バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~ 作:shin-Ex-
「主スランプじゃなかったのか?更新ペースが早いが」
まあたしかにまだ少し不調ですね。でも私には応援してくださる読者の方がいるのでスランプには負けられません!
「そうか。まあ意気込むのはいいことだが意識しすぎて駄文を投稿することはないようにな」
まあ正直私の文章力と表現力、想像力ではどうしても駄文になってしまうような気がしますがこれ以上ひどくならないように頑張ります!
「自分で言ってて悲しくないか?まあいい。そろそろ本編行くぞ」
はい!それでは本編どうぞ!
side 明久
「うおおおおおお!」
「すげえ!ほんとに俺たちがDクラスに勝てるなんて!」
「これで畳とちゃぶ台からオサラバだ!」
戦争に勝利してFクラスの生徒は喜んでいる。けど・・・・
(君たちほとんど何もやってないでしょ?)
響も同じことを思っているのか、呆れた顔をしている。この戦争、Dクラスのほとんどの生徒を戦死させたのは僕と響だ。彼らは僕たち二人が戦っているときほとんどが後ろかあ見ているか残り点数が少ない人のトドメをさしていた人が数人いたくらいだ。正直彼らはほとんど戦争に参加していない。それでよく自分たちが勝ったと言えると思う。
「くっ、まさか姫路さんがFクラスだったなんて・・・・」
「あの、平賀くんごめんなさい」
「いや、姫路さんが謝ることはない。油断していた俺が悪かったんだから」
謝る姫路さんにに平賀くんがそう言った。潔いいね平賀くん。Fクラスの連中にも見習わせてあげたい。
「よくやってくれたな。明久、響、姫路」
「・・・・・流石」
「やはりお主たちはすごいのう」
皆が勝利に歓喜していると雄二、康太、秀吉が来た。
「ああ。といっても思ったより苦戦したがな」
「うん。結構操作がうまい人が多かったからね」
「そうか。やはり相手にも操作が上手い奴がそれなりにはいるか・・・・・今後の作戦に修正がいるな」
僕と響の話を聞いた雄二は次の戦争の作戦を考え込んでいる。
「ユウ。考えるのはあとだ。先にやることがあるだろう?」
「っと、そうだったな。平賀、戦後対談に入っていいか?」
「ああ。教室は明け渡すよ。けど今日は遅いし皆疲れているから明日でいいか?」
平賀くんがそう言った。表情には現れていないがおそらく落ち込んでいるだろう。彼は代表だから今回の負けの責任を取らなければならないと思っているんだろうなあ。まあ
「いや、そんな必要はない。俺たちはDクラスの設備を奪う気はないからな」
そう。僕たちはDクラスの設備は取らない。ちなみに僕たちは昼のミーティングでそのことは聞いている。まあ当然だね。そんなこと響が許すわけないし。・・・・まあ島田さんは文句言ってたけど。
「はああああああああああああ!?」
「なんでだよ!」
「せっかく勝ったのに!」
「落ち着け。あくまで俺たちの目標はAクラスの設備だだ。Dクラスの設備じゃあない。それにここでDクラスの設備を手に入れたら満足してやる気をなくすやつが出てくるだろ?」
不満を言うFクラスの生徒に対して雄二が言った。まあAクラスの設備を奪う気もないけど。ちなみに雄二の言っていた事を聞いて顔をそらした人が何人かいた。図星だったのだろう。
「本当にいいのか?坂本」
「ああ。その代わり条件がある。この戦争を和平条約による締結にすることとこれから3ヶ月の間俺たちの言うことを聞きことだ」
「言う事を聞くって何をさせるつもりだ?」
「なに、大したことじゃない。ちょっとした雑用やお願いだ。教師に目をつけられるようなことは極力させない。どうだ?」
「わかった。こちらとしてもありがたいからな。その条件のもう」
「ああ。契約成立だな」
「ありがとう、坂本。Aクラスとの戦争頑張れよ!応援してる!」
「無理するな。俺たちFクラスがAクラスに勝てるなんて思ってないだろ?」
「いや、坂本の策略と仲渡と吉井の操作性があれば行けると思っている。Aクラスに度肝を抜かせてやれ」
「ありがとう。平賀くん頑張るよ!」
「ああ。じゃあな!」
「三上と仲良くな!」
「その話は今いいだろ!」
戦後対談を終え、最後に響に茶化されてから平賀くんは教室に戻っていった。
「さて、戦後対談も終わったし、今日は解散だ。皆ちゃんと勉強してこいよ」
雄二がそういうと皆荷物を取りに教室に戻っていった。
「それじゃあ僕たちも帰ろうか」
「そうだな」
「行くかの」
「・・・帰ろう」
僕たちも帰るために荷物を取りに教室へと戻る。
「俺は少し用があるからお前たち先に帰っていいぞ」
用?
「雄二。用ってなに?」
「まあちょっとしたことだ。気にするな」
「ふぅん。そっか」
僕たちは教室へ戻り、荷物をとって家へ変えるため学校から出た。
side 雄二
俺は今ある人物が来るのを教室で待っている。
「ふう・・・えらい目にあったぜ」
待つこと約30分。待っていたやつ・・・須川が来た。
「やっと来たか。えらい目にあったな須川」
「全くだ。近所のお兄さん(35歳独身)を紹介してなんとか納得して帰ってくれたぜ」
「そうか。よかったな。ところで須川・・・・・あの放送はなんだ?」
俺は須川を睨みながら言った。
「そ、それは・・・・・」
俺に睨まれているのが恐ろしいのか須川は萎縮している。
「言え」
「し、島田に頼まれたんだよ」
は?島田にだと?
「どういうことだ」
「島田に自分を助けなかった吉井にはお仕置きが必要だからって言われて、それで・・・」
「・・・・・戦争に影響が出るとは思わなかったのか?」
「島田が馬鹿な吉井が役に立つわけがないから大丈夫だって言ってたから」
島田のやつ・・・・本当に明久の何を見ていたんだ?
「なんで響まで巻き込んだ」
「そ、それは、その・・・・・」
「なんでだ」
「・・・・・朝やられた報復についでにいいかなと思って」
「・・・須川。俺は言ったはずだ。明久と響はFクラスの最強の戦力だと。まさかもう忘れたなんて言わないよな?」
「い、いや!ちゃんと覚えてるぞ!」
「なら二人に何かあったらどうするつもりだった?ヘタをすればこの戦争負けていたかもしれないんだぞ?」
「そ、それは・・・・・・」
どうやらこいつはろくに考えずにあの放送を流したようだな。
「・・・須川。今回のことはいずれ処罰を与える。覚悟しておけよ」
「で、でもあれは島田が!」
「やったのはお前だ。島田の言うことを断ることもできたはずだしな。それに関係ない響まで巻き込んだ。処罰を与えるのは当然だ」
「う・・・」
「・・・・もう帰れ。今日はもうお前の顔を見たくない」
「・・・・わかった」
そう言って須川は帰っていった。
「・・・・島田」
俺は今島田に対して強い怒りを感じている。あいつは一年の時、日本語がうまくしゃべれず苦労していた時に明久に救われた。明久の優しさにだ。それなのにあいつは自分勝手な理由で明久に危害を加えてばかりだ。あれで明久が好きだなんて誰が信じられる?はっきり言って俺はもう島田を友人とは思えない。今の島田は俺のダチを傷つける・・・・敵だ。
「島田・・・・・覚悟しろよ」
俺は島田にも何らかの処罰を与えることを決め、荷物を持って家へ帰った。
side 響
俺とアキが家へ帰ろうと学校の玄関に向かうと・・・・
「咲夜」
咲夜が待っていてくれた。
「わざわざ待っていてくれたのか?」
「ええ。もちろんです」
「そうか・・・・ありがとう」
「いえ。お気になさらずに」
俺と咲夜が笑みを浮かべてそんな話をしていると・・・
「あ~二人とも、早く帰ろ?」
「「いたのか(いたの)。アキ(明久)」」
「いたよ!」
アキが話しかけてきた。まあ冗談はここまでにして
「んじゃ帰るか」
俺たちは家に向かって歩き出した。
「と、そうだ。咲夜、あの時はありがとな」
「うん。おかげで助かったよ」
家に帰り咲夜の作った料理(今日は咲夜が当番だ。当然だが一番美味しい)を食べながら戦争の時の放送の件で礼を言った。
「いえ、当然のことをしただけです」
「全く、いつも言ってるけど咲夜は少し硬いぞ」
「けじめですので」
全く咲夜は・・・・・まあそんなところも好きだけどな。
「それにしても、須川くんは一体何を考えていたんだろう?」
「あら?あの男のこと知っているの?」
「ああ。同じクラスの馬鹿だ。須川には明日にでも問いつめておこう」
「そうだね」
そう言って俺たちは食事に戻った。
「そういえば響様。Aクラスに戦争を仕掛けるのは本当ですか?」
「!どうしてそれを!?」
俺は咲夜が俺たちの目的を知っていたことに驚いた。アキも驚いている。
「翔子が言っていたのよ。坂本が考えていることはわかると言っていたわ」
・・・・・なんというかさすがだな翔子。ユウのことになると超能力でも使えるようになるんじゃないかと思ってしまう。
「その通りだ。俺たちはAクラスに戦争を仕掛けるつもりだ。ただ・・・」
「Aクラスの設備は狙っていない・・・・ですよね」
「ど、どうして知ってるの?」
「響様が努力している人たちを貶めるようなことをするはずありませんから」
・・・・咲夜も翔子のことは言えないな。まあ嬉しいけど。
「その通りだ。俺たちはAクラスの設備を狙っていない。俺たちは・・・・・」
~少年説明中~
「ということだ」
「そう。それはいいアイデアね」
「そうだね。勝てば響も咲夜と同じクラスになれるかもしれないし」
「アキ、お前そんなこと考えてたのか?」
「うん。やっぱり響もAクラスに入るべきだと思うしね」
全く。本当にアキは最高にバカでお人好しの親友だな。
「事情はわかりました。ですが戦う時は手加減しませんからね」
「もちろんだ。全力できてくれ」
俺たちは夕食を食べ終えたあと戦争のため勉強して眠った。・・・・戦争へのモチベーションをさらに高めて。
(今回のあとがきには姫路、島田に対してアンチ要素が強く出ています。不快に思われる方は読まないことをおすすめします)
あとがき座談会のコーナー!INバカテス!
今回のゲストはDクラス代表の平賀さんです!
「よろしく頼む」
「よろしくな。平賀」
では進めていきましょう。
「なあ、本当に俺がゲストでいいのか?別に主要キャラではないだろう?」
全然構いませんよ。平賀さんは『響き渡った絆』の一人ですからね。
「そうなのか」
ええ。私はこの小説で目指すのはみんな仲良くですからね。平賀くんはそのみんなのうちの一人ですから。
「そうか。ありがとう。原作であまり出番がない俺にも目を向けてくれて」
いえいえ、お気になさらずに。
「なあ主。そのみんなっていうのはどこまでを言うんだ?」
そうですね。今のところはアンチ対象や一部の問題児達や性格的に救いのないほど嫌な以外のことを指します。
「それって具体的に誰なんだ?」
今のところはFクラスの女子とFFF団、3年の常夏、教頭、それと私が出す予定の一部のオリキャラですね。
「まあ、確かに俺もそいつらとは仲良くなりたくないな。姫路はまだ比較的まともだが」
まあたしかにまだ比較的姫路さんはまともです。いづれFクラスに毒されすぎることになりますが。
「そういえば原作では随分ひどいことをしていたようだな。俺は直に見たことはほとんどないが」
正直あれはひどいですね。島田さんもですが好きだからの免罪符で許されるものではないと思います。
「ああ。自分勝手にも程があるな。アキがどうしようがアキの勝手だろ」
恋愛というのは気持ちの押し付けでなく気持ちの共有ですからね。色々な方が言っていましたがあれじゃあ自分の思い通りにならないから駄々をこねている子供と同じです。
「そうだな。もし三上さんが彼女たちのようになったらと思うと流石に耐えられないな」
それが普通の反応ですよ。私も女性と付き合うのは好きですけど彼女たちは絶対に嫌ですね。
「同感だな。あのふたりには救いを与えることはないのか?」
う~ん、考えてはいますが少々難しいですね。どうなるかは物語を進めながら考えるつもりです。さて、そろそろ締めたいんですけど・・・・・すみません平賀さん。せっかくゲストとして呼んだのにあまり話ができずに・・・・・
「いや、呼んでくれただけで嬉しいんだ。気にしないでくれ。それに彼女たちに比べて三上さんがどれだけいい子なのか改めて認識できたからな」
ま、まさかここで惚気けられるとは・・・・
「それじゃあ次回予告だ」
次回
次の戦争に向け試験を受ける響たち。
屋上で昼食をとる彼らに新たな悲劇が襲う!?
果たしてその悲劇とは!
いま毒うさぎが牙をむく(笑)
次回、バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~ 第11話
「「「次回もまたきてくださいね(来てくれ)!!」」」