バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~   作:shin-Ex-

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命を燃やせ~!!

「いきなりテンション高すぎるだろ!?どうした?」

言えね響さん。もう少しで終わっちゃうんですよ・・・・GW休みが。だから今のうちに投稿しまくらなければ!

「気持ちはわかるが落ち着け。別に仕事始まっても投稿はできるんだろ?」

はい。でもペースは遅くなるんですよ。私としても早く展開を進めたいので頑張っているんです。

「だからって命燃やすな。仕事に影響出たら本末転倒だろ」

大丈夫です!私は意外とタフですからね!やってみせますよ!

「そ、そうか。頑張れ。ところでアンケートだがアリスと早苗で同数になったな」

ええ。今日中には投稿していと思うのでタイムリミットはあとわずかです。具体的に言うと5/4の午後6時!これがタイムリミットです。

「というわけで読者のみんな。タイムリミットは本当にあとわずかだ。投票したいキャラがいたら急いでくれよ」

なお得票数が同数になった場合は勝手ながら私が決めさせてもらいますのでそこはご了承ください。

それではそろそろ本編行きます!

「今回も楽しんでくれ」


第6話

side 響

 

俺とアキは今Dクラスの教室の前にいる。宣戦布告をするためだ。

 

「入るぞ。アキ」

 

「うん」

 

俺たちはDクラスの教室の扉を開いた。

 

「「失礼します」」

 

俺たちが教室に入ると一瞬教室内が静かになった。が・・・

 

「吉井くん!?仲渡くん!?」

 

「どうしてここに!?」

 

「理由なんてどうでもいいわ!ふたりが来てくれたんだから!」

 

静かになったのは一瞬だけだ。すぐに女子の黄色い声で教室内に響いた。まあ、俺とアキは学内の女子に人気があるらしいからな。咲夜が言っていたがファンクラブがあるほどらしい。あまりの反応に俺もアキも苦笑いを浮かべるしかできない。ただ俺たちは宣戦布告に来たのだ。このままにしておけない。

 

「え~と、このクラスの代表は誰かな?」

 

アキが聞いた。

 

「俺がDクラスの代表だ」

 

そう言って出てきたのは

 

「平賀!お前が代表か!」

 

平賀源二。こいつとはちょっとした知り合いだ。一年の頃あることで悩んでいた平賀の相談に乗ってやったことからわずかにだが交流がある。ちなみに相談の内容というのは・・・

 

「で?平賀、三上とはどうだ?」

 

「あ、ああ///春休みに何度かデートした///」

 

「そうか。うまくいってるようだな」

 

そう、恋愛相談だ。平賀は三上という女子に一目ぼれしていたのだ。しかし、なかなか知り合うきっかけができず少し挙動が不信だった時に俺と会って相談に乗ったのだ。どうも俺は他人の恋愛ごとをいい方向に持って行きたがる癖があるらしい。そのおかげで学内でキューピット扱いされることもある。まあ悪い気はしないし、問題になったこともまだないからいいが。

 

「それよりどうしてここに?何か用があるんだろ」

 

「ああ」

 

そこでアキに目配せをし、

 

「「俺たち(僕たち)FクラスはDクラスに試召戦争を仕掛ける!!」」

 

高々と宣戦布告した!

 

「試召戦争だと!」

 

「新学期初日からか!」

 

「Fクラスのくせに生意気な!」

 

「戦争は午後1時からだ。いいか?」

 

「ああ。俺たちには拒否権はないからな。わかった」

 

「それじゃあこれで失礼するね」

 

そして俺とアキが教室から出ようとすると

 

「おい待てよ」

 

「宣戦布告しておいてこのまま帰れると思ってるのか?」

 

「悪いけど、憂さ晴らしに付き合ってもらうぜ」

 

はあ、やっぱりこうなったか。できれば穏便に行きたかったんだが。

 

「やっちまえ!」

 

そう言って、俺とアキに向かって来た。なので・・・

 

「っふ!」

 

「よっと!」

 

俺たちは襲ってきたやつ二人の動きを封じ、腕をきめて組み伏せた。

 

「動くな。動いたら・・・・どうなるかわかるな?」

 

俺がそういうとふたりは顔を青くして首を縦に振った。

 

「君たちもだよ。もしまた襲ってきたら・・・・ね?」

 

先ほど俺たちを襲おうとした奴らもアキの言葉を聞いて顔を青くして首を赤べこのように振った。

 

「すまないふたりとも。代表として謝るよ」

 

「気にするな。悪いのは襲ってきたこいつらだ」

 

「そうだね。それに僕たちも覚悟の上で来たし」

 

平賀が謝っていたので俺たちはそう返した。

 

「いや、俺は代表だからな。責任は俺にもある。本当にすまなかった」

 

そう言って平賀は頭を下げた。

 

「だから気にすんなって。俺らも気にしてないし」

 

「そうだよ。この程度どうってことないし、平賀くんは悪くないよ」

 

「そうよ!代表は悪くないわ!」

 

「悪いのは吉井くんと仲渡くんに襲いかかったこいつらよ!」

 

「ふたりに襲い掛かるなんて最低ね!」

 

Dクラス内の女子もそう言ってきた。襲ってきたやつらはバツの悪い顔をしている。・・・・・こいつら今年一年は居心地悪いだろうな。まあ自業自得だが。

 

「ま、そういうことがからもう気にすんなよ。じゃ、また後でな」

 

「ああ、またな」

 

そうして俺たちはFクラスの教室に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ったぞ」

 

「ああ。お疲れさん。大丈夫だったか?」

 

「「大丈夫だ。問題ない」」

 

ユウが聞いてきたので俺とアキはお決まりのセリフで返した。

 

「そうか。ならいい。これから屋上でミーティングするから来てくれ。昼飯もそこで取るからちゃんと持ってこいよ」

 

「「わかった」」

 

そう返事をして俺たちは屋上に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上は春ということもあり、暖かい日差しが差しており、気持ちい風も流れていた。これからミーティングでなければ間違いなく昼寝していただろう。現在屋上には俺たち以外誰もいない。いるのは俺、アキ、ユウ、コウ、ヒデ、姫路、そして・・・・・島田さんだ。

 

(なあユウ。島田さんも呼んだのか?)

 

(いや、島田は呼んでいない。勝手についてきたらしい)

 

(・・・そうか)

 

おおよそアキがいるから来たのだろう。正直に言うと島田さんには居て欲しくなかった。先ほどのこともあるしアキのことで話の腰を折ることをしそうだしな。ほかのやつ(アキ、姫路を除く)も俺と同じことを考えているのか島田さんを見て少し顔を曇らせている。

 

「はい、響。お弁当」

 

そんなことを考えているとアキが弁当を渡してきた。

 

「ああ。サンキュ」

 

「あれ?どうして吉井くんが仲渡くんにお弁当を渡しているんですか?」

 

姫路が疑問に思ったのか聞いてきた。

 

「ああ。俺とアキは隣近所に住んでるからな。弁当とか食事は当番制で交代に作ってるんだ」

 

もちろん俺と一緒に住んでる咲夜もな。

 

「そうなんですか・・・・・ちなみに吉井くん。そのお弁当は誰が作っているんですか?」

 

「え?僕だけど?」

 

「嘘ね」

 

「嘘ですね」

 

アキが自分で弁当を作っていると言ったら姫路と島田さんがそう言ってきた。・・・というか姫路まで?

 

「吉井に料理なんて出来るわけないわ!」

 

「そうです!吉井くんが料理できるはずありません!本当は誰が作ってるんですか!」

 

こいつら・・・真っ向から否定しやがって。というか姫路の奴まさかもうFクラスに染まってきてるのか?

 

「全くお前らは。明久は料理できるぞ」

 

「うむ。明久の料理は絶品じゃ」

 

「・・・店で出しても通用するレベル」

 

ふたりの言動にユウ、ヒデ、コウの3人が真っ向から反論した。この3人も1年の時アキの料理を食べたことがあるからアキの料理の腕前がわかるのだ。特にユウとコウは自分でも料理ができるからアキの料理のレベルの高さを正確に認識している。

 

「確かにアキの料理はうまいな。俺の知る限り2番目にうまい」

 

もちろんよくアキの料理を食べている俺もそのレベルの高さは知っている。俺も料理はするが正直アキにはかなわない。追い越そうといろいろ頑張ってはいるがなかなか縮まらない。・・・正直少し悔しいな。ちなみにアキが2番なのは咲夜が1番だからだ。咲夜の料理のうまさは半端なくて正直高校生のレベルをはるかに超える。身内の贔屓なしでも3ツ星レストランのシェフになれるだろうと思う。

 

「さて、この話はもう終わりにしようか。ミーティングもあるし、それにほかに聞きたいこともあるしな」

 

「聞きたいこと?」

 

アキが俺の行ったことに反応した。

 

「ああ。・・・コウ。学園長にレコーダー送ったのお前だろ?」

 

「・・・ああ。そうだ」

 

「あ、やっぱり康太だったんだ」

 

西村先生に聞いた学園長に送られたレコーダーのことを聞いて俺はすぐさまコウがやったのだと思った。コウは学校中に盗聴器を仕掛けているからな。叶さん(たしかそんな名前だ)の暴言が記録されたレコーダーぐらいすぐに用意できるだろう。ちなみにこの盗聴器だが学園のセキュリティに活用するように交渉したため学園側は場所さえ考えれば(女子更衣室やトイレに仕掛けなければ)構わないと黙認している。

 

「サンキュ。コウ。おかげでちょっとスッとした」

 

「僕もだよ。ありがとう」

 

「・・・気にするな」

 

そう言ってコウは顔を背けた。テレ隠しだろう。

 

「さて、そろそろ本題に移るぞ。響、わざわざお前が宣戦布告に行ったんだ。何か収穫があるんだろ?」

 

「まあな。俺が見た限りではDクラスには面倒になるほど大きな戦力はいなかったぞ」

 

そう。これがおれがDクラスに宣戦布告に行った理由だ。あの時、俺は会話をしながらDクラス内の戦力を見定めていた。

 

「そうか。ならうまくいけば攻略はそう難しくないな」

 

「ねえ雄二。気になったんだけど、どうしてDクラスから仕掛けるの?普通はEクラスからなんじゃ?」

 

「簡単な話だ。Eクラスは戦うまでもない相手だからだ」

 

「確かに。そうだな」

 

俺はユウの言うことに同調した。

 

「お?響はわかってるのか」

 

「ああ」

 

「え?でも僕らより上位のクラスだよ?」

 

「確かに試験の時点では上だ。だが今は違う。アキ、周りのメンツを見てみろ」

 

「え~と・・・最高の親友に悪友兼親友に演劇好きの親友にむっつりな親友に帰国子女の女の子に優等生の女の子・・・・そうか!」

 

「わかっただろ。ここに居るメンツは本来Fクラスから大きく逸脱したメンバーだ(島田さんは違うけど)。言っちゃあ悪いがこのメンツならEクラスに負けることはまずありえない」

 

「なるほど。じゃあDクラスは厳しいの?」

 

「いや、響の偵察から考えてもおそらく問題なく勝てる。だが絶対とは言い切れないがな」

 

「だったら手っ取り早くAクラスに仕掛けたほうがいいんじゃ」

 

「初陣だから、派手にやって景気づけにしたいだろう?それに・・・・Aクラスに勝つのに必要な事なんだろユウ?」

 

「さすが響だな。その通りだ」

 

「どういうことじゃ?」

 

「それはおいおい話す。今はDクラス戦の話をしよう」

 

「・・・Dクラスに負けたら元も子もない」

 

「康太の言うとおりだ。これから作戦を説明しるから各自しっかり頭に入れてくれ」

 

こうして打倒Dクラスのためのミーティングは行われた。

 




あとがき座談会のコーナーINバカテス!

さあやってまいりました。今回のゲストはムッツリーニこと

「・・・・・土屋康太だ」

よろしくお願いします!ムッツリーニさん!

「よろしくな、コウ」

「・・・ああ」

さてそれでは響さんとムッツリーニさんからの疑問に答えて行きましょう。

「というか主はムッツリーニと呼ぶんだな」

はい!言っておきますが決して軽蔑からくるものではなくて、あくまで愛称として言ってるんですからね!

「・・・そうか。ならまあいい」

それでは疑問をどうぞ。

「コウは風景画を撮るのも好きなんだな」

はい。私の中でムッツリーニさんはとにかく写真好きということで定着していまして。とにかく美しいものを撮るのが好きっていう感じなんですよ。その中でも特に好きなのが女の子の笑顔をとることと風景をとることなんです。

「・・・そう見てくれて嬉しい。ありがとう」

いえいえ、ムッツリーニさん礼には及ばないですよ。さて、ほかに質問は?

「・・・俺には師匠がいるのか?」

はい。います。この設定は・・・・あ~言っちゃおうかな~?

「随分いい淀むな」

ええ。まあ今後のシナリオに大きく関わるわけではありませんし・・・・よし言っちゃいましょう!この設定は東方のキャラを出すと決めた時について設定なんです!

「そうなのか?」

「・・・・・東方で写真といえば・・・」

まあこの場ではあえて具体的なことは言いませんが東方好きならわかるでしょうね!ほかに聞きたいことは?

「俺ってキューピットなのか?」

ええ、そうですよ。響さんは他人の幸せを好いていますからね。自分や友人に危害を加えない人に対しては幸せになって欲しいと思っている人ですので。ただキューピットといっても押し付けるようなことはしません。あくまでも後押しするだけで相手の迷惑になるとわかったらすぐにやめます。まあ今のところそんなことほとんどありませんでしたけど。

「そうか。それは結構嬉しい設定だな」

まあ響さんは私の理想を反映した人でもありますのでね。大部分で私好みの設定をしていますよ。

さて、そろそろ締めに入りますか。

「次回はとうとう東方キャラの登場だな」

「・・・楽しみ」

はい、キャラの性格をうまく出せているか心配ですが精一杯やらせてもらいます!



次回

響たちが戦争の作戦をねっているとき咲夜は・・・?

明らかになるAクラスのメンバーそこには意外な人が?

そして新たな東方キャラは誰なのか?


次回、バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~ 第7話

「「「次回もまた来てください(来い)!」」」

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