効にする!」

 

「だがダメージは受けてもらうぞ!」

 

「くっ・・・・・」

 

融麻

LP 8000→5800

 

「俺はこれでターン終了だ。そしてエンドフェイズにスターダストは帰ってくる」

 

光とともにスターダストは遊星のフィールドに舞い戻ってきた。

 

遊星 LP 7000

手札 1枚

モンスター スターダスト・ドラゴン(攻)

      ジャンク・バーサーカー(攻)

魔法・罠 伏せ×1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ユーセーがひっくり返したな」

 

「そうだな~。融麻もミラーフォースを発動して被害を最小限にとどめたけど・・・・・厳しいだろうな~」

 

「うん。マエストロークにはもうオーバーレイユニットは残ってないしね」

 

「遊星が一気に有利になったわね」

 

「そうだね。でも・・・・・融麻はこのままでは終わらないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・ふふ」

 

「・・・・融麻?」

 

(なぜ笑っている?)

 

遊星は劣勢であるにもかかわらず不敵に笑う融麻に疑問を感じた。

 

「ふふふふ・・・・・アッハハハハハ!いいぜ遊星!お前最高だ!」

 

融麻の素の性格が顔を出してきた。

 

「こんなに楽しいデュエルは久しぶりだ!お前を・・・・・ぶっ倒したくてうずうずする!」

 

「・・・・ふっ。俺もだ。融麻は強い。だからこそ・・・・勝ちたいと強く思っている」

 

「だったら・・・・・お互いにもっと楽しもうぜ!」

 

「ああ。もちろんだ!」

 

二人のデュエルはまだまだ始まったばかりだ。




あとがき座談会の・・・・・

「「そんなことする雰囲気だと持っているのか?」」

・・・・・・すみません。

「全くお前は・・・・・ブラック・コーン号でどうやってジャンク・ウォーリアを破壊するって言うんだ?」

(ヤ、ヤバイ・・・・・融麻さんマジギレしてる)そ、それは・・・・

「いくらなんでもあれはひどいな」

・・・・はい

「しかもそれを読者の感想で初めて自覚するとは・・・・・・もうどうしようもないな」

・・・・・・はい

「というわけで・・・・・・罰を受けてもらおう」

ば、罰ですか?

「ああ。とりあえず・・・・・こいつだな」

そ、それは!お死置きマシーン50号武螺津駆混轟(ブラック・コーン号)!

「あのようなミスをしたお前にはこれがふさわしい・・・・・喰らえ!」

ぎゃ、ぎゃあああああああ!!(大砲に詰められ発射される!)

ピチューン!!








は、はあ・・・・はあ・・・・死ぬかと思った(包帯ぐるぐる巻でボロボロ)

「それじゃあ次は俺だな」

・・・・え?まだ罰終わってないので?

「当然だ。あの程度で終わるわけがないだろう?次は・・・・・そうだな。俺が原作で受けたトラウマを受けてもらおう」

ト、トラウマって・・・・

「冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の華よ、開け!」

そ、その口上は!

「こい!ブラック・ローズ・ドラゴン!」

やっぱりぃぃぃぃ!!

「いくぞ、ローズ・リストリクション!」

いったぁぁぁ!棘が!棘が刺さるぅぅぅ!(棘付きの蔓に巻きつけられる)

「ヘイト・ローズ・ウィップ!」

痛いぃぃぃぃぃ!痛い痛い痛いぃぃぃぃ!(憎悪の棘でメッタ打ち)

「まだまだいくぞ!」

いっそ殺してぇぇぇぇぇ!










ピクピク・・・・・(主だった何か)

「ふう・・・・・ひとまずこんなものか」

「そうですね(落ち着いたため口調が戻った)」

「改めて読者の皆。今回の件本当にすまなかった」

「このとおり主にはきっちり罰を与えた。それでも足りないというなら罵ってもらって構わない」

「「この度は本当にすまなかった(すみませんでした)」」



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