大切な探し物   作:八代の地面

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言い訳させてください!

先週は忙しかったんです!
北九州にごちうさイラスト見に行ったり佐賀に気球見に行ったりその予定建てるのに忙しかったんです!(楽しかったです)


そんな感じで0に等しい力を更に落として帰ってきた今回。
そして止めは量を増やすとかいう頭おかしい今回。
もし読んで頭おかしくなっても苦情は受け付けましぇん...(´;ω;`)
それではどうぞぉ


休日

数日後

 

 

生徒会室での雅也とクローディアの会話の直後、ユリスと紗夜が何者かの襲撃を受けたことについて雅也はウェンディと共に再開発エリアの拠点で犯人探しをしていた。

 

 

 

「ん〜...見つかんないなぁ。風紀員会も証拠掴めてないって言ってたし外から調べても犯人見つかんないのかなぁ」

 

 

 

「でもこのまま犯人が捕まらないとリースフェルト先輩もいつまた襲われるかわかりませんから...」

 

 

 

今日は休日ということで2人は朝早くから拠点に来ていた。その為...

 

 

 

 

 

 

 

ぐぅ〜

 

 

 

 

 

 

と可愛いらしい音がなるのも仕方なかった。

 

 

 

「す、すみません!」

 

 

 

「ハハハ!まぁ朝早くから作業してたからねぇ。そろそろお昼だし何か食べに行こうか」

 

 

 

顔を真っ赤にしたウェンディのお腹の音を合図に2人は昼食をとりに街へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お?あれはユリスと綾斗。2人は何してるのかな〜?」

 

 

 

「雅也さん、また悪い顔してますよ...」

 

 

 

 

市街地で昼食をとるべくお店を探していた2人はハンバーガー屋でユリスと綾斗が食事をしているところを発見した。

 

 

 

 

 

「よう綾斗にユリス。白昼堂々とデートか?」

 

 

 

「ば、バカを言うな一色!私はコイツに街を案内しているだけだ」

 

 

 

「そ、そうだよ雅也、俺がユリスにお願いしたんだよ」

 

 

 

雅也が定番ともいえる質問に慌てて答える2人。

 

 

 

 

「雅也さん、いきなり失礼ですよ!お二人共、すみません!」

 

 

 

いつも通りの雅也にウェンディが代わりに謝罪する。

 

 

 

 

「?雅也この子は?」

 

 

 

「あぁ、2人は知らないか。中等部のウェンディ・マーベルだ。俺の...あ〜遠い親戚だよ」

 

 

 

綾斗の質問にバレバレの嘘をついて返答する雅也。その返答を聞いてユリスが、

 

 

 

 

「その辺は探らないでおけ。こんな奴と一緒にいるのは大変だろう?」

 

 

 

「ま、まぁ。はい...」

 

 

 

と、遠慮気味に答えるウェンディ。

 

 

 

「俺の自己評価と周りの評価が思ったよりかなり違う件について!?」

 

 

 

「まぁまぁ。それより雅也達は何してたの?」

 

 

 

雅也のリアクションをなだめ質問する綾斗。

 

 

 

 

「腹減ったからランチタイムだよ。そこにお2人さんがデートを...」

 

 

 

 

「だから違うと言っているだろう!」

 

 

 

「さぁという訳で俺らも注文しに行こうかウェンディ」

 

 

 

 

ユリスの怒りをスルーし雅也達はレジへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雅也は前からあんな調子なのかな?」

 

 

 

と苦笑いで話す綾斗。

 

 

 

「...あぁ。ふざけた男だ。あれでも奴は一年前お前と同じく特待生として入ってきたのだ」

 

 

「雅也が?でも雅也が戦おうとしたところは見たことないな」

 

 

 

 

 

 

 

雅也とウェンディが昼食を注文しに行った後、綾斗とユリスは雅也について話していた。

 

 

 

 

 

「お前は知らないのも無理はない。一色が決闘をしたのは奴が星導館に来てすぐの1度だけだ。」

 

 

 

 

「へぇ〜。その決闘相手は誰だったの?」

 

 

 

「当時の星導館序列8位だ。今の私なら勝てない相手ではないが、決して簡単に勝てる奴でもなかった...」

 

 

 

ユリスの声のトーンが少し低くなったのを察した綾斗。

 

 

 

「それで...結果は?」

 

 

 

 

「序盤は一色が相手の攻撃を避けているだけで、ギャラリーからもブーイングが起きていた。だがそれから少し経ったときだった。」

 

 

 

ユリスの真剣な顔が一層深くなる。

 

 

 

 

「一色の姿が消えたかと思ったその瞬間、既に相手の校章は割られていた」

 

 

 

「...え?」

 

 

 

 

唐突な展開に驚く綾斗。因みにその決闘は序列変動無しの決闘で雅也は《冒頭の十二人》入りをしなかったという。

 

 

 

 

「特待生がそんな事をやれば周りの期待は上がるだろう。だが一色は何を思ったのか、それ以来一切の決闘を放棄し何でも屋を始めたのだ。」

 

 

 

 

勿論、最初は周りの評価は良くなかった。しかし活動するにつれ評価は上がっていき今に至るという事だ。

 

 

 

 

 

「そんな事があったんだ...」

 

 

 

 

雅也について自分は何も知らないのだなと実感する綾斗。

 

 

 

 

 

「本人抜きで話を進めるんじゃなぁいよ」

 

 

 

 

そこへ再び2人の会話に割り込む声。案の定雅也だ。

 

 

 

「なになに俺の話?いやぁ照れるなぁ」

 

 

 

「盗み聞きか一色、趣味が悪いな。お前の遠い親戚とやらは一緒ではないのか」

 

 

 

 

そう指摘するユリス。しかし雅也は明るい表情で

 

 

 

 

「ウェンディは別に並んでたらはぐれちゃってさぁ。それにユリスも俺が趣味のイイヤツなんて思ってないだろ?会話に割り込むキッカケ探してたんだよ。それと...」

 

 

 

 

 

雅也が喋るのを止め後ろを見る。ユリスと綾斗もそれにつられ視線を移す。そこには星導館序列9位 レスター・マクフェイル と取り巻き達が立っていた。

 

 

 

 

「ようユリス。また謎の襲撃者に襲われたらしいな」

 

 

 

 

「一色、なぜこいつを連れてきた...」

 

 

 

「連れてきてないよ?気づいたら俺の後ろにいただけ」

 

 

 

 

「オレの話を聞きやがれ!」

 

 

 

そうレスターは怒り雅也はそれをなだめる。

 

 

 

「あ〜はいはいレスターも落ち着けぇ。その件について3人も何か知らない?」

 

 

 

雅也は少しでも情報を集めておきたいと思いレスターと取り巻きに質問する。

 

 

 

「ふんっ、知らねぇな。」

 

 

 

その質問をバッサリ一刀両断するレスター。そんなレスターに雅也は

 

 

 

 

「へぇ?実はぁ何か知っててぇ?それ隠して...まさかっ、レスターが犯人とか!」

 

 

「なんだと?ふざけるな一色!」

 

 

 

 

明らかな挑発をする雅也にいよいよ怒りが爆発したレスター。

 

 

「落ち着いて下さい!決闘の隙をうかがうような卑怯なマネ、レスターさんがするはずありません!」

 

 

「そうだよレスター、こんな奴の挑発にのっちゃ駄目だ!」

 

 

それを2人の取り巻きが必死になだめる。

 

 

 

「ぐぐぐ...!」

 

 

 

そして怒りが収まらない表情でレスターはその場を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、まぁた余計な恨みを買っちゃったかな。」

 

 

 

嵐が去ったかのように静かになったその場になんとも気の抜けた雅也の声。

 

 

 

 

「雅也も大変な商売してるんだね...」

 

 

 

 

「恨まれない方がおかしいよこの商売は。それも覚悟の上さ...」

 

 

 

 

綾斗の労いに当然と言った様子の雅也。

 

 

 

綾斗にはその目の深くに何かが眠っているように見えた




これだけやって全然進まないね(気絶)
改めて大変さを知った...
しかし今年中に鳳凰星武祭に入っておきたい。(低い目標)
それではそろそろここのネタも尽きてきたので
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!

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