バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~ 作:shin-Ex-
「随分疲れているな」
ええ。仕事が本格的に激化してきたので・・・・・かなりキツイです。
「更新大丈夫なのか?」
な、なんとかしてみせます。
「そ、そうか。まあ頑張れよ。それより応募キャラのことでいうことがあるだろう?」
はい。え~皆さん多数のキャラを応募していただきありがとうございます。そして今・・・・・・20名近くキャラが応募されています!
「それはすごいな!」
はい!ほんとに嬉しいです!・・・・・ただ
「どうした?」
いえ・・・・・・流石にこのキャラ全員をさばききるのはガチで難しいです。
「・・・・・お前、いけるって言っただろ」
はい。言いました。ですが・・・・・今後の物語を考えたら・・・・・確実に出番が薄い方が出てきてしまうんです。
「・・・・・・どうするんだよ?」
まあ一度言ってしまったことですし全員出しますよ。ただどうしても目立つキャラとそうでないキャラが出てきてしまうので皆さんにそのことを報告しようと思いまして。物語に大きく関わってくる方はもう決まりました。残りの方は以前話したある話でだそうと思っています。ただその話で出すとしたら文月学園の生徒ではなくなってしまいます。それに伴い各キャラの設定を多少こちらで変える必要がありますのでどうかご了承ください。
「文月学園の生徒じゃない?ならどういったキャラになるんだ?」
それはネタバレになるので秘密ですね。ただそこならば全員出せるはずなんです。
「そうか・・・・では改めて、今回応募してくれた読者の皆。主の不甲斐なさでこのようなことになってしまい申し訳ありません」
私の軽率な言動でこのようなことになってしまい本当に反省しております。ただ皆さんが応募してくださったキャラは決して無駄にはしません。本当にありがとうございます。
では本編に行きます。
「本編どうぞ」
side 響
教室内の掃除が終わり皆思い思い休んででいると。
ピリリリリ♪
「と、俺か」
俺の携帯が鳴った。ディスプレイには輝夜な名前があった。俺は電話に出た。
『響?今着いたわ。迎えに来てくれる?』
「ああ。すぐ行くよ」
『お願いね』
そう言って輝夜は電話を切った。ちなみにメールじゃなくて電話だったのは輝夜が機械音痴でメールがうまく使えないからだろう。
「畳を譲ってくれた子が来たから迎えに行ってくる」
「響様、私も行きます」
「ああ。ありがとう咲夜」
「いえ、お気になさらずに」
「それじゃあ行ってくるから皆は待っててくれ」
「ああ」
俺が待っているように行ったらユウが代表して返事をした。そして俺と咲夜は輝夜を迎えに学校の正門に向かった。
正門に向かうとそこには大きなトラックと輝夜、そして輝夜の教育係の八意永琳さんがいた。
「輝夜、永琳さん」
「来たわね、響、咲夜」
「二人共久しぶりね」
「はい。そうですね」
最後に直接会ったのは3ヶ月ほど前だっただろうか?
「畳ちゃんと持ってきたわよ。一応確認しておいて」
「ああ」
俺はトラックに積まれた畳を確認した。どれもFクラスに置いてあるものよりも遥かに綺麗だ。
「それでよかったかしら?」
「ああ、十分すぎるほどだ。本当にありがとう」
「だから気にしなくていいって言ってるでしょ?それより早くその教室に行きましょ」
「そうだな」
俺と咲夜は輝夜と永琳、そして畳を運んでくれている輝夜の家の使用人をFクラスの教室に案内した。
「皆お待たせ」
Fクラスについて俺は待っていた皆に声をかけた。
「ああ。彼女たちが畳を譲ってくれたっていう・・・・」
「ええ、そうよ」
ユウの問いに咲夜が答えた。
「やっぱり輝夜だったのね」
「あら、アリスもいたの?」
「ええ。私も今日の掃除は手伝ったから」
「ふうん」
「輝夜、あいさつを」
「わかってるわ永琳。はじめまして。私は蓬莱山輝夜。響とアリスとは友達よ」
「私は八意永琳。輝夜の教育係よ」
二人は自己紹介した。
「俺は坂本雄二。ここのクラスの代表だ」
「・・・・・・土屋康太」
それに続いてFクラスメンバーのユウとコウも挨拶をする。が・・・・・・
「・・・・・・」
同じFクラスメンバーの中でヒデだけが何も言わずに輝夜を見つめていた。
「どうした、ヒデ?」
「・・・・・・美しいのじゃ」
「え?」
「っ!なんでもないのじゃ!」
ヒデは顔を赤くして言ってきた。ヒデ、お前まさか・・・・
「わ、儂は木下秀吉じゃ。よろしくの。言っておくが儂は男じゃからの!」
「?何あたり前なこと言ってるの?」
「!お主は儂が男だとわかるのか!?」
「いや、わかるも何も見たまま男じゃない」
「儂を一目で男とわかってくれたのはお主がはじめてじゃ!」
よほど嬉しかったのかヒデは輝夜の手をとって顔を近づけて言った。
「え?ど、どういたしまして////」
輝夜は戸惑いながらなんとかそう返した。・・・・・・顔を赤くして。
「・・・・・・二人共、顔が近い」
皆が二人の様子を見ている中、翔子が言った。・・・・・・・翔子、ある意味その度胸は尊敬するぞ。
「「・・・・・・あ」」
翔子の言葉で自分たちの状況に気がついた二人は慌てて離れる。
「す、すまぬのじゃ////」
「べ、別に気にしてないわ////」
ふたりは真っ赤になった顔を伏せた。
「・・・・・全員集合」
俺の号令を聞き皆(ヒデと輝夜を除く)集まってきた。ちなみに二人は気づいてない。というより気がつく余裕がなさそうだ。
「どう思う?」
「多分響様と同じことを考えています」
「どう見ても・・・・・」
「「「「「互いに惚れてる」」」」」
満場一致の意見だった。
「まさか秀吉が・・・・・」
「あの輝夜が・・・・」
木下と永琳さんは感慨深そうだ。まあ二人にとって最も近い存在だからだろう。
「二人共どうする?」
「そんなの決まってるわ」
「ええ」
「「全力で応援するわ。秀吉(輝夜)のためだもの」」
二人って今日初対面だよな?息ぴったりすぎるだろ。まあそれだけあいつらが大切ということか。
「よし。だったら俺も力を尽くそう」
「・・・・・・また響がキューピットになるのか」
「これで何組目になるんだろうな?」
俺が協力すると言ったらユウとコウがそんなことを言ってきた。
「私の知る限り明久と妹紅の件を含めるとこれで15組目になるわ」
咲夜がユウの疑問に答えた。そんなになるのか・・・・・・というか咲夜数えていたのか?
「そんなに?」
「・・・・・さすが響」
「すごすぎだろ」
「もはや才能ね」
「確かに。僕と中林さんもその1組だしね」
工藤、翔子、ユーリ、アリス、久保が順に言ってきた。・・・・・なんか恥ずかしいな。
「お主ら、教室の隅なんかに集まって何をしておるのじゃ?」
ヒデは俺たち
「まあちょっとな」
「永琳まで混ざって・・・・・何してたのよ?」
「気にしなくていいわ。輝夜」
「いや、気になるんだけど」
「それよりまだ全員の自己紹介が終わってないぞ?」
「と、そうだったな。俺は大上勇陸だ。よろしくな」
俺は話を逸らすために自己紹介するように促し、ユーリがいち早く自己紹介した。さすがはユーリ。空気が読めている。ユーリが自己紹介した後まだ自己紹介していなかった者が自己紹介してどうにか誤魔化せた。
((結局何だったのじゃ(何だったんだろう)?))
「それじゃあ畳を置きましょ」
あれから全員の自己紹介が終わり、畳を置こうとすると・・・・・・
「か、輝夜!?」
教室の入口から声が聞こえてきた。声のする方を見てみるとそこにはアキ、妹紅、慧音さんがいた。
「も、妹紅!?」
「「どうしてここに!?」」
・・・・・え?二人って知り合い?
「どういうことだ輝夜!説明しろ!」
「それはこっちのセリフよ!なんで妹紅がここに居るのよ!」
「先に聞いたのは私だ!質問に答えろ!」
「そっちこそ答えなさいよ!」
「なんだと!」
「なによ!」
そのまま2人は言い争いを始めた。皆はそんな二人を唖然とした様子で見ていた。
「ねぇ響」
「おお、お帰りアキ」
「うん。ところで妹紅と言い争いしてる子って誰?」
「あいつは蓬莱山輝夜。畳を譲ってくれた俺の友人だ」
「彼女がそうなんだ。それでなんで妹紅と言い争いになってるの?」
「・・・・・・わからん」
一体二人はどういう関係なんだ?
「久しぶりね慧音」
「そうだな永琳」
妹紅と輝夜が言い争いをしているなか、慧音さんと永琳さんは挨拶していた。
「おふたりは知り合いなんですか?」
「ええ。昔からのね」
「小中高同じ学校だったからな」
「そうですか・・・・・・ところであれ」
「ああ、気にしなくいいぞ。いつものことだから」
「そうね。いつも顔を合わせるたびにじゃれあってるわ」
じゃれあうって・・・・
「あの~少しいいですか?」
「あなたは?」
「僕は吉井明久。妹紅の幼馴染です」
「あら、あなたが妹紅の」
「知っているんですか?」
「ええ。妹紅が話しているのを聞いたことがあるわ。なるほどあなたが・・・・・」
永琳さんは興味深そうにアキを見ている。妹紅はアキのことなんて話したんだろうか?
「私は八意永琳。輝夜の教育係よ。それで、なにか聞きたいことがあるのかしら?」
「はい。妹紅と蓬莱山さんってどんな関係なんですか?」
「あの二人は・・・・・まあ悪友みたいなものよ。蓬莱山家と藤原家は昔から交友があって、あの二人は幼い頃からよく会っていたの。ただお互い相性が悪い・・・・・いえ、相性が良すぎて会うたびにああやってじゃれあってるのよ」
まあたしかに。言い争いをしている二人はどこか楽しそうだ。まるでト○とジ○リーだな。アキに一方的に言い寄るあの二人に比べてよほど健全的だ。
「私からも聞いていいかしら吉井君」
「何ですか?」
「あなた妹紅になにかしたかしら?」
「え?」
・・・・・なるほど、一年前にあったていう事故のことか。
「永琳。吉井くんは、妹紅を救ってくれたんだ」
「そう、やっぱり。吉井君」
「はい?」
「妹紅を救ってくれてありがとう。あの事故以来輝夜は妹紅のことを本当に心配していたの。妹紅に会っても以前のように接することができないんじゃないかと思って妹紅に会うこと自体避けるほどに。今二人がああやって以前のように接することができるのはあなたのおかげよ。本当にありがとう」
そう言って永琳さんはアキに頭を下げた。
「そ、そんな!僕はただ自分のしたいようにしただけで大したことはしてません!」
アキは自分より明らかに年上の女性に頭を下げられたことに動揺し、慌てや様子で答えた。
「ふふ。謙虚なのね」
「それがアキの長所ですからね」
「若干謙虚すぎるのが玉に瑕ですが」
「よく苦労してるしな」
「まあ明久ですから」
「響!?咲夜!?なんでそんな同情を込めた目で見てくるの!?」
実際謙虚さで苦労してるだろお前は。
「・・・・・・頑張ってね吉井君」
「・・・・・大丈夫だ。もっと自分に自信を持て」
永琳さんと慧音さんまで同情を込めた目で見てきた。
「やめて!そんな目で僕を見ないで!」
やはりアキをいじると楽しいな。咲夜も同じことを思っているのだろう。ニコニコと笑顔を浮かべている。
「永琳!」
アキをいじっていると輝夜がこちらに来た。どうやら妹紅とのじゃれあいは一段落したようだ。
「あら、どうしたの輝夜?」
「私、文月学園に通うわ!」
「・・・今なんて言ったかしら?」
「だから文月学園に通うって言ったの!」
輝夜のその言葉を聞いて輝夜を知る者に衝撃が走った。というのも・・・・・・輝夜はつまらないという理由で学校に行っていなかったのだ。
「・・・・・・輝夜、なんで文月学園に通いたいのかしら?」
「それはその・・・・・・妹紅がいるし・・・・・・それに・・・・・・」
輝夜は顔を赤らめてヒデの方をチラチラ見た。なるほど、ヒデが目当てか。
「・・・・・・わかったわ。直ぐに彼女に連絡をとるわ」
「ありがと!永琳!」
輝夜は笑顔で永琳に礼を言う。こうして、妹紅に続き、輝夜も文月学園に通う事が決定した。
「楽しくなりそうですね。響様」
「そうだな」
俺と咲夜はこれからの学園生活を思い笑みを浮かべた。
あとがき座談会のコーナー!INバカテス!
本日のゲストは蓬莱山輝夜さんです!
「よろしく」
はい。よろしくお願いします!
「とうとう輝夜も登場したな」
はい!これで原作の主要キャラのお嫁さんは全員参戦です!
「お、お嫁さん・・・・・・」
おや?照れてるんですか?初々しいですね~
「・・・・・・新難題「金閣寺の・・・」
ストップ!ストッーーープ!なんで輝夜さんまでスペカ使おうとしてるんですか!この作品では使えないって私は何度も言ってるでしょう!
「どう考えても煽るお前が悪い。何度も言ったるのお前はなぜ反省しないんだ」
だって面白いですもん!
「・・・・・・殺っていいぞ、輝夜」
「ええ。新難題「金閣・・・・」
本当にごめんなさい。そんなトラウマスペルを打たないでください(DOGEZA!発動!)
「だったらもう煽らないで」
はい。自重します。
「主・・・・・本当にいいかげんにしろよ?そろそろ飽きられるぞ?」
別に意図してやったわけではないのですが・・・・・・
「「説得力がまるでない」」
・・・・・はい。すみません。それではそろそろ締め・・・・・
「「ちょっと待て(待ちなさい)!」」
何ですか?
「いくらなんでも早すぎるだろ!」
「そうよ!もっと私のことで話すことあるでしょう!」
と言われてももう話すことは・・・・・と、そうだ忘れていた!
「ほら、やっぱりあるんじゃない。それで何を話すのかしら?」
いえ、前回響さんが特殊科目で模擬試召戦争をしたので特殊科目のベスト3を発表しようかと。
「それ私関係ないじゃない!」
と言われても、別に輝夜さんのことを話すとは言ってませんでしたし。
「・・・・・・・ぐすっ(若干涙目)」
「輝夜、後でヒデに慰めてもらえ」
「・・・・・そうする」
え~と・・・・・なんかごめんなさい。
「・・・・・もういいわよ。とっとと発表しなさい」
はい。では発表します。
家庭科 美術
1.十六夜咲夜 1.木下秀吉
2.吉井明久 2.十六夜咲夜
3.アリス 3.アリス
音楽 情報
1.木下秀吉 1.土屋康太
2.十六夜咲夜 2.仲渡響
3.仲渡響 3.十六夜咲夜
以上となっていますね。
「全部に咲夜の名前があるな」
まあ咲夜さんですからね。これくらいは当然です。
「なんか納得だわ。なにげに秀吉は2つも一位になってるわね」
まあ秀吉さんは学園のPVで(優子さんと入れ替わって)校歌を歌うほどの歌唱力を持っていますからね。これくらい当然かと。ちなみに美術が一位なのは芸術家を演じることによって画力が上がるからですね。ただ美術に関しては突出して得意な人がいないという事実もありますが。
「どうして?」
はっきり言ってしまえば誰が得意そうかわからなかったからです!
「はっきり言いすぎだろ・・・・・」
まあまあ。あ、それと言っておきますが家庭科に関しては咲夜さんと明久さんの間には300点近くの差があります。
「300点の差って・・・・・」
咲夜さんは学園で唯一800点超えしてる方ですからね。
「本当チートだよな・・・・・」
まあ完璧なメイドですからこれくらいは当然かと思います。さて、ではそろそろ締めますか!それでは・・・・・
「「「次回もまたきてください(きてくれ)(きなさい)!!」」」
ちなみに・・・・・
各特殊科目の最下位
家庭科 美術
姫路瑞樹 仲渡響
音楽 情報
木下優子 霧島翔子