提督と秘書艦・瑞鶴の恋愛話。(SS形式なので苦手な方はプラウザバック推奨)



※これは2ちゃんねるのSS速報にも投稿したものをわずかに改稿した作品です。


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瑞鶴「出張?」提督「ああ」

提督「出張が決まった。……というわけで、瑞鶴には悪いんだが、その間の留守番を頼みたいんだ」

 

瑞鶴「はいはい、仕方ないなぁ。期間はどれくらいになるの?」

 

提督「なーに、ただの報告会みたいなものだから二日で帰ってくるよ。あっちよりこっちでワイワイ楽しくやりたいし」

 

瑞鶴「みんなも寂しいだろうからそれが良いと思うわ。……私も」

 

提督「瑞鶴?」

 

瑞鶴「な、なんでもない! なるべく早く帰ってきてね! じゃないと、不貞腐れるから!」

 

提督「はいはい。瑞鶴にかまってあげないといけないからダッシュで帰ってくるよ」

 

瑞鶴「……」///

 

提督「それで折角だからみんなにお土産を買ってこようと考えていてな。今からリクエストを聞いて回ろうと思うんだが……ついてきてくれるか?」

 

瑞鶴「もっちろん! 出撃よ!」

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~金剛型姉妹の部屋~

 

金剛「お土産デースか?」

 

提督「ああ。あまり大きいものは無理だが、基本的ならなんでもいいぞ?」

 

榛名「では、榛名は新築二階建ての一戸建てが欲しいです!」

 

提督「榛名はお嫁さんになりたいっていつも言ってたもんなぁ。善処するよ」ナデナデ

 

榛名「ありがとうございます!」///

 

瑞鶴「ど、どこから突っ込んだらいいのか、わからないわね……」

 

金剛「ワタシは提督とペアルックが欲しいデース!」

 

比叡「比叡は金剛お姉さまと同じものが良いです!」

 

提督「じゃあ、三人おそろいだな」

 

比叡「そ、そうですね……」///

 

霧島「あ、私は新しい眼鏡でお願いします」

 

提督「りょーかい、りょーかい。じゃあ、留守番よろしく頼むな」バタン

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~廊下~

 

瑞鶴「……で?」

 

提督「ん? どうしたんだ、そんな睨んだら可愛い顔が台無しだぞ?」

 

瑞鶴「っ! ……そういう態度がズルいのよ……。だから、どんどん倍率が上がっちゃって……」

 

提督「どうした、瑞鶴? 何か言いたいことがあったんじゃないのか?」

 

瑞鶴「あるけど……。大体、あんたこそわかってるの? 榛名とか頼んでいたものとか絶対に買えないじゃない!」

 

提督「確かに一戸建てのプラモデルは珍しいけど……ないわけじゃないだろう?」

 

瑞鶴「無理よ、絶対む……へ? プラモデル?」

 

提督「ああ。榛名はまじめで良い子だからな。土地なんか要求するわけない。よって、そういうプラモデル。もしくはドールハウスのようなものを想像したんだが……違ったか?」

 

瑞鶴「ううん。……ただ、あんたは超がつくほど鈍い男だってことを再認識しただけよ」

 

提督「失礼な。これでも空気には機敏な方だぞ? でないと提督業なんてやれないからな」

 

瑞鶴「あー、はいはい。そういうことにしていてあげる。……で、次はどこに行くの?」

 

提督「ちょうど第六駆逐隊が遠征から帰ってきている頃だ。彼女たちにしよう」

 

瑞鶴「りょーかい」

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~食堂 間宮~

 

提督「――というわけなんだが、何か買ってきてほしいものはあるかい?」

 

響「ウオッカがいいな」

 

瑞鶴「さらっとお酒を頼まないの」

 

暁「一人前のレディである私はけちょっ! ……化粧品がいいわ……! この前、熊野さんが使っていたのと同じの!」

 

提督「(噛んだ)」

 

瑞鶴「(可愛い)」

 

暁「な、なんで二人とも頭撫でてくるの!?」

 

電「電は牛乳が欲しいのです! 一杯飲んで、大和さんみたいなボディを目指すのです!」フンス

 

瑞鶴「電ちゃんはこのままでいいのよー?」ナデナデ

 

電「嫌なのです! 瑞鶴さんみたいに小さいままなのは嫌なのです!」

 

瑞鶴「提督さん。この子はお土産いらないって」 

 

提督「落ち着け、瑞鶴。駆逐艦相手にムキになるなよ。……で、雷は何にする?」

 

雷「エプロンね! 私、間宮さんに料理を習っているから!」

 

提督「へぇ、そうなんですか、間宮さん?」

 

間宮「ええ。呑み込みが早くてすぐに上達するんですよ、雷ちゃん」

 

雷「えへへ……。今度、提督にも何か作ってあげるわね!」

 

提督「それはありがとうな。あ、もちろん、間宮さんも何か希望があれば」

 

間宮「いいんですか? でしたら、新しい包丁でもお願いできますか? 最近、切れ味が誤魔化せなくなってきて……」

 

提督「それは大問題だ。間宮さんの美味しい料理が食べられなくなるなんて考えたくもない」

 

間宮「まぁ、提督ったらお世辞が上手なんですから」

 

提督「世辞じゃないですよ。毎日、食べたいくらいです」

 

間宮「ま、毎日ですか? そ、それって……」///

 

瑞鶴「あー、もう! 全員の希望は聞いたでしょう!? 時間無いんだからさっさと次行くわよ、次!」

 

提督「おいおい、瑞鶴。押すなよ。それじゃあ、みんな、楽しみにしておいてくれ」

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~廊下~

 

提督「…………」

 

瑞鶴「…………」

 

提督「おい、瑞鶴。なにを拗ねているんだ?」

 

瑞鶴「知らない。自分で考えてみれば?」

 

提督「冷たいなぁ。……わかった! 電に言われたことまだ怒っているんだろう? そんなサイズなんて気にすることないぞ。俺は今の瑞鶴が」

 

瑞鶴「残念、外れ!」ガン

 

提督「――いたっ!? 脛を蹴るなよ!?」

 

瑞鶴「フンっ! ほら、次、重巡洋艦のところ行くわよ!」

 

提督「お、おう……」

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~最上型~

 

提督「ふむふむ。じゃあ、熊野とくまりんこはティーセット、最上はスポーツシューズで鈴谷は何にするんだ?」

 

鈴谷「ふっふーん。鈴谷、最近また大きくなってきちゃってさ。新しい下着が良いなぁ」ニヒヒ♪

 

提督「サイズが分からないから買えないんだけど」

 

鈴谷「じゃあ、触って確かめてみる?」

 

熊野「また始まりましたわね……」

 

提督「(……こいつ、からかってるな? ちょうどいい機会だ。ここで一回、男の怖さを思い知らせておこう)」

 

提督「わかった。じゃあ、遠慮なくいかせてもらうぞ」

 

鈴谷「へ?」

 

予想外の返しに鈴谷は一瞬、動きが鈍くなる。その僅かな間があだとなった。

 

いつも優しげに微笑む提督はそこにはいない。何とも形容しがたい威圧感を身にまとい、鈴谷に近寄る。その度に鈴谷は一歩、後ずさる。

 

だが、ここは小さな部屋の中。すぐに壁へと追い詰められた。

 

鈴谷「え? え? 提督!?」

 

鈴谷のそんな声も無視して彼は顔を近づけた。ドン! と顔を挟むようにして両腕を壁に突き、逃げ場を奪う。二人の距離は目と鼻の先。

 

鈴谷「て、提督!? な、何してんの!?(近い近い近い近い近い! 顔が近いよぉ!///)」

 

提督「何って……鈴谷が触っていいって言ったんだろ? だから、これからじっくり試させてもらおうと思ってな。なに。出張は明日だ。夜まで時間はたっぷりある」

 

鈴谷「よよよよ夜!? 夜戦!?(どどどどうしよう!? いつも演技してるのがバレちゃう! 夜戦なんて経験したことないのに……!)」

 

提督「ああ。……鈴谷は嫌か?」

 

鈴谷「い、嫌じゃないけど……その……初めてだしゴニョゴニョゴニョ……」

 

提督「嫌じゃないなら……いいだろ?」スッ

 

鈴谷「ひゃっ」

 

提督は左手を紅潮した初心な少女の頬に添える。視線が重なる。鈴谷は覚悟を決めて、瞳を閉じた。提督もそれを見ると、さらに顔を近づけ――

 

鈴谷「いたッ!」

 

彼女の額を指ではじいた。

 

鈴谷「て、提督?」

 

提督「引っかかったな、鈴谷?」

 

鈴谷「へ? ……へ?」

 

提督「いいか、鈴谷。男をからかうのはほどほどにしておけよ。じゃないと、こんな風にされてしまうからな。男ってのは狼なんだ。鈴谷みたいに可愛い女の子に誘惑されたらまず間違いなく襲ってしまうからな――って、鈴谷、聞いているのか?」

 

鈴谷「」プシュー

 

熊野「彼女なら途中から魂が抜けた状態になってますわよ、提督」

 

提督「え? なんで?」

 

瑞鶴「自分で考えなさいよ、アホ」

 

提督「なんで、また拗ねてるんだ、瑞鶴?」

 

瑞鶴「うちの提督さんがよっぽどバカだってわかったからよ!」ガン

 

提督「またかっ!?」

 

瑞鶴「ほら! 次で最後なんだから行くわよ!」

 

提督「お。おい、瑞鶴! と、とりあえず、四人とも留守の間は鎮守府をよろしく頼む!」

 

熊野「はいはい。いってらっしゃいませ。……さて、このおバカさんをベッドに運びましょうか」

 

最上「そうだね。……それにちょっと怒らないといけないこともあるしね」

 

三隈「うふふ。起きたらお仕置きですねぇ……」

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~廊下~

 

提督「ず、瑞鶴! 待ってくれよ!」

 

瑞鶴「……ねぇ、提督?」

 

提督「なんだ?」

 

瑞鶴「提督さんはさ……」

 

提督「お、おう」

 

瑞鶴「……やっぱなんでもない」

 

提督「な、なんだよ、それ」

 

瑞鶴「なんでもいいでしょ! ちゃっちゃとついてくる!」

 

 

 

 

瑞鶴「(……聞けるわけないじゃん。鈴谷みたいな子が好みなの? なんて……)」

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

~空母の部屋~

 

 

赤城・加賀「「食べ物がいいです」」

 

提督「うん。君ら二人はわかっていた。翔鶴と鳳翔さんは何かほしいものはあるかい?」

 

翔鶴「私ですか? 特にはないのですが……せっかく提督が買って下さるのだし……。そうですね……」

 

瑞鶴「そうだよ、翔鶴ねえ。提督さんの懐事情なんか気にせず高いもの選んじゃえ」

 

提督「ああ、趣味がないものだからお金は有り余っているんだ。なんでもいいぞ?」

 

瑞鶴「ほらほら~。こう言ってることだしさ」

 

翔鶴「……でしたら、そろそろ夏と言うことで……麦わら帽子に白のワンピースでいいですか?」

 

提督「おお! 定番だけどいいな。清楚な翔鶴に似合いそうだ」

 

翔鶴「あ、ありがとうございます(提督の私室に伺った時に広がっていた雑誌に折り目がついていましたから好みだと思いました!)」

 

瑞鶴「うんうん、翔鶴ねぇにピッタリだと思うな!(私が提督さんにおねだりしてたのと同じだ! 姉妹おそろいで嬉しいな)」

 

提督「よし、これであとは鳳翔さんだけだが?」

 

鳳翔「私はいいですよ? 特に必要なものもありませんし……」

 

提督「鳳翔さん、遠慮しなくていいんですよ?」

 

鳳翔「遠慮なんてしていませんよ。私はお土産よりも提督が無事安全に帰ってくる方が嬉しいです」

 

提督「ほ、鳳翔さん……」

 

翔鶴「(さ、流石お母さん。考えていることが違います)」

 

瑞鶴「(提督さんってば嬉しそうにして……鳳翔さんみたいな大人がいいの? うーん、わからなくなってきちゃった……)」

 

提督「……わかった。では、鳳翔さんの気持ちをありがたく頂戴するよ」

 

鳳翔「ふふっ。それはよかったです」

 

瑞鶴「…………」ムスッ

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~提督室~

 

瑞鶴「はぁ……、疲れた」

 

提督「協力ありがとうな、瑞鶴」

 

瑞鶴「いいわよ、私、秘書艦だし……。なにはともあれ、これで全員分集まったわね」

 

提督「……いや、まだ聞いていない子が一人いるぞ」

 

瑞鶴「えー、誰―! もう私、疲れたー!」

 

提督「瑞鶴だよ」

 

瑞鶴「……あー、そういえば言ってなかったわね」

 

提督「そうそう。それで何か要望は?」

 

瑞鶴「(うーん、特に今、欲しいものはないし……。あ、鳳翔さんみたいにしたら提督さん、私のこともちょっとは気にしてくれるかなぁ……?)

 

瑞鶴「私もいいよ。提督が早く帰って来てくれるのが一番かも」

 

提督「何もいらないってこと?」

 

瑞鶴「うーん、まぁ、そうなるわね」

 

提督「……なら、俺が好きに選んできてもいいか?」

 

瑞鶴「提督さんが?」

 

提督「そう。俺が瑞鶴にプレゼントしたいものを買ってくる」

 

瑞鶴「……そこまで言うなら提督さんのチョイスに任せようかな?」

 

提督「俺が何を買ってきても後悔するなよ?」

 

瑞鶴「うん。提督さんが買ってきてくれたものを嫌がるわけないじゃん」ニカッ

 

提督「っ! ……そうか」

 

瑞鶴「そうそう。なんだかんだで私と提督さんも長い付き合いだし、私の好みは分かっているだろうし」

 

提督「ああ、もちろんだ。瑞鶴に関することならだれにも負けない自信がある」

 

瑞鶴「……そういう恥ずかしい言葉をサラッと言うのやめてよね。恥ずかしいから」

 

提督「悪い悪い。まぁ、そういうことなら任せてくれ。瑞鶴が喜んでくれることを祈って、買ってくるよ」

 

瑞鶴「うん、よろしく! 楽しみにしてるから。じゃあ、私は翔鶴ねぇと演習行ってくるね」

 

提督「いってらっしゃい」バタン

 

 

 

 

 

 

 

提督「…………」

 

提督「……ふぅ」

 

提督「……そろそろ覚悟決めないといけないよな」

 

そう呟いて、机の引き出しを開ける提督。

 

そこには書類が一式、置かれていた。

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

~二日後~

 

 

今、私は猛烈に怒っている。

 

提督が帰ってきた。それは嬉しい。

 

みんなも久しぶりに提督の顔を見て、喜んでいる。榛名は本物の家じゃなかったので残念そうだったが、これと人形を使って将来の練習をするとか言っていた。

 

その瞬間、数艦が彼女に目を向けたのは怖いので忘れられない。

 

……で、順番にお土産が回っていく中、ないのだ。

 

私の分が。

 

そんな意味を込めて提督に視線を送ると、あいつはいつもの如く優しげな笑みを浮かべていた。

 

「むぅ……」

 

あんなこと言っておいて、私のプレゼントは忘れたっていうの?

 

提督のそばに近寄り、腹を肘でつついた。

 

「ねぇ、提督さん? 私の分がないんだけど?」

 

結局、鳳翔さんには割烹着をあげていたのに!

 

一瞬、提督の顔が強張って、でもすぐに人の良さそうな笑いを顔に張り付けた。

 

「……ああ、瑞鶴の分は提督室においてあるんだ。今からついて来てくれないか?」

 

「えっ、そうなの?」

 

「ああ。あとで秘書艦の君には聞くことがたくさんあるからその時に渡そうと思っていたんだ」

 

な、なーんだ。あるのか。

 

そうかそうか。……ほっ。

 

私の事、忘れられたのかと思った。

 

提督さんは早速、お土産の品を食べ始めている赤城さんに提督室に戻る旨を伝えると、私の隣に並ぶ。

 

「行こうか、瑞鶴」 

 

歩き出す彼に私も続く。

 

珍しい沈黙。でも、こんな時間も……まぁ、悪くないかな?

 

心地いい時間もすぐに過ぎ、あっという間に提督室についた。

 

中に入ると、彼はこちらに振り返った。

 

「? コート、掛けないの?」

 

「……ああ、こいつのポケットに瑞鶴へのプレゼントがあるからな」

 

「へぇ、そうなんだ」

 

ポケットに入るサイズのプレゼントかぁ。

 

髪留めかな? それともネックレス? 

 

……まさか指輪だったりして。

 

……アハハハ、ないない。この鈍ちんな提督さんがそんなこと有り得ない。

 

どうせ、アクセの一種だろう。そう思って、私は続きを促した。

 

「……で? 提督さんは私にどんな素晴らしいプレゼントをくれるのかしら?」

 

「瑞鶴にとって素晴らしいものかはわからないけど、そうなることを願うよ」

 

そう笑って、彼はポケットの中から一つのケースを取り出す。

 

紺色の蓋を開ける。中身が私に見えるように。

 

銀色のリングが大切に仕舞われていた。

 

「一目、君を見た時からずっと好きだ。君の為に生きたい。だから、瑞鶴。――君の人生を俺にください」

 

「――――」

 

言葉を失う。

 

提督さんが好き? 誰を? ――私を?

 

そのことを理解すると、次第に視界がぼやけて、うるんでいく。

 

自然と頬を涙が伝う。

 

言わなきゃ。言わなきゃいけない。

 

私の気持ちを。本音を。

 

私のせいで困惑している、大好きなこの人に向けて。

 

「――はい、喜んで」

 

私がそう言うと、彼はちょっとだけ目を見開いてから、笑いだす。つられて、私も笑ってしまう。

 

彼はケースに入っていた指輪を手に取った。

 

私は左手を差し出す。

 

そして、その薬指に幸せの証がはめられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お気に召していただけたかな?」

 

「いちばん素晴らしいプレゼントよ……バカっ!」

 




榛名は大丈夫です(ハイライトオフ)


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