エリート警察が行くもう一つの幕末   作:ただの名のないジャンプファン

45 / 58
更新です。


第44幕 動乱

 

 

 

 

 

新月村の村はずれにある一際大きな屋敷。

その屋敷こそ、志々雄がこの新月村を統治、湯治をする為に立てた屋敷であった。

そして、門前にて信女は意外な人物と再会する。

以前、時尾と共に横浜見物へと行った際、出会った沖田とよく似た容姿の青年、瀬田宗次郎。

信女もまさか、宗次郎が志々雄の仲間で大久保暗殺の下手人とはこの時まで知る由もなかった。

そして宗次郎は信女に自分達の仲間にならないかと誘うが信女はそれを断った。

だが、宗次郎の様子から彼は諦めていない様子。

そんな宗次郎に信女は、「手に入れたくば、自分を倒せ」と言うと、宗次郎はその答えに納得し、それを実行すると言う。

その様子を剣心は面白くないと言った表情で見ていた。

やがて、3人は宗次郎の案内の下、志々雄が居ると言う奥の間についた‥‥。

 

「志々雄様、湯上りに一杯どうです?」

 

志々雄の傍にいた遊女の様な女性が志々雄に酒を勧める。

 

「来た」

 

志々雄は襖の向こう側に居る気配を感じ取り、一言呟く。

そして、志々雄の予見通り、襖が開かれそこから宗次郎、剣心、斎藤、信女が奥の間へと入ってきくると、3人は志々雄と対面した。

 

「お主が……志々雄真実でござるか?」

 

剣心は座布団の上に胡坐をかき、手にキセルを持つ包帯を纏った男に名を尋ねる。

 

「"君"ぐらいつけろよ、無礼な先輩だな」

 

「気にするな、無礼はお互い様でござる」

 

どうやら、この包帯男こそ、自分達が今回討伐すべき男、志々雄真実で間違いない様だ。

 

「オイ、そんな所にボーッと突っ立っていていいのか?抜刀斎、もしくは信女なら一足飛びで志々雄の所まで斬り込むぞ」

 

挑発序に斎藤が宗次郎に警告を入れる。

 

「大丈夫ですよ。今井さんはわかりませんが、緋村さんは斎藤さんと違って不意打ちなんて汚い真似、絶対しませんから」

 

宗次郎の笑顔に斎藤は『コイツ、見透かしてやがる…』と内心そう思いつつ舌打ちした。

 

「何故この村を狙った?お主の狙いはこの国そのもので小さな村の一つや二つではなかろう」

 

剣心は何故この新月村を支配したのかを志々雄に尋ねた。

すると志々雄は、

 

「‥‥温泉」

 

と、一言呟いた。

 

「ん?」

 

「ここに湧いている湯はこの火傷だらけの肌によく効いてな、でも他の湯治客が俺を見たら怖がってしまうだろ。だから俺のものとしたんだよ」

 

志々雄は新月村を支配した訳を剣心達に話す。

しかし、その内容があまりにも独りよがりな理由だった。

だが、どこまで本気なのかわからない。

本当に温泉だけが目的なのか?

それとも何か別の目的があるのか?

兎も角、剣心はその理由を聞き、顔を強張らせ、

 

「お前は……たったそれだけの事でこの村をメチャクチャにしたのか…」

 

剣心の言葉にククク…と笑う志々雄と隣に居る遊女。

 

「冗談だよ、冗談。ムキになるなよ、噂に違わずくそ真面目な性格のようだな」

 

「安い挑発だ。どこかの小娘みたいに一々ムキになるな」

 

斎藤が剣心に拳骨を入れて忠告する。

 

「この村を取ったのは東海地方制圧の軍事拠点にする為さ。まっ、ここの温泉も本当に気に入ってはいるがな」

 

志々雄はこの新月村を占領した訳を話す。

 

「志々雄‥‥」

 

剣心が再び志々雄に何か言おうとしたら、

 

「お前は黙っていろ」

 

斎藤が遮った。

 

「それで、ここを拠点に明治政府に復讐する気かい。包帯の若いの?」

 

斎藤が志々雄に今回決起に走った本当の理由を尋ねる。

 

「新撰組三番隊組長 斎藤一さんか…あんたは抜刀斎より俺に近い性質だからもっと理解っているかと思っていたが今イチのようだな。俺はなぁ、この傷をつけた連中に今更復讐する気なんてさらさらないんだよ。むしろ感謝しているくらいだ、この傷は身に染みる程いろいろと教えてくれた」

 

やはり、志々雄は過去の復讐などする気はなかった。

剣心達がきいた志々雄の動機はやはり表向きのカムフラージュだった。

志々雄は包帯が蒔かれた自らの体に触れ、過去の教訓を語った。

 

信じれば裏切られる

 

油断すれば殺される

 

殺される前に殺れ

 

「それから、"本当にいい男はどんなになっても女の方から寄って来る"って事もな」

 

そう言って志々雄は傍にいた遊女を抱き寄せる。

 

(それは人それぞれの好みだと思う‥‥って言うか剣心も志々雄もちょっとナルシストが入っているんじゃない?長州の志士は皆そうだったの?)

 

包帯の為、よく見えなかったが志々雄のドヤ顔を見て信女は心の中で呆れた。

 

剣心、斎藤、信女が志々雄と対面している頃、

屋敷の外では‥‥

 

「待ちなさいってば!!栄次」

 

「俺のことはもう放っておいてくれって言っているだろう」

 

「ちょっと、ちょっと」

 

「このままじゃ、何も悪い事はしていねぇのに尖角の奴に殺された親父やお袋、兄貴たちが浮かばれねぇ‥せめて俺の手で兄貴たちの仇を‥‥」

 

「気持ちはわかるけど、屋敷の中は志々雄の兵隊が厳重に警備しているのよ。そんな所にやみくもに飛び込んで行ったら、なぶり殺しにされるだけだわ‥尖角って奴に出会う前にね‥‥」

 

「じゃあ、どうしろって言うんだよ!?どうしたらみんなの仇を‥‥」

 

「あたしに任せなさいって、これでも泣く子も黙る御庭番衆なんだから」

 

「御庭番衆?」

 

操の言う御庭番衆の意味が分からない様子の栄次。

 

「まぁ、見てなさい」

 

「おい、どうする気だ?」

 

操は手ごろな大きさの枝を拾うと、

 

「いい、あたしが合図したら走るのよ」

 

「えっ?」

 

操は手に持った枝を志々雄の館にある植木に向かって投げる。

すると、枝は植木に当たりガサガサと音を立てる。

 

「なんだ?」

 

「どうした?」

 

「こっちで物音がしたぞ」

 

庭を警備していた志々雄の兵隊は物音がした植木の近くに集まる。

 

「今よ」

 

操の合図と共に操を栄次は走り、彼女栄次の手を掴み、一気に塀の上にジャンプする。

そして、塀の上から庭の様子を窺う。

 

「なんだ?」

 

「フクロウじゃないか?」

 

「まったく人騒がせな」

 

集まっている兵隊を尻目にやすやすと志々雄の館に庭に侵入した。

 

「どう?ちょっとは見直した?さっ、行くわよ」

 

「お、おう」

 

操と栄次は尖角を求めて屋敷の敷地内を見つからない様に慎重に進んだ。

 

 

「そうかい、だったらいい加減静かにしてくれないか?お前1人の為に日本中を飛び回るのは結構 疲れるんだ」

 

「ええ、全くだわ」

 

志々雄1人につき合わされて不眠不休で日本中を駆け回るのは信女としても本当に勘弁だった。

 

「あんたも俺も先輩も、同じ幕末を生きた男だろ。まっ、そこの今井って奴は女だが… 男のお前らは何で俺の気持ちがわからないのかねぇ‥‥」

 

志々雄は呆れる様子で紫煙を吐く。

 

「攘夷だ、勤皇だ、佐幕だの言っても所詮 幕末ってのは戦国以来300年を経てやって来た、久々の動乱なんだぜ。佐幕派も討幕派もそれぞれがそれぞれの"正義"って 錦の御旗を掲げて日々 争い殺し合った動乱の時代‥そんな時代に生まれ合わせたのなら、天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろ」

 

口端を上げて笑う志々雄に宗次郎と遊女が静かに拍手を贈る。

 

「貴方は生まれる時代を300年ほど間違えたわね」

 

強いその演説を聞いて信女が感想を言う。

 

「ああ、俺もそう思うぜ‥‥そんで、暗殺されかけてやっと傷を癒して出て来てみれば、動乱は終わって明治政府なんてもんが出来てやがった。しかも俺1人を抹殺するにも事も出来ない弱々しい政府だ。こんな弱々しい政府に国は任せらんねェだろう…ならば!!」

 

志々雄がそこで手に持っていたキセルをへし折る。

 

「動乱が終わったのなら俺がもう一度起こしてやる!俺が覇権を握り取ってやる!そして俺がこの国を強くしてやる、それが俺がこの国を手に入れる"正義"だ」

 

「だが……その正義のために血を流すのはお前じゃない。その血を流したのは今を平和に生きていた人達だ」

 

剣心の脳裏には弟を必死に守り死んでいった三島と彼の言う通り、幕末の動乱が終わり、やっと平穏な日常を送っている筈なのに志々雄1人のせいで命を落とした三島の両親の姿だった。

 

「この世は所詮 弱肉強食…と言っても先輩は納得しそうにないな」

 

「志々雄真実、お前1人の正義の為にこれ以上人々の血を流させるわけにはいかぬ」

 

剣心は逆刄刀を抜刀した。

 

「斎藤さん、あなたは?」

 

「俺はあいつの様に綺麗事言う趣味はないがな、どうやら志々雄を仕留める側の方が性分に合っていそうだ」

 

「信女さんもやっぱり斎藤さんや緋村さんと同じ考えですか?」

 

志々雄の言葉を聞き、何か心境に変化があったかもしれないと思い宗次郎は信女にも尋ねる。

 

「志々雄の言うことは自然の摂理としては間違っていない‥でも、人は理性を持ち、考える事の出来る生き物よ。彼の考えはどうも人間ではなく獣に近い考えね‥‥だから、私も彼の考えには賛同できない」

 

「俺も闘るなら闘るでも構わないけどな、どうせ闘るなら"花の京都"としゃれこみたいもんだ。まぁ どうしてもやると言うなら‥‥」

 

志々雄が、トントン と畳に手を付くと床下から筋肉モリモリマッチョマンな大男が畳を切り裂いて飛び出し3人の前に立つ。

 

「この新月村を統治する尖角が相手だ!!!」

 

畳の下から現れた大男は自らの名を名乗る。

 

「ハハハ‥‥尖角さん、相変わらず荒っぽいな」

 

宗次郎は相変わらず笑みを浮かべながら尖角のド派手な登場に驚いている様子もなく言う。

 

「尖角…栄次の両親と兄を殺した男でござるな」

 

剣心が尖角を睨む。

 

「それがどうした?」

 

剣心が逆刃刀を構える中、信女が手で剣心を制する。

 

「信女?」

 

「このデカブツは私が相手をするわ‥三島や大勢の警官達の恨み‥晴らしてやる」

 

「だが、信女‥‥」

 

「大丈夫‥殺さないようにするから‥‥」

 

「ふん、お前の様な奴が俺の相手だと?ふざけているのか?」

 

「大真面目よ‥‥貴方じゃ私に勝てない」

 

「ふん、ならば試してみるがいい!!ブァウアアアッ!!!!」

 

巨体の割に速さのある尖角が3人の目前までくると、斎藤と剣心はサッと避けた。

そして、正面にいた信女目掛けて自らの獲物を突き出すと衝撃と共に襖に叩きつけた。

 

「あっ!?信女さん」

 

宗次郎は敵にも関わらず、信女が殺されたのかと思い声を上げる。

 

「ふん、今井信女、恐るるに足りず!」

 

「‥‥言った筈よ、三島や大勢の警官達の恨みを晴らすって」

 

尖角の獲物を刃で受け止めつつ、無表情のまま尖角を見上げる信女。

 

「恨みを晴らす?だと?」

 

「ええ」

 

「フン、面白い!!今まで99人を刻み殺したこの尖角の100人目の獲物は‥‥お前だ!!!」

 

「99人‥すいぶんと斬ったじゃないか」

 

「ブァウアアアッ!!!!」

 

尖角は握り懐剣を振り回し信女を追いかける。

 

「なかなか、早いわねあの娘‥でも、速さ比べなら尖角も負けなくてよ」

 

「‥‥」

 

遊女の言う通り、尖角はその大きな体の割に信女の動きに着いてくる。

信女はある程度動くと切り返し、尖角の背後をとる。

 

「おい、新撰組ってのは背後に逃げ回る事しか出来ない臆病者なのか?そのくらいなら‥‥」

 

尖角はスッと動くと、信女の背後に回る。

彼の動きを見るとやはり一般人が相手では尖角は恐ろしい相手だろう。

 

「俺にだって出来るぜ‥速さは互角。だが、俺には貴様には無い剛力がある!!そしてこの握り懐剣がその2つを最大限に活かすのだ!!ブァウアアアッ!!!!」

 

再び尖角と信女の追いかけっこが始まった。

 

奥の間で信女と尖角が追いかけっこをしている頃、志々雄の屋敷の敷地内に潜入した操と栄次は、操が木の上から降りてきた蜘蛛に驚き声を上げてしまい、警備の兵隊に気づかれてしまった。

操は蜘蛛と毛虫は苦手だったのだ。

そこで操はやむを得ず、戦う事にし、近づいてきた兵隊5人をあっという間にのしてしまった。

その中の1人が呼び笛で仲間を呼ぼうとした時、栄次が刀を突きつけ、その兵隊を案内役に脅し、2人は屋敷の中に入れた。

 

「ブァウアアアッ!!!!」

 

尖角と信女の追いかけっこで立派な作りだった奥の間はボロボロになっていた。

最もボロボロにしているのは尖角であるが‥‥

 

「この、ちょこまかと‥‥貴様と俺の速さは互角!!ゴキブリの様にいつまでも逃げ回れると思っているのか!?」

 

逃げ回っている信女に尖角はイラついている様子。

 

「思っているからそうしているのよ」

 

「ブァウアアアッ!!!!」

 

「苦戦していますね‥‥信女さん‥‥助太刀しなくていいんですか?」

 

宗次郎が尖角と信女の追いかけっこを見て斎藤と剣心に尋ねる。

 

「冗談、あんなの相手に自分の太刀筋を見せる気にはなれん。だろう?抜刀斎」

 

「‥‥」

 

斎藤がチラッと剣心を見ると、剣心は信女よりも志々雄の事をジッと見ていた。

 

「ふん、見なよ。つい、さっきまで薄ら笑いを浮かべて喋りまくっていたのによ、戦いが始まった途端あの面だ‥敵(今井)の技を見極めようとしていやがる‥油断も隙もありゃしねぇ‥‥当然、今井の奴も志々雄のあの視線に気づいている‥だから、ああやって相手の自爆を誘っているのさ」

 

斎藤はなぜ信女が技の一つも出さずに逃げ回っているのか、その理由を宗次郎に語る。

 

「自爆?」

 

しかし、斎藤の言葉の意味を理解できずに首をかしげる宗次郎。

すると、戦いの決着がついた。

信女が尖角の背後をとり、尖角が信女に襲いかかろうとした時、尖角の足の筋肉の筋が切れた。

 

「ぐぁぁぁぁー!!」

 

突如襲い掛かる足の痛みに尖角は悲鳴をあげ、その場に倒れる。

 

「あ‥‥アぁ‥‥足…が‥足が‥お、お、折れた‥‥」

 

「無様ね‥‥」

 

倒れている尖角を信女は冷たく見下ろしていた。

 

「分からないって顔をしているわね‥‥いいわ、教えてあげる。貴方は速さを落とさず連続して動き続けたから、切り返しの際に、身体にかかる負担が限界を越えたのよ」

 

「バカな!?同じ速さで動いたのに、身体のヤワなお前より、俺の方が先に限界を越えるはずが…」

 

「同じ速さだから、体重が重い貴方の方が、身体にかかる負担も大きいのよ。そんな事も気づかないなんてとんだ脳筋ね」

 

「ば、バカな!?今までこんな事は一度もなかった!!俺の身体はこれ位の速さで限界を越えるはずは‥‥」

 

「バカが、まだ気付かないのか?」

 

叫び続ける尖角の言葉を斎藤が遮った。

 

「今井は切り返しの度に、徐々に速さをつり上げていたんだよ。"自分と今井は同じ速さ"と思い込んだ貴様は、そこにまんまと引っ掛かった訳だ。さっき99人を殺したとかぬかしていたが…100目は"自分自身"に決まりだな」

 

(へんなフラグを立てるからこうなるのよ‥もっともフラグを立てなくても勝っていたのは私だけどね‥‥)

 

呆然とする尖角を見据えて、ニヤリとする斉藤。

 

「さてと‥‥随分と痛そうね?その足‥‥」

 

信女が尖角の折れた足を見る。

彼の折れた足は変な方向に曲がっており、見るだけで痛そうだ。

 

「斬りとってあげましょうか?」

 

無表情の信女、その瞳は何も写ってないかのような...否、尖角には見えた。その瞳の奥に自分の足が斬られのたうち回る自分の姿を‥‥

 

「う…うそうそ。やってない!!やってない!!99人ってのは、言葉のアヤだよ、なっなっ…」

 

「でも、栄次の両親、三島を殺ったのは、貴方の仕業でしょう?少なくとも‥‥」

 

「うう…うぅ~‥‥」

 

事実を突きつけられ、口ごもる尖角。

 

「貴方が一般人を斬るよりずっと昔から私は千を越える者を斬ってきた。経験と実力の差ね‥‥いいお勉強になったでしょう?」

 

「尖角」

 

そして志々雄が尖角の名を呼ぶと彼はビクッと体を震わせる。

 

「最初からお前に勝ちなんざ期待しちゃいねぇが、このまま 技一つ出させないまま負けてみやがれ。この俺が直々にブッ殺してやる」

 

信女の殺気、志々雄が尖角に脅しをかける。

志々雄の言葉を聞き、尖角の顔は脂汗と冷や汗で汗まみれになる。

 

「うヴァあァあァ!!」

 

尖角は最後の力を振り絞り、懐剣を振り上げ信女に襲い掛かって来る。

そこを、

 

「飛天御剣流 龍翔閃!」

 

剣心が信女と尖角の間に割り込み、尖角の下から喉元を叩きつけ尖角を倒した。

しかし、志々雄に技の一つを見せてしまった失態に斎藤は、

 

「阿呆が…そんなデクの坊にまで情けをかけやがって、その甘さが命取りになるぞ」

 

「別に構わんさ、"後輩"相手にそう気張る事もあるまい!」

 

呆れた様に忠告したが、剣心は構わないと言い放った。

 

 

 

 

・・・・続く




ではまた次回。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。