ダンガンロンパ 世界で一人だけの天才医師   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!

フラッぴーです!

やっぱりダンガンロンパ面白いですね!
今はリロードの2をやっています


第25話 ラッキースケベとパーティー

 

帝人が教室が入って数分がたった。周りを見ると罪木がいないことに気がついた帝人は小泉に罪木の居場所を聞いた。

 

 

 

「なあ小泉。罪木の姿が見当たらないけど、どこに行ったんだ?」

 

 

 

「蜜柑ちゃんなら日向を迎えに行ったわ。予備学科の人は本科の人の許可を得ないと入れないから」

 

 

 

「そっか」

 

 

 

罪木の居場所を聞き終えると澪田が勢いよく帝人に近づいた。

 

 

 

「帝人ちゃん何やってるんすか!!主役はもっとこっちに来るっすよ!!」

 

 

 

「ひ、引っ張るなよ。わかったから」

 

 

 

澪田に引っ張られた帝人は教室の中央に向かっていった。小泉はそんな二人を見て小さく笑った。そのあと後ろを振り向くと西園寺が教室ののドアで何かしていた。

 

 

 

「日寄子ちゃん、何やってるの?」

 

 

 

「あ、小泉おねぇ。見ての通りドアに黒板消しを挟んでるんだよ。これで教室に入ってきた罪木と日向おにぃにぶつけて埃まみれにしてやろうと思って」

 

 

 

「またそんなこと考えて……」

 

 

 

頭を抱えながら溜息をついた小泉は西園寺を見守っていた。何故止めないのかは日向が黒板消しを頭に当たっているところを小泉も見てみたいらしい。そんなことを考えていると西園寺は黒板消しを挟み終えて小泉のところにパタパタと走ってきた。するといきなり教室のドアが開いた。ドアをみると日向と罪木が帰ってきていた。そのせいで黒板消しは落下していた。

 

 

 

「あ!」

 

 

「よし!引っかかった!」

 

 

 

……が、黒板消しは日向の上に落ちず、意外なことが起きた。

 

 

 

「日向君!あぶないですぅ!!」

 

 

 

日向の危険をいち早く察知した罪木は日向を自分のほうへ引っ張った。

 

 

 

ぽよん

 

 

 

そのせいで日向は罪木の豊満な胸に顔を埋めることになってしまった。もちろんその光景は教室のみんなに見られている。

 

 

 

「大丈夫ですか!」

 

 

 

「く……苦し……」

 

 

 

「苦しいんですか!!今治療しますから!」

 

 

 

「ち……ちが……」

 

 

 

「あのー蜜柑ちゃん。多分違う意味で苦しいんだと思う」

 

 

 

「へ?」

 

 

 

自分が日向に何をしているのかがようやく気づき、顔を真っ赤にして日向を離した。

 

 

 

「ひゃあああああ!!!!ごごごごごごめんなさーい!!!」

 

 

 

「い、いや……気にすんな」

 

 

 

「日向くん顔真っ赤だね。あ、帝人君がして欲しかったら私もしてあげるから」

 

 

 

「いいいいや、いいよ!」

 

 

 

「むぅ」

 

 

 

「んふふふふふ。罪木さんそのまま僕も抱きしめ天地雷鳴!!!」

 

 

 

花村がなにか言いかけたところを辺古山が竹刀で、九頭龍が蹴りで吹っ飛ばした。

 

 

「ったくあいつは隙があったらすぐに変なことを言おうとするからな」

 

 

 

「そうですね」

 

 

 

「と、とりあえず中に入ったら」

 

 

 

「は、はいぃ」

 

 

 

「お、おう」

 

 

 

日向と罪木は教室に入り、帝人のところへ向かっていった。

 

 

 

「帝人!罪木から聞いたぞ。お前そんな過去があったんならなんで俺ら相談してくれなかったんだよ!」

 

 

 

「ごめん」

 

 

 

「でもちゃんと帰ってきてくれてよかったよ」

 

 

 

「お前は一人じゃねえんだ。俺らがいる。そうだろ?」

 

 

 

「そうだぜ。また一緒にバカやろうぜ」

 

 

 

「九頭龍、左右田。ありがとう」

 

 

 

「もう!帝人ちゃん顔暗いっすよ。もっと笑うっす!!」

 

 

 

「紫藤さん、昨日七海さんの家に泊まったんですよね。どう過ごしたんですか?」

 

 

 

「「え!?」」

 

 

 

「あ、それ私も気になる」

 

 

 

「唯吹も気になるなるー!!」

 

 

 

「僕も気になるかな」

 

 

 

「それは興味深いねぇ。教えてよ紫藤君」

 

 

 

「僕の予想だとこうじゃないかな。あるところに紫藤君のバナナと七海さんのドーナツがありました。その2つが少しずつ近づいていって」

 

 

 

「行け!地獄の番犬!」

 

 

 

パクッ

 

 

 

「ギャアア!」

 

 

 

「犬じゃなくて熊だけどな」

 

 

 

「はわわわ!?なんで熊が!?」

 

 

 

「ちょっと待て!おい紫藤!!七海!!花村の言った通りなのか!」

 

 

 

左右田が問いかけると、帝人と七海はこう答えた。

 

 

 

「ちょっ!!ちょっと待て!!」

 

 

 

「確かに私と帝人君は恋人同士になったけど!」

 

 

 

その言葉を聞いた直後……。

 

 

 

「なっ!?ままままマジかよ!!」

 

 

 

「千秋ちゃん!本当なの!」

 

 

 

何人かに問いかけられ、二人は頷いた。(花村の言ったことは答えなかったが)

 

 

 

「七海さん!おめでとうございますわ!!」

 

 

 

「がっはっはっはっは!!!!こりゃめでたいわい!!」

 

 

 

「なんかよくわからんがめでたいな!」

 

 

 

「素晴らしいよ!」

 

 

 

「二人は大人の階段を上ったのね。先生は嬉しいよ」

 

 

 

「も、もうこの話はやめよう!!」

 

 

 

七海がそう言うとみんなも同意し、その話は終わった。

 

 

 

「あれ?そういえば花村と西園寺はどこに行ったんだ?花村は熊に食べられたから保健室か?」

 

 

 

「花村君は食堂の厨房を借りに行ったわ。西園寺さんは手伝いをするって言っていたわ」

 

 

 

「花村のことだから絶対凄えやつを作ってくるぞ!」

 

 

 

「楽しみだね、帝人君」

 

 

 

「やっと付き合ったんだね。おめでとう!」

 

 

 

「七海さんおめでとうございますぅ」

 

 

 

「帝人、おめでとう!」

 

 

 

「「ありがとう」」

 

 

 

そんな会話をしていると教室のドアが開いて、花村と西園寺が料理を運んで入ってきた。

 

 

 

「みんな〜、出来たよー」

 

 

 

「ありがとう花村君。さあ!みんな一人ずつ取りにきてー!」

 

 

雪染は皿に料理を盛り、飲み物と一緒にみんなに配っていった。配り終わり、みんな輪になって座った。

 

 

「みんなー行き渡ったわね!それじゃあ、紫藤君が戻ったことを祝して乾杯!!」

 

 

 

「「「「「乾杯!!!」」」」」

 

 

 

「か、乾杯」

 

 

 

みんなコップを上にあげて乾杯した

 

 

 

 




花村と西園寺が作った料理かー。


また何か起こるかもしれませんねー。

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