バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~   作:shin-Ex-

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第41話!

さあ!とうとう本格的に清涼祭の始まりです!

「今回は召喚大会の一回戦まで進む。どうか楽しんでくれ」


それでは本編どうぞ!


第41話

side 響

 

「いらっしゃいませ。中華喫茶『ヨーロピアン』へようこそ」

 

「ゴマ団子と烏龍茶を二つずつですね。少々お待ちください」

 

とうとう始まった清涼祭の一日目。俺達Fクラスの中華喫茶『ヨーロピアン』の客足は上々。思った以上にお客さんが足を伸ばしてくれている。ちなみに俺達の服装だが男子は功夫服、女子はチャイナ服となっている。はじめは着る予定はなかったのだがコウが夜なべして人数分作ってくれたらしくどうしても着て欲しいと言って聞かないので着ることになったのだ。あと妹紅、輝夜、にとりのチャイナ服姿を見てアキ、ヒデ、ユーセーが悶絶していた。まあ気持ちはわかるけど。

 

「思った以上に客が来てくれてるみたいだな」

 

「そうだね。これも響がいろいろ手を回してくれたおかげだよ」

 

「全くだな~。本当頼りになるな~」

 

「・・・・・同感」

 

妹紅、アキ、にとり、コウが注文された品を作りながら言う。

 

「別に俺は大したことしてないぞ?」

 

「いや、十分すぎるほど大したことしてると思うぞ?」

 

「レシピ考えるだけじゃなくて椅子や机も用意してくれたし」

 

「色々声をかけて宣伝もしてくれたみたいだしな~」

 

「それくらい普通だろ?せっかくの清涼祭なんだから店を繁盛させるために俺が勝手にやったことだし」

 

「「「「その勝手にやったことが助けになってる。あと普通はそこまでしないから」」」」

 

皆が声を揃えていった。俺はただ自分がしたいようにしてるだけなんだけどな。

 

「そうなのか?まあいいや、それよりもアキそろそろ行くぞ」

 

「あ、うん」

 

もうそろそろ召喚大会の一回戦が始まる。俺とアキはそれに出るべく着替えるために厨房を出ようとした。

 

「これから一回戦なのか?」

 

「うん。そうだよ」

 

「そっか。頑張れよ明久!応援してるからな!」

 

「うん!勝ってくるよ!」

 

アキと妹紅は何やらピンク色の空間を出している。・・・・・・これで何度目だろうか?お前らとっとと結婚しろと思ったのは。コウとにとりも同じことを思っているのだろう。若干あきれ顔だ。

 

「はあ、アキ、妹紅といちゃつくのは後にしてとっとと行くぞ」

 

「「い、いちゃついてない!」」

 

「あ~はいはい。そうですね」

 

「「投げやり!?」」

 

「いいから行くぞ。遅れると失格になっちまうみたいだし」

 

「わ、わかったよ。ぞれじゃあ三人とも、しばらく厨房は任せたよ」

 

「「「了解」」」」

 

「よしそれじゃあまず雄二達にも言っとくぞ」

 

「うん」

 

俺とアキは召喚大会に参加することを言うためにホールに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「雄二、ちょっ「キャー!!仲渡くんと吉井くんよ!」

 

「二人も功夫服着てる!」

 

「すごくカッコイイ!!」

 

アキがユウに話しかけようとしたら周りにいた女子のお客さんが騒ぎ始めた。

 

「おお、明久に響か。どうした?」

 

俺達に気がついた雄二はまるで何事もなかったかの様に話しかけてきた。

 

「あ、ああ。これから召喚大会に出るからそのことを言っておこうと思ってな」

 

「そうか。頑張れよ」

 

「うん。それより・・・・・この状況にリアクションはないの?」

 

店内にいる女性客はまだキャーキャー言っている。しかも写真を撮る人まで出てきている。

 

「ああ、これくらいは想定の範囲内だからな。特に驚くことじゃあない」

 

想定の範囲内って・・・・・俺とアキって一体ユウや騒いでるお客さんたちにどんなふ風に思われてるんだろ?

 

「・・・・・行くか」

 

「・・・・・そうだね」

 

俺とアキは何とも言えない気持ちになりながら教室から出ようとすると・・・・・

 

「あれ?吉井たちも召喚大会に出るの?」

 

島田さんが声をかけてきた。急いでるのにな・・・・・

 

「うん。まあ色々あってね」

 

「もって・・・・島田さんも出るのか?」

 

「ええ。瑞樹と一緒にね」

 

島田さんと姫路さんがか・・・・・・まあ特に問題ないな。この二人になら問題なく勝てるし。

 

「・・・・・もしかして賞品が目的とか?」

 

「まあそうだが」

 

「・・・・誰と行くつもり?」

 

「え?」

 

「・・・吉井君、私も知りたいです。誰と行こうと思ってたんですか?」

 

俺とアキが賞品目的で大会に参加すると言ったら島田さんと姫路さんが睨みながら聞いてきた。・・・・なんか、面倒くさくなりそうだ。

 

「まあ行くとしたら妹紅と行くけど」

 

アキは全く考える素振りを見せずに自然に答えた。おそらくアキにとって選択枝は妹紅一択だったんだろうな。ここに妹紅がいたら絶対に顔を真っ赤にしていただろう。あ、ちなみに結婚云々の話はもう綺麗さっぱりなくなっている。紫さんが握りつぶしたからな。ただ・・・・・そのことを話してくれた時の紫さんの笑顔、ものすごく黒かったな。如月グループには少し同情するな。

 

「アキ~!あんたって奴は!」

 

「吉井君・・・・・どうやらお仕置きが必要なようですね」

 

アキの答えを聞くと二人はどこからか棍棒を取り出しアキに迫った。

 

「ええ!?ふたりともなんで棍棒なんて構えてるの!?お仕置きって僕何もしてないでしょう!?」

 

全くもってその通りだ。アキは何もしていない。この二人が自分勝手な理由でアキに暴力を振るおうとしているだけだ。

 

「「問答無用(です)!!」」

 

二人はアキに襲い掛かる。仕方なく俺が二人を押さえつけようとすると

 

「そこまでだ」

 

ユーセーが島田さんたちの前に立ちふさがった。

 

「なっ、ちょっと井上!邪魔しないでよ!」

 

「そうです!なんのつもりですか!」

 

「黙れ」

 

「「!!」」

 

ユーセーは二人を睨みつけた。その眼光は鋭く、睨まれた二人は萎縮した。

 

「響、明久。お前たちは早く行って来い」

 

「でも・・・・」

 

「この二人のことなら俺に任せてくれればいい」

 

「・・・・わかった。頼むぞユーセー。行くぞアキ。遅れるわけには行かない」

 

「うん。それじゃあたおんだよ遊星」

 

「わかった・・・・・・二人共、頑張ってくれ」

 

ユーセーは静かに、だが力強く激励してくれた。ユーセーとにとりが頑張ってくれたが結局腕輪は修復できなかったの。だから俺とアキが優勝して腕輪を回収するしかない。ユーセーは俺たちに後のことを託すといった意味で言ってくれたのだろう。

 

「「おう(うん)!」」

 

俺とアキは力強くユーセーに返事を返した。この大会、絶対に負けられない。俺とアキはこの場をユーセーに任せて会場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え~それではこれより試験召喚大会一回戦を始めます。赤コーナーからは2年Fクラス。吉井明久、仲渡響ペアです」

 

名を呼ばれ、俺とアキは会場に立つ。

 

「キャー!仲渡くーん!」

 

「こっち向いて!吉井くーん!」

 

俺とアキが登場すると歓声(主に女子からの)が聞こえてきた。

 

「・・・・・・響」

 

「・・・・・・何も言うなアキ。今は戦う相手のことだけを考えるんだ」

 

「・・・・・わかったよ」

 

もういちいち突っ込むのも面倒になってきたしな。さて、俺達の一回戦の相手は・・・・・

 

「青コーナーからは2年Bクラス。岩下律子、菊入真由美ペアです」

 

「「・・・・・・え?」」

 

反対側から菊入と岩下が出てきた。・・・・・マジで?

 

「それではこれより一回戦を始めます。対戦科目は化学です。それでは始めてください」

 

「「「「サモン!」」」」

 

 

Fクラス 吉井明久  仲渡響

化学   167点   433点

      VS

Bクラス 岩下律子 菊入真由美

化学   174点   182点

 

 

俺たち4人は試合開始に伴い召喚獣を出した。のだが・・・・・

 

((き、気まずい))

 

菊入は以前俺に告白してきた。そして岩下は同じ日にアキに告白したと聞いている。正直この二人とはかなり戦いにくい。

 

「・・・・・ねえ仲渡くん」

 

「な、なんだ?」

 

「私と・・・・・本気で戦って」

 

菊入は俺にそう言った。その目には強い意思を感じる。

 

「・・・・・アキ、岩下はお前に任せる」

 

「で、でも・・・・」

 

「でもじゃない。岩下の目を見ろ」

 

「え?」

 

岩下もまた菊入と同じ目をしている。

 

「お前はあんな本気の目をしてる奴に応えないつもりか?」

 

「・・・・・そうだね。わかったよ」

 

アキの表情から戸惑いの表情が消え、真剣な顔つきになった。

 

「本気でやらせてもらうぞ、菊入」

 

「うん」

 

「覚悟はいいね、岩下さん」

 

「もちろんだよ。真由美!」

 

「うん!」

 

ふたりは俺達に向かって召喚獣を突っ込ませてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行けっ!」

 

「甘い!」

 

菊入の召喚獣が放つ鋭い刃を躱す。

 

「前に見たときよりも召喚獣の操作がうまくなったな」

 

「うん。この召喚大会のためにいっぱい練習したから」

 

「なるどな。でも・・・・・俺には勝てない!『換装』!」

 

Fクラス 仲渡響

化学   413点

 

俺は召喚獣の装備を十字槍に変えた。

 

「今度はこっちから行くぞ」

 

俺は槍を菊入の召喚獣に突き立てた。

 

「受けないよ!」

 

菊入の召喚獣は体をひねって躱した。だが・・・・

 

「それで躱したつもりか?」

 

ブンッ!

 

俺はそのまま槍でなぎ払った。

 

「あっ!」

 

Bクラス 菊入真由美

化学   142点

 

菊入の召喚獣は槍の一撃をもろに受ける。

 

「『換装』!」

 

Fクラス 仲渡響

化学   393点

 

俺は召喚獣の装備を双剣に変える。

 

「一気に決める」

 

召喚獣を高速で操り両手で持った剣で休みなく菊入の召喚獣を斬りつける。

 

「うっ」

 

菊入の召喚獣は手に持ったメイスで攻撃を捌くが手数でこちらが勝っているので何発も攻撃がヒットする。

 

Bクラス 菊入真由美

化学   23点

 

菊入の召喚獣はあと一撃で倒せるほど点数が減る。

 

「これで終わりだ」

 

俺は止めを刺すために剣を振りかざす。

 

「こうなったら・・・・・いけ!」

 

「なっ!」

 

菊入は武器であるメイスを俺の召喚獣に向かって投げてきた。

 

「ちっ!」

 

俺はそれを手に持った剣で弾く。だが・・・・

 

ドン!

 

「!?」

 

Fクラス 仲渡響

化学   366点

 

俺の体に僅かな痛みが走った。菊入の召喚獣はメイスを弾いた一瞬隙をついての俺の召喚獣に向かって体当たりをしてきたのだ。

 

「やるな菊入。でも・・・・・終わりだ」

 

ザンッ!

 

Bクラス 菊入真由美

化学   DEAD

 

俺は無防備になった菊入の召喚獣を斬りつけて勝負を終わらせた。

 

「はあ・・・・・やっぱり勝てなかったか」

 

菊入はがっかりした様子で、でも笑顔で言った。

 

「だが最後のは良かったぞ。完全に意表を突かれたよ」

 

「ふふ、ありがとう仲渡くん」

 

「菊入」

 

「なに?」

 

「・・・・またやろう」

 

「!・・・・・うん。次は負けないから!」

 

「次も勝たせてもらうさ」

 

俺と菊入は互いに微笑みながら言った。さて、アキの方はどうなったかな?

 

 

 

 

 

 

side 明久

 

僕は岩下さん相手に予想以上に苦戦していた。というのも・・・・・

 

「いっけ~!!」

 

ザンザンザン!

 

岩下さんは召喚獣を休みなく攻撃させているからだ。そのおかげで僕はその攻撃を凌ぐので手一杯で反撃に出られない。

 

召喚獣の操作は結構難しい。細かく動かそうと思うとかなりの集中力とそして召喚獣の動きを明確に思い浮かべるイメージ力が必要だ。岩下さんのように召喚獣を絶え間なく動かし攻撃し続けるというのは実は思った以上に難しい。きっと岩下さんはここまで召喚獣を操れるようになるまでかなりの練習を積んだんだろうなあ。でも・・・・・

 

「はあはあはあ・・・・・」

 

これだけ集中して召喚獣を動かし続ければ疲れもする。おそらく岩下さんは防御を一切考えずに攻撃だけに集中して短期戦を狙っているのだろう。ただ僕は仮にも観察処分者。召喚獣を操る技術は誰にも負けない自信がある。このまま戦い続ければダメージを一切受けずに岩下さんが疲れるまで待ってそこから一気に勝負を決めることができる。でも・・・・・

 

(・・・・そんな戦い方、岩下さんに失礼だね)

 

僕は意を決して・・・・・召喚獣に防御を取らせるのをやめた。

 

ザシュッ!

 

「ぐっ!」

 

Fクラス 吉井明久

化学   133点

 

菊入さんの召喚獣の一撃が僕の召喚獣を捉え、ダメージを受けた。僕の体にもフィードバックによる痛みが走る。でも・・・・・

 

「はあ!」

 

ダンッ!

 

「あっ!」

 

Bクラス 岩下律子

化学   143点

 

岩下さんの召喚獣の攻撃が当たった瞬間の隙を見逃さずに僕は木刀で頭を攻撃する。

 

「行くよ、岩下さん!」

 

僕は召喚獣を休みなく操作して岩下さんの召喚獣に攻撃する。岩下さんもまた怯まずに攻撃する。互いに防御を捨て、フィードバックで体に痛みが走ろうと関係ない。ただひたすらに攻撃し続ける。そして・・・・・

 

Fクラス 吉井明久

化学   66点

      VS

Bクラス 菊入真由美

化学   DEAD

 

勝負は決した。僕の勝ちだ。単純な武器の攻撃力は岩下さんの方が上だったが僕の召喚獣の攻撃は確実に急所を捉えていたために岩下さんの召喚獣のダメージの方が重かったのだ。

 

「負けちゃったか。たくさん練習したから自信あったんだけど・・・・・やっぱり吉井くんは強いね」

 

「岩下さんも十分強いよ。正直かなりきつかったからね」

 

「ははは、ありがと吉井君。ねえ」

 

「何?」

 

「また・・・・・戦ってくれる?」

 

「うん!もちろんだよ!」

 

「ありがとう」

 

 

僕と岩下さんは互いに笑いながら言った。

 

 

 

side 響

 

「勝者!Fクラス、吉井、仲渡ペア!」

 

アキと岩下の勝負が終わり、先生が俺達の勝利を宣言した。そして・・・・・

 

ワアああアアアア!!

 

パチパチパチ!!

 

会場から惜しみない拍手と歓声が沸き起こった。まあ自分で言うのもなんだけど一回戦とは思えないほど白熱したいい試合だったからな。

 

「お疲れ、アキ」

 

「うん。響も勝ったみたいだね」

 

「ああ。お前よりも少し早くな。それよりも体は大丈夫か?結構くらっただろ?」

 

「うん。これくらい大丈夫だよ」

 

アキは何事もないといった風に笑顔で言った。

 

「そうか。ならいい」

 

「ねえ二人ともちょっといい?」

 

アキと話していると菊入と岩下が近づいてきた。

 

「ん?なんだ?」

 

「二人に話があるんだ。いいかな?」

 

「うん、いいよ。とりあえずここだと次の試合の邪魔になっちゃうから場所を変えよっか」

 

「そうだね」

 

俺達は鳴り止まない拍手の中会場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで?話って?」

 

「うん。まずはお礼を言わせて。本気で戦ってくれてありがとうね」

 

「すごく楽しかったし・・・・すっごく嬉しかった。私達に本気で相手をしてくれて」

 

「気にするな。俺たちも楽しめたしな」

 

「そうだね」

 

「そっか、良かった。それで本題なんだけど・・・・・」

 

菊入と岩下は深呼吸をするそして・・・・・

 

「「私たちと友達になってください!!」」

 

そう言ってきた。

 

「友達に?」

 

「う、うん。ダメかな?」

 

・・・・はあ、何を言い出すかと思ったら。

 

「ダメなわけないだろ?むしろ大歓迎だよ」

 

「そうだよ。僕たちも二人と友達になりたいしね」

 

「ほ、本当に?」

 

「うん」

 

「こんなことで嘘なんてついてどうなるんだ?」

 

「・・・・・・・良かった~」

 

二人は顔を綻ばせた。相当嬉しいようだ。

 

「正直言うとね。断られると思ったんだ」

 

「え?なんで?」

 

「だ、だって私達・・・・その・・・・前に二人に振られちゃったから」

 

「う、うん」

 

・・・・・全く。

 

「そんなの関係ないよ」

 

「ああ。友達作んのにそんな面倒な考えはいらない。違うか?」

 

「・・・・ううん!」

 

「違わない!」

 

「そういうことだ。これからよろしくな、菊入、岩下」

 

「よろしく」

 

「「うん!」」

 

こうして、菊入と岩下が俺たちの友人となり、また俺たちの絆が広がった。




あとがき座談会のコーナー!INバカテス!

今回のゲストは今回晴れて響さん達の友人となった菊入真由美さん岩下律子さんです!

「「よろしく!」」

はいよろしくお願いします!では早速座談会を進めて行きましょう!お二人共なにか聞きたいことは?

「そうだね・・・・・なんで私達はこんなに優遇されてるの?原作ではほとんど出番がないモブキャラなのに今回とラブレターの話で二話もメインになったけど?」

「うん。私もそれ気になる」

どうしてと言われましてもね・・・・・単純にお二人が気に入ってるからですね。

「気に入ってるから?でもさっきも言ったけど私達原作でほとんど出番ないから気に入られるようなこと何もしてないけど?」

「まあ確かに原作ではそうかもしれないな。こう言ったらなんだけど原作での二人の出番ってそれこそBクラス戦の時と今回の話のもとになった清涼祭でのアキ、ユウペアとの勝負の時だったよな?」

「・・・・しかも原作だと私達ボロボロに負けるだけだし」

ま、まあそうですね。私が気に入ったきっかけは原作ではないんです。他の方が書いた小説でお二人が大活躍するものがあったのでそれを見て気に入ったんですよね。だから私の小説でもお二人にはそれなりに出番を与えて響さん達のお友達にしようと決めていたんです。

「そうなんだ。それは嬉しいな」

「そうだね」

「だな。俺としても二人と友達になれて良かったと思うよ」

ですよねですよね!こんなふうに絆が広がっていく!これこそ私が書きたかった物語ですよ!この調子でもっと絆を広げていきたいですね!

「まあ今回は主の意見に同感だな」

「「そうだね」」

さて、ちょっと早いですけど今回はここで締めましょう!それでは・・・・


「「「「次回もまたきてくれ(きてください)(きてね)!!」」」」
























次回、原作でも最低なあの先輩二人組に天罰が下ります!

お楽しみに!

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