やはり話の都合上短く区切ってしまいました。
頭はもっとアイデアがあるんですが、これ以上期間が空くとやる気が腐っていきそうで恐かったです。許して(ry
それでは短すぎますがどうぞぉぉ!
『さぁついに鳳凰星武祭も準々決勝!どのペアも強者揃いの鳳凰星武祭!それでは早速、ここまで勝ち上がってきたペアの入場だぁ!』
会場のボルテージは既に最高潮。まだ準々決勝にも関わらず実況にもかなり熱がこもっているようだ。
『まずは大会一のダークホース、星導館の一色雅也&ウェンディ・マーベルペア!』
片方のゲートから雅也とウェンディがステージに現れる。
『そしてそして反対側からはこちらも同じく星導館、刀藤綺凛&沙々宮紗夜ペア!』
もう片方のゲートからは綺凛と紗夜が現れた。
『ここまで二組とも危なげなく勝ち進み、無傷同士の試合となっています!』
『これは大会屈指の好カードになりそうですね。沙々宮刀藤ペアはここまでの試合秒殺ながら高度な連携を取りながら勝ち進んできました。対する一色ウェンディペアはこちらも秒殺ながら、全て一色選手が一人で倒してきました』
『と言うことは、一色選手は一人でどのように二人を相手するかがポイントですね!』
『そうですね。ウェンディ選手は付加魔法を使いますが、戦闘には参加していませんでしたのでサポートに専念するかどうかも鍵ですね』
「や、やっぱり凄い歓声ですね」
「うん。でもそれ以上に...」
雅也の視線の先には、紗夜と綺凛が同じく立っている。
しかし、その二人共明らかに今までの相手とは格が違う。雅也はステージに足を踏み入れた瞬間にそれを感じていた。だから会場の歓声など雅也には余り関係無かった。
(正直勝てるなんてとても自信を持って言えないな...向こうの連携は出場ペアでもかなりの精度だ。でも、気持ちで負けてちゃァあの二人にはとても敵わない)
「今まで通りの作戦でいこう。ウェンディが付加魔法をかけてあとは俺が相手する。ウェンディはやられないように上手く立ち回ってね」
「...はい」
それだけ伝え雅也は目を瞑り集中する。その瞬間の相方の表情を見逃したまま...
(まずは沙々宮から倒さないと。遠距離を躱しながら刀藤さんと一対一は厳しいからね。後は...)
頭の中で作戦を練る。ウェンディには今まであまり無理をさせないように行き当たりばったりと伝えていたが毎試合、雅也はこうやって頭の中で作戦を立てていた。
「...よし」
作戦も組み立て終わり、目を開き相手を見据える。彼女達もそれを見てこちらを真っ直ぐに見つめる。
「沙々宮、刀藤さん。この試合、勝たせてもらうよ!」
「─負けない」
「全力でお相手します!」
『さぁ両ペア準備が整ったようです!それでは鳳凰星武祭、準々決勝...試合開始!』
(いつも通り、ウェンディの付加魔法がかかった瞬間に速攻で決めるッ!)
雅也は地面を蹴り飛び出す。
「付加魔法!攻撃──」...バースト」
次の瞬間、視界が巨大な光弾に埋め尽くされ、雅也とウェンディは爆発音と煙に飲み込まれていた。
四月ですね。環境が変わり忙しくなると思いきや大して変わらない私はこらからも精進したいと思います。
まぁプロ野球とか新アニメとかで忙しくて投稿出来ないとか呟きが私の口から出たら殴りに来てください。泣きながら書きますので。(殴
それではここまで読んでくれた方、ありがとうございました!