バカとテストと召喚獣～響き渡るバカ達の絆～ 作：shin-Ex-
ふう、ようやく投稿できました。
「朝から書いてようやくだからな。しかも今回微妙に短いし」
そうなんですよね。今回のってなぜか思ったよりも難しくて時間がかかってしまったんですよ。
「お前今日中に東方の方の小説も書くとか言ってたよな?大丈夫なのか?」
･････正直わかりませんね。まあやれるだけやってみますが。
「そうか。まあ頑張れ」
はい。それでは本編に行きますか。
「そうだな。それでは本編どうぞ」
side 響
「さて、問題も解決したし。食事にしよう」
「そうだな」
「うん」
風見先輩のおかげでクレームの問題は解決したので俺達は食事をとることにした。本当に風見先輩には感謝だな。今度改めてお礼をしよう。
「とりあえずみんなのところに戻ろう。これ以上待たせるわけにはいかないし」
「だな」
俺達は眞姫ちゃんたちのところへ戻った。
「待たせてゴメンな････ってあれ?眞姫ちゃんは?」
皆のところに戻るとそこにはなぜか眞姫ちゃんがいなかった。
「あの･････眞姫さんはあそこに」
「あそこ?」
リチルが指差す方を見てみるとそこには･････
「･････要様?あなたは一体何をしているんですか?」
「お客様に対して罵倒するとは･･････一体何様ですか?」
「う、うるさい!だいたいなんでこの僕が客に敬意を払わなければならないんだ!僕は宮下家の次期当主だぞ!従者の真似なんてできるか!」
「関係ありません。要様はAクラスの生徒でこのAクラスの出し物は執事･メイド喫茶。要様は今この喫茶店で働く執事です」
「仕方ありませんね･････要様には私達が従者としても振る舞いと慎みを教えて差し上げましょう。眞姫、手伝ってくれますか?」
「はい兄様。もちろんです」
「ちょ、ちょっと待て!なんで僕がそんなことを!第一振る舞いはともかくお前たちに教えられるような慎みなんて無いだろう!」
「問答無用です。行きますよ」
「や、やめろ!離せーーー!!」
宮下さんはトーマと眞姫ちゃんに引きずられていった。･････あいつも自業自得なんだろうけどちょっと気の毒に感じるな。
「･･････さて、それじゃあ俺たちは食事にしようか」
「うん。そうだね」
「あ、あの････あれはいいんですか?」
リチルが聞いてきた。
「大丈夫だ。リチルが気にする必要ないから」
「そ、そうですか。分かりました」
納得してくれたようだな。
「響様」
「ん?ああ、咲夜か」
メイド服姿の咲夜(東方のではなく原作で霧島さんが来ているものと同じものです by作者)が話しかけてきた。
「今は休憩中ですか?」
「ああ。ここで昼食をとろうと思ってな」
「そうですか」
「あ!咲夜だ!」
「咲夜さんこんにちは」
「こんにちは～」
咲夜に気がついたチルノ達は咲夜に話しかけてきた
「あら?チルノ達も来たのね」
「うん。眞姫に連れてきてもらったんだ」
「そう。それでその眞姫はどこにいるのかしら?」
この場に眞姫がいないので咲夜が聞いた。
「眞姫ならさっき融麻と要とか言う奴を連れてどこかに行ったぞ」
咲夜の問いに萃香が答えた。
「なるほど。そういうことね」
萃香の説明で色々察したようだ。
「それでは響様。席に案内いたしますね。皆様もいらしてください」
「ああ。よろしく頼む」
俺達は咲夜に席に案内された。
「こちらにどうぞ、響様」
「ああ。ありがとう咲夜」
「只今メニューをお持ちしますね」
「頼む」
咲夜はメニューを取りに行った。
ジー････
「ん?何だみんな?なんでじっとこっち見てるんだよ」
「いや、なんていうか･････」
「さっきの見てると響と咲夜って本当に主従関係なんだなって思って」
「なんだよそれ?というかここは執事･メイド喫茶なんだから咲夜のあの対応は普通だろ?」
「まあそうなんだろうけど････」
「あまりにも違和感がないというか････自然でな」
「あのお姉さんすごく堂々としてました!」
葉月ちゃんまで････そこまでなのか?よくわからんな。
「･････雄二」
「うおっ!?」
突然翔子がユウに話しかけてきた。手にはメニューを持っている。･･･というか近づいてくる気配を全く感じなかったぞ。ある意味すごいな。
「これ、メニュー」
「あ、ああ。ありがとう」
ユウは翔子からメニューを受け取った。顔が少し赤いのは間近で翔子のメイド服姿を見たからだろう。
「････響」
「ん?なんだ?」
「･････レシピありがとう。お客さんにすごく好評」
ああ、そういえばここのお菓子類って俺のレシピで作ってあるんだっけ。
「気にするな。それに好評なのは作った奴の腕がいいからだ。レシピだけじゃあ味は決まらないからな」
実際同じレシピでも作る人によって味が変わることもあるし。
「それでもありがとう」
「････おう」
結構律儀だよな、翔子って。にしても････
「････････」
「ユウ、そんな目で見んな。翔子はちゃんとユウ一筋なんだから」
翔子は俺にとって妹みたいなもんだからな･････あれ?じゃあユウは将来俺の義弟的存在?･････いや、考えるのはよそう。
「なっ!?お前何言ってんだよ///」
うわ、スッゲー分かりやすい。
「雄二･････ヤキモチ?」
「ち、違う!付き合ってもいなのにヤキモチもなにもあるか!」
「･････そう」
翔子もわかってるみたいだな。
「それよりも翔子さん。ちょっといいかな?」
「何?明久」
「翔子さんは雄二のことご主人様って呼ばないの?」
「バ、バカ明久！余計なこと言うな!」
「･････雄二は私のご主人様って呼ばれたい?」
「よ、呼ばれたいわけ無いだろ!何言ってるんだ!」
「翔子。ユウは呼ばれたいんだそうだ」
「響!てめえ」
「なら････ご主「だから呼ぶなって!」
いや～ユウをからかうのは面白いな～。他のみんなもそう思っているのかニヤニヤ笑ってるし。
「響様。メニューをどうぞ」
咲夜が現れメニューを渡してきた。まるで測ったかのようなタイミング･･･････いや、まるでではなく確実に測ってただろうな。咲夜も俺と同じで面白いこと好きだし。
「ああ。ありがとう」
俺は咲夜からメニューを受け取った。
「ほら、ここは俺の奢りだから好きなの頼みな」
俺はチルノ達にレシピを渡した。
「本当!じゃああたいは･･････ショートケーキセット!飲み物はオレンジジュースで!」
「なら私はチョコレートケーキセットで飲み物はアップルジュースでお願いします」
「あ、あたいもチョコケーキ食べたいな」
「じゃあ分け合いっこしよ?」
「うん!ありがとダイちゃん!」
はは、本当にチルノはリチルと仲がいいな。
「葉月ちゃんも僕が奢るから好きなもの頼んでいいよ」
「ありがとうございます明久お兄ちゃん!葉月はシフォンケーキセットで飲み物はグレープフルーツジュースがいいです!」
「うん。それじゃあ僕もシフォンケーキセットにしようかな。飲み物は紅茶で」
葉月ちゃんとアキも決まったようだな。
「じそれゃあ私はチーズケーキセットでの飲み物はミルクで･･･」
「「「「「ミルクはダメ!!」」」」」
俺、咲夜、チルノ、リチル、そして葉月ちゃんは萃香に向かって同時に言った。萃香はなぜか牛乳飲むと酔っ払うからな。酔うと手つけられないし。
「む～。じゃあグレープジュースで」
なんとか回避できたな。さて、ユウは翔子が相手にしてるし俺も頼むか。
「それじゃあ咲夜、俺はホットサンドセットな。飲み物は紅茶で」
「分かりました。それではお持ちいたしますので少々お待ちください」
そう言って咲夜は厨房の方へ向かった。
その後は出された咲夜が持ってきた料理を皆で一緒に食べた。その時なぜかユウの方では婚姻届とどこから入手したのかわからないユウの家の実印が出てきたりしたな。まあ流石にそれは洒落にならないから翔子を説得して止めたけど。まだ常識が不足してるみたいだな。そしてしばらくしてやけにスッキリした顔をした眞姫ちゃんも戻ってきた(宮下さん、ご愁傷さん)。そうして俺たちの昼休憩の時間は過ぎていった。
あとがき座談会のコーナー!INバカテス!
今回のゲストは坂本雄二さんです!
「････よろしくな」
「あれ?どうしたの雄二?なんか疲れた顔してるけど」
「誰のせいだ!お前達が翔子をけしかけるから俺は今回大変だったんだぞ!」
「まあ別にいいじゃねえか。ユウだってそこまで悪い気はしなかったんだろ?」
「なっ、そ、それは///」
･････けっ!
「ってどうしたの主?なんか随分とやさぐれてるけど」
そりゃヤサグレもしますよ。あんなリア充空気が蔓延してるんですから。非リア充である私には胃がムカムカするほど甘ったるいったりゃありゃしないんですよ。
「そ、そうか。だが以前にも同じようなこと言ったがそういう展開にしたのは主だろう?なら文句なんて言うなよ」
まあ確かにそうですが･････
「ならこの話はここまでにしようか。他の話をしよう」
分かりました。それでは何か聞きたいことはありますか?
「そうだな･････そういや気になったんだがこの小説では明久は女装していなかったがそれは今後の展開に関わってこないのか?原作では合宿編で明久の女装写真が脅迫材料になるはずだろ?」
「･････雄二。君はなんでよりにもよってそれを聞くのかな?」
「別にいいだろ。気になったからな」
「････まあいいけどさ」
まあ確かに本小説では明久さんは女装していませんけど大丈夫ですよ。それでもきちんとおふたりに脅迫状は届きますから。
「ちょっと待って!君はなにさらっととんでもないこと言ってるの?」
まあいいじゃないですか。脅迫状が届かないと合宿編の話は盛り上がりに欠けちゃうんですから。
「まあそうだけど････」
「･････それよりちょっといいか?今主おふたりって言ったよな?」
はい。言いましたよ。
「その二人目ってもしかして･･････」
ええ。響さんですよ。
「･････やっぱりかよ」
「というかそんなこと話してもいいのか?質問したのは俺だがそれってネタバレになるんじゃ」
まあこれくらいなら大丈夫ですよ。物語の細かいところを話しているわけではないので。
「ならいいが」
さて、それではそろそろ締めますか。ほろお二人共、いつまで凹んでるんですか。きちんと締めますよ。
「「･････わかってるよ」」
はい。それでは････
「「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」」