バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~   作:shin-Ex-

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第69話!

遅くなってすみません・・・・・・。ガチで忙しかったんです(泣)

さて、今回は咲夜さんと妹紅さんのデュエル・・・・・なんですが決着は付きません。思った以上に長引いてしまいましたので。

「俺たちのデュエルは1話で決着までいったのに・・・・・」

「まあ僕たちのデッキは速攻タイプだったからね」

そういうわけです。というわけで咲夜さんと妹紅さんのデュエルは2話に渡ってお送りします。多分遊星さんと融麻さんのデュエルも2話かけてやることになるかな?

「さて、それじゃあ本編にいくか」

「だね。それでは本編どうぞ!」

注)重大な欠陥がありましたので内容を少し修正しました


第69話

no side

 

「咲夜対妹紅ですか・・・・・どちらが勝つでしょうね?」

 

「どうだろうな?妹紅がどんなデッキを使っているかはアキしか知らないから俺からは何とも言えないな」

 

「ただ妹紅がデュエルを始めたのは本当につい最近。戦術では確実に咲夜の方が上だろう」

 

「遊星の言うとおりだろうな~。でもデュエルはその時の運で結果が大きく変わってくるから妹紅にも十分に勝機はあると思うぞ~」

 

「でもまあ勝敗ももちろん大事だけど楽しんでデュエルすることが一番大事だよ」

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先攻は私だ!いくぞ咲夜!」

 

「きなさい」

 

「ドロー!私は炎舞-「天キ」を発動!その効果によりデッキからレベル4以下の獣戦士族モンスターを手札に加える!私は炎王獣バロンを手札に加えてそのまま攻撃表示で召喚!天キの効果でバロンの攻撃力は100ポイントアップする」

 

妹紅のフィールドに赤い獣の戦士が現れた。

 

『炎舞-「天キ」』

永続魔法

このカードの発動時に、

デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。

また、このカードがフィールド上に存在する限り、

自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。

「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

 

『炎王獣バロン』

効果モンスター

レベル4 炎属性 獣戦士族

攻1800 守 200

自分フィールド上に表側表示で存在する

「炎王」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、

このカードを手札から特殊召喚できる。

また、このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、

次のスタンバイフェイズ時に発動する。

デッキから「炎王獣 バロン」以外の「炎王」と名のついたカード1枚を手札に加える。

 

炎王獣バロン

攻撃力 1800→1900

 

「(たしか明久は先攻1ターン目からはあまり動かない方がいいって言ってたな。だったら・・・・)カードを一枚伏せてターンエンドだ!」

 

 

妹紅 LP 8000

手札 4枚

モンスター 炎王獣バロン(攻)

魔法・罠 炎舞-「天キ」

    伏せ×1

 

 

 

 

 

「妹紅のデッキは炎王か」

 

「効果破壊をトリガーにして効果を発動するカテゴリーだね」

 

「中々面白いデッキを使いますね。明久、妹紅はあのデッキをどれぐらい使いこなせるのですか?」

 

「僕がわかる範囲のことはほとんど教えたよ。だから結構使いこなせると思う」

 

「そうか。だがそれでも咲夜相手には厳しいだろうな。咲夜のデッキは妹紅とは・・・・・・少し相性が悪いからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のターン、ドロー。私は聖騎士モルドレッドを召喚。さらに聖剣カリバーンをモルドレッドに装備。効果によりモルドレッドの攻撃力を500ポイントアップさせる。そしてカリバーンのもう一つの効果で私のライフポイントを500回復させるわ」

 

『聖騎士モルドレッド』

効果モンスター

レベル4 光属性 戦士族

攻1700 守1000

このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、通常モンスターとして扱う。

このカードが「聖剣」と名のついた装備魔法カードを装備している限り、

このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。

●このカードはレベルが1つ上がり闇属性になる。

また、1ターンに1度、自分フィールド上に

このカード以外のモンスターが存在しない場合に発動できる。

デッキから「聖騎士モルドレッド」以外の

「聖騎士」と名のついたモンスターを1体を表側守備表示で特殊召喚し、

自分フィールド上の装備魔法カード1枚を選んで破壊する。

 

 

『聖剣カリバーン』

装備魔法

戦士族モンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。

また、1ターンに1度、自分は500ライフポイント回復できる。

フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、

自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた

戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。

「聖剣カリバーン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

また、「聖剣カリバーン」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 

聖騎士モルドレッド

攻撃力 1700→2200

レベル 4→5

 

咲夜

LP 8000→8500

 

「攻撃力がバロンを上回った・・・・・」

 

「それだけじゃないわ。モルドレッドの効果発動。私のフィールドにモルドレッド以外のモンスターが存在しないときデッキから聖騎士と名のついたモンスターを守備表示で特殊召喚し、自分フィールドの装備魔法を一枚破壊する。私は魔聖騎士ランスロット召喚してカリバーンを破壊するわ」

 

『魔聖騎士ランスロット』

効果モンスター

レベル5 闇属性 戦士族

攻2000 守 800

自分フィールド上に表側表示で存在する光属性の通常モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

このカードを手札または墓地から特殊召喚する。

また、自分フィールド上の「聖騎士」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。

デッキから「聖剣」と名のついたカード1枚を手札に加える。

「魔聖騎士ランスロット」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

また、「魔聖騎士ランスロット」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

 

「デッキからモンスターを特殊召喚!?で、でも守備表示だし装備カードも破壊されたから大丈夫・・・・」

 

「その考えは甘いわよ妹紅。カリーバーンの効果発動。一ターンに一度このカードが破壊され墓地の送られたときフィールドの聖騎士と名のつく戦士族モンスターに装備することができる。私は再びモルドレッドにカリバーンを装備」

 

「そんな!?」

 

聖剣の思わぬ効果により再びランスロッドがバロンの攻撃力を上回り妹紅は焦りの声を上げた。

 

「カリバーンの効果でさらにライフを500回復」

 

咲夜

LP 8500→9000

 

「いくわよ?モルドレッドでバロンに攻撃!」

 

モルドレッドがカリバーンを構えバロンに斬りかかる。

 

「くっ!ジェネレーション・チェンジを発動!バロンを破壊し、デッキからバロンを手札に加える!」

 

モルドレッドの剣が届く前にバロンは消えた。

 

『ジェネレーション・チェンジ』

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。

その後、デッキから破壊したカードと同名のカード1枚を手札に加える。

 

「手札に加えたバロンの効果発動!フィールドの炎王が破壊されたことにより特殊召喚される。私は守備表示で特殊召喚!」

 

妹紅のフィールドにバロンが再び現れて守りの体制を取った。

 

「あら?うまく躱したわね。なら私はモルドレッドで守備表示のバロンに再び攻撃」

 

モルドレッドの剣がバロンを斬り裂き、バロンは消滅した。

 

「メイン2、私はランスロッドの効果発動、フィールドに存在する聖騎士をリリースすることでデッキから聖剣を手札に加える。私はランスロット自身をリリースしてデッキから天命の聖剣を手札に加え、そのままモルドレッドに装備するわ」

 

ランスロッドは自らに剣を突き立てて消滅した。そしてランスロットの命を糧に手札に加えた天命の聖剣がモルドレッドに装備される。

 

『天命の聖剣』

装備魔法

戦士族モンスターにのみ装備可能。

装備モンスターは1ターンに1度だけ、戦闘及びカードの効果では破壊されない。

フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、

自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた

戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。

「天命の聖剣」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

また、「天命の聖剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 

 

「これで私はターン終了よ」

 

咲夜 LP 9000

手札 4枚

モンスター 聖騎士モルドレッド(攻)

魔法・罠 聖剣カリバーン

    天命の聖剣

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん・・・・・今のところは互角って言ったところかな?」

 

「そうですね。ライフポイントは咲夜の方が上ですがフィールドアドバンテージでは差はほとんどありませんからね」

 

「でも次の妹紅のターンでバロンの効果を発動できるから、妹紅の方が有利になるかな?」

 

「まあハンドアドバンテージとフィールドアドバンテージは妹紅に有利になるかもしれないな。だが妹紅は経験が浅い分咲夜のカードの効果がわかっていない可能性もあるからやはり不利なのは妹紅だと俺は思う」

 

「遊星の言うとおりだな~。それに聖騎士は戦闘破壊が中心のデッキだから炎王だと少し不利だもんな~」

 

「・・・・・・」

 

「どうしたの響?黙り込んで」

 

皆が話している中響だけが黙り込んでいた。

 

「いやちょっと・・・・・・さっきのランスロットの効果・・・・・・なんか演出が生々しいなと思って」

 

響は先ほどの光景を思い返しながら言った。

 

「「「「「・・・・・・・確かに」」」」」

 

皆はそれに強く同意した・・・・・・どうしてああなってしまたのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のターン!スタンバイフェイズにバロンの効果を発動!デッキから炎王と名のついたカードを手札に加える!炎王神獣 ガルドニクスを手札に加える!そして手札から手札断殺を発動!お互いのプレーヤーは手札を二枚捨ててデッキから二枚ドローする!」

 

妹紅と咲夜は手札からカードを墓地に送りカードを二枚ドローする。

 

『手札断殺』

速攻魔法

お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。

その後、それぞれ自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

墓地に送ったカード

妹紅

炎王神獣ガルドニクス

炎王獣 キリン

 

咲夜

聖剣アロンダイト

聖剣ガラティーン

 

「(よしこれなら!)炎王炎環を発動!その効果によりバロンを破壊し墓地からモンスターを特殊召喚する!真紅の不死鳥よ!炎を纏い甦れ!炎王神獣ガルド二クスを特殊召喚!」

 

バロンが真紅の炎に包まれる。そしてしばらくして炎の中から紅の怪鳥・・・・妹紅のエース、ガルドニクスが現れた。

 

 

『炎王炎環』

速攻魔法

自分のフィールド上及び自分の墓地の

炎属性モンスターを1体ずつ選択して発動できる。

選択した自分フィールド上のモンスターを破壊し、

選択した墓地のモンスターを特殊召喚する。

「炎王炎環」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

 

『炎王神獣ガルドニクス』

効果モンスター

レベル8 炎属性 鳥獣族

攻2700 守1700

このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、

次のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。

この効果で特殊召喚に成功した時、

このカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。

また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

デッキから「炎王神獣 ガルドニクス」以外の

「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

 

「炎王神獣ガルドニクス・・・・・それが妹紅のエースかしら?」

 

「ああそうだ!だけどコイツだけじゃないぞ!私は手札の炎王獣 ヤクシャの効果を発動!バロンが破壊されたことによりこのカードを特殊召喚する!」

 

『炎王獣 ヤクシャ』

効果モンスター

レベル4 炎属性 獣戦士族

攻1800 守 200

自分フィールド上に表側表示で存在する

「炎王」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、

このカードを手札から特殊召喚できる。

また、このカードが破壊され墓地へ送られた場合、

自分の手札・フィールド上のカード1枚を選んで破壊できる。

「炎王獣 ヤクシャ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

「さらに手札からネフティスの導き手を召喚して効果発動!導き手とヤクシャをリリースする!古より伝わりし炎を受け継ぎし鳳凰よ!その姿を表せ!来い!ネフティスの鳳凰神!」

 

導き手とヤクシャの命を糧に生まれた炎が渦を巻き、その中から妹紅のもう一枚のエース、ネフティスの鳳凰神が現れ、咆哮を上げた。

 

『ネフティスの導き手』

効果モンスター

星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 600

このカードと自分フィールド上に存在する

モンスター1体をリリースして発動する。

自分の手札またはデッキから「ネフティスの鳳凰神」1体を特殊召喚する。

 

『ネフティスの鳳凰神』

効果モンスター

レベル8 炎属性 鳥獣族

攻2400 守1600

このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、

次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。

この効果で特殊召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。

 

「バトルだ!ネフティスでモルドレッドに攻撃!鳳翼天翔!」

 

ネフティスが翼を羽ばたかせ炎の衝撃波をモルドレッドに浴びせた。

 

「天命の聖剣の効果発動!このカードを装備したモンスターは1ターンに一度戦闘及びカードの効果では破壊されないわ!」

 

モルドレッドは地面に剣を突きたて衝撃波をこらえた。

 

「でも戦闘ダメージは受けてもらうぞ!」

 

咲夜

LP 9000→8800

 

「次だ!ガルドニクスでモルドレッドに攻撃!凱風快晴!」

 

ガルドニクスもまたネフティスと同じく炎の衝撃波をモルドレッドに放つ。二度目であるため天命の聖剣の恩恵を受けられず炎に包まれたモルドレッドは消滅した

 

咲夜

LP 8800→8300

 

「私はこれでターンエンドだ!」

 

妹紅 LP 8000

手札 1枚

モンスター 炎王神獣ガルドニクス(攻)

      ネフティスの鳳凰神(攻)

魔法・罠 炎舞-「天キ」

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガルドニクスとネフティスか・・・・・厄介なモンスターが揃ったな」

 

「どっちも効果で破壊されたら復活するモンスターだもんな~」

 

「しかも追加効果付きだしね」

 

「経験が浅いのにあそこまで・・・妹紅はなかなかやりますね。あの戦法は明久が教えたのですか?」

 

「うん。妹紅は覚えが早いから教えがいがあったよ」

 

明久は嬉しそうにデュエルをする妹紅を見つめながら言った。

 

「でもまあこの状況は妹紅にとって少し厳しいだろうな。なにせ相手は・・・・・咲夜だからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだ咲夜!私もなかなかやるだろ?」

 

「ええ、思った以上に強いわ。でも・・・・・・はっきり言ってまだまだね」

 

「え?」

 

「確かに妹紅はさっきのターンでエースを召喚して私のフィールドをがら空きにした。でも・・・・・少し攻めすぎよ?ちゃんと後のことも考えないと」

 

「?言われなくても考えてるぞ。ガルドニクスもネフティスも破壊されても復活する効果を持ってるんだ。問題なんてない」

 

「それは・・・・・どうかしらね?私のターン、ドロー!」

 

「咲夜のスタンバイフェイズにバロンの効果発動!私はデッキから炎王炎環を手札に加える!」

 

「私は手札からフォトン・スラッシャーを特殊召喚」

 

「それは・・・・・明久が使ってたモンスター!?」

 

「さらに手札からレスキューラビットを召喚して効果を発動するわ。レスキューラビットを除外することによってデッキからレベル4以下の同名通常モンスターを特殊召喚する。きなさい聖騎士アルトリウス!」

 

『レスキューラビット』

効果モンスター

レベル4 地属性 獣族

攻 300 守 100

このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。

自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。

自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

『聖騎士アルトリウス』

通常モンスター

レベル4 光属性 戦士族

攻1800 守1800

聖騎士団に所属する聡明な青年騎士。

導かれるかの如く分け入った森の中、ついに運命にたどり着く。

そして青年は大きな一歩を踏み出すのだ。

――これは全ての始まりであり、大いなる叙事詩である。

 

「フィールド上に光属性の騎士と名のつくモンスターがフィールドに存在することにより、聖騎士ガウェインを守備表示で特殊召喚」

 

『聖騎士ガウェイン』

効果モンスター

レベル4 光属性 戦士族

攻1900 守 500

自分フィールド上に光属性の通常モンスターが存在する場合、

このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。

 

「二体の聖騎士アルトリウスでオーバーレイ!二体の聖騎士でオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!数多の試練を乗り越え王となりし騎士王よ!剣をもって世界を切り開け!聖騎士王アルトリウス!」

 

 

『聖騎士王アルトリウス』

エクシーズ・効果モンスター

ランク4 光属性 戦士族

攻2000 守2000

「聖騎士」と名のついたレベル4モンスター×2

このカードがエクシーズ召喚に成功した時、

自分の墓地の「聖剣」と名のついた装備魔法カードを

3種類まで選択してこのカードに装備できる。

また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

自分フィールド上の「聖剣」と名のついた装備魔法カードの数まで、

フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊する。

 

「アルトリウスの効果発動!エクシーズ召喚に成功した時に墓地の聖剣と名のつくカードを3種類まで選択して装備させる。私は墓地からガラティーン、カリバーン、天命の聖剣を選択するわ」

 

アルトリウスの前に3本の聖剣が現れ、アルトリウスはその剣を掴んだ(天命の聖剣は腰に差す)

 

 

『聖剣ガラティーン』

装備魔法

戦士族モンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、

自分のスタンバイフェイズ毎に200ポイントダウンする。

フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、

自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた

戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。

「聖剣ガラティーン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

また、「聖剣ガラティーン」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 

 

聖騎士王アルトリウス

攻撃力 2000→3500

 

「攻撃力3500・・・・」

 

「カリバーンの効果でライフを500回復」

 

咲夜

LP 8800

 

「聖騎士ガウェインとフォトン・スラッシャーでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!閃光と共に生まれし光の使徒。その光で我が仇なすものを浄化せよ!輝光子パラディオス!」

 

 

『輝光子パラディオス』

エクシーズ・効果モンスター

ランク4 光属性 戦士族

攻2000 守1000

光属性レベル4モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、

デッキからカードを1枚ドローする。

 

 

「パラディオスの効果発動。オーバーレイユニットを二つ取り除くことによって相手フィールドのモンスターの効果を無効にして攻撃力を0にする。私が選択するのはガルドニクス。受けなさい、フォトン・ゼロ」

 

パラディオスは剣の切先をガルドにクスに向けて光線を放った。光線を受けたガルドニクスは力を失い地面に落下した。

 

炎王神獣ガルドニクス

攻撃力 2700→0

 

「ガルドニクス!」

 

「バトルよ。パラディオスでガルドにクスを攻撃!フォトン・ディバイディング!」

 

パラディオスは手にした剣でガルドニクスを両断する。ガルドニクスは雄叫びを上げて倒れ伏した。

 

妹紅

LP 8000→6000

 

「クッ・・・・ガルドニクスの効果を発動!このカードが戦闘で破壊されたときデッキから炎王と名のついたモンスターを特殊召喚する!私は炎王獣ガルドニクスを特殊召喚する!」

 

ガルドニクスの骸が燃え上がりその中から一回り小さい真紅の怪鳥が現れた。

 

『炎王獣ガルドニクス』

効果モンスター

レベル3 炎属性 鳥獣族

攻 700 守1700

自分フィールド上に表側表示で存在する

「炎王」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、

このカードを手札から特殊召喚できる。

また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、

デッキから「炎王獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

 

「アルトリウスでネフティスに攻撃!聖波乱刃!」

 

アルトリウスはカリバーンとガラティーンを振りかざしネフティスを斬り裂いた。

 

妹紅

LP 6000→4900

 

「私はこれでターンエンドよ」

 

 

咲夜 LP 8800

手札 2枚

モンスター 聖騎士王アルトリウス(攻)

      輝光子パラディオス(攻)

魔法・罠 聖剣カリバーン

    聖剣ガラティーン

     天命の聖剣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一気に形勢が逆転したな~」

 

「流石は咲夜といったところですね。一つ一つの戦術が洗練されている」

 

「やはり初心者の妹紅には咲夜の相手は荷が重いか」

 

「そうかもしれないね。でも・・・・・・」

 

「でもなんだアキ?」

 

「妹紅・・・・・・楽しそうだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(咲夜の言うとおり私はまだまだだな・・・・・・フィールドにいるのはモンスター一体だけで伏せカードはない。ガルドニクスもネフティスも戦闘破壊されたから復活できない。状況は圧倒的に私の不利だ。でも・・・・・最悪じゃあない)

 

妹紅は自分と咲夜のフィールドを交互に見る。

 

(なんだろうこの気持ち・・・・・今すごくピンチなのに・・・・・すごく楽しい!ここから逆転できたら・・・・・きっとすごく楽しい!これが・・・・・デュエルを楽しむっていうことなのか?)

 

「どうしたのかしら妹紅?あなたのターンよ?」

 

「わかってるさ!ドロー!」

 

妹紅はデッキから勢いよくカードをドローする。その表情まさしく立派なデュエリストのものと言えるものであった。

 

 

 

 




あとがき座談会のコーナーINバカテス!

今回は響さんと明久さんはお休みで咲夜さんと妹紅さんを呼んでいます!

「よろしくお願いするわ」

「よろしくな」

はいよろしくお願いします!それでは早速進めていきましょう。

「ここでは確か私たちのデッキを紹介するんだっけか?」

まあそうなんですけどおふたりの決着がまだ付いていませんからね。だからそれは次回にしようと思います。今回やろうと思っているの特別編でデュエルしない人たちを含めてなんのデッキを使っているのかを紹介します!

「なるほどなそれは確かに気になるな」

ただまあネタバレになるので遊星さんと融麻さんのデッキの紹介はしないでおきますけどね。

「それじゃあ紹介しましょう」

響 カオスドラゴン
咲夜 聖騎士
明久 銀河フォトン
妹紅 炎王
雄二 征龍
翔子 聖刻
康太 忍者
愛子 ハーピィー
秀吉 六武衆
輝夜 武神
勇陸 Xセイバー
アリス マドルチェ
遊星 ???(おそらく隠す意味はない)
にとり サイバー
融麻 ???(おそらく意外)
空 ブラックフェザー

とまあこんな感じです。私としてはイメージ通りなんですが・・・・・・どうですかね?

「私が聖騎士なのはやっぱり『ナイト・オブ・ナイツ』からかしら?」

まあそうですね。正直THE WORLD軸にしようともしたんですが・・・・・ちょっとえげつないことになりそうだったのでやめました。

「あ~・・・・・・たしかうまくいけば相手に何もさせずに勝てるんだっけ?」

「THE WORLDは本当に鬼畜だものね」

決まった時は確実にいじめになりますからね。さて、少々早いですがここで締めましょうか。

「わかった。それじゃあ・・・・・」

「「「次回もまたきなさい(きてくれ)(きなさい)」」」










あ、デュエルで何か間違いがあったら指摘お願いします。

正直なにか間違いがあるんじゃないかって不安でしょうがないです(苦笑)

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